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2023-01-17 14:12

830. 新たなロケット製造企業がアツい【ミオルネアスペースワークス】【S-BOOSTER2022】

新たな宇宙ロケット企業が誕生!国内最大級の宇宙ビジネスコンテスト「S-BOOSTER2022」で最優秀賞を受賞。

ロケットエンジンの大量生産で世界を席巻することを目指すMJOLNIR SPACEWORKS(ミオルネア・スペースワークス)がやばい。


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ソース

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00:01
1日10分、宇宙時間をテーマに毎日お届けしております、宇宙話。
今回は、日本で新しくできたロケット開発の企業がすごいという、そんなお話をしていきたいと思います。
今回は、国内最大級の宇宙ビジネスのピッチコンテスト、S-BOOSTERと呼ばれるイベントで最優秀賞を取得した
ミオルネアスペースワークスと呼ばれる、北海道でロケットエンジンを今後大量生産して、世界のロケット需要に応えていく、
そういう意気込みを持った会社、こちらですね、紹介していきたいと思いますので、ぜひ最後までお付き合いください。
3、2、1、イグネーション
スペース、スーパーブラックホール
ジョプニア
佐々木亮の宇宙話
2023年1月17日始まりました、佐々木亮の宇宙話。
このチャンネルでは、1日10分宇宙時間をテーマに、天文学で博士号を取得した専門家の亮が、毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。
ということで、本日でエピソードが830話目を迎えているというところで、いつも通り1個1個完結しているので、好きなエピソードを聞いていただけたらと思います。
ということで、今日はですね、日本に出てきた新たなロケット企業がマジですごいというタイトルでお話ししていきたいと思います。
いや、これは本当に結構こう、面白い取り組みが出てきているなっていうところを見つけたので、ぜひ紹介したいと。
今回、このお話しさせていただくきっかけっていうのが、実は国内とか国外も含めで、宇宙ビジネス関連のピッチコンテストって呼ばれるもの。
新しいビジネスアイデア、こういうのあるんですよねっていうのを発表しあって、聞いている側が例えば投資家だったりとか、
今回日本で開催されているこのSブースターって呼ばれるやつは、これJAXAとかそういったところも見てくれるっていうところで、
日本国内ではかなりトップクラスのピッチコンテストと呼ばれるビジネスコンテストってやつですね。
っていうのに枠組みされているわけなんですよ。
それが、年明ける前、2022年の12月の15日に開催されていて、そこで最優秀賞とかが決まったんですよ。
その最優秀賞に選ばれた会社っていうのが、これがね、面白いんですよね。
これもうロケットのエンジンを大量生産しようっていう会社なんですけど、
これ社名が、読みづらいですよね。
ミオルネアスペースワークスっていうところで、多分北海道で立ち上がっているロケット企業になっているのかな。
03:00
ミオルネアスペースワークスっていうところで、ここがJAXAも開催側に入っているSブースターっていうビジネスコンテストで優勝したと。
最優秀賞を取得したっていうところで、
じゃあ一体どんな取り組みなのかっていうところですね。
こちらを紹介していこうというところになっています。
これロケットの打ち上げとかっていうところに対する課題感からプレゼンの時に話してて面白いなと思っていて、
そもそもピンとこなくないですか。
ロケット打ち上げにどんな課題ありますかって言われて、
いくら宇宙話を毎日聞いてくれてるみんなでもちょっとピンとこないんじゃないかなと思うんですよね。
そんな中でロケット打ち上げの課題、これはもうめちゃめちゃシンプルでした。
足りないっていう。めっちゃ足りないらしいんですよ。
ロケットを打ち上げる。
この間H3ロケットっていう日本の新たな大型ロケットの話させてもらったと思うんですけど、
このH3ロケットとかの話の時に言ったみたいに、
じゃあロケットって何のためにあるのかっていうと、
これは宇宙空間に何か物を持っていきたいっていう時の輸送手段ですよね。
つまり持っていきたい物があるっていう需要に対して、
ロケットっていう供給があるからこそ宇宙開発ができるっていうことなんですよ。
基本的にシンプルに考えて、需要と供給っていうところのバランスってめちゃめちゃ大事じゃないですか。
そんな中でロケットの供給が足りてなさすぎるっていう課題が出てくるらしいんですね。
これどんどん需要っていうのは今後上がっていっていて、
宇宙開発のペースが上がっていくにつれて、
例えば年間3300機とか3500機とか、
そういったぐらいのレベルで人工衛星を打ち上げたいっていう需要がガーって上がってくるんですよね。
ただそれに対してロケットが足りないと。
年間今のペースで輸送手段っていうのが開発されていっても、
そのロケットで打ち上げられる人工衛星の個数ってわずか500個ぐらいらしいんですよ。
つまりこれから需要がどんどん上がっていく人工衛星の打ち上げ需要に対して、
だいたい3000ぐらい足りないらしいんですよね。
3000個ぐらい需要が追いつかなくて打ち上げられないっていう状況が出てきそうっていうところで、
今回最優秀賞を取得したミオルネアスペースワークスっていうところは、
ロケットのエンジンとかそういったところを大量生産することによってその需要を応えようと。
つまり3000機ぐらい打ち上げられなくなるっていう未来に対して、
その残りの3000機私たちが全部打ち上げますよみたいな、
06:01
そういう壮大な計画を持ってるんですね。
これめっちゃ熱いプレゼンだなと思っていて、
それに対して結構いくつか要素あるんですよね。
もちろん価格っていう部分もそうだし、
あとは安全性も重要だというところになっていて、
そんな中で例えば安全性っていうところを担保するために、
燃料に工夫を加える。
何をするかっていうと、
例えば液体の燃料っていうのを使うっていう話で、
液体の酸素と液体の水素っていうところをガッと燃やして、
燃料を推進力を得ていくっていうのが、
実は今のロケットエンジンの従来のモデルだったりするんですよ。
それに対してこの水素っていうのがちょっとでも火花が散るとか、
ちょっと火がついちゃっただけで大爆発を起こすっていうところで、
ロケットが爆発してる姿って何度か見たことあると思うんですよね。
そういったことを簡単に引き起こしてしまうのが、
この液体酸素と特に液体水素を一緒に使うっていうところ。
それに対してこのミオルネアスペースっていうところが提案してるのは、
液体酸素っていうのは使うけど、
そこに対して爆発しないプラスチックを
起爆剤として用いるっていうところで、
その2つを燃やすことで推進力を得ようっていう、
そういうプランらしいですね。
これの燃焼実験とかも行われていて、
一定推進力っていうのは担保できそうだなっていうところが分かっていたりだとか、
あとは今までのロケットの販売ってめちゃめちゃ時間かかったらしいんですよ。
特にタンク、燃料を入れるタンクとかっていうところが
非常に複雑なせいで、
納期が最大1年とかかかっちゃうみたいな、
そういう世界だったらしいんですよね。
なので年間に数個としかロケットを作れないみたいな、
そういう状況になってたところに対して、
もうすぐに大量生産でロケットのタンクとかを作れますよっていう技術を開発していて、
何十個もパーツを溶接して作るようなタンクに対して、
溶接をしなくていい一体型の丸いタンク作りましたみたいな、
今回この会社がそれで特許5個ぐらい出願してるぐらい、
独自の技術でパーツの数を減らして、
作るときの安全性とコストをぐっと下げるみたいなところで大量生産を狙っているというところで、
こういったところのパーツをどんどん作って製造していくことで、
エンジンをサポートしていく。
これ最終的にはロケットまで販売していくっていうところで、
今からだいたい5年ぐらいっていうタイムスパンで見てるらしいんですよ。
でもこれ5年でもう本当に年間100機とか、
何ならこういろんな会社と組み合わせたら1000機ぐらいいけますみたいになったら、
マジですごい未来待ってるなと思って、
この会社Miorunera Space Worksの取り組みっていうところは、
09:01
今後結構期待していきたいなっていうところを思ってました。
日本が世界を接近する、ビジネスで接近してるときって、
自動車産業とかってやっぱ大量生産の方法をしっかりと確立するみたいなところが、
世界を切り開いていく鍵だったりした、
みたいなところの背景を細部引用して、
ロケットの業界でまたそれを成し遂げていくというところを最終的な目標に掲げていらっしゃったので、
ちょっとこの会社の今後発展どうやってしていくのかっていうところは、
非常に楽しみな部分だなと思って、今回はちょっと紹介させていただきました。
ぜひですね、Sブースターでこうやってショーを撮るぐらい、
積極的に外に出てきてる会社なんだろうなと思うので、
どっかで繋がれたらMiorunera Space Worksの方にもゲスト出ていただけたらなとはちょっと思っていたりします。
はい、そんな感じで今回は新たな日本にできたロケット企業がマジですごいというタイトルでお話しさせていただきました。
ということでね、簡単に近況報告しておこうかなと思うんですけど、
プレゼント企画結構いろんな方に申し込んでいただけて嬉しいなっていうのありつつですね、
ちょっとやっぱ最近気持ちがソワソワしている部分がありまして、
何かっていうと、Japan Podcast Award、
去年Spotify Next Creator Showっていうのを受賞させてもらった、
あのJapan Podcast Awardが今年も第4回が開催されるんですよね。
これも3月に開催されるっていうところで、
まあやっぱポッドキャストをやってるからには選ばれたいなと思うショーなわけですよ。
で、そんな中で今週の金曜日だったかな、
1月の20日にノミネート作品が発表されると。
ってことは多分もうきっと決まってるんですよね、ノミネート作品。
あとは発表するだけみたいな状況になってると思うと、
マジでソワソワするなって。
やっぱり毎日毎日更新してたら、
そりゃ選ばれたいなって思うわけなんですよ。
対象っていうところのパンチ力っていうのはどうなのかなって、
別にネガティブになってるわけじゃなくて、
そういうチャンネルでもないかなって個人的には思ってるんですけど、
そこ以外で言うと、
例えばもうね、
ポッドキャストこんだけ頑張ってるっていう意味で、
ベストパーソナリティ賞とかかっこいいなとか。
あとは一番やっぱ狙っていきたいなと思うのは、
ベストナレッジ賞っていうところなわけですよね。
やっぱり学習コンテンツ、
科学系でがっつり展開してるわけですから、
やっぱナレッジ賞のノミネートぐらいはしないと、
顔が立たないというか、
とか言って全然何にも引っかからない可能性もあるんですけど、
いやーどっか引っかかってくれないかなって本気で思ってるんですよね。
12:04
ここはでも本当にもう運みたいなところもありますし、
審査員の方の目に止まるか止まらないかっていうところも全然あると思うので、
まあ期待半分、
あんまり期待しちゃいけないなっていう気持ち半分みたいなところで
ソワソワしてたりします。
なのでね、金曜日のポッドキャストの収録だから、
音源公開されるってやったら土曜日なのかなと思うんですけど、
どういう状況になってるかっていうところは、
ぜひですね、僕のコア色を聞きながら推測してくれたら嬉しいなと思ってます。
でですね、一応20日までリスナー投票っていうのが実施されてるんですね。
ホームページ見たことある方とか、
まあポッドキャスト聞いてる人だったら、
いろんな番組でこのリスナー投票っていう話聞いてると思うんですよ。
で、もし他の番組の申し込むついでとかに名前かけるんだったら、
ぜひ書いてください。お願いします。
でもね、リスナー投票ってなるとやっぱちょっとね、見えてる部分あるんですよ。
ここじゃないな、戦うところってみたいな。
分かりますかね。
これは結構数字とかをちゃんと見てると何となく分かるんですけど、
ここじゃないんですよね。
だからみんなの手もあんまり煩わせたくないと。
ただゼロ票だと悲しいなっていうところもあるんで。
なのでちょっとね、やってくれたら嬉しいなっていうところを思っていたりします。
とにかく今週末いろいろ発表あると思うので、
ぜひみんなでワクワク楽しみにして一緒に喜べたら嬉しいなと思っております。
そんな感じで今日は以上にしていきたいと思います。
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