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はい、始まりました。佐々木亮の宇宙話。このチャンネルでは、1日10分宇宙時間をテーマに、毎日誰でも最新の宇宙が学べる話題を、ドクター佐々木がお届けしております。
ということで、今日の本題ですが、今日は土曜日、日曜日で行うゲスト会の補助的なお話が少しできればなと。
で、より土日のゲスト会っていうのを楽しんでいただければなと思う立て付けとして、イレギュラーにちょっと暴走しておりますという感じです。
で、この土日でどんな方、ゲストを迎えるかっていうと、Pale Blue CEOの浅川潤さんという方で、このPale Blueっていう会社がどんなことをしているかっていうと、
人工衛星のエンジンになる推進機、スラスターと呼ばれるものですね。このスラスターと呼ばれるのは、多分皆さんなんとなく映画とかいわゆるSFとかでイメージできるかなと思うんですけど、宇宙空間でやってるあれです。
あれが実は人工衛星にとっての命綱というか、あれがないと自分の姿勢を制御できたりしないので、非常に重要になってくる。
で、プラスで今回ゲストに呼んでるPale Blueっていう会社は、その材料をなんと水でやってやろうっていうそんな会社なんですね。
これによって宇宙開発の未来っていうのが結構ガッツリ変わるんじゃないかなっていうふうに期待しているので、そんなお話を今日は楽しんでいただけるように、この推進機っていうところのまた新しい未来のお話、最新技術のお話なんていうのを少ししておいて、
土日のゲスト会楽しんでいただければと思っておりますので、ぜひ最後までお付き合いください。今日は結構コンパクトにいこうと思ってます。
ということでですね、本題に入る前に毎日恒例の近況報告させていただこうと思うんですが、今週ですね、ちょっと前にポッドキャストでコラボした農系ポッドキャストの楽しきラジオをやられているシンゴさんですね。
このシンゴさんからご自身で栽培されているきゅうりとかを送っていただけたんですね。これ非常に嬉しくて、なんか以前もきゅうりの収穫時期じゃないタイミングで別のお野菜送っていただいたりしたんですが、本当においしくて、なんか普段やっぱり家で野菜食べるタイミングが意識してないとなかなか減ってしまうっていう中できゅうりとかいただいたり
あとなんかツイッターで見ててめっちゃおいしそうだなと思ってたきゅうりのにんにく漬けみたいなやつも一緒に送ってくれたんですけど、これがうまくて、わざわざレシピを聞いてしまうぐらいのものだったので、人生初の漬物っていうものにチャレンジしてみようかなと思っているところです。
今回この紹介したのは、なんかポッドキャストのコラボで1回お話しするっていうだけじゃなくて、そうやってその後もたくさん関わっていただけるっていうのだったり、そろそろお野菜送っていただけるなんていうのは本当に嬉しくて、なんか温かい業界だなポッドキャストってすごい思いました。
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僕もせっかく湘南にいるんで、なんか湘南名物を送りたいなーなんて思ってはいるんですけど、そんな感じでなんかポッドキャストにつながった方々となんか最近はいろんなお話できたりとかですごい楽しいので、ぜひあの僕の土日の回っていうのは、なんか宇宙業界の方呼ぶか、またまたポッドキャストやってる方呼ぶかみたいな、大体大きく2択なので、そのあたりで別のポッドキャストチャンネルっていうのもすごい楽しんでいただきたいなと思ってます。
実は今週も1つ、今週というか来週も1つゲストとして出ている番組あるので、それは公開されるタイミングでお話できたらなと思ってます。とにかくポッドキャスト次は楽しんで、皆さんぜひこのチャンネル聞いてる方はきっと雑談系とかも聞いてるんだろうなと思うので、そこら辺も覗いてみたらいいのかなと思います。
そんな感じでポッドキャスト業界いいなというお話でした。いつも落ちなくてごめんなさい。ということで、じゃあ早速本題入っていこうかなと思います。
こっちがちゃんとしてればいいというところで、今日は今週の土日でゲストに呼ぶPale Blueっていう会社がやっている人工衛星のエンジン、スラスターと呼ばれるもの。
これが今回呼ぶ会社以外のところでどういう背景があって、今世界的にどういう動きになってるかっていうのを少しお話しして、土日のゲスト会この後の第1回、2回っていうのをしっかり聞いていただきたいなっていうところです。
今回紹介するのが推進材、推進機って呼ばれるもの。スラスターと呼ばれる人工衛星でプシュプシュなるものですね。あれって実はものすごく宇宙開発にとって大事でどういうことかっていうと、
人工衛星っていうのは基本的には例えばいろんなミッションがある中で、例えば天文の人工衛星だったらある星を見なきゃいけないっていうミッションがありますよね。そのミッションがある中でどうやって星に自分の人工衛星によっている望遠鏡を向けるのかっていうと、これは自分の姿勢を制御するしかないわけですよ。
どうやって制御するのかっていうと、やはり何か力を加えて姿勢を変えるっていうことが必要で、そのために使われるのがスラスターと呼ばれるものなんですね。なので、こういった何かミッションを行うためには必ず推進をしなければいけない。
その推進するための機械っていうのが、もし中身がなくなってしまう、燃料切れだったりとか、あとは単純に壊れてしまうなんていうところがあると、人工衛星自体の寿命がそこで終了してしまうっていうことになるんですよね。なので推進材、推進機っていうのは非常に重要な役割を担っているのが宇宙開発の中でのポジションですと。
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で、そんな中で今どんどん推進材、プシュプシュって飛ばしてるあの材料、ここに非常に課題感というか、解決しなきゃいけないっていうところが見えていて、なぜかっていうと一番よく使われるのがヒドラジンって呼ばれる材料なんですね。
これが名前も結構行々しいというか、結構怖そうな名前ついてると思うんですけど、本当にその通りで非常に毒性が強くて、温度管理とかも難しいから専門の業者じゃないとできないみたいな感じなんですよね。
なので、知り合いの方に聞いた感じだと、人工衛星飛ばそうとした時に、わざわざ外国から技術者を呼ばなきゃいけなかったりする時もあるというような感じで、非常に扱いが難しかったっていうところがあったりします。
なので、有毒なんで、開発してる段階でそれが漏れると人にも影響があるし、非常に困る。そんな中で、じゃあ扱いも簡単で、人にとっても、そして環境にとってもいいものっていうふうに考えられているのが、今グリーンプロペラントと呼ばれるものが非常に重要視されています。
このグリーンプロペラントっていうのは安全性が高くて扱いやすいものっていうのを総称して言っていて、いろんなところで実験進んでるんですね。その中の一つとして推進剤でこの材料いいんじゃないかっていうのが水です。
この水使ってるって、いろんな材料の名前、なんちゃらアンモニウムとか言われても正直あんまりピンとこないじゃないですか。そんな中で、うち水使ってるんだよ。水で毒性あるって基本的にあんまり想像として出てこないと思うんで、そのイメージ通りで非常にクリーンだと。
そういうような人工衛星の寿命を担う推進機を作っているのがフェールブルーっていう会社なんですよ。そこで展開されているサービスの内容だったりとかそういったところにどんどん注目が集まっていて、今回のゲスト会っていうのはそこの水を使った推進機っていうところに注目したお話とサービス展開どうやってやっているのかっていうお話をさせていただくんですよ。
これがどんどん実証実験、宇宙空間で使うっていうところが来年に控えてたりとか、マジでホットな領域で、プラスしてこのフェールブルーって会社が来年どんなことをやるのか。来年その実証実験が終わった後どういう展開をしていくのか。
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はたまたその後何年かっていうスパンの中で、この推進だけじゃなくてどういうような展開をしていくのかっていうお話が本当に面白かったです。プラスしてですね、朝川淳さん自体のお話もちょっと聞いてたんですけど、なんかめっちゃ人間味あります。
宇宙開発とか宇宙の研究やってる人って、例えばアポロとかのアポロ計画とかの名残なのか、宇宙飛行士の方がスーパーマン扱いされるからなのかわからないですけど、本当にすごい人だと勝手に思われてしまうんですよね。
なので僕もたまにそのハードルを1回壊さないと、なかなか雑談ができないなんていう時もたまにあるんですけど、その感じでやっぱり僕も見てしまうぐらいすごい人だと思ってたら、全然そんなことなくて、本当になんか意外と普通の大学生からここまで来たんだなみたいな。
これ言い方悪かったらめっちゃ申し訳ないんですけど、そんな感じで親近感が湧くような人だったので、そういったところも注目して聞いていただければなと思っております。
なのでですね、今宇宙空間の開発というか、宇宙開発加速している中で非常に重要視されている人工衛星の推進材、推進機、そのあたりのお話についてこの土日はがっつり深掘りしていこうと思っておりますので、興味がある方は覗いてみていただけたら嬉しいです。
ということで、今日のお話は土日の補足会というところで、どんな宇宙開発の軸になっている推進材、推進機っていうのがサービス展開されているのか、それがどうやってビジネスになっているのかっていうところを楽しんでいただければと思います。
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それではまた今日の夜お会いいたしましょう。さようなら。