1. 佐々木亮の宇宙ばなし
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2023-01-16 12:49

829. 星が数100億個もある銀河団で仕事サボるヤツ

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ソース

https://alma-telescope.jp/news/twhydrae-202301

00:01
1日10分、宇宙時間をテーマに毎日お届けしております、宇宙話。
今回は、銀河がたくさん集まる、銀河団と呼ばれる、星が何十億個、何百億個っていうふうに存在する、
超面白い領域のお話をしていきたいと思います。
そこの中心には、巨大なブラックホールもあって、なんか宇宙っぽいスケールのお話がたくさん出てくる、結構ワクワクするお話になっております。
最新の研究とともに紹介していきますので、ぜひ最後までお付き合いください。
2023年1月16日始まりました、佐々木亮の宇宙話。
このチャンネルでは、1日10分、宇宙時間をテーマに、天文学で博士号を取得した専門家の亮が、毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。
ということで、本日でエピソードが829話目を迎えるというところになってますが、
毎日毎日更新してても、1話完結で基本的に全部やってるので、気になるタイトルとかあればそこを聞いていただけたらというふうに思っております。
ということで、今回紹介するのは銀河に関するお話です。
これね、宇宙の話では結構よく触れられる銀河とか、あとは銀河がたくさん集まった銀河団っていうちょっと珍しい天体もあるんですけど、
そこら辺の話を今日はしていこうかなと思っていて、で、なんでそこの話をしていくのかっていうと、最新の研究でその銀河の中で星をこう作る。
結局銀河っていうのは、私たちも天の川銀河っていう銀河の中にいるんですけど、
その中で作られる星がたくさんあるっていう、いわば星の生成工場みたいな、そういう役割を担ってたりするんですね。
で、そういう工場としての役割が結構強い銀河なんですけど、その銀河の中でも成長をあんまりしていかない、つまり星もあんまり作らないみたいな銀河と、
ガンガン作ってる銀河とっていうところで、一体どういう差があるんだろうみたいな研究が出ていたんですよね。
なので今回はこちらを紹介していこうというゴリゴリの天文のお話になってますね、今回は。
ということで、もうちょっと前提知識から話していこうかなと思うんですけど、銀河ってそもそも何っていうと、
星が数千万個とか数億個とか、そういったレベルで固まってる、一箇所に固まった領域のことをざっくり銀河って呼んでるんですよ。
で、これ最初に話したみたいに、私たちも天の川銀河っていう銀河の中に暮らしていて、
で、その銀河っていうのはイメージ的には星というか白い筋みたいなのが渦巻きみたいになってる中に星とかがたくさんあるっていうようなのを多分みんな想像してると思うんですよね。
03:06
それが概ねの銀河の像としては間違ってなくて、で、それなんでああいう渦巻きの形をして、
一箇所に星がたくさん集まるのか、そんな何千万個とか何億個っていうような星が集まるのかっていうところで言うと、
これは中心にもう本当にバカでかいブラックホールが存在してるみたいな。
で、それによってブラックホールってめちゃめちゃ重力強くて、それこそ光を逃さないみたいな、そういう性質があるわけじゃないですか。
なので、その重力につかまった星たちがそこの周りにぐるぐる回ってると。
で、これ昨日とか一昨日とか話したみたいに、これの中で星ができるっていう現場を色々研究する分野もあって、
星って最初は宇宙空間にあるガスとか塵とか、そういったものがだんだん一箇所に集まって、あるタイミングから核融合っていうのが発生して、
で、それによって星が光り輝き始めるみたいな話を昨日とかにしてるんですよね。
で、そうなった時に、そのガスとか塵とかっていう材料自体も結局銀河の中で見たら、
ブラックホールが色んなところからかき集めてきてくれるから、一箇所に集中しやすいっていうような、そういう領域なんですよ。
なので、中心のブラックホールの引力、重力っていうところをトリガーというかきっかけにして、
周りに星が集まってきたり、星の材料が集まってきたりっていうところで、星が作られやすい状況っていうのがどんどんできていくのがこの銀河っていう存在なんですよ。
これで、銀河ってなんとなくどういうものなのかなってイメージできたと思うんだけど、
で、これもっと宇宙空間たくさん、もう本当に140億年とか光年とか色々見る距離があるじゃないですか。
そういう中で色々見ていくと、実は銀河自体が星のたくさんの集まりなのに対して、銀河団っていう、
銀河がさらに数百個とか数千個とかかき集められた、そんな天体があるんですよ。
銀河の団結の団、応援団とかの団ですね。
銀河団って呼ばれる集まりがあると。
で、こういった塊、つまり銀河がたくさん集まる場所っていうのもあって、
で、この中が結構面白いのは、普通の銀河だったら、一個で例えば存在してたら、
結構星をどんどん作っていくっていうような、そういう工場としての役割をよく担うんですけど、
たくさん銀河団として集まるみたいな状況になってくると、
その中では実は、銀河の中で星が作られる工場の稼働ペースが乱されて、
全然星を作らない銀河っていうのが一定数出てくるっていう、そういう過去の研究が出てたんですよね。
06:03
なので、大きい塊がたくさん集まってるから、そこでたくさん星ができるっぽく聞こえるじゃないですか、今日の説明、いろいろ聞いてると。
でもそうではなくて、むしろ逆で、星の作るペースっていうのがどんどん落ちてしまう。
なんかこう、会社みたいにガーって集まったら、あの人全然仕事しねえな、みたいな銀河が現れるみたいな、そういう感じですね。
で、そうなってきた時に、じゃあそれ、どうやって、なんでこの銀河によっては作る銀河、星を作る銀河と作らない銀河っていうのが違うんだろうっていうところを注目して、
地球からなんと70億光年、70億年っていうところを範囲にして、5000個の銀河団を今回調べるっていう、もうなんか破格のスケールでお送りした研究が実施されたんですよ。
で、その銀河団っていうのをたくさん見つけてあげた中で、その5000個の中で、じゃあ一体どこのあたりが銀河団の中でもサボりがちというか、星を作らない人たちが多いのか。
逆に、星をたくさん作るのって一体どこなんだろうとか、そういったところの差を統計的に見ていくっていう研究をしたんですよね。
そうすると、やっぱりその銀河団の中、銀河がたくさん集まっている銀河団の中で、ある一定の方向の場所っていうのは、これ全然星を作らない銀河の方が多くて、
逆に、ここら辺はたくさん星作ってくれる銀河多いよね、みたいな偏りが5000個調べることによって明らかになったというところが今回の研究結果として出ていて、
これが一体どういう理由なのかっていうのは、ここから多分結構いろんな研究が重なっていくことで見えてくると思うんですけど、
一つは、そのブラックホールの存在っていうのが大きいんじゃないかっていうのが今回説として言われていて、
銀河の中心にもブラックホールがあるって話をしたじゃないですか。
で、銀河団っていうのがたくさんバーって集まってると、その銀河団の中心になり得るさらに巨大な銀河っていうのが真ん中にできるんですよね。
で、巨大な銀河を作れるってことは、その中心に他に比べても超巨大なブラックホールがあるみたいなところになってくると、
そのブラックホールの重力だったりとか、逆にちょっとエネルギーを外に吹き出すジェットっていうガスみたいなのの影響とか、
そういった諸々によって、銀河団の中でもサボりがちな地域、サボりがちな部署とそうじゃない部署とみたいなのが分かれるんじゃないかって言われてるんですよね。
ただ、今回あくまでそういう傾向を発見したっていうだけなので、これから観測技術上がってきたりだとか、
もっとデータがたくさん集まってくるみたいなことになってきたら、
ブラックホールのメカニズムがそこに関わってくるんじゃないかとか、そういったところ見えてくると思うので、
また宇宙話で色々紹介していければというふうに思っておりますというところで、
09:05
今回は銀河団っていう銀河が固まってる領域、そしてそれと密接に関わるブラックホールに関するお話をちょっとさせていただきました。
ということで本題はこんな感じで、近況報告もしておこうかなと思うんですよね、毎日恒例の。
昨日のポッドキャストのエピソードで、初プレゼント企画っていうのを公開させていただいたんですよ。
簡単に言うとオリジナルのステッカーとかができたので、それをいつも聞いてる皆さんに配りましょう、プレゼントしましょうっていうような企画ですね。
これもめっちゃ方法は簡単なので、応募の、ぜひ昨日のエピソードから聞いて色々応募していただけたら嬉しいなと思うんですよ。
で、これなんでこんな簡単にしたのかみたいな話、昨日サクッとしかできなかったなと思ったんですけど、
なんかよくあるプレゼント企画って、対象のツイートをリツイートしまくってくださいみたいなやつとか、よくあるじゃないですか。
で、そうすると多分リツイートしたフォロワーの人も知ってくれるからみたいな、そういう役割でプレゼント企画って行われてるんですけど、
僕があのスタイルがあんま好きじゃなくて、
なんだろうな、ちゃんとTwitterとかインスタとかも結構僕的には、ちゃんとこういう方針で動かそうみたいな思ってたりするアカウントの運営の仕方をしてたりするんですよ。
そうするとタイムラインを汚しになるじゃないですか。
で、別にそんなの気にしてないよって人もたくさんいると思うんですけど、
そういう人にはなんか自発的に宇宙話のツイートとかしてほしいなって個人的には思っていて、
わざわざプレゼント企画に応募してる様子をなんかいろんな人に見せるっていうのは、
なんかちょっと嫌だと思う人もいるんじゃないかなと思って指揮をグッと下げたっていうところと、
あとは単純に、初めてのプレゼント企画と初めてのグッズ作りっていうところで需要が見えないと。
そこが正直なんか今すげえカッコつけたこと言いましたけど、本当にちょっと不安だったんですよね。
だから、なるべく指揮下げといった方がいろんな人に見てもらえる、ちょっとでも応募してもらえるんじゃないかなみたいなことを思って企画してたりするわけなんですよ。
で、2年半もポッドキャストやってきて、初めての企画ってことだから、こっから調子に乗ってたくさんやるかもしれないし、
また2年半やんないかもしれないしみたいな、そんなことにはなりかねないと思ってるんですけど、
まあまあまあまあ、普通にね、とにかく今回のがうまくいったらいいなっていうところですよ。
次いつやるか、本当に全然読めてなくて、計画性のないところは、ポッドキャスト聞いてる皆さんにはなんとなくわかるんじゃないかなと思ったりするので、
その辺りはご容赦いただけたらというふうに思ってます。
12:02
とにかくね、ちょっとずつお申し込みいただけて、かなり嬉しい状況だなっていうところはあるので、引き続き皆さんのご応募お待ちしておりますと。
で、応募の方法諸々については、昨日のエピソードをぜひですね、聞いていただけたらというふうに思っておりますので、ぜひよろしくお願いいたします。
ということで、今回の放送は以上にしていきたいと思います。
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それじゃあまたお会いしましょう。さようなら。
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