さて早速、具体的な間の入れどころ、おすすめ3つご紹介しましょう。
まず一つ目、強調したいところ、大事なところの前に間を置くです。
これは話し方業界では王道の使い方ですし、皆さんも無意識にもうね、既に活用されている方いらっしゃるでしょう。
これ聞いてる側としては、これを強調したいんだな、主義主張なんだなってわかりやすいので、ぜひ勇気をもって間を置いてください。
私はですね、大学生とか若い世代の話し方指導することが多いので、慣れないうちは、この間を置くというのが怖いという方いらっしゃるんですよ。
沈黙が怖い、黙っちゃっていいんだろうかって、いいんです、大丈夫です。
もちろん5分とか10分黙っちゃったら、え、どうしたのってなりますけど、一呼吸置くぐらい間を置いてみてください。
そうすると、ものすごくここは大事なところなんだなって聞いてる方はわかります。
例えば固有名詞とかも間を空けるといいですよ。
映画のタイトルとか、人物名とか、あと王道ではない地名とか観光地、え、何それ、どこ?って聞き返されるようなニッチな場所とかね。
そういうのを紹介するときに、さらっと流しちゃうよりは、間を置いて、話し手としては、ここをぜひ聞いてね、強調したいんだよっていう思いを込めて伝えてみてください。
そして具体的な間の入れどころ、おすすめ3つの2つ目。
話題が切り替わるとき。
そう、ポッドキャストもそうなんですよね。
1人だろうが複数番組であろうが、うまく間を空けると、あ、ここからちょっと視点とか内容が変わるんだなっていうのがね、わかる番組さん多いんですよね。
で、ラジオとかポッドキャストとか音声メディアは、BGMやジングルなどでも、その話題の切り替わりを表現できるはできるんですよ。
例えば早坂もオープニングと本編でちょっと変えてますよね。
そう、私編集がそんなに得意ではないんですけれども、一番簡単なのでBGMとかあとジングル。
ジングルってあの短い3秒とか5秒とかの、私だとチャラララチャッチャンみたいな。
あれ音痴だったね、今ね。
オチですよー、ここで話題チェンジしますよーっていうピアノジングルを入れてるんですよ。
ちょっと私音痴だけどね、この後入れるね、実物のジングルを。
そう、これこれ。今は話題が切り替わるところじゃないところにジングルを入れたので、
え、話題変わるっけ?って流し引きしている人はね、びっくりしちゃうかもしれないですけれども、ごめんなさい、あえて途中で入れてみました。
というように、流れを止めたくない時は間を空けたり、ジングルを入れたりっていうのは逆にやめたほうがいい。
だけれども、ここから話題変わりますよーとか、ここからちょっと視点を変えて、解説や感想を言い合う時間だよーっていう時に間を空ける。これも効果的ですね。
話題が切り替わる時に間を空けると、聴いている方も消化できやすいですしね。
あーなるほどねーとか、そういう考え方もあるよねー、ふむふむみたいに、聴いている人が内省できるような時間を持ててあげるっていう効果もありますし、
あとは引きつけるっていう効果も得られますよね。
あ、何か話題変わるんだなーとか、別のことを話すのかなーっていう引きつけですね。
はい、それでは具体的な間の入れどころ、おすすめ3つの3つ目です。
質問や投げかけなどで引きつけたい時も、間をとるとかなり効果的です。
例えば、あなたはどう思いますか?ってスピーチとかプレゼンテーションで投げかけると、聴いている人は嫌が往にも、そうだなー自分だったらこうするかなーとか。
うちのふかふかクッションを買った時のことを想像してみてください。きっとリラックスしたおうち時間が過ごせると思いますよ。とかね。
皆さんは煮込み料理お得意ですか?想像してください。この商品一つ買うだけで、どんな煮込み料理も失敗しないし、必ずや美味しく出来上がるんです。
といったように質問を投げかけた後、たっぷり間をとって聴いている人に想像してもらう時間を設けるということです。
スピーチとかプレゼンテーションで質問や投げかけタイムをあえて設ける話者さんはわりといらっしゃるんですけれども、効果的ですので、間をとることもセットでやってみてください。
どれもこれも、私はすでにやっていますという方もいらっしゃるでしょう。でもそうじゃない方は、あえて沈黙するというのを意識して、スピーチやプレゼンテーション、面接、そして日常生活の会話などでも活かしてください。
と言いますことで、ここまでお聞きいただきありがとうございました。話し方、伝え方に関してご相談ありましたら、ポッドキャスト番組の概要欄のお便りフォーム、もしくはXやインスタグラム、YouTubeのコメント欄でも受け付けています。フォローもどうぞどうぞよろしくお願いいたします。
あとね、私YouTubeとインスタグラムではショート動画あげてますので、よかったらいいねポチッと押してください。なぜか小声。自信がないからです。それでは皆さん一緒に前向きに頑張りましょう。
おまけコーナーもあります。歌舞伎の話と、ポッドキャストスターアワードの話です。さあここからは、おまけコーナーという名の雑談コーナーです。今回のシャープ92では、間を取ることの大切さという内容でしたよね。
あのね、これ真逆も実はテクニックとしてありまして、あえて間を当てない、間を取らないしゃべりの手法っていうのもあるんですよ。これ私学んだのが、スポーツ実況のアナウンサーとか、通販の番組に出演されているアナウンサーの先輩に教わったんですけれども、
それぞれのプロの解説をぎゅっと要約しますとね、聞いてる人に興奮してほしいとかテンション上げたい、あと通販だったらば、購買意欲を高めたいというときは、あんまり間をあけずにテンポよくしゃべるのほうがいいんですって。
確かにスポーツ実況も盛り上がるとこだと、やつり早にぶわーってしゃべりますよね。もちろん競技にもよるので、優雅なフィギュアスケートとかであれば、演技をゆっくりたっぷり見てほしいとかね、情感を感じてほしいから、間を取って実況をするというスポーツ実況ももちろんありますけれども、
この間を取ってるか取っていないかっていう観点でテレビ見たり、YouTube見たり、ポッドキャスト、ラジオ楽しむっていうのも、ぜひぜひリスナーのみなさんやってみてください。
この間の取り方も、ものすごく話し手の性格だったり価値観だったり、センスがめちゃめちゃ出るのよね。だからプロのしゃべり手って、この間というのをものすごく大事に扱うんですよね。
あえて間を取らないもずっとやすり早にテンポよく早口でしゃべる。でも魅力的で面白いし引きつけられるよね。もちろんあるから。そう絶対的な正解がないっていうのもやっぱり面白いなーって思うわけです。
あなたはどっちタイプですか?それとも使い分けができるタイプですか?ちょっと考えてみてください。
今、間をあけました。問いかけの時は間をあけてって言いましたよね。まさにこんな感じです。
私の番組を聞いてくださっている中で、歌舞伎好きな方ってどのぐらいいらっしゃるんでしょうね。
どうですかみなさん。ちょっと敷居が高いし、興味あるけど行ったことないんだよねっていう方もいらっしゃるでしょうし、まあ存在は知ってるけど行ったことないなーっていう方もいらっしゃるでしょう。
早坂はですね、金星文学専攻していたので、大学時代。金星文学って江戸時代の文学。歌舞伎の女方で卒業論文書いてるんですよ。
ですし、友人がですね、坂東亀蔵さんっていう歌舞伎役者さんと結婚されたので、そういうご縁もあって、歌舞伎ちょこちょこ見に行っています。
あとね、ギリの母も大好きなんですよ。特に小野江菊五郎さんが好きでね、あの七代目の。
そう、だからギリの母と二人で歌舞伎見に行ったこともあります。そのぐらい好きなんです。
宝塚やミュージカルも好きなんですけど、たぶんね、私非日常が好きなんだと思うんですよね。華やかな世界。
そう、普段が華やかじゃないので、平凡も平凡な生活ですので、とにかくもうズバ抜けて日常と遠いところに行きたいっていう人間なんですよ。
だから映画とかゲームとか漫画とかも好きなんでしょうね、私ね。
現在5月なので、毎年団旗祭っていうのを開催するのが歌舞伎の恒例なんですよ。東京東銀座にあります歌舞伎座ね。
団十郎の団に菊五郎の菊で団旗祭って言うんですよ。祭は祭りね。
団十郎さんって、皆さんは恵比寿さんって言ったほうがピンとくるかもしれないですけど、そう今や団十郎なんですよ。もう大名席をね、ついでいらっしゃって。
今年のね、団旗祭就命披露で親子で就命されたという、おめでたい舞台なんですよ。
私イヤホンガイドをつけながら見ていて、え、そうなのってびっくりしたことがあって、何かっていうと、歌舞伎400年の歴史でね、同じ尾上菊五郎という役者が2人並ぶのは初めてのことなんですって。
え、400年で初めてってそんなことあるんだって思ったんですけど、7代目の尾上菊五郎さんは、あえて名前を変えず、もう生涯この7代目菊五郎を名乗って、
言い方はちょっと生々しいですけど、死ぬまでこの名前で歌舞伎役者をやっていきたい、みたいなインタビュー記事が載ってましたね。
へーって思って、そうか、同じ名前が並ぶってないんだ今まで。それイヤホンガイド聞いててびっくりしましたね。
へーって、たぶん知らない方にお伝えしちゃうと、お父さんとかおじいちゃんとか、亡くなった方の名前を継ぐっていうのが、今までの通例だったと思うんですよね。
お父さんが亡くなったから、その代名詞を息子が継ぐ、みたいな。
まあでも、いろんな興行の意味もあるでしょうし、時代に合わせたという意味もあるのかもしれないですね。
たぶんね、小築とか歌舞伎の大人の事情が絡んでるんじゃないかな、と勝手に思ってるんですけど、でもなんか素敵なことだなと思いましたよ。
歌舞伎という世界がね、400年以上の歴史を守りながら、新たなことを打ち出していくっていう、そういうのも素敵だなと思いましたし、
7代目の小野江菊五郎と、8代目の小野江菊五郎さんがね、並んで親子で共演されて、あとね、お孫さんでもある新菊之助くんもね、かわいかったんですけど、
そうやって前進しながら、調整し続ける、変わり続けることも大事だし、いいなあと思って、ちょっと感動しながら見てまいりました。