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ソース
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1日10分、宇宙時間をテーマに毎日お届けしております宇宙ばなし。 今回は、日本の宇宙企業、月面着陸を目指す
iSpaceの月面着陸のチャレンジ、こちらについてお話ししていきたいと思います。 2023年4月26日の夜中、日本時間の夜中に月面着陸を実施するというフェーズに
入ったiSpace、惜しくもこちら、ハードランディングといういわゆる着陸失敗に終わってしまったんですが、これからどんな月面探査、月面着陸の未来が待っているのか、そしてこれまでどういう歩みを辿ってきていたのか、そのあたりを今回は深掘りしていこうと思っておりますので、ぜひ最後までお付き合いください。
佐々木亮の宇宙話
2023年4月26日、始まりました佐々木亮の宇宙話。 このチャンネルでは、1日10分宇宙時間をテーマに、天文学で博士号を取得した専門家の亮が、毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。
本日でエピソードが928話目を迎えるというところになっております。 基本的には1話完結でお話ししておりますので、気になる宇宙のワードだったり、タイトルだったり、そんなところから聞いてもらえたら嬉しいなぁと思っております。
今日はね、昨日放送された大石正義のヤングタウンから、新規の初めて聞くリスナーの方とかも来てくれてるんじゃないかなと思うので、そういったところから楽しんでもらってですね、面白いなぁと思ったらぜひチャンネルのフォローしていただけたら嬉しいです。
そんな感じで、今回お話ししようと思っているのは、これも今この放送のタイミングでは一番ホットになっている宇宙ビジネスの話題、アイスペースという日本の宇宙企業が月面着陸にチャレンジ、そしてちょっと惜しくも失敗してしまったという、そういうお話をね、していきたいと思っております。
いやーもう残念だったなーっていうのがもう本当正直なところで、これ2023年の4月の26日、今日放送になっておりますが、4月の26日のもう明け方、日付が変わってすぐの日本時間でいうところの1時とか2時とかっていうようなタイミングで着陸、月面着陸っていうところが実施されたっていうのが、
今回のざっくりとした概要になっているんですね。で、これ打ち上げ自体は昨年だったかなに行われていて、2022年の12月11日にランダーの打ち上げが完了したと、スペースXのロケットに乗ってね。
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で、そういったところからぐっと月面を目指していって、ちゃんとゆっくりいろんな途中で達成しなきゃいけないミッションとかがあったんですよ。で、それを進んでいって、そこから5ヶ月経った今、4ヶ月経った今、これ着陸に乗り出したというようなところになっていたわけなんですね。
なので、満を持しての着陸、そして日本国内の宇宙関連の人たちがもうみんな注目していたこのiスペースのミッション1っていうやつなんですね。これが着陸の本当に直前まではしっかりと地上とのやりとりもできていて、あ、いい感じいい感じみたいなっていうので、こう雰囲気で着陸していったところで、最後着陸のタイミングで通信ができるようになったんですね。
通信が途切れてしまうっていうような状況になったというのが、まあ状況としてはあったみたいですね。で、まあそこからいろいろこう、日本の明け方まで調査っていうのが進んでいて、データ取得ができなかったところから、その後こう、ランダーの推進材の燃料っていうのを推定残量がなくなっていたことだったりとか、まあデータ確認できたところで見ると、最後急速な降下速度。
つまり、月面に対してゆっくりこうランディングしていこうとしてた、着陸しようとしていってたってところのスピードが最後一気に上昇していたというところが確認されたっていうところから、まあ結論としてはこういう状況をいろいろ確認できて、で、そして最終的にはテレメトリーっていうまあ状況のデータっていうのが取得できない状態になったっていうところのすべての要素を鑑みると、
これは最終的に月面にハードランディングしてしまった。まあつまり、ぐしゃっと落ちてしまったみたいな感じですね。このハードランディングっていう言葉があんまりピンとこないなっていう人もいると思うんですよ。
ハードランディングとソフトランディングっていう言葉があって、いわゆる自然にスパッと着陸するのがソフトランディングと呼ばれるもの。で、ハードランディングっていうのはこうなんかふわっと落ちたっていうよりはザーみたいな、表現変えるとドカーンみたいな、いうような感じで落ちてくる状態のことをまあハードランディングって呼んだりするというところで、まあ今回アイスペースからの公式の発表にも出ておりますが、
月面へのハードランディングをしてしまった可能性が高いというのが状況としては現状を考えられているという、そういう状況みたいなんですね。で、これもうアイスペース、最近多分いろんなところで名前聞いたんじゃないでしょうか、皆さん。
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ね、多分こう宇宙に興味を持ってる時点で、宇宙関連のニュースってちょっとだけでもこう目に入ってくることあると思うんですよ。で、そんな中で最近だと、宇宙話では取り上げなかったんですけど、アイスペースが上場したと、これ宇宙企業、日本の宇宙企業で上場してっていうのが初めての例だったっていうところで、やっぱり注目度も高まったし、
日本の宇宙企業の中での期待値っていうのもものすごく上がったんですよね。このめちゃめちゃ上がった期待値っていうところで、じゃあ上場したアイスペース、最初のミッションというか上場後の大きい仕事として月面着陸っていうのが成功するのかっていうところが今回の注目のポイントだったわけですよ。
っていうところを考えるとね、なかなかこう、まあ残念な結果ではあったんですけど、ただこれ、この3回前ぐらいかな、スペースXの月面着陸がうまくいっ、月面着陸じゃないや、ロケットの打ち上げ、最新のその120mのロケット打ち上げるときに、まあダメだった、失敗したときに従業員が両手を挙げて喜んでるみたいな、そういう状況があったと思うんですけど、まあそこまでの感じにはならないものの、で、理由は、
もう簡単で、月面着陸をすることが今回の目的だったわけではなくて、もちろんアイスペース自体は月面に着陸をしなきゃい、あの、したいっていうミッションを持っていましたけど、着陸船っていうのは、ただ着陸するだけではなくて、月面に行きたい人たちへ、なんだろうな、バスを貸すみたいな感じなんですよね。
このバス乗ってたら目的地着くらしいから着いて、じゃあ向こうで何しようっていうお客さんが乗ってる状態。で、今回のアイスペースのミッションに関しても、実際に中に、これペイロードって呼ばれるんですけど、そこにお客さんの装置だったりとかが乗った状態で月面を目指していたっていうところがあるんですね。
なので、月面に行けた、あとちょっとで着陸できた、わーいっていう感じにはちょっと慣れない。理由はやっぱお客さんがいたからっていうところで、こないだのスペースXの打ち上げに関しては、ただの試験打ち上げっていうところで、誰にも影響が出ないっていう状況だったっていうところを考えると、まぁまぁまぁちょっと状況は違うんですよね。
ただ、これアイスペース今回、逆に言うと日本で一番のノウハウ、そして世界の中でもそこをリードするようなノウハウっていうのを獲得したわけじゃないですか。その直前、じゃあなんで降下速度が一気に上がってしまったのか。今回の燃料のバランスは大丈夫だったのか。
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で、もしハードランニングしてしまった原因っていうのが、着陸船の何かここに原因があることがわかったっていうのがあれば、そこを改善した上でミッションが本当にうまくいくのかっていうのをどんどん検証していって、次のミッションにつなげることができるというところで、ここで得られたノウハウが今後めちゃめちゃ重要になってくると。
これがダメだったから、これ面白いのが、これがもし政府の動きだった場合、後続のミッションに遅れが出る可能性があります。なぜなら、原因究明早くしろっていう話にもなるし、この予算本当にここに振り分けるんですかっていう話にもなるからっていうところですね。
それに対して、iSpaceのこれからのスケジュールっていうところで言うと、今回ミッション1と呼ばれる、初めて月面を目指していくっていうミッションが実施された。で、残念ながらハードランニングっていう結果に終わってしまったんですけど、2024年にはミッション2と呼ばれる次のミッションが想定されています。
で、これiSpaceからの報告によると、ミッション2っていうのは、今回の着陸船と同じデザインの着陸船っていうのを打ち上げて、また新たに月面を目指すお客さんというか仲間というかと一緒に目指していくっていうもの。これが2024年なので、もう1年後ですね。来年。
そして、2025年には現状ミッション3っていうものが想定されている。で、これiSpaceの報告によると、ミッション3の着陸船については、またこれ今使っている月面着陸船のデザインとは少し違う形になるんですよね。
で、この段階で、ミッション1、ミッション2、ミッション3っていうので、2025年まで進んでいって、ここで技術の成熟度っていうのを飛躍的に高めていくというような状況になっている。そういうイメージです。
ここ結構、やっぱり期待しちゃうじゃないですか。日本のトップ、最先端を走っている宇宙企業なので、ここがどうやって進んでいくのかっていうのが、一種日本の宇宙ビジネスが今後どう動いていくかみたいなところを占っているような気もしてしまうし、
ただ別にでも、もうアイスペースに全て任せたぞって感じでもなくて、日本国内の企業っていうの、宇宙企業どんどん出てきてるし、技術もどんどん上がってきていて、本当に目指していけるっていうような形が今後気づかれていくというふうに思われるんですね。
なので、ちょっとここにはやっぱり期待していきたいというところで、今回のミッションがハードランディングっていう結果に終わってしまったものの、来年、再来年っていうところにどんどんもうすでに次のミッションが控えてると。これが結構面白い部分で、やっぱり国主導だとこういうスピード感ではいかないんですよね。
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だからこそ、期待したい。次、成功してくれれば、やっぱり日本からやっぱりアイスペース使って月目指すっていうのがいいよねっていう世界中の状況になるだろうなと思うし、来年とかはそれこそNASAのアルテミス計画でいうところの、月の周りを宇宙飛行士が回るっていう、そういうタイミングにもなってくるので、そこの中で、
それに合わせてアイスペースの着陸もうまくいった。で、宇宙飛行士もその近くで見てるみたいなね。そういう状況とかも結構ロマンチックじゃないですか。で、その次の年にアイスペースのミッション3やる頃には、もしかしたらアルテミス計画の人が月の周りをぐるぐる回るっていうのが成功して、
次の段階、人が月面に着陸するっていうところのミッションも実施されてるかもしれないっていうところで、NASAとかそういうところもそのスピード感で、そしてその年度でこう進めていこうっていうのがあるので、アイスペースはもともとちょっと一歩リードしてたところが足並みが揃ったみたいなイメージになるのかなと個人的には思っていたりします。
でももうね、この宇宙話聞いてる人にはもう繰り返し繰り返し伝えたいですけど、もう宇宙開発のこの流れの中でこう見ていっても、まだまだノウハウが溜まっていく時期なんですよ。
だってめちゃめちゃ新しいチャレンジしてるわけですから、そこが蓄えられていって、次の年、次の年っていうところのこんなスピード感で宇宙開発の進化っていうのが見れることないですから、ここをしっかり見ながら一体どういうふうに今後世界が変わっていくのか、宇宙との距離感がどういうふうに近づいてくるのかみたいなところを一緒に感じれたら嬉しいなっていうふうに思っていたりします。
いやーまあでも、そんな感じで今回の着陸がハードランディングになってしまった、成功とは言えない状態になったところで状況を整理させてもらいました。
多分テレビのニュースとかそういうので見ても、あんまりね、こう状況だけ伝えられるっていうふうに思うので、そうではなくて、いつからスタートしていてどんな感じだったのか、そしてその後、じゃあ来年再来年っていうのはどういうふうになっていくのかっていうところ、そしてまあ宇宙企業の流れっていうのがどうなのか、まあそういった面で宇宙話ではなんかもうちょっと深いところテレビのニュースとかネットニュースとかで見れないような
ちょっと周辺部分の話もしっかりしていきながら今後も話していければと思っています。
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で、これ今回のiSpaceのミッション1の状況報告みたいな感じで、iSpaceからリリースが出てるんですけど、これなんかすごい心温まるなと思うのは、ものすごいやっぱiSpaceの活動って注目されてたんだなっていうのが分かって、
今回ハードランディングになってしまいましたっていうような話に対していただいているコメント、届けられているコメントっていうのが、ジャックさんの理事長からのコメント、
で、そしてESA、ヨーロピアンスペースエンジェンシーっていう、まあヨーロッパのジャックさんみたいなもんですね、NASAとかみたいなののディレクタージェネラルの方とか、ドレイパー研究所っていう、まあiSpaceと継続パートナーシップ結んでるところだったりとか、
アリアングループっていうところのCEOからコメントが来てたりとかっていうところで、やっぱりもう周りに囲まれてる人たちもすごい状況でiSpaceっていうのはチャレンジしてるんだなっていうのを改めて見て、めっちゃすごいなと。
ぜひなんかこうね、これからも、実は宇宙話の聞いてくださっている方の中にもiSpaceの方何人かいらっしゃるんですよ。
宇宙ビジネスカンファレンスのスペース態度っていうのに参加させてもらったときに、iSpaceの方とこう会話させていただくタイミングがあったんですけど、うわ、聞いてますみたいなっていうのを言ってもらえたりして、
あ、iSpaceにも届いてるんだってすごい思っているので、今回のこの内容ももしかしたら聞いてくれるかもしれないし、お前ら何言ってるのかわかんねえから聞かねえよっていう感じかもしれないですけど、
でもまあ、僕は本当これから前向きにどんどん取り組んでいかれる姿、妄想して楽しみにしておりますので、宇宙話でも皆さんで、リスナーのみんなでiSpaceのこれからの活躍、期待していきましょうという感じで、今回は以上にしていきたいと思います。
今回の話も面白いなと思ったら、お手元のSpotifyアプリでフォロー、フォローボタンの下にある星マーク、こちらからレビューいただけたら嬉しいです。
番組の感想や宇宙に関する質問について、iSpaceの取り組みこういう感じだったんだとか、ニュースよりわかりやすくて周辺の話も面白かったなと思っていただけた方は、ぜひTwitterのハッシュタグ宇宙話、宇宙が漢字で話がひらがなでつぶやいていただけたら反応しに行きますので、ぜひよろしくお願いいたします。
それではまた明日お会いしましょう。さようならー。
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