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はい、始まりました、佐々木亮の宇宙話。このチャンネルでは、1日10分宇宙時間をテーマに、毎日誰でも最新の宇宙が学べる話題を、ドクター佐々木がお届けしております。
ということで、早速今日の本題を紹介いたします。今日の本題は、民間が主導する月面探査プログラムが、とうとう今年2022年に動き出すというお話をさせていただきたいと思います。
今回紹介するのは、まさに1月25日、昨日発表された株式会社ワイスペースが、とうとう2022年に月面探査プログラム、ハクトアールと呼ばれるものを実際に動かしていきます。
そこに実際にどんなプロジェクトが乗って、例えばJAXAが絡んできてたりとか、あとは海外の会社ですね、UAEだったりカナダだったりっていうところのミッションを一緒に引き連れて、いろんなミッションを月面に到達させる、いわゆる月面のランダー着陸船を打ち上げるというお話をさせていただきたいと思っております。
これはもう普段宇宙好きな方だけではなくて、宇宙ビジネスに興味があるという方にもお勧めの内容になっていて、まさに宇宙ビジネスの最前線中の最前線というような感じになるので、ぜひ今回楽しんでいただければなと思っておりますので、ぜひ最後までよろしくお願いいたします。
はい、ということで毎日恒例の緊急報告を先にさせていただこうかなと思うんですが、完全に私ごとではありますが、昨日1月25日に28歳の誕生日を迎えました。
はい、こんな感じのツイッターに書かせていただいたら、お祝いのコメントとかをポッドキャストやってる方だったり、この番組のリスナーの方だったりにいただいて、本当に温かい気持ちを抱えながら1日過ごせて本当に幸せな1日でした。
いつも聞いてくださって本当にありがとうございます。今年で28になって昨日で、じゃあ27歳どんなだったのかなっていうのを振り返ってみると、宇宙物理で博士号を取り、その後はポッドキャストも順調に伸びていき、国内27位とか取ったりとか、あとはコンスタントに100位ぐらいにずっと入れたりとかっていうところがありましたし、
メインの仕事が変わったり、それに加えていろんな、例えばライターの仕事だったりもそうだし、今宇宙ベンチャーの仕事もさせてもらったりとかっていうような感じで結構いろいろチャレンジングな1年を過ごせたんじゃないかなっていうふうに思ってます。
しかも、僕の個人的な性格で言うとせっかちというか、隙間時間みたいなのを作れないんですよ。なので詰め込んでいきたいみたいな感じになってるんで、そうやって急いでるみたいな雰囲気が出てしまうんですけど、それと同じ感じで、28歳はもっとクオリティを上げて、少し頭を使って動いていけたらなというふうに考えていたりします。
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なのでですね、そんな中でもポッドキャストで日本一位を取るっていう目的だったりとか目標だったりっていうところは変わらず持っている目標になっているので、ぜひですね、別に誕生日だからっていうのは関係ないんですけど、今後日本一位を目指していくっていうところ、今聞いてくださっているリスナーの皆様と一緒に目指していけたらなと思っておりますので、引き続きよろしくお願いいたします。
そんな感じで、すぐ年代言いそうになるな、28歳の笹木亮もよろしくお願いいたしますというところで、さくっと本題に入っていった方がいいかなと思うので、本題に入っていきたいと思います。
ということでですね、じゃあ今日本題紹介いたします。
2022年にとうとう動き出す日本の月面探査プログラムのお話をさせていただきたいと思います。
今回紹介するのは1月25日、昨日発表されたばかりの本当にホットな内容になっていて、宇宙ビジネス、世界中で見ても最前線、中の最前線というぐらいになっているので、こちらをご紹介させていただきます。
今回紹介するのはHACKとRと呼ばれるようなプロジェクトになっていて、どういうプロジェクトなのかというと、簡単に言えば月面の着陸船を民間の会社が作ったというところで、それが実際に2022年の間に打ち上げられるというところが、今回のザックリとした概要になっています。
まずHACKとRと呼ばれるプロジェクトをリードしているのが、日本にある株式会社iSpaceという会社です。
iSpaceは昔から月面探査じゃないですけど、宇宙開発というところにすごく前向きに取り組んでいる、いわゆる宇宙ベンチャーというか、宇宙企業が日本国内でできてきた中での第一世代というようなところにいた方々ですね。
iSpaceは2040年に人が1000人月面に住んでいて、年間1万人が月を訪れるというような未来がやってくるというところに対して建設エネルギーだったりとか、そういったところの宇宙開発を加速度的に進めていける。
そしてiSpaceは宇宙に構築したこれらのインフラというのを活用することによって、地球に住む人たちの生活も支えていきたいというようなところを目標に掲げている会社になっていたりします。
今回発表された内容でいうと、ずっとiSpaceが月面探査を進めていきますというのを話していた中で、こういうことができるようになってきているという話はずっとあったんですよ。
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それのようやく実現するタイミングが今年2022年にやってきたというところになっています。
今回2022年に実施されるHackto Rプロジェクトの中のミッション1と呼ばれる部分、これがどういうふうに進んでいくのかというと、2022年の間にまず打ち上げられます。
これは何かというと、さっきちょっと前に話したみたいに月面に着陸する着陸船なんですよね。
なのでこの着陸船には様々な中には宇宙船みたいな感じになっているので、部屋が分かれていて、そこにいろんな月面で何かミッションをこなしてみたいというふうに考えているような企業だったりとか宇宙研究機関の
例えばローバーだったりとか、あとは実験させたい化学物質だったりとかっていうところを乗せられるような仕組みになっていたりします。
なので是非ですね、画像とか概要欄に貼ってあるところのプレスリリースから見ていただきたいんですけど、もう簡単に言えば四角い箱みたいなものの中に、ものに足が3本とか4本とか生えてて、その足が月面に着陸すると。
でその箱の中からいろんなものが月面に出ていくっていうような、そんなシステムになっていたりします。でですね、まあそんなプロジェクトの実行が決定したというところがある中で、じゃあ一体どんなミッションがそこで繰り広げられるのか。
言うてもこのアイスペースが提供するハクトRっていう宇宙探査プロジェクトは、ハクトRは月面の着陸船なので、その後そこからどういうミッションが広がっていくのかっていうのは乗せる機器次第なんですね。で現状を今回の発表で6つのミッションがそこに搭載されるというふうに言われていて、
個体電池の研究をする日本特殊投業株式会社っていうところ。でこれなんか車のスパークプラグとかの世界ナンバーワンシェアを持っている会社らしくて、そこが個体電池の実験をするだったりとか、あとはJAXAのロボット。
でアイスペース自身が打ち上げるネーミングプレート。クラウドファンニングでいろいろお金を集めて仕事をしてきたっていうところで、そのネームプレートを月面に届けるっていうところ。あとはUAEが作っている月面探査ローバー。でカナダが作っているコンピューターシステムですね。
でもう一個カナダの企業が作ったカメラっていうところが、今回のアイスペースが飛ばすハクとアールプロジェクトに搭載されて一緒に月面に向かうというようなところになっていたりします。
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なのでですね、まず今年どういうところが注目なのかっていうと、まず1年以内に日本のしかも民間企業が進めているプロジェクトが月面にまで到達するっていうところ。そして日本の宇宙企業がそこのプラットフォームになって世界中の月面で研究をしたい人たちの窓口になる。
そしてその人たちを宇宙に連れて行って、さらにここから月面探査というところを加速させていく役割を担うというところで、今回一発目でどどんとアイスペースの実験が行われるので、ぜひ2020年度内に実行されるアイスペースの動きっていうところはぜひ皆さんに注目していただければなというふうに考えております。
ということで今回はざっくりでしたが株式会社アイスペースが取り組む2022年打ち上げの月面探査プログラムハクトRについて紹介させていただきました。今回の話も面白いなと思ったらお手元のポッドキャストアプリでフォローサブスクライブよろしくお願いいたします。
番組の感想や宇宙に関する質問についてはツイッターのハッシュタグ宇宙話で募集しております。宇宙が漢字で話がひらがなになってますので、じゃんじゃんつぶやいていただけたら嬉しいです。
それではですねこの月面探査がホットになってきているタイミングなので近いうち月面探査関連の話はいくつかどんどん盛り込んでいきたいと思います。興味がある方はぜひチャンネル登録してください。それではまた明日お会いしましょう。さよなら。