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始まりました、佐々木亮の宇宙話。
こちらのチャンネルでは、天文学で博士号を取得した私が、毎日最新の宇宙ニュースをお届けしております。
この放送はカラフルさんの提供でお送りしております。カラフルさんどうもありがとうございます。
冒頭で読んでいるこちらのスポンサー枠についてはですね、オンラインショップ天文屋で販売しております。天文屋ベースで検索してみてください。
一口1000円とかから準備しているので、もし興味がある方はぜひよろしくお願いいたします。
ということで、早速今日の本題ですが、今日の本題は、2016年に地球に大接近した彗星が、実はもっと近くを昔は通っていたんじゃないかというお話をしていきたいと思います。
こちらについてはですね、彗星、いわゆる例えば映画の君の名はとか、いろんな作品とかでも取り上げられるような夜空を綺麗に輝かせて、しっぽみたいなのが作りながら出てくるものですね。
で、ああいう彗星とか、あとはそれにプラスして小惑星、ハヤブサ2とかの話題ですね。そういったところの歴史がどういうふうに分かるのかとかっていうそんなお話ししていきたいと思いますので、ぜひ最後までお付き合いいただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします。
ということで、毎日恒例の近況報告というか活動報告になりますが、最近ですね、先月から宇宙ビジネスのウェブメディアである空畑、宇宙の宙に畑って書く空畑っていうメディアでライターの仕事をさせていただいております。
こちらはですね、今まで宇宙の研究とか色々ずっとやってきたっていうところと、こういう発信活動をずっと続けてきたっていうところで色々ご縁をいただいてですね、今までずっと天文学ばかり発信してきましたが、宇宙ビジネスとかそういうところに関しても今後はライターとして活動していきたいなとし始めておりますという感じですね。
一度まず記事書かせていただいた後に、今後もコンスタントに関わらせていただけるっていうお話を昨日ぐらいにさせてもらって、記事を宇宙ビジネスの記事書くためにはやっぱりいろんなどれが本当の情報でとかっていう精査をしなきゃいけなかったりとか、あとは結構アメリカとかが宇宙ビジネス盛んになってるんですね。
日本に比べても。ただ、そういう情報ってなかなか日本語になっていなかったりとかっていうところで、そういうところの調査だったりとかっていうのをアメリカにいたときとかで、英語、あとは研究とかで英語の文献調べるっていうのはよくやっていたので、そういうところでぜひ協力させていただきたいというところで、空畑の記事執筆っていうところに関わらせていただくことになりました。
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1個の記事、やっぱり書くのに割と時間がかかるんですね。いろんな情報を調査するので。そんな中で情報をいろいろ整理していったものっていうのを、こちらのポッドキャストでいろいろ配信していこうかなと。
これは空畑の編集者の方とも昨日話して、この調査過程で見えてきたところはぜひポッドキャストでも共有していただいて大丈夫ですよと言っていただいたので、一つの宇宙系のメディアの記事ができていくメイキングみたいなところみたいな楽しみ方でもこのポッドキャストを聞いていただけると思うので、そういう楽しみ方。
天文学今までずっとやってきましたけど、それ以外にも宇宙ビジネスっていうところをもっと近々で、今こんなことが世界中でやられ始めてますなんていうところもお伝えしていけると思うので、宇宙好きの皆さんは必見ですね。
今後の宇宙開発注目なので、このポッドキャストでもそういうところ注目していきたいと思ってます。
今後お楽しみください。
ということで毎日恒例の緊急報告終わりましたので、本題に入っていきたいと思います。
今日の本題は、2016年に地球に大接近した彗星のお話をしていきたいと思います。
まずいろいろお話ししてきましたが、彗星って何なのかっていうところからお話をしていこうかなと思ってます。
彗星とか、あとはハヤブサ2とかで話題になっている小惑星だったりっていうのをぐるっとまとめて太陽系小天体っていうような言い方をするんですね。
これっていうのは太陽系ができた時っていうのが大体46億年前で、その46億年前に太陽の重力にくっついてしまった天体たちなので、
太陽の周りにいたそういう天体、つまり太陽系ができた時の情報を持っているっていうところでかなり重要視されるのがこの太陽系小天体っていう呼ばれるものですね。
太陽系小天体、簡単に言えば太陽系の中にある地球とか月とかみたいな、そういう大きいものではなくてもっとちっちゃいものですよっていう感じですね。
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その中でこの彗星と小惑星、何が違うのかっていうと、彗星は中に水が含まれている状態のもので、氷とかに近いですよね。
で、一方でハヤブサ2とかで注目されている小惑星っていうのは、いわゆる岩石みたいな形でできているっていうので。
で、その太陽系ができた歴史というかその時の情報を持っているって意味では一緒なんですけど、この水と岩石っていう2つの違いで、両者は結構違う天体として考えられていたと。
で、ただ岩石にできた小惑星とかだけじゃなくてですね、水でできている彗星なんて呼ばれるものもたまには塵とか岩石になり損ねたっていうのもあるんですけど、
そんなような成分っていうのを放出しているようなものが見つかってきたりしていて、最近はこの水星と小惑星っていうところが大きく切り分けられなかったりするっていうところもあるんですね、グレーゾーンみたいなところがあると。
で、今回の研究で明らかになったパンスター、パンスターって読んでいいと思うんですけど、っていう2016年に地球に超接近してきた水星ですね。
この水星っていうのは、実は最初岩石でできた小惑星だと思ってたんですけど、ただ水星みたいに塵みたいなものの放出っていうのが見つかって、実は小惑星だと思われてたけど水星でしたみたいになって、結構グレーゾーンにいるような天体なんですよ。
で、こいつ、水星とかっていうのも結局太陽とか太陽系の中をある周期でぐるぐる回ってるわけなんですけど、この今回注目した水星っていうのは楕円の形をして宇宙空間を漂っていて、
太陽から地球までの距離のだいたい5倍ぐらいのところから太陽から地球ぐらいまでの距離のっていうのを地球の周りをぐるぐる回ってるというか、太陽系の周りを回ってる、そんな水星なんですね。
これが地球が太陽の周りを回るペースと、小惑星が楕円形を15年とかでぐるぐる回るような、そんな軌道のタイミングがあったときに2016年、地球から月までの距離のだいたい9倍ぐらいの位置を水星が通る。
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なんていう事例があったわけなんですよ。
さっき、そんな近づいてきた月の水星に対して、地上の望遠鏡からその水星っていうのを詳しく観測してあげたと。
で、そうするとですね、今回見つけた水星の光ってる光を観測してあげると、水を含む、さらに水を含んだ岩石の塵みたいなのが今回初めて観測されたと。
で、これって水っぽい、水っぽいって言うのも変ですけど、水を含んだ、水の成分を含んだ岩石の塵、岩石の鉱物ですね、岩石みたいなのが見つかったっていうところで、これがすごい発見だと言われてるわけなんですよ。
どういうことかっていうと、この岩石と水が含まれた混合の物質っていうのが見つかったってことはですよ。
もともと氷と塵でできていたその水星、今回見つかった水星が、あるタイミングでその水が蒸発するような環境にいたっていうことになるんですね。
本当は、もともと氷とかの状態になっていて、太陽にそこまで近づいていなければ、その氷は氷のままとして宇宙空間を漂い続けてたはずだと。
ただ、今回見つけた光の中に鉱物、水と石の混ざったような光っていうのが見つかったってことは、今までこの水星がぐるぐる宇宙空間を回っていた中で、この水が蒸発するぐらいの温度になる。
今回の観測の結果から、それがだいたい300度ぐらいまでこの水星が1回温まったことがあるんじゃないかっていう話が出てたみたいなんですね。
つまり、この300度に達するぐらいまで水星が温められる環境が昔存在していたと。
これを考えると、今水星が回っている軌道、その楕円の軌道っていうのを計算しても、だいたい120度ぐらいまでにしかならないらしいんですね。その水星自体が太陽の光によって。
じゃあ、その300度以上まで熱せられるような環境にいた可能性っていうのが、今回水と石が混ざったような光を見つけたことによって明らかになったと。
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つまり、今私たちが見ているような水星だったり小惑星っていうところは、実は太陽系が形成された46億年前から少しずつ動きの仕方を変えて今まで生きてきたのではないかというところで、
こうやって近づいてきている水星とか小惑星っていうのを観測してあげたり、あとはハヤブサ2みたいに実際に行ってあげたりして、ものをいろいろ採取したり光を観測したりすることで、今まで謎に包まれていた太陽系ができた時の状態、どうやって太陽系ができて、どうやって地球とかができたのか。
そんなお話っていうのが今後どんどん解明されていくんじゃないかなというお話でした。
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今日のこの放送はですね、YouTubeの動画を撮りながら撮影させていただいておりますので、近いうちこちらに画像とか、あとは身振り手振りをつけて話しているバージョンのものも上げていきますので、そこで彗星、小惑星について深掘りしていただけたらいいかなと思っております。
それではまた明日お会いしましょう。さよなら。