<トークテーマ>

・海外でのリラックスとしての大麻使用

・スポーツ選手と大麻について

・大麻の使用罪が日本で新設される

・大麻に対する世界のスタンス

・ゲートウェイドラッグとは

・医療と大麻

・今後の日本の大麻への姿勢

・薬物にもそれぞれ特徴がある

・大麻で検挙される人は増えても覚醒剤で検挙される人は減っている


<犯罪学の視点から語るエンタメ作品>

『WEED THE PEOPLE』

監督 : リッキー・レイク/ アビー・エプスタイン

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サマリー

日本と海外の対魔への姿勢や使用剤に関するトレンドについて話されています。国連の危険な薬物リストからタイマーが外れ、タイマの医療研究が広まっています。日本では医療目的のタイマ使用剤を新しく作ることが進められています。禁じられた雑草Weedで治療効果を得た5人の子供たちの物語を通じて、大麻の医療目的での使い方とタイマの多様な捉え方が考えられます。

リラックス方法と対魔の使用
ヤマグチさん、リラックスしたい時とか、一息つきたいなって時って、何かしてることありますか?
お風呂ためて、ちょっといい入浴剤入れて入ったりとか、アロマ炊いたりとかしてます。
アロマするん?
アロマします。
ちょっといい入浴剤って、どんなやつ入れるの?
ちょっといいやつですか?なんかバツソルトで、小袋一つ200円ぐらいするんです。
お〜すげえ!それリラックスタイムやね、それを。
ちょっと贅沢リラックスタイム。
なんかローズの香りとかそういうこと?
ラベンダー。
ラベンダーで入るんや!
イランイランとかいう、おしゃれな感じのやつとか。
なんか、お風呂浸かるとかって、日本特有な感じするんですけど、世界の人ってどういうリラックスしてるんですかね?
いろんな方法あるんですよね。あのね、僕ドイツでもスパーに入る人たちのところに行ったことあるんですけど、
ただ、今ちょっと世界で注目されているのはタイマ由来というか、タイマそのものもだしCBDとか、こういったものでリラックスするっていうのも流行ってたりしますね。
ということは、今日のテーマはタイマに関連したことなんでしょうか?
そうですね。今日はタイマについてお話ししたいと思います。
丸ちゃん教授の罪な話。市民のための犯罪学。
刑事政策・犯罪学を専門とする立証大学教授で、一般社団法人刑事司法未来の丸山康弘です。
同じく刑事司法未来の山口由紀です。
このトーク番組は、一般社団法人刑事司法未来が送る、これまでとは異なった視点から、罪と罰を考えるものです。
ニュースでは聞けない犯罪学・刑事政策の話について、分かりやすく解説をしていきます。
お堅いテーマですが、なるべく親しみやすい形でお伝えできればと思います。よろしくお願いします。
冒頭の話だと、対魔にリラックス効果があるっていうことなんですが、皆さんどういうふうにリラックスするために対魔を使ったりしてるんですか?
これ日本の話というよりは、さっき言った通り、世界の中ではそういうふうな使用の方法があるっていうような例を出したんですけど、
具体的に言うと、例えばスポーツ選手が使うっていうのは結構あって、これはどこまでエビデンスがある話かってちょっと難しい話なんですけど、
アドレナリン出まくって、常に戦いの場面でやってる人たちって、その興奮とか沈めるのに多分相性がいいんだと思うんですけど、
スポーツの場面で使うのは結構あって、例えばメジャーリーグだとドーピングの検査とか、この規制から緩やかに外していこうとか、
有名どころで言うと、例えば東京オリンピックの時に陸上選手、アメリカ代表の陸上選手で対魔を使用してっていうのがあって、
出場をどうするって、その時は規制に引っかかる薬物だったので出場しないっていうことになったんですけど、
これがアメリカのオリンピックの選考委員会のところでは、対魔に関しては規制を外そうっていう流れになってたりとか、
あともう一つ、NCAAっていう全米の大学のスポーツを取りまとめてる団体があるんですけど、
ここでも対魔に対する規制に関してはちょっと緩やかに緩和していこうっていうような流れになってて、
結局激しいスポーツとかアドレナリンとか出まくってるのを落ち着かせる、チル効果っていうか、
っていうのにリラックスするために対魔っていうのが注目されてて、今世界中でそういう使い方もあるんじゃないかってことが話されたりしてるってことですね。
大平 最近日本でもチルっていう言葉はよく聞くようになったんですけど、
でも日本だと対魔使って逮捕されているっていう報道が今でもすごいされてるんですけど、
それはまたチルとは違うってことですよね。
これをどういうふうに使うのか。
今日本だと対魔使用っていうのは刑罰の対象というか犯罪の位置づけになっているので、
これどうするかって話になってて、今いろいろ議論がされていくんですけど、
国内の対魔について対魔だけ使用剤がないんですね。
この対魔についての使用剤を創設しようっていうような話が出てきているので、
今日はそういう対魔使用剤の話について、世界ではどんなトレンドなのかっていうことについて少し話していきたいなと思っています。
これからの話としては、世界ではそういう傾向があるよっていう話をしますし、対魔の話もしていくんですけど、
対魔の使用とスポーツの関係
一応念のためにお話ししておくと、この放送をもってみんなで対魔をしましょうとか、
全然無害なんでみんなで楽しみましょうとか、そういう話をしたいんではないっていうことだけ伝えていて、
世界ではこういうトレンドがあって、日本では違法になる。
そもそも所持は違法だし、これから使用に関しては処罰の対象になるっていうようなものだっていうことを前提にして、
問題使用を減らしていこうっていう世界のトレンドはどうなっているかっていうことをお話ししたいと思っています。
今日本には対魔使用剤はないけれど、これから新しく作られるっていうお話だったんですけど、
アメリカではそういうふうにドーピングからも外されていて、対魔使用剤を作るっていうことは、
なんかちょっと世界的な動きにも逆行しているように思うんですけど、
なんで日本では新しく対魔使用剤を作ろうとしてるんですか?
これはもともとこの薬物に対する思いというか、日本のダメ絶対啓発運動とか、
まず初期使用を止めたい。薬物使用しない生活が一番大事っていうのを前面に押し出しているので、
これは大事なんですよ。別に使う必要がない人が使わないようにするっていう意味としては、これは大事な話なんですけど、
ただ一方でこれって諸刃の剣で、結局使ってしまった人に対しては救いどころがなくなってしまってっていうのがあって、
世界中でこの薬物問題をどういうふうに取り組むかっていうところで、
依然として日本のように原発に対処して、世の中にドラッグが立ってはダメだし、
徹底的に取り締まって、最初の使用を止めるんだというところに力を入れている国ももちろんたくさんありますし、
一方でダメだと言っても社会には存在するから、じゃあそれをどうやってそこから生じる害悪を減らすのかっていう話があって、
世界では原発とは違った方法を取ろうっていうので、例えば13回目で話したハームリダクションのような方法を取ろうっていうところもあったりとかして、
対策としていろいろ分けている。必ずしも原発化によって問題使用を減らすっていうのが効果的ではないっていうことも言われてたりして、
それぞれの国がどうやって対応するかってところで悩んでるんですけど、
日本がなぜそこに原発化するかというと、おそらくそうやった初期使用を止めるってところにやっぱり力を入れていて、
薬物まん延を防ぐのは原発化が一番だっていうふうに多分考えているからだと思いますね。
初期使用のところで言うと、最近タイマーはゲートウェイドラッグだみたいなことを聞いたりするんですけど、それもそういうことなんですか?
ゲートウェイドラッグって、そもそもまずそういう入りやすいソフトドラッグから入って、そのままハードなドラッグに移りやすい、入り口になるものだっていうので、
ゲートウェイドラッグが入り口になる薬だっていうふうに言われたりするんですけど、これ日本でも根強い論として出てきてるんです。ゲートウェイドラッグ。
ただ、それこそさっき言ったハーモニドアクションを取っているような国とか、それらを先導してきた、例えばアメリカの国立薬物乱用研究所、ナショナルインスチュートオンドラックアビューズっていうところがあるんですけど、
ここがゲートウェイドラッグっていうふうに言われてるんだってことを数年前までは言ってたんですけど、果たしてそう言い切れるかどうかっていう疑問があるってはっきり宣言するようになってきて、
例えば、ゲートウェイドラッグって言うけど、そもそもそれをやったからそれに行ったっていうのが証明しにくいと。何なら違法であるがゆえに、よりハードなものにつながってるとも言えるっていう話になってきて、
例えばですよ、山口さんあんまりお酒飲まれないですけど、今日は飲むぞって決めたときに、わけわからない路地裏のわけわからないおっさんからわけわからないドブロック買わないですよね。
今日は飲むぞって決めた日は綺麗なショップで、もしくはコンビニでちゃんと管理されてるアルコール買うと思うんですよ、何パーセントとか、この中には何パーセントのアルコールが入ってますよとかっていうのは分かって買うはずなんですけど、
ただそういうニーズがあるけど、手に入るところが違法なところにしかないと、さっき言ったわけわからない人からわけわからないドラッグ買うときに、
今日はこんなんもあるよって渡されると、それは違法であるがゆえにそういう人とつながりやすくなっちゃって、むしろ違法だからそういうハードなドラッグにつながるんだっていうことも指摘されるようになって、
必ずしもタイマーを使うからそうなるって話でもないんじゃないかっていうのがさっき言ったナショナルインスチュートオンドラックアビューズとかが言い出しているってことですね。
それもハームリダクションの時にあったように、わけのわからないお薬を買うんじゃなくて、ちゃんと出どころのわかっているちゃんとしたものを使えば、その後違法なものにつながるわけではないっていう。
何なら最近の研究でもちょっと指摘されるようになってきたのは、むしろ入り口じゃなくて出口で使う人も出るっていうので、いろいろ試したけど最終的にはタイマーとかで落ち着くとか、そこからもうドロップアウトしていくっていうのにも使われているっていうことも言われるようになってきていて、必ずしもゲートウェイとか入り口だけじゃなくて出口としても言われるようになってきているって感じです。
ちょまど タイマーを使ったから覚醒剤につながるとか、ヘロインにつながるとか、そういったことでは決してないっていう。
対魔使用剤のトレンドと日本の取り組み
これがまた難しいのが、100、0じゃないんで、もちろんそこから行く人もいるんですよ。が、必ず100と0で語れる話ではなくて、もちろんそういう人がいないかと言われたらいます。が、行かない人もたくさんいます。先に出ていく人もいますっていう感じです。
ちょまど また一方で、最近タイマーは医療でもよく使われているみたいなことを聞いたりするんですけど、その医療とタイマーの関係性についても教えていただきたいんですが。
これ何で今こういう法律の改正の話になっているかって、実はそこにかかってきてて、国連の中でですね、危険な薬物リストの中の一番危険なところに入ってたタイマー由来とタイマーそのものを、その危険なリストから外すかどうかっていうような投票があったんですね。
その参加国の中でいろいろ投票していくんですけど、ギリギリその危険なリスト、一番危険なリストからタイマーを外そうっていうのが決まったんですよ。で、その時は外すなっていうのは日本はそっちに賛成票を入れてるんですけど、賛成票というか変えますっていう提案だったから反対票を入れたんですけど、日本は。
けどギリギリそこから外すっていう方が賛成がかって、世界的にタイマーの危険なリストから外れたので、いろんな研究が広がるようになってたんですね。その研究が広まっていくとタイマーを使った、それこそ先言ったような医療目的で使うという研究もこれから発展していくと言われてて、
すでにもう医療用タイマーを認めている国とか一部の州とかで進んでいるのは、例えばさっきの治療効果ですよね。不眠症に効くとか、いろいろこれからエビデンスがどんどん出てくるんでしょうけど、アルツハイマーに効くんじゃないかとか、転換に効くんじゃないかとかいろんなことが言われてるんですけど、これからそういう研究を進めたい、世界中はね。
日本もそのリストから外れたことで、タイマーのメディカルユーズですよね。なんか医療目的で使うという研究を進めたい。そういう研究を進めるためにそのカテゴリーから移したんだけど、同時にじゃあ医療用で使えるんだったら、体にいいんでしょと。じゃあみんな好き勝手使えばいいじゃんってみんながわーってなることは防ぎたい。
で、医療目的のタイマーの研究を進めると同時に、かといって一方で好き勝手使っていいんじゃないよってことをみんなにちゃんと知らせたいってところで、タイマー使用剤を新しく作るという話になってきてます。
【森】いろんな医療タイマーの研究を進めることと、そのことでみんながタイマーを使わないようにということで使用剤を設ける。日本での今後のタイマーの位置づけってどんなふうになっていくでしょうか。
おそらく厚労省とか日本の政府的には、さっきも言った通り自由自在にレクレーションユーズっていうか思考的な楽しみで使うっていうユーズに関しては取り締まっていきたい。
誰もが自由に使っていいものじゃなくて、危険なものだし体に良くないよってことを今まで通り多分続けていくことになると思うんですね。
一方で、さっき言った通り世界の動きとしてはそうじゃない動きも同時に起きているので、ちゃんとエビデンスを取りましょうとか、そうじゃない政策を取っている国もあるので、そういうのをちゃんと見てほしいっていうふうに訴える人たちとかも出てきていて、大変注目すべきところですね。
今、日本でもCBDとかって量販店とかで売られてて流行ってると思うんですけど、この日本の流れの中でなぜここに来てCBDとかが流行りだしているのかなっていうのもちょっと疑問に思ったんですけど。
たぶんおそらくですけど山口さんも見る、例えばショップとかで見るそういうものってコスメとか美容関係。ここは結構数年前というか結構前から世界中でもいろんな効果があると言われてて、そのCBDの部分と一方でTHCっていうのは精神な部分に作用するというか糖水作用があるっていう部分を外してどうするかというので、なのでTHCを含まない。
Vとかで分けたり、何ならちょっとでも含まれるかもしれないので、そのTHCを抽出するような技術を使ってCBDだけでじゃあそれを製品化しようっていう合法な部分で日本ではね。場面でそういうふうなコスメに使ったりいろんなものに使っていこうっていうようなムーブメントが出ているってことですね。
- じゃあ身近なところでは七味唐辛子にけしのみが入ってたりするっていうのもそれは違法な成分がないっていうことで。
- っていうよりさっきの部位によっては販売してはダメとか使ってはダメとかっていうと分けられてて、種はそうじゃなかったりするんで七味に入ってて、ここで言えるとしたら皆さん結構身近にそういうものがあるよっていうことですね。
- 日本ってなんでこんなにタイマに厳しいんでしょうか。
- これはいろいろ言われてるんですけど、そもそも薬物の違いを全く知らない人の方が圧倒的に多い。僕がこういろんな人と話すと、覚醒剤も何ならアヘンとかLSDとかとタイマも全部一括りにして麻薬とか薬物、ダメなものみたいな一括りなんですけど、
結構海外で言われてる、特に犯罪学で言われてるような最近の批判的犯罪学とかで指摘されるようなものって薬物もそれぞれ性格が違って由来も違うわけですね。
ケミカルに作られてるやつもあれば植物由来のものもあるわけじゃないですか。それぞれ使いたい場面も実はバラバラなんですよ。覚醒剤例えばアッパーに使いたいとかさっきのタイマはチルに使いたいとかバラバラなわけで、
これね最近ちょっと授業ですげー自分いい例出したなと思ったのが、みんな例えばアルコールを飲むときに用途とか物って違うわけじゃないですか。
例えばですよ、ずっと好きだった人に振られて、今日は一人寂しく薄暗いバーのカウンターの端っこでゆっくりカラーンって言って、なんかジャズでも聴きながら物を思いに受け入れながら飲みたいなって時にカシスオレンジとかカルアミルク選ばないでしょ。
そういう時ってやっぱりなんかマティーニとかウイスキーとかこういう気分の時と、じゃあ二十歳になったんで初めてコンパで今日はお酒楽しむぜイエーイって時にマティーニ行かないでしょ。
そこはカルアミルクですね。
って時に用途とやりたい目的、それぞれが分けて考えるものであって、それぞれに得られる効果も別だって。
アルコールだとこうやって想像しやすいんだけど、薬物も一括りにしないで、タイマはタイマの使い方、覚醒剤は覚醒剤の使い方とか、何ならもうほら医療用に使われてるような成分っていっぱいあるんですよね。
もうすでにっていうものの、それぞれの使い方があって薬理効果も違うので薬物を細かく考えないで一括りにしちゃうことで危険なものイコールダメなもので原発化とかこういう風になりがちなんじゃないかなっていう風に言われてる。
確かに、覚醒剤の効用とかタイマの効用とか知らずに全部ダメな薬物っていう風にこれまでも学んできましたし、確かにお酒の例ってすごくわかりやすくて、お薬にもそういう場面場面にあった効用があるっていうのを考えなければいけないなと思いました。
タイマを使ってると他の犯罪もしてるんじゃないかみたいな見方をよくされると思うんですけど、タイマの使用率と犯罪率の相関関係みたいなのってあるんでしょうか。
使用率との相関関係ってところはちょっとそのものをドンピシャで言うのは結構難しいんですけど、一番心配されたのは例えば非犯罪化したりとかレクリエーションユーズを認めるようになると交通事故これが増えるんじゃないかっていうのがやっぱり非犯罪化する国でも心配されてたんですね。
ただいくつか研究結果がこれからどんどん新しく出てくるんでしょうけど、今出ているものを見ていくと別にそれが非犯罪化になる前となった後で事故が増えたっていうようなデータは出てなくて変わらないというところになってますね。
タイマって落ち着かせるチル効果があるっていうので、睡眠薬を飲んで運転するみたいな危険性があるっていう。
そうです。そういう意味ではゼロじゃないです。さっきからちょっと何回も言ってるように100かゼロの議論じゃなくてタイマ使用の人が全く事故を起こさないかというとゼロではないです。
それはさっき言ってる通り睡眠薬とかこれ飲んで運転したらダメだよって時に運転してはダメだよって言われて眠気誘いますよっていう薬ありますよね。これから運転する前には飲まないでくださいって注意事項で書いてあるやつありますよね。
あれとかと一緒で起きるってのは起きるんですよ。じゃあゼロかと言われたらタイマで事故は起きることがある。
タイマを使ったからといって犯罪が増えたっていうようなエビデンスは特にないということですね。
なのでタイマだから事故が起きるっていう話ではなくてやっぱり眠気を誘う薬っていっぱいあってそれは用法のところに書いてあると思うんですけど
例えば花粉症の薬とかでも強烈に眠気を誘うやつあってあれは運転前にやめてくださいって書いてあるのでだから何の薬だからどうってタイマだからどうっていうんじゃなくて
タイマと犯罪の関係
それは使った時は運転しない。もうそういうことですね。
でちょっともう一つ今言い忘れてたことを思い出したんですけどさっきのゲートウェイドラック説で言われているのが
例えば毎年今のところタイマ取締り法で検挙される人増えてるんですけど
ゲートウェイドラック説を言うなら覚醒剤で検挙される人も増えていかないといけないと思うんですが
覚醒剤で検挙される人は今むちゃくちゃ減っててタイマの人は増えてるんですけど覚醒剤の人は減っていると
じゃあここがゲートウェイドラックと言うなら両方上がっていかないと説明がつかない
もしくは数年後に変わらないとおかしいんだけど今ちょっと数年かけて両方が近寄っていってるんですよね
で僕がことを調べた限りでいくとその薬物関連で検挙されている人のトータルですね合計他の薬物も入れて合計を見ると
覚醒剤が減ってる分タイマが増えててトータルを見ると結構横ばいなんで薬物問題全体として急激に悪くなってるかというと
当然表に出てきてない暗数の部分はあるとしてもこれが数字が正しいとしたら今出てる目に見えてる検挙されてる人が
日本の薬物使用者なんだということを前提に話すとどっちかというと覚醒剤が減っててタイマの人が増えてるので
よりソフトなものに変わってるのでそれはそれで政策としては成功なんかなって言えるかもしれないっていう過程なんだけど
ただ何でも言うように表に出てない薬物使用の人たちがいるので実はその検挙されてないだけで何かが増えてるということはあり得るので
これは今後も研究がいる分野だろうなとは思っています
さてここで犯罪学をもっと身近に感じてもらうために犯罪学の観点からエンタメを見ていきたいと思います
今日はですねタイマの別の見方っていうかこういう使い方もあるんだなってことを世間に知らしめた
Weed the Peopleをお勧めしたいと思います
Weed the Peopleは2018年公開のリッキー・レイクとアビー・エプスタインが監督を務めた
タイマ製剤を用いてガンと向き合う子どもたちの姿を描いたドキュメンタリー映画です
禁じられた雑草Weedによる治療
本作には幼くして脳・肝臓・骨や筋肉の悪性腫瘍を患う5人の子どもたちが登場します
現在の標準治療では治癒が困難な状態で家族が希望を託したのは禁じられた雑草Weedでした
患者と家族それをサポートする医療従事者たちの視点を通じて
医療タイマをめぐる最前線の光景そして医療産業の姿を目の当たりにするといった内容です
この映画は今までのタイマの見方を変えるとかもちろん医療目的で使われているとかあったんですけど
タイマ映画とかって聞くとなんかみんなでイエーイとかっていうのを想像しがちだと思うんですけど
そういうのじゃなくてタイマの一つの側面ですね
こういうふうな医療目的で使えますよとか
実際にこういうふうに命が救われた人たちがいますよっていうのを真剣に捉えているドキュメンタリー映画なので
タイマの使い方ってこういうこともあるんだなっていうことを
全くこの分野に興味がなかった人にも見てもらいたい作品なんですね
今日も医療タイマっていうのがテーマになかったと思うんですけど
ちょっとこの映画まだまだ見る機会が少ない映画にもなるんですけど
私も機会があればぜひ見てみたいなと思いました
丸山先生に解説してほしいエンタメ作品がありましたら
番組詳細欄にあるリンクよりご投稿ください
今日はタイマ使用剤というテーマだったんですが
なんかお話を伺っていると医療用に使われたりとか
治療の効果があったりとかタイマの良い側面っていうのも見えてきたので
使用剤を作って禁止していくだけではなくて
共存していくこともあるのかなっていうふうに感じました
合法化とか非犯罪化している国って聞くとどうでもいいじゃんとか
ほったらかしてて薬物を使用する人たちで問題に抱えている人たちが
道にあふれてもいいじゃんとかそんなこと考えてるんじゃなくて
やっぱり問題使用はない方がいいってどこでも考えてるんですね
非犯罪化するところも
じゃあよりよく問題使用を減らしていくにはどうするのがいいかって考えたわけだし
それはちょっと13回目のハームリダクションを聞いていただいて
じゃあタイマに向き合うときにどうするか
これは捉え方とするとダイバーシティな感じなんですよね
その人の生き方別にタイマが使えるようになったからといって
あなたに吸ってくださいって言ってるわけではなくて
夫婦の選択的別姓だったりとかLGBTQプラスとか
自分がそうなれって言ってるんじゃなくて
そういう生き方をしたりその選択をしたっていう人に対して
じゃあ刑事罰でそれをやめろっていうんじゃなくて
そういう生き方もあるねっていう多様性の中で
世界の中では入ってきているので
ぜひ日本も一方的な言葉だけじゃなくて
そういう生き方があるんだなとかニーズとしてはそういうものがあるんだなとか
それじゃないと生きづらさを抱えている人がいるんだなとか
いろんな方向から考えていろんな政策を決定していけたらなと思って
今日はお話しさせていただきました
さてこの番組では感想や質問リクエストなどをお待ちしております
番組詳細欄にあるリンクよりお気軽にご投稿ください
Xではカタカナでハッシュタグ
罪な話をつけてポストしてください
配信のない火曜日毎月第1第3火曜日の夜9時30分から
Xのスペースで罪な話で裏話を開催しています
ポッドキャストで話しきれなかった内容や
スペースに参加してくださった皆さんの質問にお答えしています
こちらのご参加もお待ちしております
また私が所属する一般社団法人刑事司法未来でも
犯罪学や刑事政策について発信しています
刑事司法未来で検索してみてください
ではまたお会いしましょう
お相手は丸山康裕と
山口由紀でした
24:41

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