1. 佐々木亮の宇宙ばなし
  2. 576. 地球に衝突しそうな天体..
2022-05-05 12:28

576. 地球に衝突しそうな天体をNASAが調べるミッション

NASAが新ミッションを発表!これまで活躍していた「OSIRIS-REX」が名前を変えて新たなチャレンジ!

その名も「OSIRIS-APEX(オシリス・エイペックス)」。

ゲームみたいなこの探査機、地球に衝突するかもしれない天体を調査します。


Ep.26 「【超危険】小惑星アポフィスが地球に衝突!?アメリカ天文学会で話題になったハナシ」

https://spoti.fi/3OW64ap


ソース

https://news.arizona.edu/story/nasa-gives-green-light-osiris-rex-spacecraft-visit-another-asteroid


Youtubeチャンネルも復活決定!!

https://www.youtube.com/channel/UCHW6gg92z7E7hdnhbStpzT


Voicy

https://voicy.jp/channel/1726

Instagram(ryo_astro)

https://www.instagram.com/ryo_astro/

Twitter(_ryo_astro)

https://twitter.com/_ryo_astro

note

https://note.com/ryo_sasaki

00:00
今回は、地球に衝突しそうな隕石、これをNASAが調べることに乗り出したというお話をしていきたいと思っております。
今回紹介するこのお話の軸になるのは、オシリスレックスと呼ばれる衛星になっていて、
これってどんなことをする衛星なのか、既に宇宙にいるんですが、
ハヤブサとかハヤブサ2っていう日本が誇る小惑星探査機があると思うんですね。
あれと同じような役割を担っていて、小惑星を調べに行く、そしてその表面の惑星のものを持って帰ってきて、
それを調べるっていうような研究を提案する衛星になってるんですけど、
そんなオシリスレックスが、既に2020年の段階で、ある小惑星にたどり着いて、ものを回収することに成功したと。
それを今、地球に持って帰ってきている途中なんですが、
じゃあ持って帰ってきた後どうするのか、その衛星はもうそれで終わりなのかってなると、
そうではなくて、次、まだまだ働けそうだから、じゃあ君、次のちょっと、もうちょっと危ない衛星行ってきてもらえるみたいなことで、
NASAがミッションを延長して、新たなターゲットが決まったというような、そんなお話になってます。
なのでですね、その対象の天体が地球に衝突するかもしれないっていうような、
そんな話題を振りまいた天体でもあるので、こちら紹介していきたいと思っております。
最後までお付き合いください。
ということで始まりました。
佐々木亮の宇宙話。
このチャンネルでは1日10分宇宙時間をテーマに毎日宇宙の話をしております。
本日5月5日、エピソードで言うと576エピソード目を迎えております。
なんかだんだん気持ち悪い数字になってきてますね。
Spotifyで独占配信に切り替わってから、1週間弱が立とうとしているような状況なわけなんですけど、
もともとですね、まあ1年半ずっとポッドキャストを変わって頑張ってきた中で、
いろいろこう注目してもらえて、聞いてもらえるタイミング増えたものの、
今回いざSpotifyだけってなると、正直に言うと再生回数が相当落ちているんですね。
これはまあしょうがないから、そういうことになるだろうっていうのは予想はしてたんですけど、
10分の1とかそのぐらいまで落ちてるなっていう印象があります。
で正直ですね、ゴールデンウィークに差し掛かり、毎日更新しているものの、
いやーこの数字なかなか厳しいなぁと思って、今まで別にもともと再生の回数が見れてたから結構落ち込んでるっていうところもあるんですけど、
いやそれにしてもなかなかね、1年半頑張ってガーって数字を伸ばしてきたものが一気に10分の1とかになるっていうのは、
03:03
なかなかの体験だなというふうに思いました。
なのでですね、若干この声に張りがない可能性も若干あるのかなぁと思いつつ、
ここから新規一点頑張っていこうっていうような、そういう雰囲気でやっております。
なので、Spotifyでもともと聞いてなかったけど宇宙話に来てくださったっていう方もたくさんいると思うので、
そういう方には本当に感謝しております。
で、もともとSpotifyで聞いてくださってた方もですね、周りに意外とSpotifyで聞いてる人いないなみたいなことにならないように、
ここからガンガン巻き返していく、この1年半で培ったもので一気に短期間で攻め込んでいこうというふうに考えておりますので、
このあたりはちょっと楽しみにしていてください。
ただですね、聞いてくださってる皆さんのお力添えっていうところですね、あるとものすごく助かります。
なので、少しでも口コミとか、あとは面白いなと思った時だけで全然大丈夫なので、
Twitterとかね、あとは横にいる友達とかにね、勝手に登録させておいてください。よろしくお願いいたします。
はい、そんな感じで、最近なんかすごい真面目な話多かったなぁと思いつつも、
意外とメンタルに生きておりますというお話をさせていただきました。
でもね、前向きに取り組んでますんで、これからも引き続き応援していただけたら嬉しいです。よろしくお願いします。
それでは本題に入っていきたいと思いますね。今日の本題は、地球に衝突するかもしれない、
そんな天体をNASAが調査しに行く、そんなお話をしていきたいと思っております。
今回紹介するのは、オシリスレックスと呼ばれる、そんな探査機のお話になってます。
この探査機がですね、一体どんなことをしてきて、これからどういうところに向かっていくのか、そんなお話です。
そもそも、このオシリスレックスっていうのはどんな衛星だったのかっていうと、これはベンヌと呼ばれる小惑星、
地球の近くをね、ふわふわ浮いている小惑星がいるんですが、その小惑星に行って、その表面のものを持って帰ってくる、
そんなところに重きを置いた探査機になっておりました。小惑星っていうのは、地球とかっていうのがいわゆる惑星と呼ばれるものなので、
それの小さい版、言ってしまえばしょぼい版みたいなことですね。そういった小惑星を探査しに行くと。
で、それに一体どんな意味があるのかっていうと、これは太陽系の歴史を探りに行くとかっていう意味合いが強かったりします。
具体的にどういうことかっていうと、この小惑星っていうのは、地球とかみたいに中心でこうマントルがぐつぐつ煮えていたりとか、
そういったなんか、あの経年劣化というか、経年変化をしていかない天体なんですね。
06:05
つまり、そういう天体であるからこそ、太陽系ができた時の状況をそのまま残しているんじゃないか、そんなことが期待されている天体になります。
で、そんな中で、そこ、まずベンヌと呼ばれる小惑星に実際に降り立ち、これが2020年ぐらいの出来事ですね。
そこに行って、ものを回収して、今まさにその歴史を持ち帰ってきているというような状況になっております。
で、この持ち帰ってきた後、それじゃあ持ち帰ってきて終わりなのかっていうと、地球の近くに来たらそのサンプルをポンと地球に投げて、
じゃあその後、小惑星探査機、オシリスレックスどうするのかっていうところになってくるんですね。
で、これはもうちょっと違う角度から宇宙系のミッションのお話をしておくと、働けるうちはガンガン働いてくれよっていうのが、
宇宙開発、ないしは人工衛星に対する開発者側、そして政府側の期待としてあります。
これ具体的にどういうことかっていうと、まずメインのミッションっていうのが人工衛星、ないしは探査機には設定されていて、
これが大体5年ぐらいあれば何とか持つんじゃないですかっていうようなところで期限が設定されます。
で、その間は国から予算が降りたりとかっていう管理のサポートがどんどん出てくるんですけど、
じゃあ5年経ったらどうするのかっていうところで、まずメインのミッションをクリアできているのかどうかとか、
あとは現状の健康状態、衛星の健康状態がどういう風になっているのか、そんなところをいろいろ評価の対象にして、
こう、何て言うでしょう、100点満点中何点みたいな、で、そこで高い点数を出した上で、
なおかつ次のミッションっていうのを提案することができるんですね、チームとしては。
そうなると、じゃあ今回こんなことができました。
例えば小惑星ベンヌっていうところに行って、ものを回収してくることができました。
そして燃料はこれぐらい余ってます。
で、機械の寿命もまだこれぐらいあります。
だから次の惑星を目指すっていうのはどうでしょう、っていうような、そんな提案の仕方。
で、これが見事通ってですね、オシリスレックスと呼ばれるこの小惑星探査機は、新たなミッションに取り組むことになります。
で、これに伴ってですね、これ結構そもそもあれだ、宇宙開発のミッションのこの天文系の話の中では割とあり得ることで、
僕が理科学研究所でずっと研究していて、学部生の頃からだから6年とか、ずっと運用チーム、メインの運用チームで国家プロジェクトの一部で入らせていただいていた部分も、
もともとの設計寿命とかは多分5年とか、まあ6年ぐらいだったのかな、だと思うんですよ。
09:02
若田宇宙飛行士が国際宇宙ステーションに設置した、そんな観測機になるんですけど、
僕がいる間に7周年を迎え、そして10周年を迎え、で現在もまだ稼働していて、12年、13年目に入ったのかなっていうようなところで、まだまだ現役で働いているというようなところなので、
結構天文のそういう予算の中では、延長するっていうのがまあ一つ、最初のマイルストーンというか、そこを延長することでまた次新しいことに取り組んでいける、そんなところを期待していたりします。
でですね、このオシリスレックスと呼ばれる小惑星探査機、NASAの小惑星探査機は、名前をオシリスエイペックスという名前に変更して、新たな天体に向かいます。
で、どういう天体なのかっていうと、これは2004年に発見された、アポフィスと呼ばれる天体ですね。
これ非常にちっちゃいんですが、いろんな軌道が計算された結果ですね、アポフィスっていう天体は、地球に将来衝突する可能性があるんじゃないかっていうような危険性が指摘されている天体でもあります。
で、これですね、このポッドキャストをですね、今日で576エピソード目を迎えるんですけど、今まで様々な天体を取り上げてきた中で、このアポフィスっていう天体、実は取り上げております。
もちろん、オシリスレックスも取り上げているので、そちらもまあ、50いくつかにあると思うんですけど、結構僕びっくりしたのは、アポフィス、この天体がアメリカの天文学会とかで話題になったっていう、そんなタイミングがあったんですけど、それを話したエピソードがなんと26話。
エピソード26っていうとこで、今から550回前ですね、550日前っていう計算でいいだと思うんですけど、そんな昔にも1回お話しさせていただいた注目の天体ではありました。
そんな感じでですね、オシリスレックスっていうのが、オシリスエイペックスっていう名前に変えて、そのアポフィスと呼ばれる地球に衝突するかもしれない天体を調べに行くというようなミッションに取り掛かるということでした。
で、これがですね、2029年とかそのぐらいに行うもので、そこから持って帰ってくるっていうところなので、だいたい9年とかの延長っていうかなり大型の延長になってるんで、これからもですね、きっと活躍が相当期待されてるんだろうなと思って、今回の話紹介させていただきました。
実はですね、こうやって見直されるタイミングでまた新たなミッション設定されるって意外と稀なので、こういった話がですね、あったらまたご紹介させていただきたいなと思っております。
ということで、今回はNASAが地球に衝突しそうな天体の調査に乗り出す、そんなお話をさせていただきました。
12:04
今回の話も面白いなと思ったら、お手元のSpotifyのアプリでフォローをよろしくお願いします。
フォローボタンの横についている星評価ですね、ぜひご押していただけたら嬉しいです。
今回の話面白いなと思ったらですね、ハッシュタグ宇宙話でつぶやいていただけたら嬉しいです。
それではまた明日お会いしましょう。ゴールデンウィーク楽しんでください。さよなら。
12:28

コメント

スクロール