1. 佐々木亮の宇宙ばなし
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2020-10-30 10:36

22. 遠くの土星に水でできた雲が発見!?宇宙に水があるなんでもう珍しくない。

日付またいじゃった、許して!

はい、毎日更新wの宇宙ばなし。今日は遠くの星の周りを回る土星っぽい星に

水でできた雲が発見されたってお話です。

月で発見された水と同じ手法は、昔からいろんなところでやられていました。

もう宇宙に水があることが珍しい時代なんて終わってるんです。その真相をしっかりと学びましょう!!


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元論文

https://arxiv.org/abs/2004.03551

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はい、始まりました、佐々木亮の宇宙話。今日はですね、先日、月の表面に水が見つかったっていうニュースが結構世界中を騒がせたと思うんですが、
まあ、それと同じような感じで、実は他の結構遠くにある星の周りにもあってる、土星に似てる星の周りでも、実は水みたいなのが今見つかってるぞっていうような研究を紹介していきたいと思います。
で、まあちょっと本題に入る前に余談を挟んでいこうと思うんですが、実はまあ今日、大学で2つなんかちょっとイベントがありまして、
1つは修士課程の研究中間発表会。修士論文をまとめるにあたって、学科の、学科というか研究科内の教授に今進捗こんな感じですよっていうのを示すような会であったり、会で。
で、もう1つは来年研究室に配属されてくる学生、大学の学生の子たちの見学会みたいなのもあって、なんかこう結構この時期になるとそういう来年に向けての動きと今年を締めていくっていうような動きが乱立してくるなっていうような印象があって、なんかやっぱ入ってくる、入ってこようと思ってる学生たちっていうのは結構キラキラしてるというか、
うちの研究室、やっぱ宇宙ってあんまり研究室がないので割と人気で、特に入学した時なんて自分の肌感とか結構周りで話してる時の感じだと結構な学生が今のうちの研究室に入りたいっていうような話をするんですね。
結局そこから物理とか色々勉強していって面白いと思う分野っていうのは見方が色々変わってくるので、結局はある程度の人数にはなるんですが、なんとなく元々人気でやっぱり宇宙っていうのの引きが強いなっていうのを感じたりしてます。
というので、自分の博論についてもがっつりまとめていかないといけないなと思っているところです。
といった感じのが今日の出来事で、今回は遠くの土星に水ができた雲が、水でできた雲があったっていう話をちょっと手短にしようと思います。
理由は今日中にこれを更新したいからです。
ハップル宇宙望遠鏡っていう、めちゃめちゃ宇宙の綺麗な写真を撮ってくれる人工衛星で、遠くの土星っぽい星を撮影したんですね。
このハップル宇宙望遠鏡って、皆さん結構宇宙の綺麗な写真とかでお世話になっているような星の衛星なわけですよね。
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しかもこの衛星ってどういうところが面白いかっていうと、私たちにそういう宇宙の感動を届けてくれることだけじゃなくて、実は打ち上げてちょっとしたときに故障しちゃったんですよ。
故障しちゃって、かなりやばいなみたいな。
でも国の予算もすげえ欠けたのに、こんなんでも一生終えてしまうのかみたいな落胆している中で、
スペースシャトルっていう、いわゆるロケットについていった宇宙を自衛に移動できる乗り物が昔あったんですね。
若い人もしかしたら知らないかもしれないですけど、スペースシャトルで実際に宇宙飛行士がこのハップル宇宙望遠鏡の近くまで飛んでいって、
宇宙飛行士が宇宙空間で衛星を修理したっていうような結構面白い経験をしている衛星なわけですよ。
っていうようなサブストーリーがあるようなのがハップル宇宙望遠鏡で、
これGoogleとかでハップル宇宙望遠鏡、ハップルスペーステレスコープ、スペースピクチャーとかで調べると、
本当にすごい綺麗な宇宙の画像っていうのがどんどん出てくるので、
これを見てるだけでかなり時間が過ぎるのを忘れるぐらい夢中になってしまうような画像がいっぱい出てきますので、
ぜひ皆さんも試していただければいいかなと思います。
そんなハップル宇宙望遠鏡で遠くにある太陽に似た温度を持つ星を観測してあげたんですね。
こいつを観測してあげて、そうすると周りに土星みたいな星があるっていうのが分かっていました。
土星みたいな星っていうのはどういう感じかっていうと、
詳細を言うと本当の土星っていうのは太陽の周りを30年ぐらいかけて回るんですよ。
その一方で今回見つかったやつっていうのは3.21日っていうかなり早いスピードで回っているんですが、
大きさが結構土星サイズだぞっていう感じですね。
宇宙の中のそういう惑星とかの大きさって地球の大きさであったり、
あとは木星結構大きいので木星の大きさとの比較で大きさを測ることが結構あるんですけど指標として使うんですが、
まず本物の土星と木星の比率っていうのは木星が1に対して土星が0.8。
なので木星の8割の大きさの惑星っていうのが土星だと。
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今回は木星の0.96倍がちょっとだけちっちゃい感じの星でした。
これがいろいろ詳細を調べていくと土星に似ていると。
じゃあなんでそんな遠くにある土星みたいな星のところに水があるかどうかっていうのが分かったかっていうところが注目だと思うんですけど、
これ実は先日あった月の表面に水があるかどうかっていうような研究をしたことと実は全く同じ検出方法なんですよ。
どういうことかっていうとおさらいのために言っておきますね。
光っていうのは波になっていて、その波によって光が見えてると目に運ばれてるわけです。
その光の情報が。
例えば虹をイメージしてもらうと光っていうのはあんな感じで大きく分けると七色みたいなイメージで分けられるわけですね。
目に見える光っていうのは。
で、そいつらの中で、例えば水に起因してる水の分子が光の中のどっかに悪さをするみたいな性質があったときに、いつもだったら綺麗に虹が見えるのに、
今日はどう思う?あの星を見たときどう思う?赤い光だけやけに弱いぞみたいな状況が発生すると。
これはどういうことかっていうと向こうから飛んでくる光が水の中を通ってくると赤い部分がやけに弱くなるっていうような特徴が科学的というか数式的にモデル的に分かっていると。
そこと同じところがどうも土星の表面を通過してきた光の中に同じような現象が見える。
つまりは土星から飛んでくるはずの光は綺麗な虹色をしてるはずなのにどうも赤い部分だけ暗くなってるみたいな状態が起きるっていう感じですね。
これもちろん本当に虹色だけの話じゃないので例え話ですよ。例え話だけどこんな感じになると。
つまりまとめると水分子が存在しているときにある光が弱くなるはずだ。今回見たときにその部分で明らかに光が弱くなっている。
つまりその土星のところには水があるっていうふうに考えられるっていうのが今回の研究になりますね。
そういうふうに結局は宇宙には水がたくさんあるわけですよ。
最近こういうふうに遠くの惑星で水がありますとかそれこそ先日の月に水がありますみたいなニュースが結構出るので正直言うともう宇宙界隈で他の星に水があるっていうような状況はそこまで珍しいニュースにはなっていません。
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私たちの生活を考えてもそうなんですけど水があることが大事っていうよりも水をどうやって使っていくかっていうところが大事になってくると。
水がある場合じゃなくて水は飲むように必要であるとか生きていくためにこういうふうに使うから水は必要だっていうようなことになると思うので
今後はそういう水を発見していったその次の段階つまり例えば月に行った時にどうやってその水を利用するのかっていうようなところに注目が集まるかなと思っている次第でございます。
ということで今日は遠くの星の周りにある土星に似てる星の表面に水でできた雲っていうのが存在しているぞっていう話をさせていただきました。
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それではまた明日お会いしましょう。さよなら。
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