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はい、始まりました。佐々木亮の宇宙話。今日はですね、野口宇宙飛行士が国際宇宙ステーションにSpaceXの宇宙船に乗っていくということで、
今日、明日、あさってぐらいはですね、その国際宇宙ステーションであるミッションについての特集みたいな感じで、連続でいろんなことを紹介していけたらいいなと思っております。
で、まあ、緊急報告ですね。緊急報告としては、この今回、野口宇宙飛行士の打ち上げが、明日、11月15日の朝9時に予定されていたと思うんですけど、
これが11月16日に延期になったっていうのを聞きまして、できれば明日の15日の打ち上げに合わせて、YouTubeの動画を上げたいなと思って、昨日の夜中、いろいろ動画を撮っては編集をしてっていうようなことをやっておりました。
はい、まあ、それでしっかり今日の午前中上げれたんですけど、やっぱりこういう宇宙のホットな話題とかっていうのを取り上げると、YouTubeの伸びっていうのはだいぶ変わるなっていうのを再び実感しています。
前回の宇宙飛行士の選抜試験の時とかも、結構そんな感じで再生数が伸びてたので、今後もそういうふうにホットな話題とかっていうのはしっかりと取っていきたいなと思っております。
はい、では本題に入っていきましょう。今回は今日、明日、明後日ぐらいで実際に野口宇宙飛行士が国際宇宙ステーションに半年間滞在するんですが、それの間にやることが予定されているミッションについていくつかピックアップして紹介していきたいと思います。
今日は、実際に半年の間で9つ大きく分けて、9つのミッションを進めていくらしいんですが、そのうちの1つである微小重力環境を活用した立体バイオ技術の開発っていうところに注目してみたいと思います。
すみません、すごく難しい言葉を羅列したように見えると思うんですけど、結局は今回このミッションで行うのは、IPS細胞っていうニュースとかでよく聞いてた新しい細胞を自分で作っていくみたいな臓器が作れるみたいな、
IPS細胞のバイオしていく臓器を作っていく過程を微小重力環境、国際宇宙ステーションのほぼ無重力な状態で行っていこうっていう研究ですね。
これに関しては、なんで宇宙でやる必要があるのかっていうところが多分皆さんの大きい疑問になってくると思うんですけど、これのなんで宇宙でやらなきゃいけないかっていうのは、人間の体の中っていうのは水分とか血液で満たされてるじゃないですか。
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で、その中に臓器はいろんな管でつながってるけど浮いてるような状態っていうのが想像できると思うんですね。で、この浮いてるときの状態っていうのが無重力状態に近いっていうところ、つまり四方八方から同じような力が働いてていうか全く偏った力が働かずにその場に浮いてるような状態で臓器っていうのは存在してるんですね。
なので、もし地球上で地上の実験室でiPS細胞で臓器を作っていこうとすると、どうしてもその重力っていうところに悩まされてしまう。
なので、その重力から解き放ってあげて、新しい環境下でiPS細胞っていうのがどうやって増えていくのか、どうやって臓器を作っていくのかっていうところを国際宇宙ステーションの実験等で行っていきたいというところで、今回の野口宇宙飛行士のミッションに含まれてるんですね。
こんな感じで結局宇宙ステーションを使うっていうところのメリットを最大限に生かせるようなミッションっていうのがこういうところでは採用されるんですね。
他にも結構いろいろあるんですが、もう一つ紹介していきましょう。もう一つ今回のミッションの中で面白いなって自分が思ったのは、次世代の半導体と呼ばれてる酸化ガリウムの物性測定っていうものがミッションの中に含まれてました。
これって半導体、皆さん半導体っていうのピンときますかね。半導体はもちろんパソコンとかスマートフォンを動かすために重要な部品の一つで、それっていうのは基本的にはシリコンとかで構成されてるんですね。
ただ現状そのシリコンで作る半導体っていうのが一番大量生産ができると、なおかつ能力もしっかりしてるっていう状況があるんですけど、ただそのままその物質を使ってるとそれ以上の能力であったりとか、それ以上コストを下げるっていうのが難しいっていう現状がありました。
そんな中で今注目を浴びてるのが酸化ガリウム。ガリウムっていう素材が酸化した状態のものですね。これがどうもシリコンが蓄えられるエネルギーよりも大きいエネルギーを発揮することができるっていう利点が一つと、
あと実際にそれを製品として作り上げるときにこれまでのシリコンで作っていた半導体に比べて非常に安価で、つまり低コストで高品質なものを作れるとして今かなり注目を集めていて、
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実際に国の予算とかも結構その研究開発費に充てられてるっていうところが現状としてあったんですね。それを実際に地球上だけじゃなくて無重力状態に持っていったときにどういう物性を示すのか、物質の性能を示すのかっていうところの実験も行われるというところが今回のミッションの一つに含まれておりました。
つまり今回のはそういう結構未来を見据えた基礎研究みたいなところっていうのがやっぱり無宇宙宇宙飛行士のミッションの中に含まれていて、人間の体を作るIPS細胞でさらには私たちが使うこういう電子機器の中に必ず使われている半導体の改善みたいなところがあるので、
この実験っていうのが実際に5年10年後に私たちの生活の中に取り入れられているっていう可能性が十分にあると。なので今回このポッドキャストを聞いている方はこの2つですね、しっかり押さえておいていただけると5年後ぐらいに納得していただけるような結果っていうのがどちらかでは得られているんじゃないかなと個人的には思っております。
ということで今回は野口宇宙飛行士があさって打ち上げが予定されている野口飛行士の宇宙滞在期間で行うミッションについて2つほどピックアップして解説させていただきました。
で明日あさってもですねこのように行うミッションであったりとかあとはなんかそういう打ち上げに関する情報などあと国際宇宙ステーションに関することなども発信していきたいと思いますのでぜひお楽しみにしていただけると思います。
で番組の感想や質問等はですねTwitterでハッシュタグ宇宙話宇宙は漢字話はひらがなでつぶやいていただけるとすぐ覗きに行きますので。
で面白そうな話っていうのはこちらのポッドキャストでもピックアップさせていただきます。
はいそんな感じでぜひぜひご意見いただければと思います。
それではまた明日お会いしましょう。さよなら。