放送の趣旨とPR
はい、みなさんこんばんは。2025年10月16日、木曜日、ツカサです。
この放送は、ベンチャー企業の管理職、ツカサが、日々の仕事や生活の中での学びや気づき、
そしてビールを通じて豊かな人生をお届けする番組です。
みなさんこんばんは。
今日はですね、いわゆるときはめちゃくちゃ寒いんですが、元気よく発信したいと思うんですけれども、
まずはPRから。レモンラードラーのゼロというのができました。
これ、ベアレンビールのノンアルコール飲料になりますが、
人気の商品でビールとレモネードのブレンドした2.5%のアルコールのものがあったんですが、
これのノンアルコールができましたっていう話ですね。
僕なんか結構スポーツするから、スポーツした後にビール飲むのは体に良くないってことを言うんですよね。
すごくね、この話をすると、なんか非常に胸を締め付けられるような思いになってたんですけどね。
ようやく僕たちのスポーツ飲料ができたっていうね。
そんなところなんですけども、
皆さんもぜひ検索していただければ、アルコールが苦手な方も楽しく飲めるんじゃないかなっていうふうに思っております。
尾形社長の謝罪
はい、ということで今日の放送シェアなんですけど、
今日はリーダーは謝れる人が一番偉いっていう、そんなシェアをしたいと思います。
まあこれちょっと誤解がないように言いますと、
頭をずっと下げ続けるリーダーが本当にリーダーとしていいのかっていうね、そういうのはありますが、
そういったことではなくて、
先日のボイシーという音声メディアの大型社長の行動の話なんですね。
ボイシーという会社は急成長してるんですけども、
皆さんも使ったことあると思うんですけどね。
音声のアプリで、このスタンドFMとちょっと違ってて、
誰でも入れるわけではなくて審査制なんですよね。
パーソナリティを選んで審査して入れると。
なのでかなり質の高いパーソナリティさんがいらっしゃって、学びが多いんですよね。
聞いてる方もそういった方が入ってくると。
そんな中、なかなかマネタイズできないということで、
企業価値としては多分すごく大きいと思うんだけども、資金繰りが難しかったと思うんですよね。
マネタイズを急ぐということで、
例えばポイシープラスでお金を課金制度を作ったりとかやってたんだけど、
その時にサービスの一環と言いながら、
ポイシープラスに入らないと倍速機能が使えないっていうことがあったんですね。
1.2倍までしか使えませんよと。
これは結果的に大炎上したんですね。
プレミアムリスナーの聴いてる人もそうだし、
使ってる側というかパーソナリティ側からも大きな影響があって、反響があって、
かなり炎上したんですね。
炎上してどうなっちゃうんだろうっていうようなところだったんですけど、
その時の尾形社長の対応っていうのがすごかったっていう、そのシェアを今日したいんですね。
尾形社長何をしたかっていうと、謝ったんですよね。
はっきり謝ったんですね。
これは後でボイシーっていうアプリのニュースというかね、
ボイシーの新着情報みたいなところを見ていくと分かると思うんだけど、
つい最近ですね、謝ったんですね。
音声でも謝ってます、本人が。
どうもすみませんでしたと。
今回のサービスの提供のタイミングと、
あとはそのやり方は私が間違っていましたってはっきり謝ったんですよね。
なかなかできないことだと思います。
そしてその後の対応もすごくて、元に戻しますと。
元に戻すんですよ。
メンツとか関係なし、本当に心からの対応っていうのが感じられるんですよね。
そしてそこに支払ったお金も返しますって、はっきり言うんですね。
すごいことだと思いますよ、本当に。
何万人っていう人がこのアプリを使ってて、
その人の目の前じゃなくて耳の前ではっきり謝る。
元に戻してやり直しますって。
いやーすごいです。震えちゃいますね、これ。
私が尾形社長の元で働いてたら大変だったと思うけれど、
やっぱり応援すると思いますね。
リーダーシップの重要性
これちょっと前にも言葉の整理をしましたけれども、
責任と成果だと思うんですよね。
その関係を以前私、この音声でもお話ししたことがあるんですけども、
成果と責任っていう関係性において、
成果を取って責任も取るっていうのはリーダーのあり方だと思うんですよね。
この責任と成果がはっきりしている組織っていうのは、
やっぱりリーダーシップが強い組織で、
逆に責任も成果も曖昧な組織っていうのは、
いい時はいいよね、みんなでいい感じっていう。
悪い時には崩壊するわけですよね。
誰の責任か分からないままだけど、
成果ははっきりしないから、責任も曖昧だから、
もやもやしたまま潰れちゃうっていう話なんだけど。
これはさておいて、成果がはっきりしているテック業界において、
責任の所在もはっきりするわけですよね。
これうまくいってるときはいいんだけど、
うまくいってないときにどうするのかっていう問題があって、
うまくいってないときにパワーポジションを持ってる人が、
お前ら何とかしろって、俺のせいじゃねえっていうリーダーだと、
部下はめっちゃ疲弊しちゃうし、ワンマンに傾いていくと。
もちろんここには株主のバイアスもかかると思うんですよね。
だけど責任の所在を自分のほうに向けて、
悪かったと、俺が責任を取るというような、
そういう組織だとチームはまとまるんですよね。
なぜならば日本社会においては、
責任を一人になすりつけるような、そういう文化ではないからなんですよね。
だから何かあっても、いやいやあなたのせいじゃありませんよと、
いうことをみんな思ってるわけですね。
だからみんなフォローするわけですよ。
ところがそうじゃなければ批判になってですね、
リーダーにはついていかないと。
つまりリーダーの人徳によって人は動くっていうのが日本文化だと思うんですよね。
そんな中、尾形社長が取った行動っていうのは、
本当に謝れるリーダーであるっていうところに、
ある意味新しいリーダーシップを見せたなって思うわけですね。
大きな会社だけど謝るリーダー。
それを選んでる、もしくは選んできてる社員や部下の方々は、
救われるんじゃないのかなっていうふうに思って見てました。
だから僕がもし部下の立場だったら、
この人のもとで働いててよかったなって思うと思うんですよね。
こういう人には信念しやすいわけですね、部下からね。
これはおかしいんじゃないでしょうか。
もしくはこの行動は改めたほうがいいんじゃないでしょうか。
うるせえバカ野郎みたいなこと言うようなリーダーだったら、
もう言っても無駄だなっていうふうに思うわけですね。
でもそうかなって言って、
じゃあこれは他の人にも聞いてみて改めたほうがいいかなっていうのを、
ちょっと検討してみるよみたいなリーダーは、
やっぱり自分の意見も通るんじゃないだろうかと。
そして僕らがこの組織を変えられるんじゃないだろうかと、
いうような雰囲気になるわけです。
これはスタートアップ企業には本当に必要な社風だと思うんですよね。
これがないと小さい会社でも人は離れるんですよね。
だから今日シェアしたい話っていうのは、
やっぱりこのシェアしたい話というか、
このボイシーの尾形社長の一見で、
僕らが学ばなければいけないことは、
まずリーダーの立場にある僕らっていうのは、
リーダーというか管理職の立場である僕らっていうのは、
部下の意見を聞くっていうのは当然なんだけども、
何か間違ったときには謝ることができるっていうね、
そういう器であってほしいなっていうことなんですよね。
この器であり続けることが組織をまとめる中で非常に重要な
素質になるんじゃないのかなと。
在り方ですから。
この在り方をみんな見ているんじゃないのかなというふうに僕は思いました。
なので今回はボイシーの尾形社長の、
結構大きな会社になってますからね。
尾形社長の今回の振る舞い、
そして対応っていうのは後々にものすごい大きなケーススタディとして、
僕らの学びとして振り返ることができる、
すごい良い事例だなというふうに思っておりますので、
皆さんにもシェアさせていただきました。
ということで今日の放送は以上です。
この放送が皆さんのお役に立てたら嬉しいなというふうに思っております。
ということでまた明日お会いしましょう。
さよなら。バイバイ。