2022-09-30 55:36

ep.24 映画『おと・な・り』~「音」が生む心の繋がりと日常~

OP:祝!西九州新幹線開業を語る長崎県民

エンタメモリー:映画『おと な り』

・集合住宅では避けられない「お隣」の「音鳴り」
・民度の高い主人公たち
・ちょっと退屈な中盤だから終盤30分が生きる
・生きるってめんどくさいし、めんどくさい人たちが居るリアル
・『風をあつめて』という選曲の秀逸さ
・音という「波長」が合ったから生まれたドラマ

ED:今日はたかほー!って言わせてくれ…そしてMB最終回も観てくれ…

おたよりはこちらから↓ https://bit.ly/3v49UX9

00:04
とるにたらんRadioあそび
日本の片隅から中毒気味なエンタメ愛を叫ぶ番組
とるにたらんRadioあそび、通称とるたラジオへようこそ
いつでもポップとサブのカルチャーの合間をたり立っているパーソナリティーの花田花です
まずですね、一つ謝っておかなければいけないことがあります
そんな大したことではないんですけど
先週配信分、9月23日配信分のエピソード23ですね
毎週金曜日の夕方5時にこのとるたラジオ配信していますということをね
いつもお話をしているんですが
先週、私が予約配信にするのを忘れていて
今週のエピソード流れてないって気づいたのが
夜7時だったんですね
なので、先週は19時に配信をしております
本当に申し訳ありませんでした
今週はちゃんと夕方5時の配信になるようにしておきたいと思います
そしてですね、先週9月23日金曜日祝日でしたが
皆さんいかがお過ごしでしたでしょうか
私はね、先週もお話ししましたからその日仕事だったんですね
なんですが、私が住んでいる長崎県においては
とっても大きなニュースがこの9月23日ありました
それが、西九州新幹線の開業です
おめでとうございます
やっと長崎にも新幹線がやってまいりました
嬉しい限りですね
嬉しいとだけ言えないっていうのが
ちょっと残念なところでもあるんですが
長崎県というか九州に住んでいない
九州の中でも九州北部に住んでいなかったら
あんまり西九州新幹線のこと
電車にも興味がなければ
新幹線とかにも興味がなければ
あんまり知らないかなと思うので
今日は西九州新幹線の話を
長崎県民である私、花田花からさせてください
西九州新幹線とは
佐賀県の武雄温泉駅から長崎県の長崎駅まで
武雄温泉、嬉野温泉、新大村、伊佐葉や長崎の
5駅を結ぶとっても短い新幹線です
営業キロが69.6キロ、実距離が66キロということで
全国の新幹線の距離では最短の新幹線となります
ただ西九州新幹線
一応実質的には
博多長崎間を結ぶ新幹線ということになっていまして
武雄温泉駅で在来線リレー特急
鴨目と同じホームで乗り換える
対面乗り換え方式というのを取っています
長崎駅を出発する新幹線鴨目には
方向幕って言ってね
どこ行きっていうのが書いてありますけど
あれ一応博多って書いてあるんですね
03:00
博多には行かないんですけど
博多までは行けないのに博多行きって書いてある
不思議な新幹線が鴨目です
この西九州新幹線
全国新幹線鉄道整備法という法律に基づいて
昭和48年に整備計画が決定された
九州新幹線西九州ルート福岡市長崎間のうち
2022年9月23日に開業した路線名称のことを指しています
今までは福岡まで
長崎から福岡までの間を
885系と呼ばれる車体が走っていた
特急鴨目というものがつないでいました
この特急鴨目リレートッキューという形で
武雄温泉から博多までを今でも現役で走っていますが
新幹線の開通に伴って
長崎県内そして武雄温泉までの間の長崎から
佐賀の地域では走る姿を見られなくなってしまいました
私この特急鴨目にものすごい思い出があるんですよ
何かっていうと私実はですね
長崎から博多まで特急に乗って
大学に通っていた時期があるんです
本当にね親には申し訳ないことをしたなって思うんですけど
ちょっとやんごとない事情があって
一時期大学に特急で通わせてもらっていました
恐ろしいことにその当時の定期代
額割が効いたとはいえ5万円ということでね
その前に私が長崎に帰ってきて
特急で通うようになる前
福岡で住んでいた家の家賃が5万円だったので
家賃と定期代が変わらないっていうね
恐ろしいことをしてたんですけど
ちょっと事情があってね通ってた時期があって
ほぼほぼ毎日鴨目に乗っていたっていう時期があります
なので私にとってはすごく思い入れのある特急鴨目
なくなってしまったのはすごい残念なんですけど
私新幹線とか電車の類いとっても大好きなので
これは長男の影響なんですけど
長男が子供の頃すごく電車が好きだったので
私も好きになったっていう話があるんですが
そんなことでねちょっとまた乗りたいなと思っています
子供たちを連れて
ただねこの対面乗り換え方式って言って
リレー特急と同じホームで向かい側のホームに
停まっている電車ないし新幹線に乗り換えて
目的地まで行くっていう方式を
今回この西九州新幹線とってはいるんですが
どうしても武雄温泉駅で立ち上がって
ホームに出て乗り換えなければいけないっていうね
福岡まで長崎からだったら福岡まで
福岡からだったら長崎まで乗りっぱなし1本で
たどり着けないっていう面倒くささっていうのは
若干あるんですね今まで特急鴨目だったら
乗りっぱなし1本でたどり着けていたので
この面倒くささっていうのは若干あるな
だから福岡まで1本に戻ってほしいなって
だからゆくゆくは西九州新幹線
しっかり全部前線博多長崎間
06:01
繋いでほしいなっていう気持ちは利用者としては
なきにしもあらずですただ乗り換えを含むとはいえ
今まで特急で長崎博多間が2時間かかっていたものを
1時間30分まで短縮したということでね
長崎博多間で30分短くなるっていう
結構短くなったと思うんですよ
たかが30分されど30分なので
結構短くなったと思うので
時間短縮効果っていうのはかなり
西九州新幹線大きかったなと思います
だからね1本になるのはなかなか難しいでしょうね
今回の西九州新幹線
結構伸びたんですよ実は3年前とかに
開通する予定だったんですけど
コロナの影響だったりとか関連自治体の
土地の買収の問題だったりとかでなかなかうまくいかなくて
本来であればもうちょっと先まで
浸透あたりまで伸びるらしいっていう話だったんです
佐賀県の
佐賀県がうんと頷かなかったために伸びなかったっていう話もあって
でもこれ佐賀いじわるで言ってるわけではなくて
佐賀は別にいじわるをしているわけではなくて
佐賀県にもいろんな事情があるということでね
この辺は色々調べていただければ分かるかなと思います
私は長崎県民なので長崎に寄った話をしてしまうので
佐賀の方に失礼な話をしてしまったら申し訳ないので
佐賀にも事情があるのはこちらとしても
十々分かっております
というわけでこの西九州新幹線なんですが
N700SKという車体を使って運行をしています
これ西九州新幹線のために
新しく作られた車両ではなくて
現在JR東海やJR西日本も
所有している車体です
N700SKって書いてある新幹線ですね
のぞみやひかりこだまとして
東海道新幹線で運行している新幹線と
同じ車体を使っています
がJR九州の電車めちゃくちゃかっこいいのって
皆さんご存知ですか
九州の人間だからエコヒーキしてるとかもあるかもしれないんだけど
JR九州車体のデザインにものすごく力を入れているんですよ
D&S列車
デザイン&ストーリー列車
九州はですね
JR九州いわく
テーマパークのように地域に個性があり
旅することが楽しくなる
という風に九州のことを言っています
沿線の風土や車窓の風景を思い切り楽しんでいただくために
JR九州の列車は
個性あふれる洗練されたルックスやインテリアはもちろん
ユニークな仕掛け満載で走行しているということで
このN700S系
東海道新幹線で走っている
のぞみ光こだまと全然違うデザインになっています
西九州新幹線カモメ
めっちゃかっこいいんですよ
かっこいいの
09:01
JR九州のコーポレットカラーっていうのが赤なんですけど
この赤をラインと
ロゴマークで使っている
ちょっとお祝いみたいな白地に赤のラインが入った
お祝い感のあるようなデザインになっていて
内部のデザインもすごく
おしゃれなデザインになっています
和洋節中クラシックとモダンが組み合わされた
懐かしくて新しい空間の表現という風にJR九州を表現しているんですが
ちょっとね
クラシックでモダンな感じのからくさ模様だったりとか
なんていうのかな
昭和レトロとかそういうのを想起させるような
デザイン作りがJR九州得意なんですけど
その集大成がこの新幹線カモメには
表されているなという風に思っています
カモメ6両編成で運行しているんですが
1号車から3号車までが指定席4号車から
6号車までが自由席という編成で走っていることが
ほとんどなんだそうです
指定席の部分に関しては3両全てが
別々のシートデザインになっていて
自由席は3両全部同じシートデザインになっているそうなので
ここはぜひね
指定席に座って3両全てのデザイン
楽しみたいと思わせてくるのもJR九州の
粋なところだなという風に思います
本当にね早く乗りたいですね
このカモメが実際に線路に乗る前に
会場を輸送されて
駅の方に入るということを
4月くらいにやってたんですけど
たまたま出かけてた時に
すごい人だかりあるな港に行って思ったら
カモメが運ばれてきたというのを見たことがあって
これ全然知らなかったんですよ私
ニュースとかも何も見てなくて
その海を運ばれてくる勇士というのがめちゃくちゃかっこよかったですね
本当に早く乗りたいなと思うとともに
もう新幹線絡みで
すでにいらんことしたやつがいるんですよ
本当にこれ腹立つなっていう話なんですけど
今週の水曜日
9月28日の未明に
新幹線の沿線の自治体
県内だと長崎市と
伊佐谷市と大村市に
西九州新幹線の施設
複数箇所に高性能な爆弾を仕掛けた
爆破時間は9月28日水曜日の午後3時34分である
というようなメールが届いて
新幹線は一時止まってたんですよ
この水曜日
迷惑な話ですよね
しかも送り主有害犯の可能性が高いということで
すでに警察にJR九州相談しているということですが
これの犯人に関しては早く捕まってほしいなと
新幹線ファンとしては思いますし
沿線の自治体の住民としても思っております
本当にムカつく話ですね
12:02
そして西九州新幹線の開業に伴って
長崎県
いろんな鉄道のメモリアルポイントができました
まず長崎県長崎市にある長崎駅ですが
日本最西端の新幹線駅
ということになりました
もちろんそうですよね
今回西側に新幹線が伸びたので終点である長崎駅が
日本最西端の新幹線駅になりました
そしてもう一つ
鉄道ファンしか知らないような話かもしれませんが
鉄道ファンの中で一度使ってみたい切符として言われるのが
最長片道切符というものです
この終点駅
今までは佐賀県にある竹尾温泉駅
今回西九州新幹線のルートの中にもありますが
竹尾温泉駅という駅が
この最長片道切符の終点駅だったんですけれども
なんと33年ぶりに
最長片道切符の終点駅が変更されました
というのも西九州新幹線の開業に伴って
長崎県大村市に
新大村駅という新しい駅ができております
もともと在来線の駅として
大村駅という駅があるんですが
別に新幹線の駅として新大村駅というものができました
しかも新大村駅
一応在来線も止まる駅として1個駅が増えたんです
ということは
この最長片道切符の終点駅
新大村駅に変わったんですね
最長片道切符が北海道輪っか内駅を起点に
長崎県大村市の新大村駅まで
変わったということで
鉄道ファンの中では西九州新幹線とともに
とても注目を集めているそうなんです
なので鉄道ファンのみならず
西九州新幹線の効果で長崎県の方に
観光に来てくれる人がまた増えればいいなと
思っています
あれだよね旅行のさ
あれなんだっけ
私こないだ使ったんだよgo to travelじゃなくて
長崎県では新呼吸の旅っていう名前でやってるんですけど
旅行のクーポンとか色々もらえるやつ
割引とかのサービスがあるやつあれなんだっけ
九州ブロック割りっていうのか九州は
あれが全国版に変わるんですよね10月から
なので全国でちょっとだけまた旅行をしやすく
なるかなと思うので
ぜひ機会があれば長崎県の方にも皆さん足を運んでいただければ
なという風に思いますというわけで
長崎の千年みたいなオープニングになっちゃいましたけど
私新幹線本当に早く乗りたいので
乗ったらまたお話ししたいなと思います
というわけで全然関係ない話になるかなと思いますが
今週のメインコーナーここからお話ししていきたいと思います
エンタメモリー
15:02
このコーナーでは私花田花が
エンタメ作品の記憶つまりメモリーを
心急問わず語っていきます
今回お話しする作品はこちら
映画おとなり
以前このエンタメモリーで
収録するための作品をどういう方向性でやろうかな
ということでツイッターでアンケートを取らせて
いただいたんですがその時に
最新の作品よりも少し前
2000年から2010年代くらいの作品についての
レビューが聞きたいという投票が
一番票数としては多かったので
今回は若干古めの
作品を持ってきました
というわけで今回は2009年公開の映画
おとなりを紹介します
表示の問題で
今回このポッドキャストのエピソードタイトル
の方にこの作品の名前を入れているんですが
音.な.り
って表記をしていますが
作品の正式なタイトルとしては
音スペースなスペースり
なんだそうです
すごい面倒くさい人みたいだけどさ
ちゃんと作品に対してリスペクトを持ってご紹介したいと思っているので
本当は点はつかないということで
実際はスペースが挿入されているということをご承知おきください
この作品ですね
アパートの隣同士に暮らす二人を
生活音をベースに描いた作品となっています
監督が実写版
心が叫びたがっているんだなどを手がけた
熊澤尚人監督メインキャラクターに
岡田純一さん麻生久美子さんが出演されております
麻生久美子さんといえばですよ
私の推しの話になってしまうんですが
真宮翔太郎の大好きな麻生久美子なんですよ
私はちょっとそれのせいで
麻生久美子さんの作品をまとめてみた時期があって
その時にこの作品好きだなって
一番思ったのがこのお隣という作品でした
私は実体験として
集合住宅で生活した記憶っていうのが
あんまりありませんというのも
私が今の実家に
引っ越してきたのが
幼稚園に入った頃だったんですね
物心ついてから
今の実家というのが一軒家なので
そこからそれこそさっきの
オープニングトークで話した大学生の時に
福岡に出て行って一人暮らしをした時
18:00
集合住宅で生活をしたことがなく
かつ実は今現在も私
子立てに住んでるので
隣の家の音生活音っていうのを
あんまり気にしたことがなく生活をしてきているんですね
特に子供時代そして大人になってから
今の家に住んでるのはここ数年なので
その前はアパートとかに住んでたこともあるんですけど
割と人生の中でかなり長い間
人生において多分
3分の2ぐらいは子立てに住んできているので
生活音っていうのはあんまり気にして
生きてきたことがないんですね
特に私実家が隣の家くっついてなかったので
隣の家の音って全然気にしたことがなかったんですよ
今の家は若干気になる時はある
くっついてなってるから
なんだけど集合住宅で暮らしていれば
そういう経験が長くあれば
もっともっと印象深いシーンがたくさんあるんだろうな
と思ってみたそんな作品でした
個人的には大学時代に住んでいたアパートを
すごく思い出すなと思ってみた作品です
まずあらすじからご紹介したいと思います
風景写真を撮りたいという夢を抱きながら
友人でもある人気モデルの撮影に
忙しい日々を送るカメラマンの佐藤
一方フラワーデザイナーを目指して
花屋のバイトをしながらフランス留学を控えた七尾
同じアパートの隣同士に暮らす二人は
いつしか互いの生活音に癒しを感じるようになる
というあらすじの作品となっています
この作品
音っていうのに
すごくスポットを当てて
やっぱりタイトルも
お隣っていうのが
お隣さんの隣
隣人っていう意味のタイトルっていうのと
音が鳴るお隣っていうのをかけている
作品なんですね
この作品
まずどういう話の流れで
制作がスタートしたかっていうと
一番最初に
マナベユキコさんという方が
脚本を書いていらっしゃるんですが
このマナベさんが隣の住人がかける掃除機の音に
励まされたという体験があるそうなんです
うるさいって思っちゃいそうですよね
ただ一人じゃないんだって思わせてくれるっていうのも
その隣からの音っていう
この体験をもとにした作品なので
映画の出だしからものすごく音を重視していることが
わかりますこれ実際に作品を見ていただければわかりますが
セリフめちゃくちゃ少ないんですよ
セリフとこの生活音だったりとか
人が立てる音みたいなものっていうのが
半々ぐらいになってるんじゃないかなっていうような
作りになっています
21:01
だから映画を見始めて
ほんとものの数十秒ぐらい
一番最初の音を聞いた瞬間から
この作品は音を重視した作品なんだなっていうのが
わかるような作りになっています
本当にいろんな音が鳴るんですけど
二人が生活している中で立てていく音っていうのが
いろんな形で拾われているんですが
この音はするものの人物のセリフが少ない
セリフに書かなくても
映像で語ってくれるだろうっていう
脚本家さんが監督さんが
監督さんを信頼しているからこそ
この脚本の中で監督はこれを読み取って
こういう映像に仕上げてくれるだろうという
信頼感をすごく感じるような作りになっています
なので人物のセリフも
喋っているのは
日常的なごく普通の会話だけなんです
だからその裏に隠されている
モノローグ的な思いだったりとか
そういったもの全くセリフで語られないんですね
語られないからこそ音が饒舌に語っている
っていうのをすごく感じます
だから脚本家さん
バナベユキコさんが脚本に載せた思い
っていうのを監督さんがものすごく
拾い上げているんですね
熊澤監督が拾い上げた
思いっていうのを
さらに演者さんたちがちゃんと
答えているんですよ
脚本家の信頼を監督役者陣が見事に
答えるっていうような
チームワークっていうのを音を通じて
音と演技っていう部分を通じて感じる作品になっていました
主演の岡田純一さんが
どっかのインタビューで語ってたんですよね
私読んだのがだいぶ前なので
ちょっと定かじゃない話なんですけど
音がたくさん鳴るんだけど
その音に対して反応するセリフがあるわけではないので
反応しているのは態度であったりとか
動きであったりとかで表現をしなきゃいけない
っていうシーンがたくさんあった
なので反応をしなきゃいけないんだけど
その反応に関しては脚本に一切書いてなかったらしいんですね
脚本に書かれてなくてどう演技したらいいのか
苦労したっていうようなことを
岡田くん語ってたんですよ
なのでたぶん岡田くんだけではなくて
麻生久美子さんもそうだし
書かれていない空白の部分
間みたいなものっていうのを演技でどう表現するか
すごい大変だったと思います
ただそれをお二人が如実に表現していらっしゃるので
私たちもセリフにない
二人が考えていることだったり
24:01
隙間の部分っていうのを考える余白があるんですよね
見ていて余白がある作品って
自分たちで考えることができる
考察まではいかないんだけど
おもんばかることができるので
これって映像を見る体験においてものすごく楽しいことだと
私は毎回いろんな作品を見る中で思っています
そういうことを考えることができる
余白を楽しむことができる作品としても
この大隣すごく楽しい作品だなというふうに思いました
キャストさんたち
岡田くんと麻生さんに関してはお話をしましたが
それ以外にも谷村みずきさんとか
岡田よしのりさん
池内ひろゆきさん
いちかわみかこさん
大隣の方たちがみんな大好きな人ばかりだったんですね
こんなに見応えがある作品があるかと
2009年当時においては
かなり豪華キャストだったんじゃないかなと思います
かつこの映画
制作がジェイストームなんですよ
ジャニーズ事務所の制作の作品なんですね
だけど岡田くんしかジャニーズの俳優さんいないんですよね
ちょっと不思議な作品だったんですけど
一番最初に見始めた時に
ジャニーズ好きの方に失礼な話をして
怒ってたらごめんねっていう感じなんだけど
でも私ジャニーズの制作の作品好きなのもいっぱいあるんだよ
私一時期アラシとか
カンジャニエイトとかすごく好きで
出演してる作品いっぱい見てたので
慣れた音だったんですけど
慣れ親しんだ音だったんですけど
ジャニーズ制作ジェイストーム制作の
映画とかだと
プロモーションビデオ集とかもよく聞くじゃん
ジェイストームってやつ
あれが入るんですよこの作品一番最初に
若干あの音を聞いた時に心配してしまった自分を殴りたいなと思って
ジェイストームっぽくなかったですね
ジェイストームっぽくないというか
そうだなあのジェイストームで
思い返した作品でちょっとこう作風っていうか
雰囲気が近いまでは行かないんだけど
これ好きだったら好きだろうなって思ったのが
ピカンチですね
アラシのピカンチ
なんかああいう感じちょっとこうノスタルジックな感じとか
好きだったらきっとお隣好きなんじゃないかなって
思ったりしました
でちょっと本編の内容のお話ししていきたいと思いますが
この映画の中で一番
メインのストーリーとして語られていくのが
岡田くん演じるサトシと麻生さん演じる七尾の
生活音です今までもずっと
音って言ってきましたけどこの2人が立てる生活音っていうのが
もう本当に印象的に描かれています
で映画の中で
象徴的に描写される音っていうのは
27:01
この生活音の中で一番
描写される音っていうのはこの生活音だけに
とどまらず
登場人物の中で岡田よしのりさんが演じる
作家でコンビニの店員っていうキャラクターがいるんですけど
このキャラクターが
音の名前を教えてくれますそれが
貴重音っていう音の名前なんですけど
貴重音っていうのがどういう音の種類かっていうと
普段は気にしていないけれど
それがなくなると寂しい音
っていう風に映画の中で表現されているんですね
そしてそれがなくなると
寂しいっていう表現が
映画の中の登場人物たちの
心情としてうまく表現されているというのがとても
特徴的です隣同士に
2人暮らしているんですが
お隣さんの顔を知らずに生活しているんですね
隣に誰が住んでいるのかは知らないんだけど
隣から立てられる音を聞いて
隣に人がいるんだっていうことだけは
把握して生活しているという状況です
しかもお互いが生活している
っていうことは実感してるんだけど
これ半ば無意識なんですよね2人とも
意識してお隣さんが立てる音を聞いているわけ
ではないんです
この映画のキャッチコピーが
この2人の感情っていうのをすごく
ストレートに表現しているなっていう風に私は思いました
この映画お隣キャッチコピーが
初めて好きになったのは
あなたが生きている音でしたっていうようなものが
ついていますだからあなた自身を
好きになったわけじゃないんですあなたが
生きている音を聞いたからそれを初めて好きになった
しかも好きになった音なんですよね
あなたのことを好きになったとは言っていない
いろんなタイトルのお隣っていうのも
ダブルミーニングなんだけど
このキャッチコピーの中もダブルミーニングトリプルミーニング
考えられるなっていう風に思ってしまいました
やっぱり隣から音が聞こえてくるので
この映画で出てくるアパート
防音性が高くないんですよね
めっちゃわかるんだけど防音性高くないどころか
丸聞こえなんですよ隣の生活の音が
家に帰ってきた時のドアの開け閉めの音だったり
部屋の中でかけている音楽の音だったりとか
アラームの音だったりそして
岡田くん演じる佐藤氏がコーヒー豆を
弾く音だったり麻生さん演じる七尾が
教材を使ってフランス語の発音をしているんですけど
しかもここで出てくるのラジカセなんですよ
2009年当時でもラジカセって振るって思うかもしれないんだけど
ラジカセを使ってね
フランス語の勉強をしていて自分も発声をして
発音の練習をしているわけなんですけどその声も
全部お互いの部屋に丸聞こえ
30:01
なんですよねそこを言い換えると
音によって隣の人が今部屋にいるんだ
材質を認識できる
ような状況になっています
なので2人はお互いに
今日も隣の人はコーヒーを入れてるな
今日も隣の人はフランス語の勉強をしてるな
っていうふうに生活感を感じて生きている
っていうような状況になります
2009年当時なので
その頃フランス語って言ったらさ
ずっと2000年代に限らず
多分90年代80年代とかでもそうだっただろうし
2020年代の現在でもそうですけど
ちょっとおしゃれな感じしませんフランス語
かつ2009年
2000年代一桁ですよねまだねこの頃
はコーヒーブームっていうのが
まだ来てないんですよ
これね多分
佐藤すごく流行感度が高いというか
カメラマンっていうねキャラクター性もあるんでしょうけど
おしゃれな方なんじゃないかなっていうのを
コーヒーを入れているしかもコーヒーをミルで
ひいて家で落として飲んでいるっていう
このかっこよさっていうのが伝わるかな
すごく当時まだコーヒーを趣味にしている人って
少なかったはずなので
この設定の時点でめっちゃかっこいいなってこの2人
すごくおしゃれな人たちなんだなっていうふうに
感じさせるそんな演出になっているんじゃないかなって
思いました
隣の人から聞こえる音をこれだけ
はっきりしていると
騒音問題に発展する可能性危険性
あるんじゃないかなって思いません
私はね冒頭でお話しした通り
集合住宅で生活したことが
物心ついてからほぼなかったので
よくわからないなって
あんまり騒音問題体験したことがないなって
思ったんですよ
実際お隣がうるさかったとか
多分自分ちが迷惑をかけてたんだろうなっていう経験は
特に大学時代とかありはするんですけど
でもそこまで
めちゃくちゃ実体験として
騒音問題体感したことがないから
何とも言えないんですけど
でもやっぱり
友達とかから聞く話によると
隣の人の音が気になるとか
マナーがなってないとか
自分ちがうるさくて手紙が入ってたとか
聞いたことがない話ではないんですよ
このお隣の2人の生活環境を考えると
例えば隣のアラームの音がうるさいとか
加湿器のピピピピって音が気になるとか
文句言われてもしょうがなくないか
もしかして人によっては
33:01
感じたりもしたんですけど
2人めっちゃ密度高いですよね
騒音トラブルに発展することが
この2人の間にはないんですよ
防音性が低いことを理解した上で
2人とも自分の生活をしてるんですよね
だけどめっちゃ2人
気をつけてるかって言われたら気をつけてないし
音が鳴るものに関して
すごく2人が気をつけて生活をしてるかって言われたら
そうでもなくて
自分がお隣さんの生活音を
自分の生活の一部として
好意的に受け入れてるからこそ
自分の生活音もそれなりに立てていたんじゃないかな
っていうところが2人の生活から
推測することができます
しかもお互いが立てる音に対して
お互いが心地いいイメージを持っているっていうことは
お互いが相手にとって
好意的な解釈を持っているっていう風に
繋がるんじゃないかなって思わせてくれるんですよね
なので音を介しての恋愛に
もうすでに序盤からなっていたんじゃないかなって
1回見ただけじゃ思えないんですけど
2回3回って繰り返して見て
かつこの2人の生活音の様子を聞いていると
そういう感想を抱かずにはいられないなという風に
思いました
隣の人の生活音に対して
この音は自分の生活の一部なんだって思えるほど
親しみを覚えるのって
難しくないですか
隣がパタパタしてたらうるさいよねやっぱり
この2人がそれぞれ2人とも
とても器が広くて民度が高い人だからこそ
このストーリーは成り立ってたんだなっていうね
ちょっと変な見方をしてしまうところも
実はありました
でもこれはあまりにもちょっと穿った見方なのかな
っていう風に思ったりもします
音を経て最終的に
この2人っていうのが
気持ちを近づける距離を近づける
音だけで会話
会話もしてないんだよね
音だけで存在を感じていた
そんな2人の関係性っていうのが
後半部分で突然ぐっと近づくんですね
だってぐっと近づいてくれないと話は進まないから
仕方ないんだけど
これやや
私がこの作品を
全部が全部絶賛をしない部分っていうのが
ちょっとあるんですけど
ちょっと退屈かなって思う部分が
正直なくはないです
最後ラスト30分ぐらいで
この2人の距離がぐっと近づいて
そして最後の結末っていうのが
36:01
うわーって思うので
もうその一番最後を見るために
見てきてよかったなって最終的に見てきてよかったなって
思うんですけど
そこにたどり着くまでが
若干退屈かなって思わなくもない展開っていうのが
ややありました
このラスト30分を見るために
本当に見てほしいなっていう作品ではあるんですよね
どうして私がそこでちょっと退屈かなって
思ってしまうかっていうと
ちょっとなんかこいつちょっとうるさくて
うさくないかっていう登場人物がいたりとか
ちょっとここまで干渉するの気持ち悪くないかって思うような
登場人物がいたりするところなんですけど
それはそれで普通の生活っぽいですよね
だって人間
自分の周りとか生活していて
心地がいい人間だけじゃないじゃないですか
物音になる人間っていうのもいるわけなんですよ
気持ち悪くて正解だなって思える
登場人物がここに出てくるっていうのは
血の通った人間みっていうのを
この作品の中に感じさせる一部になっているかな
というふうにも思います
後半部分が
周りの人間関係とか
二人がいる世界観っていうのを
ちょっと退屈かなって思わせる時間帯もありつつ
しっかり描くことによって最終的な
ラスト30分のねもう本当にここの
二人の気持ちの通わせ合いっていうところに
集結していくというか
そこが本当に
いい感じになるっていうのがね
ここに本当に集約させるための時間を
ここまで過ごしてきたんだなっていう風に思えるような
作りになっていました
貴重本っていう最初の方でお話をした
この作品のキーワードになる部分が
あるんですけど
このね貴重本っていうのを教えてくれるコンビニ店員
マジでゲス野郎なんですよ
本当に一番気持ち悪いんですけどこの作品の中で
ここがねゲス野郎じゃなくても良かったじゃんって
思うんですよ
そういう時間が増えてしまうなっていうのは
あるんだけど本当に犯罪者だろうって思うぐらい
本当にゲス野郎なんですけど
そこもこういうことも
生きてればあるかなって
思ってしまう部分でもあったんですよね
そしてそういうことがあるからこそ
悩んだり
いろんなことを考えながら生きている
特に麻生さん演じる30代女性
30代独身女性っていう
39:00
そういう生き方を
ここでは
表してるのかな
30代の独身の女だから
こういう集中を受けてもいいって言われたら
絶対ダメなんだけど
これはもうちょっと本編を見てみなさん考えてみてください
ネタバレになっちゃうのをあんまり言わない方がいいかなって
思った結果そうなっちゃうんだけど
難しいよね
人を好きになるって難しいなっていうのはここの展開ですごく思いました
なんかねその
2人のストーリーの中に乱入してくる
男と女1人ずついるんですけどその人物に関して
どういう感情を抱くか私は本当に邪魔だなと思ってしまったし
でも邪魔だからこそこの後のストーリーが動くなっていうのもあるので
必要
必要悪
かなっていうふうにやや思ったりもします
でもこの
なんだかちょっともったりしたような展開
ちょっとうーんってなってしまうような展開の中にも
音を象徴的に描くことで
この後のスッキリする展開の方に
つながる伏線っていうのがしっかり散りばめられているんですね
あそこさんがめちゃくちゃ泣くシーンがあるんですよ
しかもその
お隣さんに聞こえるからっていうのをこれ気にしてるんでしょうね
すすり泣くというかうめいて泣くというか
声を殺しながら泣くシーンがあるんですけど
そこそれを
泣くっていうシーンが
お隣さんが帰ってきた音を聞いて
泣いちゃうんですよね
これどういう感情だったのかなっていうのも
考えるとまた深いなって思うんですけど
隣に帰ってきて泣いたのを
また隣が認知してそこで
落ち着かせるように歌を口ずさむ
っていうねここで
2人行動を共にしてるんですよ
壁越しとはいえ
いることを認識して相手のために起こした行動
そしてその相手の起こした行動を受け取ったっていう
シーンがこのシーンになります
ここで風を集めてっていう曲が出てくるんですが
ここもまたその後のシーンの伏線になってくるんですよ
この風を集めてを最終的に
もう一回回収するシーンっていうのが
いいんだよねここが私すごい一番お気に入りで
1回目に
風を集めての歌詞が
佐藤氏がねこの
風を集めての歌詞ウロ覚えだっていう風に
出てくるんですね最初のシーンで
このウロ覚えだったことをラストシーンまで覚えていると
あーってなるっていう
あーってなるのがねまた
いいししかも
42:02
その風を集めてっていうこの曲を
中学校の合唱コンクールで歌った曲
だから知っている音だったっていう
位置づけにしたのもまたねこの作品
いいなって見事だなっていう風に思いました
なんか限られた
間柄での共通項になるんだけど
一般的かって言われたら
みんながみんな全員知っているものじゃないっていう
ような位置づけとして合唱曲って
上手いなと思って
なんか学生時代に合唱曲ってみんな歌ってるけど
学校によってとかクラスによってとか
歌った合唱曲ってみんな違うじゃないですか
だから私も風を集めては
知ってるけど合唱曲として歌ったことはないんですね
学生時代にだからそれを
ウロ覚えだけどちょっと歌えるぞみたいなシーンとして
出したことで風を集めてっていう曲が
二人にとって特別な曲になったっていうのをすごく
上手く表していてこれは
上手いなっていう風に思いました
音って
人間の感覚の中で言うと聴覚じゃないですか
相手を認識する時に
一番使ってるのって視覚ですよね
目で見てやっぱり一番情報量が入ってくる
人間の情報量の約8割が視覚から入ってくる
っていう風に言われているので聴覚から
入ってくる情報ってものすごい一部なんですよ
しかもこの登場人物たち
佐藤はカメラマンだし七尾はお花屋さんなんですよね
つまり二人とも
仕事においては視覚がものすごく
重きを持つそんな仕事を
しているわけなんですだって視覚勝負だからさ
カメラマンなんて特にそうですよねしかもお花屋さんだって
色の感覚だったりとか
お花の形を見る視覚だったりとか
そういうところが一番大事になってくる職業だと思うので
見るっていうのはもう本当に仕事にとって
はものすごく重要なポイントなんですけど
お隣さんを認識している
っていうのは見たことがないんですよね
ただお隣さんを認識しているのは
お隣なんです音が鳴っていることによって
お隣さんを二人とも認識しています
だからコーヒー豆を引く音だったりとか
フランス語の発声や鼻歌だったりとか
そういう生活音でしか認識できない存在だったっていうのが
二人なんですけど
この風を集めてもう名シーンです
この作品の中で風を集めてお口ずさんだあたりからの
ラスト30分怒涛の展開が
用意されているんですよね物語終盤で二人が
地元に戻ってからお互いの姿を
目にするわけなんですけど
お隣さんには繋がるわけがないんです
二人とも
45:00
電話でもし喋ってみたとして
電話で喋ったとしても
電話を返した音と
そして壁を返して聞こえる歌声
一致しないんですよね
直結しないんですよ
ここはすごくもどかしいところなんですけど
最終的に何が分かるかっていうと
二人実は知り合いだったんですよね
知り合いだったというか
謝音会で地元に戻ってお互いの姿を
目にするんだけど
作品としては
話の中で
はっきりさせていない
私たちが余白から読み取ってくれっていう風に
言われているのが
お互いがいつからお互いをお互いだと分かっていたのか
というのは全く分からないんですよ
作品の中では明示されていない
明らかにされていないので
だから二人の正体を
二人はいつ分かっていたのかというのは全く分かりません
これは作品を見て内容を見て
一人一人が自分で考えるしかないんじゃないかな
という風に思います
二人その後
海外に行って
エンドロール
その後の世界が描かれるんですけど
これがまたいいんですよ
ここで歌詞がうる覚えだったっていう伏線が回収されるんですけど
これがまたいいんですよ
ここは素敵なので本編通して一気に見ていただきたいなと思います
本当にこのラスト完璧でした
本当に100点満点じゃ足りないぐらい
点数差し上げたいと思います
他人に
好意を抱くまでのプロセスっていうものを
音によって表現した
この音鳴りという作品ですが
私はこの作品を見て
類は友を呼ぶ
そういう言葉を思い返してしまいました
宗教とか
怪しい言葉に聞こえてしまったらあれなんだけど
波長が引き寄せ合う力ってあると思うんですよね
波長って怪しい波長とかではなくて
例えば悪口には悪口が持っている波長っていうのがあると思うし
逆にポジティブなことを言い続けていると
ポジティブなことが引き寄せてくる波長っていうのは
必ずあると思うんですよね
悪口ばっかり言ってると悪口を言いたい人たち
っていうのが自分の周りに集まってきて
結局人の陰口だったりとかを言って楽しむような
会合がそこでできてしまう
逆に自分が頑張って頑張って
ポジティブなことプラスなことばっかりを話していると
48:02
同じようにポジティブな発言をする人たちだったりとか
頑張っている人たち楽しい人たち笑顔でいられる人たちっていうのが
集まってくるんじゃないかなって私は思ってるんですよね
だからこれぞ類は友を呼ぶだと思うし
それに声には言霊が宿ってるって
言うじゃないですか
こうやってポッドキャストで喋り続けて
中身があるのかないのかわからないことを喋り続けている人間が
言うのもあれですけど
やっぱりその言葉に宿る魂にも波長があると思うんですね
だから同じ波長の人っていうのは集まってくると思うし
心地いい波長を持っている人の話って聞きたいと思うし
かつこの作品の中で言えば
心地のいい波長の音を出す人とは一緒にいたいと思ってしまう
っていうのがこのお隣の中では表されているんじゃないかなと
だからこの主人公たちが
言うことばっかりで
言うことばっかりで
この主人公たち2人の出会いにも
同じ波長を持つからこそ心地いいと思えるんだ
っていうような出会いがあったんじゃないかな
2人の波長がぴったりあった瞬間だったからこそ
お隣に恋をしたお隣に出会えたんじゃないかな
というふうに思いました
だからね
巡り合いのその先
隣が出している音がいいなとか
心地がいいな聞いていられるなって思った
その先っていうのをこの作品
最後の30分で怒涛のように描いてくれたので
最後の最後まで見て
この話ってちゃんとラブストーリーだったんだなって
思わせてくれるエンディング
本当にこのエンディング
一長天差し上げたい
それぐらい私はこのエンディングが大好きで
それはやっぱり
序盤から丁寧に丁寧に描かれた
2人の音基調音
波長とも感じられるようなそんな
音鳴りをお隣が出していたから
こそ得られる結果だったんじゃないかな
というふうに思います
自分の生活音ってガチャガチャやってないか
うるさくないかとか
思い返したりもしたんですけど
一緒にいて心地がいい人っていうのは
心地のいい音を出してるのかもしれないな
っていうふうにも思わせてくれる
そんな素敵な作品でした
映画お隣はamazonプライムビデオ
netflixなどで見ることができます
見たことがない方ぜひ見てみて
音について思いを馳せてみてはいかがでしょうか
お話ししました
エンディングです
さて今日は映画お隣のお話をしてきたわけなんですが
51:01
音についてたくさんお話をしてきました
ネタバレを避けたい部分がしっかりあって
そこを話さないようにしたら
歯切れが悪い部分があって
私の原稿の準備不足を感じました
本編でうーんってなってしまった方すいませんでした
3月30日金曜日
私がこの夜心待ちにしている音というか
なんて言ったらいいのかな
言葉みたいなものがあります
ちょっと先んじて出しといていいですか
私がこの声を出したいんだ
というわけで私の大好きなプロ野球球団
ソフトバンクホークスが大手をかけております
2年ぶりの優勝に大手がかかっています
今日30日の試合で楽天戦
ソフトバンクが勝てば2位のオリックスが
ロッテに引き分けるか負けの状態であれば
優勝が決まります
もしくはソフトバンクと楽天が引き分けの試合になったとしても
オリックスがロッテに負けてくれれば
こういうことをあまり望みたくないので
ホークスには勝って優勝を決めてもらいたいんですが
2年ぶりのソフトバンクホークス優勝が決まります
ものすごく悲しいニュースが
先日入ってきまして
松田信弘選手
厚尾が対談が決まってしまいました
私マッチのことすごく大好きだったので
マッチと一緒にドームで厚尾ってやれた時を
本当に忘れられなくて
もう1回ドームでマッチに会えるのを楽しみにしていたのに
それがもうかなわなくなってしまったので
どこかの球団に行きたいという意向だけは示しているので
どこの球団に行ってもマッチのことは
応援したいなって思っているんだけど
松田のいないソフトバンクになってしまうのかという悲しみを抱えつつ
でもその対談する
松田選手に花道を飾る優勝で
会ってほしいなという風にも思っています
ソフトバンク
今日勝って高尾って言わせてほしいな
まあどちらにせよ
次の収録会までには
もう結果は出ているはずなので
フォークスのことを今日は片方飲んで応援したいと思っています
そしてですね
今日もう1つ残念なニュースがあります
私の推し千葉雄大君
そして田中圭さんが一緒にMCを務めている
日本テレビ系列の音楽番組
ミュージックブラッドが最終回を迎えます
悲しいよ
1年半
MC経験もあまりなく
音楽畑の人間でもない俳優2人が
たくさんの音楽を届けてくれたこと
そして私ミュージックブラッドを通じて
54:02
知ることができたアーティストさんだったり音楽だったり
たくさんありました
次回は2人がまた歌うらしいので
それは今日の夜の楽しみにとっておきたいと思います
次回ミュージックブラッドのお話はしたいなとまとめて
最終回を見た後お話をしていきたいと思っておりますので
よかったら皆さんも
今日は夜ミュージックブラッド深夜なんですけど
見てくださいね
というわけで今週はこのあたりでお別れにしたいと思います
また来週金曜日の夕方5時にお会いしましょう
また来週金曜日の夕方5時にお会いしましょう
また来週金曜日の夕方5時にお会いしましょう
また来週金曜日の夕方5時にお会いしましょう
また来週金曜日の夕方5時にお会いしましょう
また来週金曜日の夕方5時にお会いしましょう
また来週金曜日の夕方5時にお会いしましょう
また来週金曜日の夕方5時にお会いしましょう
また来週金曜日の夕方5時にお会いしましょう
また来週金曜日の夕方5時にお会いしましょう
また来週金曜日の夕方5時にお会いしましょう
また来週金曜日の夕方5時にお会いしましょう
また来週金曜日の夕方5時にお会いしましょう
また来週金曜日の夕方5時にお会いしましょう
また来週金曜日の夕方5時にお会いしましょう
また来週金曜日の夕方5時にお会いしましょう
また来週金曜日の夕方5時にお会いしましょう
また来週金曜日の夕方5時にお会いしましょう
また来週金曜日の夕方5時にお会いしましょう
55:36

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