1. 【しゃべりの相談室】
  2. #90 話題のNotebookLM(日本語..
2025-05-02 30:28

#90 話題のNotebookLM(日本語版)を使ってみた!~使用感想と人がしゃべることの大切さ~


【Google・NotebookLM を使ってみた感想回】


・音声概要機能が日本語で利用可能に!

・AIの音声ホスト男女2人が早坂の代わりにポッドキャスト形式の解説をしてくれます。

・使ってみての感想、良い所・うーんな所。

・漢字の読み間違えは〇回あったよ。

・今後、「人が喋ること」に価値が高まる理由。

・五感を意識して暮らそう。


⁠⁠おまけ(雑談)コーナーは…

AI音声補足感想 / 銀座・丸の内TOEI閉館記念鑑賞 / アンドロイドと人間が共存するゲーム。



※本編引用しました「ポッドキャストの学校」運営者 KONさんのnoteはこちら です。





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サマリー

本エピソードでは、GoogleのAIノートツールNotebookLMを使用した感想や、自分の声を聞くことの心理的影響について考察しています。話し方の重要性や自己分析の必要性についても触れ、AI技術の進歩がポッドキャストやコミュニケーションに与える影響を探ります。このエピソードでは、AI音声の進化やAIとの共存について深く考察されています。また、五感を意識することの重要性や、特定の経験から得られる感情がAIには表現できないことが強調されています。NotebookLMの利用感想とAI音声の将来についても語られており、人間の感情や体験を重視する重要性が強調されています。

NotebookLMの導入と使用感想
この番組は、人生において大切な場面での話し方、伝え方に関して、ちょっとしたコツをお伝えしていきます。
元極穴で話し方講師の早坂まき子と申します。よろしくお願いいたします。
さて今回の【しゃべりの相談室】は、GoogleのAIノートツールNotebookLMを使ってみたよという話題です。
いやー、やっぱり話し方講師として気になるんですよ。音声AIの精度が。
NHKのお昼のニュースですとか、地方局でもAI音声を導入するという局、だんだん増えつつあるんですよね。
そのテレビのニュースを読んでいる音声AIを聞いていますと、アクセントとかイントネーションとかほぼ違和感なく、数年ほど前よりもぐっと聞きやすく、まるで人間かのように聞こえるんですよ。すごいんですよ。
だから今回のGoogleのAIはどうかなと思いまして試してみました。
今、ホットな話題。ホットな話題という表現がちょっと古いけどね。
2025年、かなり今話題のGoogleAIノートツールNotebookLMです。
これは資料を読み込ませてAIと対話できるという便利な無料ツールでして、この度日本語音声ポッドキャスト生成機能が追加されたというのが大ニュースのようなんですね。
ようなんですという伝聞形なのはですね、これ収録しているのが2025年の5月1日なんですけれど、4月30日昨日もうXとかノートで話題も話題でいろんな人がこれはすごい優れた機能が追加されちゃった。
なんと日本語でも使えるよってね、AI関連の方たちとかポッドキャスト界隈の方たちが大騒ぎしていたので急いで私も使ってみました。
これまで英語のみだったというこの機能が日本語に対応することになりましたというのが大ニュースなわけなんですね。
しかも無料で手軽にあっという間にというわけで私も使ってみましたのでこの先AIの対話形式音声どうぞお聞きください。
自分の声を聞く心理
さて今回は自分の録音された声を聞くことについて皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
以前ですね、ハッシュタグ76でビジョナルCEOのみなみさんがご自身の話し方録画で見返して次に生かしてるっていうそんなお話がありましたよね。
ありましたね。自己分析をしっかりされているという。
そうなんです。それを聞いてじゃあ皆さんも試してみてはってご提案したわけですけども。
そしたらですね、いや自分の声って好きじゃなくて聞くのがちょっと辛いんですとか。
なるほど。
そもそも生まれ持った声ってそんなに変えられないんじゃないですかみたいなそういう正直な反応とかご質問もいくつかいただいたんですよね。
それはよく聞く話かもしれませんね。
ですよね。初めて自分の録音を聞くとなんかこれ自分の声って驚くこと多いじゃないですか。
実はこれ自分が聞いている声には頭蓋骨を通して響く音骨伝導の音が混ざってるんですよね。
そうですね骨伝導。
録音された声っていうのは空気だけを伝わってくる音空気伝導なのでだからちょっと違って聞こえるのはむしろ自然なことなんですよね。
それはもう仕組みとしてそうですね。
今回はそういうふうにご自身の声を聞くことにちょっと抵抗があるというあなたに向けてこのテーマを少し違う角度から見ていきたいなと。
今日の探求の目的というかミッションはですね話し方の上達における自己分析のその本当の必要性とそれがもし難しい場合に何か現実的な大体案ってないのかなっていうのを探ることです。
面白いテーマですね。
まず基本に立ち返ると話し方を良くするための王道のアドバイスとしてはですね自分の話し方を録音録画して客観的に良い点とかあるいは改善点を見つけること。
つまりまず己を知るっていうことがやっぱり効果的ですよとこれはこれまでもお伝えしてきたことなんですけど。
そうですね基本中の基本と言われることが多いですね。
ただ実際にじゃあやってみようって思うといやなんか自分の声変で恥ずかしいなぁとかなんかちょっとめんどくさいなぁとか聞いても具体的にどう直したらいいかよくわかんないしみたいな。
ああはいはい。
こういう気持ちになる方が多いのもなんかすごくよくわかるんですよ。
あの聞く瞬間にちょっと身構えちゃうみたいな。
その気持ちは非常によく理解できますね。
はい。
ここであの大事になってくるのはその推奨されるまあ理想的な練習方法とそれが引き起こすリアルな心理的な抵抗感このバランスだと思うんです。
ああバランスですか。
多くの専門家の方が指摘するように無理中しちゃうと帰ってこうやる気を添えてしまったりとか逆効果になる可能性もあるわけですよね。
なるほどなるほど心理的なハードルっていうのは結構大きいと。
大きいと思いますね。
だとするとですねそんなに嫌ならもう無理に録音とか録画とか聞かなくてもいいんじゃないっていうそういう考え方もあるということでしょうか。
まあ極端に言えばそういう選択肢もゼロではないということですね。
この録音を聞くっていうステップでも心が折れちゃうみたいなそれぐらいなら一旦それはちょっと横に置いといて別の方法で少しずつ進んでいく方があなたにとって結果的にプラスになるかもしれないと。
まさにその通りで自分を追い詰めてまでやる必要はないということですね。
AI技術と人間の役割
ふむふむ。
どうです?想像以上に自然じゃないですか。私もねびっくりしました。
世の中の皆さんが騒いでいる理由がわかりました。
今回AIが作ってくれたのはこのポッドキャスト番組のシャープ77自分の声を聞いてみるの回のテキストをpdf化してそれを読み込んで音声AIが対話形式で解説してくれているというものです。
完成したものが4分を超えるものだったのでちょっと全部を皆さんに聞いてもらうには長すぎるかなかったるいかなと思って編集しました。カットしちゃいました。ご了承ください。
GoogleのAIノートツールノートブックLMの日本語音声ポッドキャスト生成を試してみました。
うーん。皆さんはどう思いましたでしょうか。
いろいろ思うところはあると思うんですけれど、私が感じるいい点ね。まずいい点あげていきましょう。
第一にね合図地が意外と想像以上に自然だしバリエーション豊かなんですよ。
ふむふむとかあのーそのーとかこうなるほどみたいな。
意外と上手でしたね。もっと違和感あるかなと思ったんですけど、うまいこと合図地入れてくれるんですよね。男性の声も女性の声もそれがまずすごい。
あと読み込ませた資料をちゃんと解説はしているんですけど、AIの意見っていうのも最後終盤の方にまとめてくれてるんですよ。
これはね実はちょっとよしやしがあって私からするとあーなんか重複してるなーとか同じようなことを繰り返して言ってるなーっていうふうにも思えてはしまうんですけれど、
でもまあ便利と言えば便利かもね。でも言ってることは尻密列ではないかなとは思いますね。
あと3つ目のいいところはあっという間に完成したしかも無料でっていうところです。
これ4分34秒の音声ポッドキャストを作らせたんですけど、3分かかってないんですよ。2分ちょっとって感じであっという間にできました。
なんかちょっと作業してたらふと見たらもう完成しましたっていう。
その言語の切り替え英語とか日本語とか他の言語の切り替えもボタン一つでできてしまうので本当に簡単です。びっくり。
で、いい点だけではなくちょっとうーんっていう悪い点とまでは言わないけれど、ちょっと指摘したいかなーっていう点も挙げておきますね。
一つ目、さっき私が書いていないことをAIが勝手に意見するまとめてくれるみたいなこと言ったじゃないですか。
あそこの部分はなんか同じようなことを繰り返してるなーって思ったり、私の本意じゃないことを勝手なアドバイスとして提案しているとしたら、やっぱりノー編集でこのままポッドキャストとして世に送り出すのは私は嫌かな。
ただ世の中にはAIの意見として世に発信するっていうことを面白がってね、前向きに捉えてやる方もいらっしゃるんじゃないかなとは思いますけどね。
ちょっと言い回しは変えてはいるんですけど、まどろっこしい説明の部分もあったかな。まあそれは人間である私もやっちゃいますけどね。
あとうーんと思った点その2、骨伝導を骨伝導って言ってたんですよ。
だからやっぱり漢字の読み方ってまだまだなんじゃないかな。
とはいえ読み間違えたのってそこだけなんですよね。相当AI学習していると思います日本語。
私今回2本しか生成させませんでしたけど、これが10本とか20本100本とかになった時にどのぐらい読み間違いが発生するかっていうのはどうだろうなーっていう。
まだ完全に信じきれはしないかな。
そもそも話し方講師がさ、AIの音声使って世に発信してたらおいおい自分で喋れよって突っ込まれるからね。
私は使わないけれど、でも今後世の中に生成AIの音声を使ったポッドキャスト番組とか増えるんでしょうね。
そもそもyoutubeとかインスタグラムにもうありますもんね。音声AIを使って解説するみたいな。
あと私ゲーム配信好きなのでよく見ているとコメントをAIに読んでもらうっていうのを設定している配信者は割といるんですよね。
棒読みちゃんって言われてますけれども、かわいい女の子の声からちょっとクールな声とか男性の声とか色々ソフトを変えればチェンジできますので。
これは日本だけの文化なのか海外もあるのかちょっとわかんないですけど、割と本人の声じゃなくても受け入れるっていうのは日本人は慣れてるんでしょうね。
そんなに違和感なく嫌悪感なく受け入れられちゃうんだろうなぁとは思います。
私ポッドキャストの学校というコミュニティに入ってるんですよ。そこの学校の先生コンさんという方も早速このノートブックLMを使ってその感想とかをノートに上げていたので読んでみますと、
ナレッジ系ポッドキャストをやっている立場から言うと、ただ情報を紹介しているだけの番組は淘汰されていくと感じました。なぜならそれはAIでも十分できるから。
逆にこれからのポッドキャストに求められるのは、和社本人の視点や体験談。その情報をどう受け取り、どう生かしているか。リスナーと感情的に共鳴できるエピソードです。
っていうふうに書いてるんですよね。そうそう本当にそう思います。話し方講師としても全く同じ意見だな。
AI音声の進化と価値
これって別にポッドキャスターに限らずなんですけれども、会社でプレゼンする、スピーチする、学生さんが何か人前で発表する、挨拶をする、就職活動で面接をするとか、全てのありとあらゆる場面で言えることなんですけど、
とにかく自分しか言えない具体的な体験談や思いっていうのがめちゃくちゃ価値のあるものになるんだろうなと思います。
AI音声ってもっともっと精度が上がっていくと思うんですよ。年々。年どころか数ヶ月ごとかもしれないですけど、絶対精度は上がっていくはずなんですよ。
流暢に喋る、淀みなく語るっていうのはもちろん当然なんだけれども、そのうち東京に住んでいる25歳の女性という設定でAI音声喋ってくださいみたいな設定したら、
まるで友達かのように、まるで兄弟かのように、まるで恋人かのように喋ってくれるAI音声出てくると思うんですよ。
SF映画のようにね。それはそれとして活用したり楽しんだりはもちろんありだと思う。
さらに話し方講師として深掘りをしていくと、語感を刺激して暮らすことが大事になるんじゃないかなと思うわけですよ。
語感、つまり視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚、触覚ってあれね、触ることです。
そう、これらの語感を意識して暮らす。何でかっていうと、これらはAIにはできない人間オリジナルの感覚だからなんですよ。
自分の感覚からあふれた感情を言語化すること、話すことに価値が深まっていくんじゃないかなって今回強く感じましたね。
なのでAIの精度が上がれば上がるほど、より一層あなたの感想、意見、捉え方、それこそ検索では出てこないようなものね、
というものに人々は、あなたの周りの人々は期待をするし、求めるんじゃないかなと思います。
だから、経験することをやめない方がいいし、生身の人間が話し方、伝え方を磨くってことは、これからも続けることをお勧めします。
ポッドキャスト制作の体験
私ももちろん続けます。だからね、大変だと思いますよ。
AIが流暢に喋ってくれるからいいや、ではなくて、生身の人間のあなただから語れること語って、
っていう風になると思いますよ。それはプロのアナウンサーとかナレーターとか声優さんだからじゃなくって、
一般の皆さんもあなたも求められる場面がやってくると思いますよ。
それは仕事なのかプライベートなのかわかりませんけれど。
今私たち人類は、まさにAIとどう共存していくか、どう向き合っていくかっていうカトキですよね。
すごい時代に今生きてるなーって実感しています。
ということでしゃべりの相談室、今回はAI音声について語っていきました。
どうですか皆さん、AI使ってますか?利用されてますか?
音声じゃなくても、チャットGPTとかね、何かこう検索したり、イラストを書いてもらったり、資料をまとめてもらったりとかね、
無料で使えますので、社会人でも学生でも何かと使うっていう場面、今増えつつありますよね。
これから私もどうやって共にこのAIと生きていくのか楽しみだし、ほんのちょっぴり不安でもあるし、
不安というか、どうなるんだろうなーっていう。
AIと人類どうなっていくんでしょうね。
もちろん便利にはなっていくし豊かにもなるけれども、それに反してデメリットとか、なんかこう悪い影響ってどういうふうに出てくるのかなーっていうのもね、
しっかり見届けて、また1話し方講師として向き合っていかねばならないなーと思っているところです。
と言いますことで、何か話し方、伝え方に関してご相談ありましたら、このポッドキャストの概要欄のお便りフォーム、
もしくは、X、インスタグラム、YouTubeのコメント欄にご相談をお書きください。可能な範囲でお答えいたします。
フォローもどうぞどうぞよろしくお願いいたします。
それでは皆さん、一緒に前向きに頑張りましょう。
おまけコーナーもちょっとだけAIについて語ります。
さあここからは、おまけコーナーという名の雑談コーナーです。
いやー、AIの進化すごいですね。日に日に精度が上がっているし、無料で便利なサービスが提供されていて、めまぐるしいなと思いました。
今回のノートブックLM、他の人が生成してみたよという日本語の音声ポッドキャストを聞いてみたんですけれど、声は同じなんですよ。
今回私の番組で発信している明るめの低い男性の声と落ち着いた女性の声っていうのは同じでした。
でもね、本当に予想以上にナチュラルでしたね。
もうちょっとカタコトな部分とか、読み間違いとか多いかなとは思ったんですけどね、少なかったな。
ただ、いろんな人の番組を聞いていると、あいづちの豊富さはいいんだけれども、
ああ、わざわざここであいづち入れちゃうんだっていう、トゥーマッチな感じも何問か聞いているとしなくはないんですよね。
まあこれも耳が慣れてきちゃったからっていうことなのかもしれないですけどね。
こっちはAIってわかってて聞いてるから、ああはいはいここでわざとあいづち入れたのねとか、えーびっくりですねみたいなのも、
まあ別にそんなびっくりなところじゃないけれど、とりあえず入れたんだろうなーみたいな感想を抱いちゃったりもするんですよね。
まあもしかしたら人間である私がそうやって意地悪な捉え方をしちゃってるだけかもしれないけれど、
3分もかからないぐらいに完成したという、今回のね私の音声ポッドキャストは、4分34秒の会話として出来上がったんですよ。
でもそれちょっとやっぱりね全部流してると重複してることも多いし、まどろっこしい表現が多いから、後半バツッと切ってるんですよね。
そう切らないと耐えられないぐらい、その話さっきしたよねーみたいなことはね実はあったんですよね。
あと男性の話者と女性の話者がポジションがね入れ替わっちゃったりしてるの。
女性がリードして男性がほうほうそれで?なるほどーとか言ってたのに、急に途中から女性がそれでそれで?みたいに聞き役に回ったんですよ。
あれ?今急にチェンジした?っていうのはあったので、だからノーチェックで世の中に発信するっていうのは、
正確さを求める私みたいな、何かを教える系の番組、Tips系とかはやめた方がいいんでしょうね。
だから精度の高さよりも、とりあえず数いっぱいポッドキャスト番組出したいっていう、本数で稼ぎたいっていう方だったら、
ここはAIのちょっとしたミスというかバグだなって聞く方もだんだん慣れてくるでしょうから、寛容に受け止めてくれるかもしれないですけどね。
いや日本語サービスがまだ出たばっかりでしょ?これからね、きっと精度上がってくると思うんですよね。びっくりしました。
そりゃAI界隈の人たちが騒ぐわけだわっていうのをね、実感できたのはまあ良かったかな。
映画館での経験
途中で私、五感の話してるじゃないですか。五感といえばね、この間すっごい経験しちゃったんで言っていいですか?
ちょっとAIから離れますよ。映画館の話です。銀座にあります丸の内東映って皆さんご存知でしょうか。
およそ65年の歴史に幕を下ろすということで、今さよなら丸の内東映のプロジェクトを行っているところなんですよ。
で懐かしい昭和の作品とかが上映されていまして、いやこれはもう二度と入れないというのであれば閉館しちゃうからね。
行っとかなきゃダメだよね昭和生まれとしてはってことで、夫と一緒に行ったんですよ。
きっとね、昔ながらの雰囲気、座席、売店、佇まいとかにちょっとノスタルジーとかを感じてさ、良かったねみたいになるのかなと思ったんですけど、違うんですよ。
もう到着した途端に、うわーってちょっとマイナスな感情になっちゃったのが、まさに五感の一つ、嗅覚です。
鼻にね、ツーッとくるような臭さがあって、え?誰?って思っちゃったんです。
もう誰?っていうのはほんと失礼なんですけど、誰?っていうか、実は地下にある映画館なので、映画館そのものがほんのちょっとすえた匂いと言いますか、カビ臭いというか、汗臭いというか、もうしみついちゃってるのかなっていうぐらい、どこにいても匂うんですよ。
最初は臭い人がいるのかもしれないと思って、夫とめくばせしながら、臭いよねみたいな感じで、どうしようどうしよう、まあでもここまで来たし予約したし、見るしかないよねみたいな感じで座ったんですけど、だんだん映画が進むうちにね、あ、これは人じゃない、映画館全体が臭いんだってことに気づいたんです。
だから確かにノスタルジーさも感じたし、平安館か65年という長い歴史にこうやって令和の時代幕を下ろすっていう建物がね、増えていくんだろうなーっていう寂しさとかもあるんですけど、でもそれ以上にそれを上回るぐらい、もう臭くて臭くてっていう感想は五感を刺激した暮らしじゃないと言えないですよね。
これはせいぜいAIには言えないんじゃないですか。だってAI言ってないもん現地に。ね、説明はできてもこの感想は出てこないよね。いや本当に申し訳ないけど臭かったです。
ちなみに見てきた作品は、さらば宇宙戦艦ヤマト愛の戦士たちという作品です。
ごめんなさい丸の内東映さん。ね、怒られちゃうかな。怒られちゃうかもね。でもこういうさ、地霊ごと抜きの感想がこれからの時代求められてくんじゃないの。せいぜいAIには語れないじゃん。
でもね、なんかね、建物建て替えてまた新たな映画館が建つのかと思いきや建たないんですって。確かそんな情報がネット上にありまして、まあ本当かどうかわかんないけど、なんかそんな噂がね書いてありましたよ。実際どうなんでしょうね。そうだとしたら寂しいものですね。
あとね、今回AI音声の話をしたので、そこからちょっと派生するんですけど、最近ね、私のゲーム実況者の推しがですね、デトロイトっていうゲームやってるんですよ。これゲーム好きな人ならご存知だと思うんですけど、まさにアンドロイドが人間と共存する世界を描いたゲームなんですよ。
で、いろいろ選択肢が生まれてくるので、その選択によってストーリーがちょっとずつ変化し、最後のエンディングも変わってくるっていうゲームなんですけど、まあそのゲーム見てるとね、考えさせられますよね。
ああ、生成AIどころか、こうやってアンドロイドと共に暮らす、生活するっていう現実がそう遠くない未来やってくるんだろうなぁと思います。ちょっと私見てみたいし、体験したいですけどね、アンドロイドとの共存って。
絶対揉めますけどね。揉めるし反発もあるし、事件事故も増えるだろうなって思いますし、まさにゲームの中でそう事件事故が起きるんですよ。その時人間はどうするとか、AIに感情が生まれるということに対してどう反応するかは人それぞれなんですよね。
まあ色々倫理感も変わってくるんだろうなぁと思いながら、怖いけれどちょっと経験してみたいなぁなんて思っちゃうんですよね。なんて言っててね、アンドロイドと共存する世界にさ暮らしたら、もしかしたら人類はアンドロイドに乗っ取られるかもしれないしね。
わかんないよね。なんかそんな感じのSF映画ありますよね。私好きなんだよね。SF映画とか未来系のアニメ、漫画、映画、ドラマ好きなんですよね。日本だと攻殻機動隊とかサイコパスとかね、もうはまりにはまりましたね。
ちょっとこう明るい未来というよりなんかダークな人間とは魂とはみたいな話を考え込むのがね好きなんですよ。だからそのデトロイトというゲームもね、自分がゲームしているわけじゃないですけど配信者が選択しているのを見て、ああそうだよねわかるその選択とかこういう事件も起こりうるんだなぁみたいな面白いなぁと思って見てました。
まあアンドロイドもですけど、AI音声に関してはやっぱりこうアナウンサーという職業柄、私は元ですけどやっぱり気になるんですよね。まだニュースの現場でしかそんなに使われてないですけど、AIがね。今後どうなるんでしょうね。
生身の人間のナレーションとかリポートとかの方がまだ温度感があって技術的にも優れてるし、あとね緊急対応とかもできるでしょうから、やっぱりそこはAIじゃなくて生身の人間でっていう風に今はなってますけど、50年後とかわかんないですよね。
いや下手したら10年後?20年後?わかんないですよね。わかんないんだけど、でもなんかねふとね夫婦でそういう話をしていた時に夫がね、でも音楽を考えてみてって言われたんですよ。ほうほうと。レコードを未だに買う人がいるのはなんでだろうって思わない?
デジタルでいくらでも何百何千何万という曲をスマホ一台に収めることができて持ち歩けるけれども、でも未だにレコードを買う人っているよねと。
確かに。MDはほとんどいなくなったにせよ。CDを集めている人、保管している人ってまだいらっしゃるでしょうし。あとは自宅で十分音楽って楽しめるのに、それでもやっぱりライブとかコンサートに行く人って絶えないじゃない?
だからやっぱり体験に価値があるっていう風に感じている人多いんでしょうね。全員とは言わないけれど。でもそこはやっぱり互換なんだろうなと思います。デジタルで聴く音楽って絶対ミスらないし、当たり前だけれどもね、何度聴いても安定の良い曲だなぁ魅力的だなぁっていうのは得られるけれども、
コンサートに行った時の暑いとか寒いとか、4万人が集まっててものすごい熱気だったとか、歓声がすごかったとか、それこそ匂いとかね、煙がすごかったとか、最後バーンと花火が上がったとかさ、そういう互換で体験するっていうことがものすごく価値があることだし、それに対してどう思ったの?どんな感情になったの?どんな意見を持ったの?
っていうことがすごく魅力的だし、重きを置かれる世の中になるんじゃないかなと思いますね。
ちょっと取り留めもなくなりましたけれども、これからどうなっていくのかとっても楽しみになりました。
ということで、最後の最後の最後までお聞きいただき本当にありがとうございました。
さあ、あなたも私もAIと一緒に暮らしていきましょう。うまく向き合っていこうね。
30:28

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