1. 佐々木亮の宇宙ばなし
  2. 831. 国立天文台の研究者目線..
2023-01-18 14:04

831. 国立天文台の研究者目線の2022年ヤバい研究はコレ

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ソース

https://www.nao.ac.jp/news/blog/2023/20230113-releases.html

00:00
1日10分、宇宙時間をテーマに毎日お届けしております、宇宙話。
今回は、国立天文台の研究の専門家が選ぶ、2022年面白かった宇宙研究はコレだ、そんな内容をお話ししていきたいと思います。
宇宙話、このチャンネルでも毎日毎日、宇宙の話をピックアップしてるわけなんですけど、
じゃあ、もっとこう、本当に国立天文台っていう機関で働いてる専門家から見たらどうなのか、というところだったり、
その目線で振り返っていきながら、やっぱ2022年、コレ熱かったよね。そこから2023年、こうなってくるんだろうね、みたいな話までしていければと思ってるので、
ぜひ最後までお付き合いください。
佐々木亮の宇宙話。
2023年1月18日始まりました、佐々木亮の宇宙話。
このチャンネルでは、1日10分宇宙時間をテーマに、天文学で白紙号を取得した専門家の亮が、毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。
ということで、本日でエピソードが831話目を迎えるというところになってますが、
毎日毎日話していても、1話完結っていうところがベースなので、気になるタイトルのものがあったりしたら、ぜひ聞いていただけたらというふうに思っております。
今日紹介する内容は、ポッドキャストでも毎日毎日宇宙の話をしていって、これで2022年の振り返りとかもさせていただいたと思うんですね。
その中で、専門家目線でもっと2022年深掘りしていったり、いい研究ってどんなところだったんだろう、みたいなところをちょっと紹介していければというふうに思ってるわけなんですよ。
で、一体どういうところかっていうと、情報を調べてたら、国立天文台が専門家研究員の方の目線で、2022年どういう研究が面白かったか、みたいなところを発表してたんですね。
なので、そこのトピックをベースに今日はお話ししていこうというような、そういう流れになってます。
で、いくつかトピックが上がってるんですけど、その中でまず一つ注目のポイントとして上がっているのは、宇宙の中の元素がどうやってできていくのかっていうような元素に関するお話ですね。
そもそも、これ、宇宙話の中でも結構繰り返し話してる部分ではあって、天文学を研究するだったり、宇宙を研究するっていうところにどういうモチベーションがあるのかっていう話をちょっと簡単にさらっておくと、
私たちの体って、例えば炭素だったりとか、酸素だったりとか、水素だったりとか、そういったところを基盤に、基盤にというか、体ができてたりするじゃないですか、生活する上でも非常に重要であるっていうところ。
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で、そこら辺の、なんかこう、よく知ってる物質だったりとか、重い金属とかじゃないものっていうのは、宇宙空間では結構簡単に作れたりする。
一方で、金属とかっていうのはレアで、みたいな、そういう元素の生成を行っていくっていうところが、実は宇宙の役割であって、その中で宇宙の研究をするっていうのは、そういったところを解き明かす。
つまり、私たちの生活として身の回りにあるものっていうところが、一体どうやってできて、そして宇宙空間の歴史の中でどうやって進化してきて、だったりとか、
今後、そういう物質ってどういうふうに見えてくるのか、だったりとか、そういうもう世の中の、もう何ですかね、真な晩章ぐらいの勢いで考えられるぐらい、
身の回りのものの過去、現在、未来っていうのを見るっていう、そういう意味合いが宇宙の研究って強いんですよ。
そういった中で、さっき言ったみたいに、炭素だったり水素だったりとか、酸素だったりとかっていう身近なものはよく作られやすいんですよね、星の中で。
ただ、逆にこう、みんなが黄金属として超高価だと思ってる、金だったりとか、プラチナだったりとか、
あとは地球の環境問題とかSDGsとかそういう話で、レアアースっていうのもあるじゃないですか。
レアアースと呼ばれるような物質とかっていうのは、じゃあ一体どうやってできるんだろうみたいな。
そういうレアな物質っていうのは、実は宇宙空間だと結構レアな現象である中性子性合体って呼ばれるような現象で起こるんですよね。
この中性子性合体っていうのも、なんかもう話すとめちゃめちゃ長くなるんですけど、簡単に言うと、ブラックホールになり損ねたものすごいえげつない重力を持っていて、
太陽を山手線の中にギュッとしたみたいな、半径10キロぐらいの丸にギューって太陽を押し詰めたみたいな、超強重力天体っていうのがあるんですけど、
そういったのが合体した時のぐしゃっていう勢いで、そういったレアな金属とかができたりするんですね。
そういった宇宙空間の諸現象っていうのがたくさんある中で物質はできていってるんですよ。
そんな中で、2022年の面白いトピックとして、研究結果として紹介されたので言うと、今話したものすごく重力の強い中性子性って呼ばれる天体の合体によって、
これ、今までまだ解明できてなかったランタンとかセリウムって呼ばれるような、いわゆるレアアースって呼ばれるものが作られるんじゃないかっていうのが、
国立天文台のスーパーコンピューターを使った研究で明らかになっただったりとか、
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あとは、研究どんどん進めていった中で、
気筋属、そういったさっき紹介したような気筋属とかっていうのが豊富に存在している星っていうのは、
だいたい100億歳ぐらいであると。
太陽とかで言うと47億歳とかだったりするんで、まだまだ若造ですよね。
そういった研究がどんどん出てきて、今まで私たちの身近な、身近な天体じゃないや、身近な元素として捉えられていたものの理解は深まってたけど、
2022年は、ちょっと身近じゃない、金属、レアアースって呼ばれるものが、
宇宙空間でどうやってできたのかっていうところに非常に注目が集まったっていうような、そういうお話があったりとか、
あとは、もう宇宙の、これもここから話題また変わって、
宇宙の果ての方、めっちゃ遠い星っていうのがどんどん見えてきたよねっていうところも、実はニュースとしては結構センセーショナルだったっていうふうに言われてます。
国立天文台が持っているアルマ望遠鏡っていう、もう本当に視力がめちゃめちゃいい、超すごい望遠鏡があって、
是非、アルマ望遠鏡ってググってみて欲しいんですけど、ものすごく目のいい望遠鏡があるんですよ。
その望遠鏡が、もうとにかく遠くの天体、遠くの天体っていうところを見に行こうっていう研究を行った結果ですね、
135億光年、彼方の遠方の銀河っていうのの広報を見つけることができたと。
で、これはもう本当に135億年って、宇宙の歴史の中で見たら、本当にもう端っこの方の端っこの方みたいな感じじゃないですか。
だから、そういったところを見つけたっていう、2022年の大きい成果があったりとか、
で、あとは、ビッグバンが発生してから、これわずか宇宙空間ができてから5億年程度っていうようなタイミングでできた星とかですね。
そういったところが見つかったっていうところが、2022年としてはやっぱり大きな成果だったんですよね。
こういうところが見つかってくると、もう宇宙空間の歴史全体っていうのが観測できるようになり始めたっていうところのきっかけでもあるんだと思うんですよ。
そうすると、今後、宇宙全体の歴史ってどうやって動いてきたのか。
特に最初の方、宇宙のできて最初の方、数億年っていうところで言うと、ここって今の宇宙空間にある星の大元を作り出した結構重要な期間なんですよね。
しかも、宇宙空間がまだ広がってない状況で、宇宙の中の星ってどうやってできるのかで言うと、これ、宇宙空間に溜まったガスとか塵とかがどんどんくっついていって、一個の塊を作るみたいな、そういう過程を経て星っていうのはできたりするので、
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小さい空間にたくさん今、宇宙空間に広がってる星の材料があったと思うと、そこで星がガンガン作られたことによって、
さっきの話にも繋がるけど、原素、新しい原素をどんどん作り出したりとか、星の中だけでも鉄とかまで作れたりするんですよね、水素、酸素とかそういうところから。
なので、そういった歴史を紐解くっていう上でも、宇宙の本当に遠くの方の星って見るのはすごい重要だったりするっていうところで、
2022年の注目転退として、注目転退じゃないや、注目の研究結果として、今回ピックアップされたんだろうなっていうところを思って、こんな記事紹介させていただいているというような状況ですね。
今日、たくさん話さなきゃいけないと思って、めちゃめちゃ早口になってると思うんで、是非、ポッドキャスト、再生時間0.9倍とか0.8倍とかできるんで、
そういったところでゆっくり聞いていただいたり、あとは2回、3回聞いて、2022年ってこういうところが面白かったんだなみたいなところをちょっと宇宙目線で振り返ってもらえたら嬉しいなというふうに思っております。
ということで、今回は国立天文台の専門家がピックアップする2022年国立天文台が主となって行った面白い研究結果、こんなのあったよねっていうのをピックアップして紹介させていただきました。
実はですね、まだまだあるんですよ。ここでピックアップされてる研究って。しかもこれ、よく話してた地球に似た星を探すみたいなところだったりするんで、明日ちょっとそのあたりの話もしていこうかなというふうに思っていたりしますので、是非楽しみにしていてください。
ということでですね、こんな感じで、緊急報告もちょっとさせていただこうかなと思うんですよ。本題は以上なので。
でですね、今日普通に仕事してたら、ポッドキャストをきっかけに最近って仕事もらうこともたまにあるんですよね。
で、そういう時とか、あとはなんかこう、ポッドキャストにちょっと興味ある人と話してる時っていうのは、結構ポッドキャストの話題がご飯の時だったりとか、あとは普通に普段の会話とかなんか出たりするんですけど、
それ以外の仕事、まあみんなも多分聞いてるみんなもそうだと思うんだけど、普通に生活しててポッドキャストの話ってあんま聞かなくないっていう。
これはもう別にポッドキャストやってるやってない関係なく、聞いてる聞いてないっていうのも本当に関係なく、フラットに見た時にこれやっぱ聞かないんですよね。
だから結構なんか、まあまだマイナーなんだろうなっていうところを思ってたんですけど、この仕事の中でポッドキャストの話が普通に会議の中で出てて、
まあそういう、なんかこの広告媒体としてどうなんだみたいな話とか話題に上がってたりしたんですよ。
すごいなと思って、これもなんかちょっと時代の変わり目を感じたというか、自分からポッドキャストの話したり、ポッドキャストの話ばっかりする会じゃないところで聞いたから、
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えっ!みたいな。なんか感動しちゃいました普通に。やっぱり2年半やってると、最初の頃よりは今の方が確実に流行ってるっていうのはなんとなく感覚としてもわかるんですけど、そうじゃなくて、
なんかもう全く違う角度から来ると、あ、これかーみたいな。たぶんまだまだなんだろうな、YouTubeとかそういったところに比べたらまだまだなんだろうなぁと思うんだけど、
まあそういったところを抜きにしてもやっぱ嬉しかったなっていうところがあって、やっぱそうするともっともっと最先端走っていきたいよなっていう気持ちが強くなるんですよね。
なので本当にね、これ昨日も話したけど、今週2023年の1月20日にジャパンポッドキャストアワード第4回のノミネート作品発表っていうところがあるんで、
マジで引っかかってないかなーと。これ引っかかってなかったら今年1年結構ね、厳しいところになるかなーと思うんですよ。
まあSpotify独占配信になって、世の中的にそれがどう見られるのかっていうところで、ちょっとなんか緊張の仕方は違うかなと思うんですけど、ちょっとそのあたりはドキドキワクワクしながら待っていきたいと思います。
うわーなんか今喋ってたらすげーダメな気がしてきた。意外とネガティブにも考えるんですよ。ということで、日本一、日本一言ってますが、とにかく目の前のところで嬉しい思いができたらいいなと個人的にも思ってるので、みんなも心の中で応援してくれてたら嬉しいです。
ということで、今回は以上にしていきたいと思います。今回の話も面白いなと思ったら、お手元のSpotifyアプリでフォロー、フォローボタンの下にあるレビュー、ぜひよろしくお願いいたします。
番組の感想や宇宙に関する質問については、Twitterのハッシュタグ、宇宙話またはSpotifyのQ&Aコーナーからじゃんじゃんを寄せいただけたら嬉しいです。
それじゃあまたお会いしましょう。さようならー。
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