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2022-02-25 10:44

506. 宇宙ステーションから人工衛星をポイっ!?

人工衛星はロケットから放出するだけでなく、

高速通信ステーションからも軌道に乗せられています!

しかもそれが事業化して行っています。


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はい、始まりました。佐々木亮の宇宙話。このチャンネルでは、1日10分、宇宙時間をテーマに、毎日誰でも最新の宇宙が学べる話題を、ドクター佐々木がお届けしております。
早速今日の本題です。今日の本題は、国際宇宙ステーションから放出する小型衛星の事業ですね。
こちらを展開している三井物産エアロスペース、これが新たな人工衛星をJAXAに提供したというお話をしていきたいと思っております。
今回紹介するのは、最近よく用いられているけど、実は多分皆さんあまり知らないんじゃないかなと思う
小さな人工衛星を地球の周りの軌道に放出する、投入していくための方法として提案されている国際宇宙ステーションからの人工衛星の放出事業
こちらについてご紹介していこうと思っているんですね。これは今後、宇宙空間の利用っていうところ、そして人工衛星を打ち上げていくっていうところになった時に
人工衛星を単純にロケットから直接軌道に載せていくっていうところではない方法も最近はいくつか実施されているので、今回はこちらについてご紹介できればなぁと思っております。
この事業ですね、三井物産エアロスペースという日本の企業が実際に行っている事業になりまして
今後はですね、こういった感じで宇宙で利益を上げてくる会社っていうのも出てくるんだぞというようなところを皆さんに知っておいていただけたら嬉しいなと思っておりますので、ぜひ最後までお付き合いください。よろしくお願いいたします。
はい、ということでですね、毎日恒例の近況報告させていただこうかなと思うんですけど、昨日ですね、立川FMのラジオ番組に出演してきました。
ありがたいことにですね、ポッドキャストを聞いてくださっている方からメッセージたくさんいただいたりして、番組やってる方からもメッセージ来てますっていうのを案内いただいたんですね。
番組の中でもいくつか紹介させていただいたりして、っていう感じで本当になんか聞いてくださっている方に支えられてるんだなっていうのを実感いたしました。ありがとうございます。
でですね、なんか放送の内容どうだったのかなっていうところで言うと、なんか前回は実はあんまりリハーサルをせずにそのまま本番に行ったんですね。なので結構その場での会話みたいになってて、今回はちょっとリハーサルをしたんですよ。
そうしたらリハーサルをしてしまったからこそなのか、僕がすごいガチガチになってしまって、なので前半は結構こうやって話そうと思ってるからって頭の中で考えて結構たどたどしくなってしまったかなっていうところがすごく反省としてありますね。
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ただまぁ後半はその状況にも慣れたので大丈夫だったんですけど、なんかそういうところに最初からちゃんと順応していけるような人がより仕事のできる人と言われるんだろうなぁと思いながら最初から順応できなかった自分にすごい悔しい思いがあるっていうのが正直なところです。
ただですね、パーソナリティやられている鈴木よしえさんと一緒に会話しながら、ああでもない、こうでもないと宇宙の話を楽しくできたので、これはこれで良かったかなと思っております。
はい、まぁそんな感じでラジオの手応えとしては反省を残りつつ楽しい収録でしたと、生放送かっていうようなところでお送りしております。それでは早速本題入っていきたいと思いますね。
今日の本題は日本の三井物産エアロスペース株式会社というところがスタートしている国際宇宙ステーションからの小型衛星放出事業
ここでですね、初めてのワイドサイズ、少し大きめの人工衛星を今後放出していこうというところで、初めてのその人工衛星をこの度JAXAに引き渡したというようなそんなお話をしていきたいと思っております。
でですね、そもそも今回のお話の発端になるところで言うと、どうやって地球の周りの軌道に人工衛星を載せているのかっていうところのお話をしていくのが大事なのかなと思っていて
まずですね、一番オーソドックスなパターンで言うと、これ人工衛星の軌道への載せ方はロケットで打ち上げて、ロケットでそのまま直接軌道に人工衛星を載せていくっていう方式ですね。
これが今までの宇宙開発の中でも一般的に行われてきた方法ではあるんですが、数年前から人工衛星を宇宙空間から狙った位置に落とすっていうような、そんな打ち上げの方法っていうのも実施されてるんですね。
具体的にどういうことかっていうと、国際宇宙ステーション、宇宙飛行士の方が滞在しているあれですね、あそこから実際にその人工衛星を載せたい軌道っていうところに狙い打ちして放出してあげるっていうようなところです。
つまり宇宙飛行士の方とかが国際宇宙ステーションに向かう便と同じもので、一旦国際宇宙ステーションの中に入って、そこからいい頃合いのタイミングで狙ってポンと落とすというところなので、一旦宇宙空間で安定した状態から軌道に入れるっていうところで、まず狙った位置に入れやすいっていうところがあったりだとか。
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そもそもこういうのが宇宙飛行士の方のミッションの一部として組み込まれていたぐらい、潜在でありかつでも人がやらなきゃいけないっていうところで、実際に需要が高まってきていた分野でもあったわけなんですね。
そういった中で今回紹介する三井物産エアロスペースっていうのは国際宇宙ステーションからの超小型衛星の放出事業っていうのを行っていて、その中で今回取り上げたニュースでは初めてワイドサイズの人工衛星の打ち上げっていうのをスタートさせるというようなところなんですね。
このワイドサイズっていうのが何なのかっていうところなんですけど、最近呼ばれているこの超小型衛星って呼ばれるものっていうところは一つのユニットと呼ばれるものが10センチの立方体、つまり10センチかける10センチかける10センチの真四角のサイコロみたいなものを一つのユニットとして、
それを組み合わせた大きさで規格を決めるっていうことが多いんですね。で、それを横に2つ縦に3つみたいな感じで20センチかける10センチかける30センチっていう大きさのものを打ち上げよう。で、これを今回ワイド6Uサイズの超小型衛星と呼んでいたりします。
で、実は最近天文の分野とかでもそうだし、いろんなところでこの6Uと呼ばれる20センチかける10センチかける30センチっていうこの大きさの人工衛星っていうのが結構飛ばされているので、ここに対して事業として小型衛星の放出事業としてこのサイズをカバーしていくっていうところは
三井物産エアロスペースに対しては非常に重要な、一番需要のある部分っていうんですかね。っていうふうに考えられるかなというふうに思っております。でですね、結構この大きさだけでもやれることっていうのは多くて、天文観測に使われることも多いですし、今回ので言うと作ったのが浜田製機株式会社っていうところ、そして株式会社アドニックス、そして九州工大。
この3社による合作の人工衛星になっていて、ここには通信用の機能だったりとか、あとはカメラですね、高性能カメラっていうのが搭載されていて、これによって宇宙での画像を撮ったりとか通信のテストをしたりっていうようなことを行うみたいです。
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こういった感じで、ある1つのタスクだったり2つのタスクぐらいのところに特化した能力を小さい衛星に埋め込んで、ギュッと詰め込んで宇宙に飛ばして、そこでノウハウを貯めてまた次に活かすっていうところで、今まで例えば何十万円とかかかっていた人工衛星のコストっていうところを数億円に抑えられたりするんですよね。
このぐらいの6Uとかっていうところになると。なので、そういったところで調整しながら宇宙空間でのトライアンドエラーみたいなところをする、そんなところが今流行っているので、そこに対してマーケットフィットみたいなのをしていく三井物産エアロスペースの取り組みについては皆さんにも知っておいていただきたいなと思い、今回は紹介させていただきました。
ということでですね、今回のお話を通して皆さんにはまず国際宇宙ステーションから人工衛星を放出するという、それが事業化されているっていうお話、そして最近流行りの6U、6ユニットの人工衛星っていうこの大きさについてのお話、今回は抑えておいていただければと思います。
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それではまた明日お会いしましょう。さようなら。
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