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はい、皆さんおはようございます。2024年7月5日、金曜日、ツカサです。
この放送は、ベンチャー企業の管理職ツカサが、日々の仕事や生活の中での学びや気づきをシェアする番組です。
皆さんおはようございます。
えー、今日は週末、金曜日ですね。いかがでしょうか。
えーとね、今日はね、雨が降っても自分のせいっていうテーマで話したいんですね。
えー、これは、私の経験上のシェアなんですけども、
あのー、僕、2023年から、えー、当時27歳でしたけども、
ベンチャー企業の立ち上げの、もう創業のタイミングで入社してですね、
今、21年目なんですけども、だから01のところからずっと、
まあビール会社なんですが、関わってきてるんですね。
で、その中で、ビールイベントで、たくさんやってきたんですけども、
その中で掴んだというか、あのー、感じたことをね、お話ししたいんですよね。
えー、実は、あのー、2023年から、まあ、営業を中心にやってたんですけども、
えー、ビールのね、イベント、たくさんやってるんですよ。
えー、2024年ぐらいから、どんどん増え始めて、
えーと、そうですね、夏の時期にはすごい、あのー、とにかくやってましたね。
えー、今ではね、スタッフが増えたんで、分担しながらやったりとか、
まあちょっと後輩に、えー、やってもらったりとか、
っていうことが増えましたけれども、
でも当時は、私しかいなかったんで、私がほぼ全部やってたっていうような状況だったんです。
で、今日の話は、その中でのとてつもないトラブルを、えー、抱えた、その当時のお話なんですね。
それは何かと言いますと、ビールのイベントで、ビールを注ぐときにね、
氷が必要なんですけど、氷がなくなると、とんでもないクレームになるんですよね。
えーと、そう、で、それが氷にまつわる話なんですね。
ビールサーバーって皆さん見たことありますか?
なんかビールをこう、コックを手前に引くとビールがジャーっと出てくるっていう、あの機械なんですけど、
あれはどういう構造になってるかっていう説明をしないとね、この話がよくわかんなくなっちゃうんで、
少しだけそのビールのサーバーの構造をお話ししますね。
ビールサーバーって、まあビール注ぐ機械ですけども、ビールのタンクというかね、タルからホースがビョーっと出てて、
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で、ボックスの中にそのホースが入ってて、
で、その中で冷やされて注がれる、コックが出てきて注がれるっていう仕組みなんですけども、
じゃあそのボックスの中身はどうなってるのかっていうと、
これは車とかバイクとかのラジエーターみたいな仕組みになってて、
つまりですね、ホースが大きいプレートの中をウネウネウネウネって通ってて、
そのプレートの上に氷がガツンと乗っかっててね、
その氷によって冷やされてるんですよ、ビールが急激に。
だからビールのタルが少しぐらいぬるくても注がれるときには非常に冷えた状態でビールが注がれるっていうような仕組みになってます。
その氷がお店の中であれば電気で自動で作られるような仕組みだったりするんですけれども、
大抵の外のイベントではその氷そのものを持ち込んでビールを注ぎながら、
そのボックスの中の氷が溶けてしまったら氷を足して、
そしてビールを冷やしながら注ぐっていうような仕組みになってます。
だからもしイベントとかでビールを購入する際にサーバー見えたら、注ぐ機械が見えたら近くにね、
氷を入れている発泡スロールの箱とかが置いてあるはずです。
ちょっと見てみないとね、わかると思うんですけど。
まずそんな構造なんですけども、
それでね、ビールを注ぐ際に必ず氷が必要で、
この氷がなくなってしまうとぬるいビールになっちゃうから、
ビールが注げないっていうことになっちゃうんですね。
ぬるいだけでも美味しくないというかクレームになるんだけど、
さらにビールの温度が上がると注いだ時に全部泡だらけになっちゃうので、
ぬるいとね、だから本当に商売にならないって感じなんですよね。
今から大体18年くらい前なんですけども、
2006年とかの頃ですかね、
その頃僕はビールイベント全般の準備とか段取りとかを一人でやってたんですよ。
それで確か7月とかの暑い時期でビールの準備をして、
もう3年とか経ってるから段取りも早くなってきたんですよね。
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段取りをしてスタンバイOKな状態にしてたんです。
当然氷も購入してきてました。
確か50キロくらい買ってたかな。
いざイベントがスタートしたんですけども、
その日はものすごい猛暑で氷がどんどんなくなっていくんですよ。
もう本当に無くなるっていうタイミングで、
そのままだと無くなりそうだなって、
やばいっていう話を上司にしたんです。
僕は当然これはまずいなと思ったから買いに行かなきゃいけないなって思ったんだけど、
その時にね、
お前なんでこんなちょっとしか買ってこねぇんだよって叱られたんですよ。
前回と同じくらい買ってんのかって言われて。
買ってるっちゅうのって思ってさ。
前回何キロで今回も50キロくらい買って、
余裕を持って準備してたつもりでしたという話をしたんだけど、
じゃあこんなに無くなるはずねえだろうみたいなことを言われて。
要するに上司もこんなに想定外の暑さだったから、
氷がそれだけ溶けるっていうのは全く想像してなかったんですよね。
氷が溶けちゃったらわからないから、もともとどのくらいあったかなんて。
だから俺が言ったことが信じられないみたいで。
そんなことがあってもさ、
結局目の前の現実って変わらないじゃない。
氷があるかないかじゃなくて、
冷やせないんだから氷買ってこなきゃいけないって話で、
そんなことをとなめられても、
早く行かないとダメだから買いに行きますって言って買いに行くんだよね。
僕はね。
それで事なきを得るんだけど、
この時の話で何をシェアしたいかっていうと、
2つあって、1つはね、
目の前の現実を受け入れろっていう話だよね。
それが正解だっていう話で、
氷が溶けるのが早すぎるとか、
正しく買ったか買わないか、
前回と同じように買ったか買わないかとかっていうのは、
どうでもよくて、
ないから必要だっていうところが、
そこから考えなきゃいけないっていうことなんですよね。
それってありますよね、当然だからね。
もう一つは、
雨が降っても自分のせいっていう話じゃないけど、
天候が熱いか、天候がどうあるかとか、
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環境の変化も全部ひっくるめて、
自分が引き受けるっていう覚悟を持たなきゃダメだっていうことなんですよね。
熱くなったのは変えられないもんね、はっきり言って。
天気は変えられないからさ、
じゃあちょっと寒くしときますってわけにもいかないんでね。
それならそれでどうするかっていうことが大事で、
そこは全部、それもひっくるめてやるっていうことがね、
仕事をする上では大事なんだっていうことだと思うんですよね。
このシェアは、
仕事でも、実生活でも、
いろんなところで遭遇することだと思うんですよ。
それが役に立つんじゃないのかなっていうふうに思います。
ブッダっていうさ、話全然飛んじゃうんですけども、
手塚治虫の漫画でブッダっていう偽作があるんですけども、
その中で、
禅門道のシーンがあってね、
ブッダを胸に受けた怪我人を目の前にして、
撃った奴は誰だとか、毒は塗られてたんじゃないかとか、
どんなふうに刺さったのかとかっていうことを、
その人を目の前にして、いろいろ聞いて、
じゃあどうするかっていうことを、
何度も原因を追求しようとする人がいるっていう話で、
じゃあそれは正しいのか正しくないのかという、
そんな話があった、エピソードがあったんですよね。
なんかそれにすごい近くって、
誰が刺したとか刺さねえとか、
誰が毒が塗られてたとかね、
当たり所はどうだったのかとか、
そんなこと言ってたら死んじゃうじゃんって。
まず生かすのが大事なんじゃねえのかっていうところがことの本質でね。
なんとかするっていうところを、
大事にしてやっていかないと、
全体を見失ってしまうっていうことに、
つながるんじゃないのかなっていうふうに思います。
それにはね、自分の面子とか、
他人のプライドとか、
そんなこと言ってる場合じゃないと思うんですよね。
そういう状況、つまり、
なんとかしなきゃいけない状況になればなるほど、
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その人の本質がすごい見えちゃって、
この人は面子を保つ人なんだなとか、
自分はこういうプライドがあるんだなとか、
そういうことをね、振り返ると、
見えてくるなっていうふうに思います。
皆さんにも経験ないですかね、そういうことね。
振り返ってみると、僕の話をしてるから、
僕の振り返ったときの話なんだけど、
僕自身はね、無駄なプライドがあったなっていうふうに思いましたね。
本当に無駄。
先輩から、先輩というか上司から、
お前なんでこんな少なく買ってきたんだよって言うときに、
前回と同じぐらい買ってんのかって言うときに、
そこに来てるよって思っちゃったんだけど、
だから何って話なんだよね。客観的に見ればね。
前回とかあったからどうかとか、
それに対して正しいだろって言ったところで、
溶けてるんだからしょうがねえだろって話でさ、
溶けた氷は戻んないんだからさ、
早く買いに行けっていうのが、
そこに気づけよっていうふうに僕はね、思います。
気づいてたかもしれないけど、
プライドが無駄なちっぽけなプライドのせいで、
上司に言っちゃったんじゃないかなって、
買ってきましたって言ったんじゃないかなと思うんだけど、
今思うとね、
どうしようもない若造だったなっていうふうに思いますよね。
俺自身というか、
俺一人しかいなかったから、
変えのきかない、
メンバー変えられないから、
結局ね、やらざるを得なくて今に至っているんだけども、
本当にもうちょっと大きな組織だったら、
僕はこんな風になれなかったんじゃないのかなって思うんですよね。
そういう意味ではね、ラッキーだなって思いますよね。
若い時の苦労は勝手でもしろっていうのはね、
まさにこのことで、
あんな風にいろんな苦労できてよかったなって、今でも思います。
ということで、今日の放送は以上です。
この放送が皆さんの何かの役に立てたら嬉しいなっていうふうに思います。
ちょっとね、今日はコメントとか返せないですけども、
この放送がいいなと思ったらいいね、
あとはコメント、レターもらえたら本当に嬉しいです。
いつも聞いてくださっている方、ありがとうございます。
またね、皆さんの役に立てる放送ができるようにしたいなって思いますので、
よろしくお願いします。
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それではまた皆さん、さよなら、バイバイ。