1. 佐々木亮の宇宙ばなし
  2. 575. 革命!?衛星の太陽光発..

人工衛星は太陽光に生かされていると言っても過言ではない。

ただ、そんな当たり前を覆すことで宇宙進出にかかるコストを一気に下げようとする企業が現れました。


Ep.540 「1,000万円獲得した宇宙からの山火事発見プロジェクトとは!?」

https://spoti.fi/3OVKouW


ソース

https://s-booster.jp/2021/final/index.html


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今回は、宇宙空間で人工衛星に電気を届ける、 そんなサービスを目指す会社についてご紹介していきたいと思っています。
でですね、今までの人工衛星っていうのは、電気を内部でどうやって作るかっていうと、 例えばソーラーパネルを搭載したりだとか、
あとは、電気を作る、放射性同位体を使った電気の発電、 みたいなところを行っていたんですね。
ただ、これらってどうしても人工衛星の中のスペースを取ってしまうし、 あとは太陽の方向に向けなきゃいけない、ソーラーパネルの場合だったりとかで、
結構スペースも食うし、重さも使うしっていうような、なかなか課題が残っていました。
ただ、そこをどういうふうに解決するかっていう、 画期的な施策だったりとか取り組みっていうのは今までなかなかなかったんですが、
そんな中で、日本で行われた宇宙ビジネスコンテストの中でですね、 発案されたエナジーオービットと呼ばれる技術、
こちら人工衛星に宇宙空間からレーザーで電気を供給する、 そんなコンセプトの事業が立ち上がっているというお話を伺ったので、
今回はそちらについてご紹介していきたいと思っております。 ぜひ最後までお付き合いください。
ということで、5月4日も始まりました。 佐々木亮の宇宙話。
この番組では1日10分、宇宙時間をテーマに、 毎日誰でも最新の宇宙が学べる話題を、 ドクター佐々木がお届けしております。
ということで今日はですね、エピソード575を迎えてなんですけど、 実はですね、収録の環境が今回若干変わりました。
実際に聞いている方には大きな差っていうのは感じないのかなと思うんですが、 マイクをですね、外付けのアームにつけるっていうところで、
いつもは机の上にベタ置きでマイクを使っていたんですが、 今回は目の前に上から吊るされたマイクがあるみたいな状況で収録しております。
こういう設備が家に来たっていうのはですね、 これなんか自分で買ったわけではなくて、音声メディアをいろいろ作っているピトパっていう会社があるんですね。
僕も月に1回情報交換とかでいろいろ勉強会させてもらったりとか、 あとはポッドキャストができるまでっていうポッドキャストチャンネルをやられているコンさんですね。
仲良くさせてもらってるんですけど、そんなご縁がありつつ、ピトパがオフィス移転になり、 そして先日撮らせていただいたこのピトパのスタジオですね。
そこのスタジオが解体になってしまうというような状況になったので、 そこの余った備品をいただけたというような状況になっています。
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僕、もともとRODEっていう会社のマイクを使ってたんですけど、 その余ったマイクのアームっていうのもRODEのやつだったので、
なんかめちゃめちゃ相性いいなと思って、 余ってるなら一つくださいというような感じでいただきました。
なのでですね、なんかものすごく今日はいつもにまして、 ポッドキャスターっぽい雰囲気を収録しながら勝手に感じているというような感じになっています。
で、このマイクのアームが来たことによってですね、見栄えも良くなったので、 復活させようっていうところで考えていたYouTubeをどういう画角で撮るかみたいなところもちょっと
検討して、今日の昼間結構いい感じの画角、これで行こうっていうのが決まったんですね。 まあそこはやっぱり上からマイクアームで
マイク吊るしてあったりとか、後は後ろにいい感じのスペースあるから、 例えば宇宙の画像とか人工衛星の写真とか、そういったところを載せられるようなスペースも作り、
みたいな感じでYouTubeをまたどんどん撮っていこうかなというような感じになっています。 なのでもうだいぶした準備もできたので、これからはガンガン撮っていこうかなっていうところになってますので、
スポーティファイ独占配信に切り替わった後の公約として掲げさせていただいたYouTubeの復活っていう部分、こちらについてはもうすぐにでもできそうな感じになってますので楽しみにしておいてください。
もしまだ登録されてない方はですね、ポッドキャストよりもより視覚的にわかりやすく伝えられる部分っていうのをまとめていこうと思っているので、
概要欄からYouTubeのほうを飛んでみて登録だけして待っていていただけたらと思っております。
はい、という感じでですね、収録環境が若干変わって僕のポッドキャストのモチベーションも上がっている、そんな状況になっております。
なんかですね、これ上から吊るしていることですごく聞きづらくなっていたら大変申し訳ないなと思っているので、もしそんなことがあればTwitterか何かで教えていただけたらと思います。
それではじゃあ早速本題に行きたいと思います。今日の本題は冒頭でお話しした人工衛星に対して電気の供給をサービスとして提供していく、そんな会社をご紹介していきたいと思っています。
今回紹介するのは日本の中で行われているアジア全体を巻き込んだ宇宙ビジネスコンテストSブースターというもので、昨年賞を受賞したそんなビジネスアイデアになっています。
なのできっと今裏で結構いろいろと動いているんじゃないかなというところなので、今日は紹介していこうと思っていました。
加えてですね、なぜこのタイミングで昨年のSブースターの受賞企画というのをご紹介していくのかというとですね、これ2022年のSブースターの申し込み、ないしはそれの募集要項ですね、そのあたりが公開されていたので、
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今年も結構な盛り上がりを見せるんだろうなというこの期待を込めてこちら紹介させていただく運びとなっております。別に全然宣伝とかではないのでそこらへんはお気になさらず聞いていただければと思います。
でですね、今回紹介するのはその宇宙空間で人工衛星に電気の供給をするっていうサービスになるんですが、そもそも人工衛星っていうのは中に機械がたくさん入っているので、それらを動かす電気っていうのがどうしても必要になってくるわけですね。
で、その電気をどうやって発電しているのかっていうと、これソーラーパネルで発電したり、あとはこの人工衛星の中に放射性同位体っていう、まあなんかそこで熱と電気っていうの、熱を生み出してそこから電気を得るみたいな蓄電装置みたいなのを搭載するっていうのが比較的一般的な手法として取り上げられておりました。
ただですね、これら特にソーラーパネルとかっていうのが一番皆さん想像しやすい部分だなと思うので、そちらで想像していただきたいんですが、これらって結構スペースを取る、または展開するための手順が必要だったりするんですね。
よく見かけるのは、ソーラーパネルが羽みたいに生えてる人工衛星だったりとかっていうのがあると思います。
加えて、そういったソーラーパネルを搭載していて電気を発電するためには、一つこの太陽の方向に常にソーラーパネルを向けておかなければいけない、なんていうような制約も発生してくるっていうような部分があったりします。
こういった課題を整理していくと、最終的に必要な解決しなきゃいけない課題っていうのは、なるべくスペースを取らない発電機があればいい、そしてなるべく重量を減らしたいっていうところですね。
宇宙空間に物を持っていくっていうのは、結局重さがすべてお金に換算されてしまうと言っても過言ではないぐらい、結構重さに対してシビアなので、そういった電池をなるべく小さいものにするっていうところのアイディアは、宇宙空間を利用するっていう意味でコスト削減に最も直結する、そんなアイディアになってます。
今回このSブースターっていう中で提案されていたのはどういう方法かっていうと、宇宙空間にエナジーオービットと呼ばれるエナジーサテライト、人工衛星を打ち上げて、そこでソーラーパネルとかでどんどん電気を蓄えていくと。
そこで大量の、言ってしまえば発電所みたいなのを作って、周りの人工衛星はそこから電気を供給してもらうっていうシステムを構築するっていうところだったんですね。
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これだとちょっとあまりピンとこないかなと思うんですが、もう少し具体的に話すと、でかい人工衛星をある一箇所打ち上げたとして、そこで電気をたくさん作ります。
そこから他の人工衛星にどうやって電気を渡すかっていうと、これレーザーで送電するという、そういう仕組みを用いようとしてます。
レーザーをエネルギーを供給する側の人工衛星から受け取る側の人工衛星に向かって飛ばして、それによってそこで発電させるっていうものなんですね。
つまり、このサービスを利用しようとする人工衛星を作る側っていうのは、そのレーザーを他のエナジー供給側の人工衛星から打ち込まれるための受信板みたいなものだけをくっつければいいってことなんですね。
これは重さもかなり制限されてるし、大きさも30cm平方とか、そのぐらいの大きさでどうにでもなるというような状況です。
これって例えばSpaceXのスターリンクとかになってくると、ソーラーパネルの大きさだけで長い長辺だと1.5mとかあったりするので、それだけで5分の1とかだったりするんですよね。
っていうような感じで、かなり大きさを制限できる。そして、そうやって展開するとかっていうような、宇宙空間の中で行動を一つしなきゃいけない、ソーラーパネルを大きく展開するとかっていう行為ですね。
そういったところを言ってしまえば、一つ故障の原因にもなりかねないっていうところで、そういうものも省けるっていうところで、このエナジーオービット、ないしはこのエナジーサテライトっていうのは非常に重要な役割を示すんじゃないかっていうところが評価されて、
去年のSブースターで賞を受賞したというような状況になっています。加えてこの会社はですね、例えば地球の周りをぐるぐる回ってる人工衛星の軌道を変えたりだとか、そういうサービスも同時に展開させようとしているっていうところなので、
もしかしたら数年以内にそういったサービスを展開するエナジーオービットの会社が立ち上がってるかもしれないというようなところでですね、今回のポッドキャストを聞いてくださった方は、そのあたりのエネルギー供給方法っていうのも少し頭に入れておいていただけたらと思います。
ということで今回は、従来の人工衛星が抱えている発電という問題に対して大きく改善を提示したエナジーオービットというプランを紹介させていただきました。今回の話も面白いなと思ったらお手元のポッドキャストアプリで、あ、すいません、スポッティファイのアプリでフォローをよろしくお願いいたします。
でですね、Sブースターの昨年の対象についても実はもうすでにポッドキャストでご紹介していて、エピソード540とかでご紹介しているので、もしよければそちらも聞いてみてください。それではまた明日お会いしましょう。さよならー。
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