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はい、始まりました。佐々木亮の宇宙話。このチャンネルでは、1日10分宇宙時間をテーマに、毎日誰でも最新の宇宙が学べる話題を、ドクター佐々木がお届けしております。
ということで、早速今日の本題を紹介します。今日の本題は、宇宙空間のサステイナビリティというようなタイトルでお話ししていこうかなと思うんですが、
宇宙ベンチャーというか、宇宙企業の取り組みを今回はご紹介させていただきます。で、どの企業かっていうと、これ多分ポッドキャストでも紹介したことあるかなと思うんですが、
アストロスケールという会社です。アストロスケールっていうのは、宇宙ゴミっていう宇宙デブリですね。
あれを掃除するっていうようなとこを、一つビジョンとして掲げている企業ではあるんですが、そこがまた新たに宇宙空間のゴミを捨てるっていうこと自体も、宇宙空間どんどんちゃんと開発できる場所を整えておこうっていう、
一種サステイナビリティみたいな持続性を保つものなんですけど、それに加えて今実際に動いているものだったり、
この後どんどん打ち上げられる人工衛星たちに新たな命を吹き込むっていうような、そんな事業を一気に展開しようというところで、
新たなプレスリリースが出ていたので、今回はそちらについて紹介していきたいと思っております。
ぜひ最後までお付き合いいただけたらと思います。よろしくお願いいたします。
はい、ということでですね、毎日恒例の近況報告をさせていただこうかなと思うんですが、
多分ポッドキャストでご報告できてなかったかなと思うんですが、僕、来月の2月ですね、2月に早稲田大学で講義をさせていただく、講義というか講演をさせていただくことになっております。
で、これはすごく運がいいことにお話回ってきたっていう感じなんですよ。
どういうことかっていうと、僕、宇宙ビジネスメディアの空畑っていうところでライターをやらせていただいてるんですね。
で、その中で今もSpaceXのStarLinkっていう世界中にインターネットを届けるサービスについての記事っていうのが結構トップに出てくるんですよ、検索の。
で、それに興味を持った方がですね、ぜひ宇宙ビジネス関連の話とかSpaceXの話してくださいとかっていうようなお話をいただいて、今回講義させていただくことになりました。
なので、早稲田大学、多分僕入ったこともないので、すごい楽しみにしてるんですけど、そんな中で、まあ今日講演の資料とかを少し作っていたんですね。
どんな方針にしようかな、みたいな。で、そこでめっちゃ不安に思うのが、単純に90分間も僕の話を聞いてくれる人がいるのかと。
これはマジで思ってて、で、その自信のあらわれ、自信のなさのあらわれがこのポッドキャストの実は短さにも出てきてたりするんですね。
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僕なんかの話をそんな長く聞きたい人いるかみたいなっていうような発想に、やっぱなってしまうんですよ。
皆さんもなかなか自分の話90分聞いてくれなんていう意気込みが強い人ってあんまりいないと思うんですけど、そんな感じで90分分のトークを考えなきゃいけないのはなかなかしなんのわざだなと思っております。
ただ最近環境変わって電車に乗ってる時間が多いという中で、調べ物をするのは結局スマホでもできるんで、スマホで調べ物しながら通勤して、
そこで整理したことをちょっと例えば家とかで文字に起こしてみたりとかまとめてみてみたいな感じで、なんか意外と通勤時間が長ければその分楽しく過ごせるなというか有意義に過ごせるもんだなというふうに感じております。
なのであんま無駄な時間とか暇な時間とかが嫌いな僕にとっては非常にいい切り替えのタイミングなのかなと思って前向きに捉えております。
画然在宅派なんですけど、そこは置いておきましょう。こんなところで文句を言ってもしょうがないので。そんな感じで早速今日の本題に入っていきたいと思います。
今日は宇宙空間のサステイナビリティというようなお話をさせていただこうかなと思うんですけど、皆さんアストロスケールという会社ご存知でしょうか。
アストロスケールっていうのはこのポッドキャストでも何度か話したり、あとは宇宙企業、日本の宇宙企業といえばみたいなところではあるんですけど、どんなことをしようとしている会社か。
これは宇宙空間をきれいにして使っていこうっていうのが大きいコンセプトとしてあって、具体的には宇宙デブリ、宇宙空間に漂っている人工衛星とかそういうののゴミですね。
そういったゴミを除去するようなのを事業として確立しているっていうような、確立し始めているっていうような会社がこのアストロスケールなんですね。
世界中でも注目されていて、宇宙空間での実証実験もステップずつどんどんクリアしていってるというところで、なかなか面白そうな流れができてきているんですね。
そんな中で、アストロスケール、その宇宙ゴミの除去だけではなくて、その技術を使って新たな取り組みに始まっていると。
その取り組みがどんなものかっていうと、宇宙空間で死んでしまった衛星を生き返らせるというプロジェクトなんですね。
これ歴史と呼ばれるんですけど、どういうふうなことを行うか。そもそも人工衛星が死んでしまうってどういう状況か、皆さん想像つきますか。
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これって、多分ピンとくる方あんまりいないかなと思うんですけど、人工衛星がその寿命を迎える、死んでしまうタイミングっていうのは燃料が切れた時っていうのが大きく原因としてあるんですね。
具体的には人工衛星ってどうやって動いているかっていうと、ロケットに乗って宇宙空間に行き、人工衛星はそこから放出されるタイミングによって漂う場所が変わるんですよ。
例えば地球の周りをぐるぐる回ったり、BSの衛星放送とかの衛星みたいに地球の回転と一緒にぐるぐる回るみたいな、そんな感じの衛星があったりすると。
そんな中でその軌道を維持するためだったりとか、あとはその電波を綺麗に送るためにちょっと姿勢を変えたりとかっていうような感じで、
人工衛星をちょっとずつ操作するためにスラスターと呼ばれるものを吹くんですよ。
映画とかで宇宙船とかがよく入ってるあのプルプルってやつですね。
あのスラスターって呼ばれるものを吐いているんですけど、結局はあれってそういう、例えば天文学だったら星を見るために人工衛星を調整するということだけじゃなくて、
例えば人工衛星自体って電気で動いているので、電気を発電するために太陽パネルを太陽の方に向けなきゃいけない。
その時に姿勢をちょっと変えるだったりとかにも使われるんですね。
なので中の電気を蓄える、そしてミッションを行うっていうことにスラスターは必要不可欠な存在です。
人工衛星にとって。そんな中でそのスラスターの燃料、つまりその材料を使い切ってしまう時が人工衛星の寿命を迎える時というようなことになるわけなんですよ。
じゃあこの寿命を迎えてしまった人工衛星ってどうなるのかっていうと、簡単に言えばもう使い物にならないわけですね。
じゃあ本当はちょっと離れたところまで行って、また新たなミッションをして最後人工衛星終わりっていうふうにしたいのに、
最後その移動する力がないなんていう人工衛星も宇宙空間には存在すると。
そういうところを助けようとしているのが今回この紹介するレキシーと呼ばれるアストロスケールが提供する寿命延長衛星ですね。
こうやってどういうふうにやるかっていうと、簡単に言えばそういう推進力をたくさん持った人工衛星を宇宙空間で自由に操作してあげて、
スラスターがなくなってしまった人工衛星にアストロスケールが打ち上げた別の人工衛星をフワフワと制御させていって、
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その死んでしまった人工衛星にガチャンとドッキングさせるんですね。
そのドッキングさせたことによって、このアストロスケールがドッキングさせた別の人工衛星が持っているスラスターで、
移動させたい場所まで勝手に動かしてあげると。
つまり拡張パックみたいなのをつけてブシューッと動かして、それで希望の位置まで移動したら、
アストロスケールの人工衛星はその寿命が終わった人工衛星から離れて、また別の衛星を探しに行くなんていうことを行うんですよね。
そうすると、このアストロスケールの寿命延長衛星によって移動してもらったやつっていうのは、
もう一個新たなプロジェクトを行って、そして寿命を終えるというようなことで、
プラスアルファでまた新しく何かミッションをこなすことができるっていうのが、今回アストロスケールが考えているサービスになります。
なので、地上でお金を払えば僕たちの衛星にもう一回仕事をさせてくれ、みたいな感じでアストロスケールが助けてくれるというような感じになっているんですね。
今回なんでこのタイミングでこのアストロスケールのサービスを紹介したかっていうと、
これプレスリリースが出ていて、結局他の寿命を迎えてしまった衛星を動かすためのアストロスケールの衛星にも一定の燃料が必要なわけですよ。
で、何機か助けたらそのアストロスケールの衛星自体の燃料もなくなってしまうじゃないですか。
そこに燃料を補給するためのガソリンスタンドを設置するっていうまたこれ奇抜なアイデアが出てきてるんですね。
ここについてはちょっともう10分ぐらい話しちゃったんで、歴史の今回の人工衛星の特徴のお話しさせていただいたので、
次は明日ですね。明日はこの宇宙空間でのガソリンスタンドっていうところのお話。
これアストロスケールから出ているプレスリリースのお話をもとにご紹介させていただこうと思うので、ぜひ明日も聞いていただけたら嬉しいです。
ということで今回は宇宙空間のサステイナビリティというところで宇宙ゴミを片付ける事業を展開しているアストロスケールが新たに打ち出しているサービス。
人工衛星の延命装置について紹介させていただきました。
明日はですね、それに付随した宇宙空間のガソリンスタンドのお話をしていきたいと思いますので、ぜひ最後までお付き合いください。
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それではまた明日お会いしましょう。さようなら。