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はい、始まりました。佐々木亮の宇宙話。この番組では、1日10分宇宙時間をテーマに、誰でも毎日最新の宇宙を学べる話題を、ドクター佐々木がお届けしております。
ということでですね、早速今日の本題なんですが、今日の本題は、10月の頭にJAXAからイプシロンロケットと呼ばれるロケットの打ち上げのスケジュールが決まったというお話をさせていただきたいと思います。
今回、今までとちょっとお話の思考が変わっているかなと思うんですけど、JAXAが打ち上げ予定をしているロケットのお話、なんでこれを取り上げたいのかというと、ここに乗る、搭載するものですね、人工衛星が合計8つ乗る予定になっているんですけど、
そこがやっぱりちょっと今の宇宙開発っていうところを加速させる結構面白い内容になっているなと思ったので、そこら辺をちょっとさらっとお話しできればなと思っておりますので、ぜひ最後までお付き合いいただけたらと思います。よろしくお願いいたします。
ということでですね、本題に入る前に、毎日の緊急報告というか活動報告になるんですが、ポッドキャスト毎日更新してて生活リズムすごいつかめてて、僕的にはいいなと、1日10分物事を話すっていうところで、それがルーティン化しているとすごいリズムが取りやすいんですね、1日1日の。
で、ただちょっと最近僕の単純な身の回りでのお話なんですけど、結構あんまりうまく回ってないなっていう印象があって、多分僕自身が手一杯になってしまってる部分があったりとか、あとは仕事もろもろがあんまりいい方向に動いてないだったり、あとは他でちょっと関わってたものでも、
なんかちょっと納得のいかない動きがあったりとかっていうので、プラス最近引っ越しをしたので、それの手続きバタバタとかで、多分一個一個見るとそこまでダメージを受けるような良くない出来事なのかもしれないんですけど、
それが何かこう重なって重なってっていう感じで、なんか最近周りのこと何もうまくいってないなっていうふうに思ってしまうことが多いんですね。
なので、こういう時っていうのは身の回りのものを全部整理しながら片付けて、なんか取捨選択していかなきゃいけないのかなっていうのを思っていろいろ整理をしていたりする中で、やっぱ冒頭で話したみたいにポッドキャストを毎日やって、1日10分っていう話をコンスタントに出すっていうところで、少しリズムはつかめてるのかなと思ってます。
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なので、このポッドキャストはもちろん皆さんに聞いていただきたいっていう立て付けがある。一方で、裏では僕自身の生活のリズムを整えるじゃないですけど、いい感じのルーティンになっているので、これからもしっかりと続けていきますという意気込みの宣言になりました。
近況報告的にはあまりプラスの内容ではないですけど、ポッドキャスト自体は結構僕の中ではプラスなんですというお話でした。
そんな感じで毎日頑張っていこうと思ってますが、早速本題紹介させていただきたいと思います。
今日の本題はJAXAからプレスリリースが出ていたEpsilonロケットと呼ばれる日本から打ち上がるロケットですね。
こちらが10月1日に打ち上げ予定になりましたというのが、それが決まったお話です。
これEpsilonロケット、たぶんロケットの中だったら皆さんも聞いたことある方も割といるんじゃないかなと思うんですけど、
簡単に言えば日本が打ち上げられるロケットの名前の一つですね。
有名なのだとH2ロケットとか三菱重工が作っているものだったりとか、それが種ヶ島から打ち上がるんですよね。
なんとなくロケットの打ち上げって種ヶ島っていうイメージがあると思うんですよ。
それがたぶんよく知られているものの一つで、もう一つこれがまた鹿児島なんですけど、
本土側にある大墨半島という鹿児島の南の端にある半島の東側の海。
ややこしいですね。ググってください。
そこの内野浦宇宙空間観測所っていうJAXAの施設があるんですけど、
そこからイプシロンロケットが打ち上げられるというお話です。
これは種ヶ島から打ち上げられるロケット、H2ロケットとかっていうのに比べると、
大きさとか長さとかっていうのも結構コンパクトになっているんですね。
なのでこれは結構小型のものを宇宙空間に運んだりっていうところで活用されるようなロケットになっています。
それが今回10月1日に打ち上げ予定になっているっていうところなんですけど、
これで結構面白い内容っていうのがありまして、
これが8つの人工衛星を搭載して飛んでいくんですね。
なので人工衛星乗せて宇宙空間に飛んでいって、
乗せている人工衛星それぞれを宇宙空間に解き放っていくというようなストーリーで動いていくんですけど、
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その中にある人工衛星の開発元っていうのが、これがなんと半分が大学なんですよ。
8個中4つが大学が作ったもので、
プラスで1つはなんと高知県の高知県が作った人工衛星になっているんですね。
という感じで、小型の人工衛星の開発っていうところで言うと、
やっぱり大学の研究室単位っていうところで打ち上げをどんどん実施していくような流れができているっていうのが、
今回の搭載される人工衛星の種類ですごい出てきてるなと。
ちょっと前だとやっぱり会社とかだったりとか、あとはJAXAの公式のプロジェクトだったりとかっていうところが多かった一方で、
結構その様相が変わってきてるんですね。
そこに名前を連ねているところで言うと、東京工業大学、あとは提供大学、
千葉工業大学、青山学院大学っていうところで、
これ青山学院大学についてはですね、僕が一緒に研究チームで動いていたところに入っていた方の研究室だったりするんですね。
なので結構近い距離、僕自身から見たときに結構近い距離にある研究室でも実際に打ち上げるような流れができてきて、
もう実際に打ち上がるっていうところまでいってるっていうのは本当にすごいなと。
実際に天文学の研究の中にいたときでも、
身の回りの研究室を見ると、どこの研究室もやっぱり最終的に人工衛星を自分たちで打ち上げようっていうような、
研究が複数進んでいる研究プロジェクトの中で1個あるっていうのは結構当たり前の流れだったりするんですよね。
僕がいた研究室も同様で、僕自身も人工衛星に乗せる望遠鏡の開発っていうところに参加していたりとかしたので、
そういうところでやっぱり人工衛星打ち上げるっていうところのゴールまでたどり着けたのは本当にすごいなと。
今回打ち上げられる8つの人工衛星なんですけど、大きさで大きく2分されるんですね。
1つが超小型衛星って言われていて、もう1つがキューブサッドと呼ばれるもの。
これ多分ピンとこない方の方が多いかなと思うんですよ。
超小型衛星っていう方がどっちかっていうと大きい部類になっていて、
これだと確か50cm×50cmにもならないような大きさのもの。
50cmぐらいになると小型衛星って呼ばれてしまうと思うので、
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基本的にはもう1個小さいサイズって言われているキューブサッドって呼ばれるもの。
これが10cm×10cm×10cmっていう本当にキューブサッドっていうぐらいなので、
キューブ立方体の形をしていると。
四角い形でそれを本当に超小型のものを飛ばすっていうのがキューブサッドっていう縦付けのものになっていて、
超小型衛星っていうのはそれを例えば6個組み合わせるとかっていうようなところを超小型衛星って呼んだりします。
なので今回打ち上げられるその8つの人工衛星っていうのは基本的にはもうそのぐらいのサイズ感。
しかもそのサイズの割に、割にっていうのが変ですね。
そのサイズ感なのに結構大きな仕事をどんどんさせていこうっていうような動きがあったりするんですよ。
小さくした分、人工衛星にやらせるタスクだったりとか、
あとは地上と通信するものだったりとか、
そもそも中の電源がどうするとかだったりっていうのをもう最小限最小限にしていって、
そうするとコストも抑えられて一つの研究室とかでも開発できるようなものになってきていると。
これはやっぱりビジネス側から人工衛星の開発っていうところが盛り上がってきたっていう側面があると、
人工衛星を作るのに電源だったりとかコンピューターっていうのを市販のものを使うっていう流用の仕方ができるんですね。
市販のものになっているっていうことは、地上に流通している単純なパーツを使うっていうことなので、
一般化されたより安価なものになっている可能性が高いと。
特注にするよりは確実に安いですよね。
そんな感じのものを使って人工衛星が打ち上げられる時代になっているというお話でした。
この中で結構面白いミッションいくつかありそうなので、
そこら辺を明日だったり明後日とかでいろいろ特集していけたらなと思ってますので、
興味がある方はぜひ聞いてみていただけたら嬉しいです。
ということで今回は10月1日に鹿児島の内の裏からイプシロンロケットが打ち上がる予定が公開されたというお話をさせていただきました。
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