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2024-12-08 12:08

僕らの「美味しさ」とは何なのか?


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はい、みなさんこんばんは。2024年12月8日、日曜日、ツカサです。
この放送は、ベンチャー企業の管理職、ツカサが日々の仕事や生活の中での学びや気づきをシェアする番組です。
みなさんこんばんは。
えーと、まずは、近況報告からしますね。
昨日土曜日はですね、私は仙台に出張に行ってまいりまして、
グレート田園っていうね、あの浄土所、アメリカに本社がある会社なんですけども、
そちらのね、えーと、ブルーアリーを工場見学しまして、
その後、クラフトマン仙台というね、飲食店さんが仙台市内にあるんですけども、
そちらの飲食店が10周年ということで、そちらの飲食店で10周年のお祝いするパーティーに参加してきました。
えーとね、寒いですよね。全然話違うんだけど。
まあ寒くてね、仙台も。
まあ歩くんですけど、トイレが近くてね、寒い中ビールを飲み続けると、
それで、なかなかね、ビールは利尿作用がありますから、
本当にトイレ我慢しながら飲んでいくのって難しいなというか厳しいなと思いながら、
ビールを楽しんできました。
さて、さてさて、今日の放送はですね、昨日の出張を踏まえまして、
答えのない美味しさに対して僕らが考えることということで、
そんなテーマで話したいと思うんですよね。
今ね、クラフトビールの会社でビールの作り手がどういう状況にあるのかという業界の話を少し説明したいんですけども、
今ね、ビール作りをする人っていうのが若い人がなかなか入ってこない。
一方で入ってきても辞めていくっていうね、そういう状況があります。
これ何かっていうと、ビール会社でビールを作るっていうのは当然ながら利益を生み続けないといけないわけで、
美味いビールかどうかは別として、売れるビールは作り続けないといけないわけですよね。
そうすると、自分が作りたいビールと売れるビールはまた別ですから、
売れるビールを作らなければいけないというよりも、つまらないということになるわけですね。
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なので、若いブルワーリーは、ブルワーね、作り手は、自分が作りたいビールが作れないんだったら別の会社に行ってやりたいと思いますって言って、
別の会社に転職したりとか、あとは自分で立ち上げたりとか、そういうことをしているというような状況です。
この中で、答えのない美味しさに対して自分たちはどういうふうに考えていくのかっていう話なんですけども、
これね、美味しさについて、僕の個人的な見解ですけども、
特にビールの美味しさなんですが、ビールの美味しさは答えがないわけですよね。
僕にとって美味しいビールは、あなたにとって美味しくないビールかもしれないというようなことが起きます。
また、美味しいビールだからといって売れるビールかどうかっていうのもわからないというわけですね。
なぜならば、これは美味しさは一応に答えがないからですね。
その人の食べてきた食生活とか、あとは舌の感覚とかもありますから、
人それぞれ感じ方は違いますよね。
それでね、この話、何が言いたいかっていうと、
美味しいビールの答えはないけれども、
ハズレではないビールっていうのはあるわけですよね。
それの一つの例というのが、長く飲み続けられているビールだと思うんですよね。
長く飲み続けられているビールっていうのは、美味しいかどうかは別としてですね、
それなりに理由があるわけですよね。
飲み続けている人がいるから、そこに。
だから飲み続けられているわけですね。
長く飲み続けている人、もしくは2世代、3世代と飲み続けられているようなビールっていうのは、
それは少なくとも、まずくはないっていう話ですよね。
だからこういうビールを作らなきゃいけないということになるわけです。
じゃあこのビールね、まずくはないけど飲み続けられるようなビール、
これは美味しいと言えるかどうかわからないけれども、
いずれ一つの答えにはなっていると思うんですよね。
このビールを作るためにはどうしたらいいのかっていう話なんだけど、
このビールは作って売り続けなきゃいけないのと同時に、
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伝え続けなければいけないということになるわけですよね。
伝え続ける、伝えられ続けているものっていうのは、
やっぱりクラシカルなものであって、最終的には飲み続けられているものになるわけですから、
それを作り出すのがメーカーということになるわけですよね。
メーカーというか作り手ということですよね。
だから作り手は、うまいビールを作るっていうのは当然なんだけど、
クオリティの高いものを作るっていうのは当然なんだけど、
飲み続けてもらうために伝え続けるっていうことがとっても大事になってきて、
伝え続けられるものこそが美味しさであるというものと、
僕は言えるんじゃないかなと思っているんですよね。
じゃあひるがえって、若い人たちが自分の作りたいビールが作れないから、
じゃあやめますっていうのは、美味しさを作っているのかっていう話なんですよね。
自分が作りたいビールが作れないからやめますっていうのは、
それは僕は美味しさを作り続けるための努力の放棄じゃないかなと思うんですよね。
自分が美味しいと思えるビールを作る、それはそれとして大事なんだけれども、
それを作り続けて伝え続けるっていうことの方がすごく大事であって、
それができない、やりたくないというかね、
自分が思うがままにやりたいんだっていう話は、
それは美味しさを作るということとは、僕はベクトルが異なっていると思うんですよね。
なんて言うんでしょうね、表現は難しいんですけれども、
その人は液体を作っているんであって、美味しさを作っているわけじゃないんですよね。
美味しさはやっぱり、僕は文化だと思うんで、文化はやっぱり作って伝え続けて、
伝わり続けて初めて作られるものだと思うんですよね。
なので、今日の話はなんでしたっけ?
あれなんだっけ、美味しさとはなんぞやっていう答えのない話ですよね、確かね。
だからね、僕からすると、若い作り手がね、美味しいビールを作りたいんだっていうふうに思って、
自分の思い通りに作れないんだったら、私やめますっていうのは、僕はなんか違うなって思うんですよね。
先輩が作ってきたビールを、そのバトンを受けて、
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次の世代にバトンパスをするっていうこと、その行為自体が、僕は美味しさを作っているんじゃないのかなと思うので、
だから、この放送で若いビールの作り手の人が聞いているとするならば、ぜひ聞いてほしいんだけれども、
あなたが作りたいビールが美味しさを作るということであるならば、
それを貫いて、誰かにバトンを渡して、そのバトンがどこへ続くのか、
そういうところまで見届ける、もしくは伝え続ける、そういう努力をしてほしいなっていうふうに僕は思うわけです。
だから、新たに一歩踏み出すのもいいと思うけれども、
今あるもののバトンを受け取って、次の人にバトンを渡すということも、
僕はすごく同じくらい大事なことなんじゃないのかなっていうふうに思っているんですよね。
今日はビールの話をしましたけれども、ビールだけじゃないと思うんですよね、この話。
アフタートークで話そうかなと思っていた内容だったけど、これちょっとそのまま話しますね。
大事な事業継承とか、会社で何かを成し遂げたいというようなビジョンを持っている人からすると、
これはビール作りと一緒で、やっぱり伝え続けることにすごく大事な意味があると思うんですよね。
自分がやりたいことがあって、新たにその会社を立ち上げるというのも、
僕はすごくリスペクトすることなんですけれども、
同じように今ある会社の中でそのビジョンを達成するために、
仙台からバトンを引き付いて、次の人にバトンを渡すという行為も、
これもまた非常にリスペクトできるような話だと思うんですよね。
何が言いたいかというと、会社を辞めて新たに独立する行為も、
会社に残って事業を、ビジョンを達成するために若い人にそれを伝えていくことも、
どちらも同じくらい僕は尊いことなんじゃないのかなというふうに思っています。
ということで、今日の放送は以上です。
この放送が皆さんのお役に立てたら嬉しいなというふうに思います。
この放送を聞いて頑張っている人、いると思います。
見てますからね。僕も見てるし、周りは見てます。
本当にね、苦しいこともたくさんあると思うけれども、
また明日から頑張っていきましょう。
それではまた皆さん、さよなら。バイバイ。
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