1. TRAIL HEAD
  2. #20 小原将寿:「迷える羊たち..
2025-10-21 1:25:01

#20 小原将寿:「迷える羊たちの力」

収録:2025年5月(Mt.FUJI100出場直後)

日本のトップトレイルランナー・小原将寿 が語る、怪我からの復帰と新たな挑戦。

2025年のMt.FUJI100では見事8位入賞、再びトップシーンへと戻ってきた彼。

その激走の裏にあった思いや、トレイルランニングに向き合う“原点”とは?

そして、彼が新たに始めたオンラインコーチングプログラム「SIGN for LOST SHEEP」。

迷えるランナーたちを導くこのプロジェクトは彼に何をもたらしたのか?

ぜひお聴きください。

By ちばちゃん


Host: Tatsuo Chiba @tatsuochiba_jp, Marco Lui @marcolui
Guest: Masatoshi Obara  @obara_masatoshi

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サマリー

小原将寿さんを迎えたエピソードでは、彼の復帰戦となるマウントフジのレースを振り返り、怪我からの回復やオンラインコーチングの活動について語られています。トレイルランニングコミュニティの活性化に向けた彼の思いや、参加者との交流を深める合宿の趣旨についても触れられています。小原将寿氏はトレイルランニングの世界での進化と挑戦について語り、UTMBへの挑戦やその準備を通じて、若い世代の選手たちに影響を与えたいという思いを明かしています。トレイルランニングとの出会いは彼の成長に多大な影響を及ぼしており、競技経験や仲間たちとの関わりについても話されています。小原将寿さんは、自身のトレイルランニングの経験を通じて、レースの運営やトレーニングの重要性について語っています。また、選手としてのピークパフォーマンスを引き出すためのアプローチや、コロナ禍で得た気づきについても触れています。このエピソードでは、小原将寿が自身のコーチング経験を通じて、レースの挑戦や教え子との関係性について語ります。さらに、コーチングが自身のレースに与える影響や、トレーニングの多様性についての気づきも共有されています。ポッドキャストのエピソードでは、トレイルランニングの進化やマーケティングの重要性、コーチングのアドバイスが話されています。特に、100マイルレースに向けた段階的なアプローチと自己マネジメントの必要性が強調されています。小原将寿がボランティアの役割やレースの両立について語り、特にマウントフジやUTMFの現状を考察しています。

レースと復帰戦
コーチになる前に僕は、例えば100マイルのレースに出るというときに、完走は僕の中で目標ではないんですよ。
完走できる、できないっていうのは、正直僕は二の次くらいになっていて、とにかくタイムとか順位とかっていうのが大事で、
でも、今やっぱり僕がコーチをするようになってからは、レースに出たからにはボールまで必ず行くっていうふうに思うように、今はすごい強くなっているというか。
TRAIL HEADへようこそ。TRAIL HEADはトレールランニングコミュニティで活躍するキーパーソンに、
なぜ走り始めたのか、何のために走り続けているのか、そしてこれからどこへ向かって走っていくのか、彼らの走る原点である登山口を探るポッドキャットです。
放送は僕、香港出身、日本在住のマルコと、伊豆在住の千葉ちゃんでお送りします。
お疲れ様です、千葉ちゃん。
お疲れ様でした。
もう毎回最近、TRAIL HEADのオープニングは謝りなきゃってな気がする。
今回は特に謝った方がいいです。
じゃあどうぞどうぞ。
収録してからどれくらい経ったっけ?
5月だった気がする。
5ヶ月間寝かしたからね。
なんでサボってたんでしょうね。
俺わかるよ、理由は。
理由わかるんですか?
俺は手を取るようにわかるよ、マルコが。なぜこれを後回しにしたかは。
なんでですか?
マルコは音質が悪かったから収録の。
クオリティの目でテンションが下がっちゃったんだよ。
マルコのクリエイティブのテンションが下がったんだよ。
この作業をすることに音質が悪かったっていうのを激しく後悔してるんだろうなと思って。
本当後悔してるんだけれども、それも謝るポイントの2ですね。
その1は本当に5ヶ月間くらい待たせてもらうこと、本当に申し訳ない。
音質に関しては今回の収録で途中から、後半から周りの環境音がちょっと響いたのを懸念してて、
確かにご指摘の通りでテンションが下がったんだけど、
でも編集ソフトでいじってみたら思ったより悪くなかったっていうのがあるので、
内容がとてもとても良かったので、皆さんに聞いてほしい。
しかもタイミングは実は今のタイミングはいいじゃん。
新越語学終わったばっかで、だから収録した時は実は5月だったから、
その時終了したてみたいな形でね。
もう既にタイトル出てると思うから、小原雅俊さんが久々に100丸に復帰したレースの直後っていうような形で、
今はね、新越語学、失点してもみんなやると思うけど優勝してるからね。
強い小原さんがすでに普通になってるかもしれないけど、
オンラインコーチングと合宿
あの時久しぶりにね、復活して情報もなかったから、どうだったのっていうところからっていう話だったから、
でも書いていいんじゃないかな、そこに繋がってる原点みたいな。
改めて、今回配信する前に編集して聞き直してみたら、
5月に富士終わった時の振り返り、自分の体の調子はまだまだこれからだねっていうことも言ってたし、
まさにその通りの予言で、新越で大活躍したというのも、
今のタイミングはむしろ良かったんじゃないかっていう。
そうだね、要は原点というかある意味ね、
新しい小原さんのスタートの時のお話を聞けてるから、
ぜひそれも聞いてもらいたいなと思います。
ではでは、楽しんでください。
はい。
はい、じゃあオープニングお願いします、千葉ちゃん。
はい、じゃあ今日は春々小原さんが主演時まで来ていただいて、
その後グループランも参加していただいて、明日明後日、
小原さんが主催するサイン・フォー・ロスト・シープっていうチームというか、
オンラインコーチングの人たちが実際にいらっしゃって、
合宿するっていう、オフ会ってことですか?
言ってみればオフ会的な感じですか?
そうですね、簡単に言うとオフ会ですね。
合宿という名のオフ会。
オンラインコーチさんがリアルで会えない部分をリアルであって、
実際走りとか見たいって僕の思いもあり。
ちなみに明日初めて会う人とかもいるんですか?
コーチされてる中で。
明日初めて、いますね。
最近入っていただいて、明日初めて会うっていう方がいます。
そうだったんですね。
一緒に働いてる地域公式協力隊も実は小原さんに紹介してもらったのよ。
いろんな人にお願いしたんだけど、誰かいい人いませんか?
って言ったら小原さんがご紹介いただいて、
伊豆市の地域公式協力隊としてトレイルツーリズムをテーマに働いてる田中さんがいるっていう。
本当にありがとうございます。
いえいえいえいえ。
いなかったこと思うと多分死んでましたね、僕らの会社。
終わってましたね、本当に。
ゾッとするんですよ、いないことを考えると。
本当に助かってます。
本当真面目に語るので、本当に。
ごめんなさい、今週今日から明日のITJベースで小原さんはどういうイベントというか、
あと活動のところから自己紹介も含めて聞きたいんですけど、
改めて、もちろんランナーとしては皆さんは知ってると思うんですけど、
コーチとして、そしてその活動について小原さんに聞きたかったなと思ったので、
これから何するんですか?グループランと。
そうですね、まず今日は定期的にこのITJベースを起点にやられてるグループランが、
それにゲスト的な立ち位置というかで呼んでいただいて、
今日はそういった形でグループランで走る。
それはちょっと僕のコーチングとは別にっていう感じなんですけど、
明日はこのITJベースを起点というか拠点にさせていただいて、
ITJのコースを実際に僕のオンラインコーチングをしている生徒さんと一緒に走るっていう感じで、
ITJそもそも出たいというか、そこを目標にしている生徒さんもいるので、
ある意味その思想みたいな形も含めてっていう感じで、
僕も一緒に走って走りながら、僕はオンラインコーチングなので、
どうしてもリアルで走る姿とかをなかなか見れなかったりもするので、
こういった合宿みたいなのを結構ちょこちょこミニ合宿みたいなのも含めてやってまして、
今回はある意味僕のオンラインコーチングで初めての泊まりの合宿みたいな形で、
ちょっと皆さん交流を深めたいっていうところも含めて、
明日はやらせていただくっていう感じですね。
千葉ちゃんから聞いたけど、今回は30人ほど参加者がいると。
グループラン30人を試乗始めてたんだよ、うちらも。
どれが一番遠いと。だから泊まりで来てる人いるからね。
グループラン参加、夕方に1時間やるぐらいのグループランに泊まりで来てる人がいるんですよ、今回。
いやーありがたいですね。
なかなか小原さんと走れないんですよね、この辺りに住んでる人って。
東京だとわりとゲストって言ってグループランするのかもしれないですけど、
ちょっとこっちだと大会の時以外でちょっと一緒に走りましょう、トップアスリートでちょっと一緒に走りましょうっていうのは、
あんまりないかもしれないですね、経験できることが。
だから結構僕らも、ストラバでしかやってないんですけど来すぎても困るんでと思ったけど、
やっぱりすごく来ましたね。
ありがたいです。本当に読んでいただいてありがとうございます。
という感じでやってます。
レースの振り返り
じゃあ早速話を聞いていきたいなと思うんですけどね。
今日は5月の末になってるんで、まずはわれわれにとって言うとマウントフジお疲れ様でしたというようなところで、
昨年怪我をされたということで怪我系の初戦ぐらいのイメージでいいんですかね。
だったんで、復帰戦だったんで、復帰戦でちょっとここからまた一歩一歩行くのかなと思ったら、
岩澤さんのインタビューを聞いたら、いきなり3位以内狙ってますみたいな感じだったんで、
そこまで仕上げてるんだっていうのがまず驚いて、
フィニッシュ僕もいたんですけど、編集したときにね、倒れ込むぐらい追い込んでるような感じだったんで、またそれにはまたちょっと驚いて、
結構、じゃあもうかなり仕上がっている状態までは持っていけたということだったんですかね。
そうですね、僕としては怪我、昨年の3月末に怪我をして、そこから治って、
それ以降一番長く走ったレースとしては、8節目間の70キロが最長だったんですよね。怪我をしてからは。
それが昨年の10月だったので、その時にあまり調子が良くなくて、
正直、自分の思ったような走りは全然できなかったっていうのがあったので、そこから半年後の富士に向けてっていうので、
僕なりに本当に必死にそこにめがけてっていうか、やったつもりでいて、
自分の中で怪我をする前に、このくらい走れてた、月に1回やるロングのトレーニングみたいなときに、
このくらい走れてたっていうところの、自分なりのゴール設定みたいな、ゴールというかチェックポイントじゃないですけど、
そういう設定が1月、2月、3月と自分が思ってた感じでいけたんですよね。
なので、僕としては怪我前の状態ぐらいまで戻せてんじゃないかなっていう思いではありました。
【佐藤】じゃあ、想定タイムはだいたいイメージ通りぐらい、それともやっぱりもうちょっと期待してたこととは違かったんですかね、記録という意味では。
【佐藤】正直なところは、19時間前半というのが僕の目標だったので、19時間前半っていうのが目標に対して、
今回ほぼ21時間なので、自分が自分に期待していたものとはちょっとやっぱり遠い欠陥にはなってしまったかなという感じですね。
【佐藤】実はここ2年、ワールドトレーニングメジャーズに入って、今回もレベルが高い形になったかなと思ってるんですけど、
今回優勝したハーケン・ロペス選手のパフォーマンスインデックスが920なんですよね。
2位、3位も860ぐらいっていうことで、
大体850以上ぐらいのパフォーマンスインデックスでいうと、トップレベルの戦いになってくるという形になると、いよいよマウントフォッシュのレイアウトだと、
19時間切りしていかないとトップ選手に入れない時代になってきたなっていうようなところなんですけども、
そこのあたりは実際どうですか、そう思ってよりも正直早かったのか、時代はこれぐらいだろうなっていうのがギャップってありました。
大体イメージ通りだったのか。
正直、昨年のレース結果とかを見て、今回19時間を切ってくる選手はいるんだろうなとは思ったんですよね、選手層とかを見て。
トップとかは18時間台っていう感じで来るんだろうなっていう中で、僕は19時間半を切るタイムを目標設定として、
そのくらいで3位以内っていう感じになるかなっていう感覚でいたんですね。
2位、3位、4位、笠木君と中国の選手と、あとタイラー・グリーンの19時間の前後っていうところは正直僕の想定内というか、
19時間そのくらいで来るよね、だったんですけど、ホワイキン・ロペスは全く18を切るかっていうのはちょっと考えられなかったですね。
キララ越えてからのタイムラップがちょっとやばかったですね、彼。
落ちないっていうことが正確なんですかね、すごかったですね。
ちょっとあれは本当に、僕のイメージとして、今回の富士の笠木君をはじめとした19時間前後、
あのくらいの選手がUTMFBレベルだと20人とか30人くらいあの辺のレベルの人たちが割っていて、
その人たちがトップ争いをするイメージだと思うんですよね。
その2、30人の中で、その3人くらい抜群に出来のいい人たちがいて、その日本当にいろんな条件が整って、
バッチバチに仕上がった人の3人がトップ争いをするみたいな感じで、
MVでも割と近年ごちゃってしてますけど、だいたい今までって1位とか2位が突出してて、
4位、5位、6位、7位、8位みたいな感じだったイメージなので、なんかそういうイメージだったんですよね、突出した人が。
今回のロケスは、だから本当にそういうMVでも優勝に絡むような、本当にすごいパフォーマンスだったんだろうなっていう。
実際パフォーマンスインデックス的にも、今回ついてる点数というと。
120ですからね。
だからやっぱり、あのくらいが頂上、頂点を狙う走りで、川崎君たちの19時間っていうところの戦いでトップ10っていうところのしのぎを、
だからMFもそれが見れた感じがして、だからやっぱり目指すべきはあそこなんだなっていうのが、見せてもらえたなっていう感じですね。
ちなみにホワイキン・ロペス選手はご存知だと思いますが、昨年のUTMBの祭なんですよね。
で、記録が20時間26分22秒なんですけど、パフォーマンスインデックスが920同じなんですよね。
だからUTMBクラスで祭内だと、やっぱり920以上の世界で行くっていう。
でもこの上にあと2人いるってやばいですね、本当に。
いや、あれなんですよね。ホワイキン・ロペス選手、僕が2019年に8位になったときに、最後のバロンのシーンで追いつかれた選手なんですよ。
ああ、そうなんですね。
復帰戦の挑戦
で、最後の英道で追いつかれて、団子になって最後のテッドバンの峠を行って、最後競り負けて、ホワイキン・ロペス選手と香港の選手が同着で6位、僕が8位っていう感じで。
そうだったんですね。ちょっと感慨深いというか。
いやー、だからすごいなと。この5年間で、本当に多分彼は血が滲むような努力をしてきたんだろうなっていうのが悔しさもあり、すげえなっていう思いも本当にあってっていう感じで。
いやー、でも状況を知らない周りから見れば、小原さんも復帰戦でここまでの結果でみんなすごいって驚かれたと思いますけどね。僕も正直驚いたというか、ここまで下げてくると思ってなかったので。
マルコはどう思ってた?
特に本選は見てなかったけど、オンラインだけで。今回は現場に行ってなかったんだけど。でも10位以内は想定しているとは思うけどね。
レース出たのが8月目だけだったんですよね。だからあまり途中推移が周りからは見えなかったからね。実際のテーマに仕上がってるかっていうのは。
11月にFTRの50キロとかも出て。
でも100キロ超えはなしでいきなりってことですね。
なしでしたね。
あと福祉なのも出ました。
福祉なのも怪我して2ヶ月後ぐらいに福祉なの50キロのレースに出て。
それは本当にまだまだ体が全然復活してない状態みたいな感じだったんですけど。
もう今はバリバリに以前に戻った感じで頑張るぞみたいな。
とは思ってるんですけどね。僕自身はそう思ってるんですけど。
でもやっぱりトレーナーの先生とかに見ていただくと、まあまあまだまだねみたいな感じでは言われて。
やっぱり自分でわかってる感覚とやっぱり第三者先生とか、ちゃんと僕の筋肉の深い部分とかまでをずっと長い間見ていただいてる先生とかからすると、まあまあみたいな感じ。
まだまだかなみたいな感じ。
逆に言うとまだ伸びしろがあるってことですね。
それが戻ればあれなんですけどね。そこのところまで頑張ります。
じゃあ今年インタビューとか聞くとUTMBを狙っていくっていう感じですか、これからは。
そうですね。もう1回来年UTMBに挑戦したいと思ってまして。
でも本当に僕は5回か。5回MBを走ってて、次走ると6回目なので、もういい加減いいかなっていう感じをしてるので。
もう次やっぱり卒業したいなと本当に思うんですよね。
もうちゃんと納得できる走りをして。
やっぱりトップ10っていうのは目指そうと思うんですけど、自分自身が納得できる走りをして。
やっぱりもう嬉しいことにというか、そこでトップ10っていう若い世代の方々もたくさん増えてきてますし。
実際、僕の経験したものとかがそういう方々に伝えられることは伝えていきたいと思ってますし。
だからちょっと来年本当に僕も覚悟を決めてちゃんとスタートライン立てるように頑張りたいと思います。
卒業式?
卒業式ですね。卒業式。
集大成という感じですね。
そうですね。というレースをちゃんとしたいなと思います。
今集大成という時期なんですけど、そもそもトレイルランニングに走り始めたらいつぐらいになるんですか。
トレイルランニング自体は、そらく2009年か10年とか、確かそのくらいだと思うんですよね。
激走モンブランが華やかいしぐらいのケース。熱がすごくあったときですよね。
まさにそうですね。
それまではランニングは結構やられてたんですか。
社会人に、2006年か5年ぐらいで社会人になり、デスクワークの仕事をして、
多分皆さんと同じようにこのままだと太ってしまうというか運動不足というので、
まずランニングをし始めて、なんとなく小さい頃から長距離は得意な方だったので、
せっかく走るんだからフルマラソンを走ってみようと思って、
何も知識もない状態でフルマラソンというのをネットとかで検索すると、
市民ランナーはサブスリーを目標みたいなのが当時いっぱい出てきたので、
よくわかんないけどサブスリーというのを目標にして、
走ってみたら1回目でサブスリーは全然できなくて、
それがすごい悔しくて、そこでエンジンが勝ったみたいな感じですかね。
走り始めて、サブスリーとかができるようになって、
さらに記録をフルマラソンで伸ばしたいと思っている時期に、
何かの雑誌でフルマラソンの練習というか、
ロードの練習に山で走るのがいいみたいなトレイルランニングの雑誌で見て、
そこでトレイルランニングというものを初めて知り、
やってみたら楽しくてっていうのがトレイルランニングとの出会いという感じですね。
初めて出たレースって覚えてます?どのレースだったか。
覚えてます。
一番最初の終わりには厳しいタフなやつ選びましたね。
みんなでもここら辺としてハマるんですよね。うちの友達もそうなんですけど。
押しのがいっぱいになっちゃってて、
どうしに行くんですけど、どうしって初めてやるような人が出るコースリアウトじゃないじゃないですか。
すごいきつかったの。
めちゃくちゃきついってみんな。
どうしは初めて初心者向けじゃないよという。
それこそその頃僕フルマラソンで2時間50分ぐらいのタイムで走れるようになっていて、
確か湘南国際マラソンで2時間50分というタイムを出した時に、
湘南国際マラソンって当時は1万人ぐらい出てた。
1万人で確か僕50番目ぐらいでゴールしたんですよ。2時間50分というタイムで。
トレイルランニングとの出会い
そのトレーナーニングっていうものを知って、じゃあレース出てみようってなった時に、
正直全然よくわからないまま調べると、
道志村のレースが出てきて、確か45キロだったんですね。
フルマラソンと距離的にほぼ同じじゃんと思って。
募集定員見ると500人。
僕1万人のレースで50位になったってことは、
500人のレースだったら5番目ぐらいなんじゃないかなと思って。
単純に考えて、割合的なところで行けば。
これはもしかしたら表彰台に登れるんじゃないかと思って、
道志村にエントリーしたっていう記憶があります。
結果はどうだったんですか、初回は。
結果はですね、もう10位的には頑張って25番目とかぐらいでは帰ってきたんですけど、
でももう本当にボロボロになって、
僕がゴールしたタイミングで、ちょうど表彰式が始まってたぐらいのタイミングで、
それこそその頃、確か岡田総太さんとか山剣さんとか、
そういうレジェンドの方々が道志のトップ5みたいな感じで、
表彰式で表彰台でやってる時に僕がゴールしてみたいな感じで、
タイムとか聞くと1時間半とか2時間早いみたいな感じだったんですよね、皆さん。
こんな行くところを1時間半とか2時間早いタイムでこの方々は走るのかと思って、
その時にちょっとこの道志でなんとか表彰台に立てるようにっていうふうに思ったのが、
最初のレースの記憶ですね。
もともと競技好きですか?
僕はもともとずっと野球やってたんですよね。
野球部ってあんまり個人競技みたいなのをほとんどやってなかったんですけど、
でも校内のマラソン大会とか、そういうのは負けず嫌いっていうか、
やっぱり負けたくないっていうので必死に頑張ってまいりましたね。
それが実際フルマラソンのレースだとか道志のレースもそうですけど、
そういうマラソンのレースっていうのを経験すると完全に個人の戦いになるときに、
やっぱり野球とかチームスポーツとはまた別の自分の負けず嫌い感がより出てきたかなっていう感じはしましたね。
道志からは一気にトレイルランニングの方にのめり込んでいったって感じなんですか?
そうですね。
フルマラソンとか、ロードのウルトラマラソン100キロのレースとかも出ながらではあったんですけど、
でもそういうのをやりながらトレイルのレースも出るみたいな感じで、
そこから本当に完全にハマった感じですね、道志のレースから。
もう完全にトレイルランニングに完全に移行しようと思ったっていうのはいつぐらいなんですか?
そこからしばらくはウルトラマラソン出たりとかそういうマラソン出たりとかっていう感じですかね。
そうですね。ウルトラマラソンとかも結構ずっとやっていました。
それこそ僕は北海道の北見市というところ出身で、
サルマ湖の100キロマラソンっていうのが地元で開催されているので、
それは毎年7回か8回ぐらい出てると思うんですけど、
最近あんまり出てないんですけど、わりとずっとそれだけは出てるみたいな感じで、
でもやっぱり完全にトレイルの方がもうメインってなったのは、
やっぱりUTMBをそこでトップ10っていうのを目指すっていうふうに自分の中でもってからって感じですね。
それはいつぐらいなんですか?UTMBを意識して、しかもトップ10っていう目標になったのは。
UTMBへの準備と展望
もう完全に激走モンブランを見てなんですけど。
2009年。
でも僕激走モンブランをリアルタイムではないんですよ。
DVDで買ってっていう感じなんですよね。
もうDVDは全部激走モンブランの株式会社のやつは今持ってるんですけど、
それを見てやっぱりやられちゃった感じですね、完全に。
いつなのかな?
みんなそうですけどね。
そのタイミングっていつぐらい?2010何年とかそんな感じですか?
たぶんそうですね。
初めてMFを開催するってなったのが2011年だったと思うんですけど。
地震の影響とかでレース時代はいつかっていう時には激走モンブランを見て100マイルっていうのはどんなんだろうと思ってたので、
その時にはもうやられてた感じだと思います。
初回からUTM-Fが出られたんでしたっけ?
そうです。
UTM-F初回に出た時に、僕まだ20代だったんですよね、28とか29くらいだったんですけど、
エントリーリストを見ると、最初の第1回大会で日本のトップ選手たちが1番2番3番みたいな感じで、
たぶん海外のジュリアンとかジュリアン・シュリアンとかもいたと思うんですけど、
日本のトップ選手が並んで、なぜか僕が18万とかかなり早い接見番号をもらったんですよ。
正直まだ僕そんなにそんなにあれだったのに、それですごい舞い上がっちゃって。
それはなんか僕の中でずっとエントリーリスト見てた記憶があります。
何か多分期待されてたんじゃないですか?
僕ね、1回目は運営に関わってないんで、どういう経緯かはちょっとよくわかんないですけど。
でも多分20代に期待されてたんでしょうね。
見ると20代の選手も僕を含めた3人ぐらいが、接見の20番以内の接見を3人やられてて、
20代の中でそことか走れる人たちっていうので、選んでもらえたのかっていう感じがするんですけど、
それがめちゃくちゃ嬉しくてっていうのをすごい記憶してます。
そのUTMFは100マイルだったんですか、トレイルは。
初めての100マイル。
どうだったんですか、この100マイルっていうことを1回やってみると、やっぱりウルトラマナさんとは全然違う感じでした?
全く違いましたね。
誰かが言ってたのが、自分の中の最高っていうのはどんどん更新されるけど、最初っていうのはたった1回しかないっていうのを聞いたときに、
まさに自分の中の初100マイル、初UTMFっていうのがやっぱり最初の100マイルで、
その感覚っていうか、あの衝撃はやっぱり本当に忘れられない感じですね。
いまだに初めてのUTMFって富士山の周りで一周して、ぐるっと一周するレースで、100キロ越えてから天使山海に入るレイアウトがあった。
フルコースだよね、しかも。
天使山海、一回麓に降りずにずっと竜型系まで続くっていう、約30キロくらいトレイルをつなぐっていうルートで、
間に一箇所500ミリのペットボトルが1本渡される山の中に運んでいただいてっていう以外、途中でエイドもないレイアウトで。
僕その当時、トレイルでのレースとして最長は70何キロぐらいしかしたことがなくて、
そもそも100キロいった時点で僕の中でトレイルとしては最長の距離を走っていて、
そこから未知のところなのに、その30キロにわたるトレイル、天使山海っていうのが、
まあ本当にもう、こんなにきついっていうか、本当に死ぬかと正直思ったというか。
途中のペットボトルも始めは予定なかったみたいで、
ゆうてんビルのポレッティさんが来日して、コース見たら、いやこれ絶対水切れるかって言って、あれボッカーさせたらしいんですよ、山の上に水を。
そういう裏話もちょっと聞きますけどね。
ですよね、あんなところに絶対担いでしかもういけないようなところに突然ペットボトルだけ持ってる方がいてみたいな感じだったので。
いやで、正直その辺で僕20位前後確か、30段以内を走ってたんですよね。
トレイルランニングの挑戦
で、前の方は日本の本当にトップ選手のなだたる方というか、感じの方が、トレイルいろんなところでぶっ倒れてるんですよ。
天使山海の途中で。
この選手がこんなところで倒れてるみたいな感じで、大丈夫ですかって一億が声かけたら、ちょっと片手だけスッとこう、
生きてはいるなって。
できるみたいな、もうそんな状態でもうみんなボロボロになりながら、最後の天使山海をっていうので、
うわー本当にあのキツさもなんか忘れらんないなって感じですね。
天使山海フルコースを復活させるっていうのは、相当運営側もいろいろ知っちゃった今は、相当勇気の必要ですね、体制も。
要はやっぱりレスキューとかを考えると結構危険ですよね。
あと標高も高くなるから2000mぐらいまで行くんで、なかなか。
初回だけ5月だったんですよね。
だから今4月末でやってるから、天候リスクも含めてあるから、逆に伝説ですよね本当に。
ちょっと一周にしたとしてもフルにするかどうかって別問題ぐらいちょっと難易度が高くて。
よくやったなと思いました。後半で天使フルってほとんど鬼のようなコースでやると。
それだけでレース作れるから。
たぶん当時は手探りだったから、日本全部が、だからどの程度かっていうのも分かんなかったでしょうね。
ちなみに今2012年の結果を見たんですが、オーバーさん21位で25時間47秒でした。
でもそこで完全にハマったって感じですか、100マイルレースっていう世界に。
そうですね。僕さっきの同志もそうですし、フルマラソン初回もそうですけど、やっぱりダメだった時にハマるっていうパターンだなって自分でも思ってて。
本当にけちょんけちょんにやられたっていうか、ダメだったから悔しくてうまくできるようにっていうのが、
毎回自分でタイミングポイントとなってレースみたいなのを思うと、
割とダメなレースが自分の中で記憶に残ってるんですよね。
まさにそのUTMFがそこで本当にやられたっていうのが、本当にハマったきっかけですね。
それが2012年で、今20番っていう形なんですけど、
そこから今我々が知ってる常にトップにいるオーバーさんになっていくっていうところの過程だと、
どこかタイミングポイントみたいなのがあったんですか。
20番ぐらいじゃないですか。
もうちょっとグッと上がって突破推定になるみたいなところっていうのはどれぐらいのところだったんですかね。
だんだんコツコツ上がって、やればやるほど上がっていくみたいなそんな感覚だったんですか。
僕って自分でよく思うのが、4位がとても多いんですよ。
4位ってちょっと悔しいというか、ちょっとダメっていうか、やっぱり3位までじゃないですか。
メダルも含めて。
ずっと初めて出たハセツネも4位かな。
新越の100キロも僕4位なんですよね、初めて出たとき。
2回目も確か新越100キロが4位とか110キロが4位でとか。
4位でずっともう一歩っていう感じのところがずっと続いてた感じがするんですけど。
ちょっと先ほど、2015年のITJに出たときに優勝させていただいてて。
それが今思うと1個大きくあれだったのかなっていう感じがまつわくしますね、2015年。
ハイライトがあるんでぜひ聞いてる方はITJのYouTubeに残ってますけど。
印象的だったのは、やっと勝てましたみたいなインタビューでしたね、フィニッシュしたとき。
やっと勝てたみたいな。
僕のイメージも、そのときはもちろん有力選手だったんですけど。
優勝がないというか、常に4位5位とかそのあたりの人だけど優勝タイトルがない。
無縁っていう感じだったんだけど。
それをきっかけに、前も話しましたけど、だんだん結果が出るようになったんじゃないかなっていうようなところが、
その以前とその後とか違いがあったのかなって聞いてみたかったんですよね。
ちょっと僕も考えてみたんですけど、2015年って僕が結婚した年なんですね。
それまでって、僕一人だから好き勝手レースに出てたというか、
もう多分毎月レースに出るみたいな感覚だったと思うんですよ、それ以前っていうのは。
2015年に結婚して、もちろん応援してくれるけど、やっぱり何でもかんでも週末いないっていうのもちょっとあれだよなっていうので、
僕が勝手に自分なりに少しレースを抑え始めたのが、そのくらいの時期かなと思うんですよね。
意識してそうしたわけではなくて、自然とそういうふうになっていったからこそ、
たぶん1個1個のレースに対しての僕の思い入れも少ないからこそ、1個1個しっかり走ろうっていうのも強くなったり、
かつピーキングみたいなのもしっかりできるようになっていってっていうので、
割とそういうきっかけが、たぶん今僕年間3レースとか4レースぐらいしか待てないんですけど、
だから割と最近は勝率が高いというか、自分でも思うんですけど、
割と出るレースはしっかり走れている、優勝できることが多い感じがするので、
やっぱりそこは何かそういうの考えてではないですけど、今振り返るとやっぱりそういうのがつながってるというか、
レースを落としてしっかり1個1個のレースに向けてっていうピーキングができるようになってきたのかなっていう感じがしますね。
じゃあ実際は振り返るとちょっとレース出過ぎてたかなっていう感じなんですが、振り返ってみるとっていうことですか、それまでは。
正直よくわからなかったというか、ある程度僕も年齢が若かったので、
走っちゃうんですよね。1ヶ月大きいとかにレース入れても。
それこそ僕、UTMBを初めて走ったとして、2014年が初めてUTMBを走ったんですけど、
UTMBって8月末にあるんですけど、新列も走ってるんですよ。3週間後とかの新列の110も走ってて、
110も走って、確か4位とかにその時もなってるんですよね。
走れちゃうんですよ。若さも多分あったりで。
でも全然体動かないって思いながら走った記憶もあるんですよね、その時って。
やっぱりMBの疲労があるなって思いながら新列を走った記憶があって。
だから走れるっていうのと走った方がいいとか走る、やっぱり違うんだろうなっていうか、
このタイミングじゃ走んない方がいいとかっていうのって、その時は正直僕はわからなかったですけど、
今振り返ってみるとやっぱりそういうのがあるんだろうなっていうのは、今わかるようになってきて、
コーチになってそういうのをお伝えしているっていう経験として。
今のアスリートって僕らの常識とは全然違って、本当毎週マラソン大会出て結果残す人とか、
トレーラーニングの長い距離とかも含めてで言うと、
僕が現役で陸上選手やってたときの常識からすると、結構あり得ないぐらい密にレースが出てる。
で、なおかつ結果を残してる印象とかもあったんで、
今の話聞くと、やっぱりピーキングをする上で、思いっきりレースを減らすっていうのが一つの方法論としてはありなんですかね。
かなと思うんですよね。
なんかこう疲労って正直すごいわかりにくいっていうか、
なんか自分がどのくらい疲れてるかとか筋肉が疲れてるかって本当にわかんないですよね。
なんかそれこそロールプレイングゲームみたいなHPみたいのが自分で見えてて、
今ヒットポイントがすげえ減ってるなとかわかればすごいいいんですけど、
なんか本当にそこって自分の感覚でしかないので。
で、割と多分皆さんすごい練習やってるからもう疲れてるが普通の状態みたいな感じになっちゃってて、
だから本当にいい状態っていうのを知らないっていうか方が多いのかなって感じもするんですよね。
本当に疲労抜けた状態っていうのが自分でなんかわかると、
そこまで戻すって結構時間かかるなっていうのは多分わかると思うんですけど、
毎日こうやってるともう疲労状態が通常状態ってなってると、
競技と成長
こんなもんかって言っちゃう人が多いのかなっていう感じはなくなくしますね。
今このお話をなんとなく理解っていうか自分で考えられるようになってるのは割と最近ですか、
それとももうちょっといつぐらいにそういう考えに至るようになったんですか。
でもやっぱり、ある意味コロナ禍のタイミングとかでレースがぐっと減り、
僕自身レースにそんなに出なくなりっていうか、
本当に決めたレースだけ年に何回かってなっていったときに、
すごい結果が出るようになったなっていうのが自分の中であって、
やっぱりそういうタイミングで僕も今見ていただいてるトレーナーの先生とかに
見ていただくタイミングなんですね。
2019年ぐらいから見ていただいてるんですけど、
そういう方に見ていただく中でコンディショニングとか自分の疲労を、
今溜まってるとか溜まってないっていうか、
自分の感覚だけではなくて第三者目線で筋肉を触っていただいて、
チェックできるみたいのが分かるようになってから、
トレーニング自体の質も上げられるようになった気がしますし、
それがレースの結果として出るようになってきたっていう感覚があるので、
もうちょっと早く気づけておけばあれだったかもしれないですけど、
でも、わからないですもんね。
10年前とか100マイルレースをどうやったら速くなるかって、
正直方法論がなかったですよね。
どれぐらい走っていいかとかも。
なんかあるんですか?100マイルをこれぐらい月間走ってとか。
マルコもあるの?そういうミソッドってあるんですかね。
いやいや、まだ黎明期というか、
十人十色でみんな自己流でやっていた時期で、
その後にそれこそ小原さんがとっていた、
今コーチングの方がアメリカにいて、
そういうもっと科学的なやり方をトライアソンから、
他のスポーツから学んでいたことが実際にウルトラマラソンに実施していて、
それが今やっと体制が整えた感じですもんね。
それでも小原さんでもコーチングもされてると思うんですけど、
セオリーみたいなのがあるんですか?
全然わかんない。ないんですよね、まだ。
100マイルを走っているために、
例えばゼロから始めるとして、
セオリーでまずこれをやって、これをやって、これをやって、
みたいなのはまだわりと個性があるんですか?
コーチングしてる人の中でも全然方法論が違うとかっていうのはあるんですか?
だいたい一緒なんですか?
多分パターンは出てくるのかなと思うんですけど、
でもやっぱり個人個人の、
そもそもスタートラインが違うっていうのもまず大きくあるので、
全員が全員同じパターン化したものに変わっていくかっていうと、
やっぱり違うなと思いますね。
逆にゼロから始められる方がもしかしたら逆かもしれないですよね。
じゃあまず20キロレース出てみましょう。
次50キロ、次70キロ、100キロっていう段階が踏めるの方が、
実は3年の計画で100マイル目指すっていうときに、
すごいやりやすいかもしれないんですけど、
ある程度皆さん経験した中で、
70キロ走ったことあります。
100マイルっていうときに、
70キロ走れるって言っても、
いろんなレベルがもちろんあるとかっていうのもあるので、
しばらく2ヶ月ぐらい、
本当にどういう、何が得意で何が得意じゃないのかっていうのを
トレーニング結果とか見ながら見ていって、
じゃあこっちはトレーニングとして、
強度高いものを入れた方がいいのか、
強度低くてもっと長く走れるのを入れた方がいいのかっていうのを、
どっちに重きを置くかとかメインにするかみたいなのを、
少しずつ時間かけて見ていってっていう感じになるかなと、
未来への展望
思うので、なんとなくテオリパターン的なものは、
何かあるとは思うんですけど。
今、人に教えてるっていう立場も終わりだと思うんですけども、
トップアスリートでありながら、
何人か生徒さんがいるっていうのって、
僕、人の面倒見れないタイプだから、
すごく大変なんじゃないかなとか思ったんですけど、
やるきっかけというか、そういうのは何かあったんですか?
逆にやることが増えちゃうんじゃないかなと思ったけど、
何かやろうと思ったきっかけってあったんですか?
大きなきっかけとしては、僕が不悪というか、
40歳とかにいられなくて、
今後の人生を考えていったときに、
トレイルランニングっていうこの世界に、
僕が20歳の後半ぐらいから足を踏み入れて、
この業界が素晴らしい業界だし、
ここで生きていきたいなっていうふうに漠然と思ったんですよね。
そのときに、どうしたらお金を稼げるかとか、
そういうのが正直見えなくて、
それこそレースのオーガナイザーとか、
コーチングの始まり
そういう形っていうやり方なのかなって私は思ったんですけど、
でもやっぱりレースのオーガナイザーとかって、
本当に大変そうだなっていうのを、
助手席の前で言うのもあるかもしれないですけど、
すごいそれを思ったので、
逆に僕はそれは無理だなって思っちゃったんですよね。
で、みちわって思ったときに、
トモさんがポチングっていうのをやってるというのを聞いて、
やっぱり僕も先ほど、
自分の中である経験とかっていうのを、
人に伝えていければなっていうのを、
40歳くらいになったという思い始めていたタイミングもあって、
ポチングっていうのが、
そのときの自分にフィットしたっていうか、
そのやり方があるのかっていうふうに思えたというか。
で、トモさんに相談させていただいて、
トモさんのトモスフィットで、
1年間弟子入りさせていただいて、
やり方を。
そうなんです、はい。1年間トモスフィット。
なので、マルコさんの僕は先輩なんです。
恥ずかしすぎる。
そうなったんですね。
トモさんから僕はある意味乗れん分けしていただいたみたいな感じ。
教えていただいたノウハウを利用させていただいて、
やっぱり1年間トモさんのいろいろコーチを受ける中で、
僕は生徒側ではありましたけど、
自分だったらこういうのを伝えていけるのかなみたいなのを、
1年間かけて見せていただいて、
いろんな話も聞けたんですよね。
それこそトモさんの生徒さんが、
やっぱり初の100マイルとか、ゴールした時の感動とか、
コーチとしての思いみたいなのをいろいろ聞いていく中で、
やっぱりそれって、
道としてすごい見えたなっていうのが自分の中であって、
っていうので、1年かけてそういう子で仕入れさせていただいて、
自分にもできるっていうか、これをやってみたいって思えたというか、
できるかどうかわからないけどやってみたいって思えて、
タイミング的にも多分この40歳前後っていうタイミングで、
もちろんそのまま仕事を続けるっていう選択肢なのか、
この業界に飛び込むのかっていうのって、
分からないですけど、今この迷ってるタイミングを逃すと、
多分僕は60歳とか定年とかを迎えた時に、
多分今回するんじゃないかなと思ったんですよね。
このまま会社員を続けるっていう選択をした時に、
なんであそこで思い切って見なかったのかなって思うような気がしたので。
今もフルタイムでコーチングしてるんですか?
今そうですね、一応そういう形でやらせています。
なのでちょっとやっぱりそのタイミング、きっかけ、
このタイミングかなっていうのを自分の中で、
ここのガストみたいなのが思っちゃった感じですね。
もう今1年ぐらいですか?初めてから。
まだ1年も経ってないぐらいですか?
レースへの姿勢の変化
ちょうど1年ちょっと経ったぐらいです。
今入れないんですよね。
僕も教えてって言ってももういっぱいなんですよね。
一応今ウェイティングの方がやっと、
今もうちょっとでいなくなるっていうか、
全部ちゃんとウェイトじゃなくなるっていう感じで。
そろそろまた。
いやいやいや、でも僕も、
やっぱり自分のレースだけじゃなくなってくるっていうのが、
僕もどうなってくるのかなって思ったんですけど、
でもやっぱりトモさんが言ってたのもあるんですけど、
自分のレース以上に緊張するっていうか、
特に初100マイルですみたいな方が入り始めると、
どういけるかなみたいなのをずっとドキドキしながら、
レースの結果を見てるみたいな感じで。
やっぱりだからうまくできたときは本当に嬉しいですし、
うまくやっぱり走れなかったっていうときには、
本当に自分がレースがダメなとき以上に、
なんでだったのかなみたいな感じで、
緊張が大きくなったかなっていう感じが本当にします。
じゃあ今回のマウントフジ100は、
ご本人と生徒さんと一緒に挑んだマウントフジ100だったってことですか?
そうですね。
生徒さんで3人今回走られて、
それこそ今回初100マイルの方もいらっしゃってっていう感じで。
なんとか無事に3人とも完走できたので、
僕としては本当に良いフジを。
じゃあレース終わった後も緊張途切れないみたいな、
他の人大丈夫かなという感じですか?
そうですね。
とりあえず速報を確認して今どこだろうみたいな感じで。
コーチになった小原さんが、
選手としての小原さんに影響がありますか?
良いも悪いも。
そうですね。
まずやっぱりありますね。
コーチとして。
今までの僕は、コーチになる前の僕は、
例えば100マイルのレースに出るっていう時に、
ちょっと言葉を誤解を恐れずに言うと、
完走は僕の中で目標ではなかったんですよ。
完走できるできないっていうのは、
正直僕は二の次くらいになっていて、
とにかくタイムとか順位とかっていうのが大事で、
例えば100キロ地点で潰れてしまったっていう時に、
そのまま自分の思い通りのレースができずに
残り60キロ進むのかっていう風になった時に、
完走はそもそも僕の中で、
100マイル走れるのは自分で分かってるっていうか、
絶対いけるっていうのは正直自分で分かってるので、
それをあえてやる必要って足引きずってまでみたいな感じで、
ないんじゃないかっていう風に、
とにかくタイムを順位をっていう風に思っていた部分があるんですけど、
でもそれはやっぱり僕がコーチをするようになってからは、
やっぱり生徒さんに対してはゴールまで行きましょうって、
強い気持ちでゴールまで行くっていうのが大事ですっていうのを言っているので、
ってなるとやっぱり僕はゴールまで行かなきゃダメだと、
自分自身も思うようになったというか。
だから目標ではないんですけど、
100マイルを走ること自身はもう僕にとっては目標ではないんですけど、
でもレースに出たからにはゴールまで必ず行くっていう風に思うように、
今はすごい強くなっているというか。
今回富士でサポートをしてもらった高校の同級生に毎年、
富士はトレーナーにも全くやってない同級生にやってもらってるんですけど、
前回やってもらったときに、
僕が前回はコロナにかかってしまって、
その悪形とかで体調が悪くなってしまって、
途中で僕はリタイアをしたんですね。
その時に高校の同級生は、
いや頑張れよって言っていいのかどうかわからなかった。
高校の同級生はトレーナーにもやってないから、
そのままゴールまで行けよって言っていいのかわからずに何も言えなかったって言っていて。
今回のレースもやってもらったときに、
事前に打ち合わせした中で、
今回は僕がたとえ潰れてもゴールまで行かなきゃいけないから、
もし僕が途中のエイドでやめるとか言い出したら、
蹴ってもいいからとにかくエイドを出してくれと。
その反応、何言ってんだお前ってゴールまで行くって言っただろってちゃんと言って、
絶対リタイアさせないでくれっていうのを最初にやる前にお願いをして。
やっぱりそこは僕も弱い気持ちが出るかもしれないというのもあったので、
やっぱり今回の富士はある意味そういう思いで走ったっていうのは、
たぶんコーチになったからっていうところでの、
僕の思いの変化というか心境の変化っていう意味で。
いい話聞きました。
オンラインコーチングの変化
お父さんのような心境だというか、親と親子みたいな、
子どもに変な格好見せたくないみたいな感じですよね。
そうですね、でもそれはありますね。
生徒さんにやっぱり普段偉そうなことを言ってるから、
やっぱり少なくともやれることを全部やってっていう、
一歩でも前に進まなきゃっていう。
あとは人と体に対していろんな方いらっしゃるじゃないですか。
いろんな方と接することによって、逆に気づきってありましたか。
こうすれば良いんだとかそういう気づきってありましたか。
やっぱりありますね。
同じトレーニングをやってもそれに対してのアップルフォーツの仕方が違うっていうか。
例えばなんですけど、今僕がお伝えして、
アルコさんもご存知だと思うんですけど、
トレーニングピークスっていうのを使って、
練習のメニューとかを提供してるんですけど、
例えばあるメニューであって、
このメニューは強度っていうのがトレーニングピークスで設定できて、
例えばですけど、
強度を0.85っていう強度で走ってくださいっていうメニューがあったとした時に、
それを0.85まで出さなきゃいけないんだっていう風に考えるのか、
0.85まで落とさなきゃいけないのかって考えるのかっていうので、
結構そのトレーニング、同じトレーニングとか同じ強度に対しても、
その強度に対してどう感じるのかっていうのが、
人それぞれでだいぶ違うんで、
そこまで上げなきゃいけないっていう風に感じる方に対しては、
やっぱりちょっとお尻を叩いて頑張りましょう、しっかりやりましょうじゃないですけど、
で、逆にこのくらいまで落として走った方がいいんですねっていう風に、
そういう強度に対しての見方をする方は、
やりすぎる傾向があったりする、
頑張りすぎちゃうっていう傾向があるので、
特にレース前とかには、ちょっともう大丈夫ですよっていう感じにしなきゃいけないなとか、
同じものに対しても人の感じ方とか見方っていうのはやっぱり違うので、
その見方、感じ方に合わせて、
僕も伝える言葉を変えなきゃいけないんだろうなっていうのはすごい思いますね。
いろんな方がいらっしゃるんですね、やっぱね。
そうですね。
やっぱり、そうですね。
いろんな方がいるんで、やっぱり、だからこそ面白いっていうか、
いろんなデータを僕も見て、なんか、っていう気づきがやっぱりありますね。
でも、やっぱり結構、
コーチングしてもらえてるって見守られてるっていうのは結構いいんでしょうね。
うちのタラウダちゃんもトレイルとかで、
今日3時間やんなきゃいけないんですよって言ったら、
なんか山田あったりとか。
今日6時間走らなきゃいけないんですよってすごく。
結構、僕ら大会前忙しいんですよ。
だから結構時間確保は大変なんだろうなと思いながら、
多分自分だけだったらやんなくなっちゃうんだろうなと思うけど、
オンラインで見守ってるっていうのが大きいのかなと思って。
マルコも、ポッドキャスト収録終わった後に、
またこれ今日走らなきゃいけないんですよってやったりとかもいるから。
誰か見てるからっていう。
見てるっていうのがやっぱり、見てるっていうのが関心っぽいけど、
見守ってくれてる人がいるっていうのは結構大切なんでしょうね。
僕も、なんかマルコさんもあれなんですけど、
トモさん、トモスピットでそれこそ1年やらせていただいてるときに、
やっぱり坂道ダッシュとかっていうメニューが入ったときに、
7本とかあると、5本目ぐらいでやっぱりやめたくなるんですよね、本当に。
5本目でやめたっていうのがトモさんに見られるなと思うと、
やっぱりやめれないっていうか、最後の2本やるしかないみたいな感じで。
GPSデータはちゃんと7本分とか全部見るっていう。
累積のところで。
全部見えちゃうんですよね。
だから絶対これ、あれ、今日7本ですけど、5本になってますよって、
きっとコメントが入ってくるなと思うと、もう7本やるしかないってなるよね。
それだけでもやっぱ違いますよね、でも見られてるっていうのは。
本当にコロナを境にできたテクノロジーで今のある感じですよね。
このオンラインコーチングってやっぱり、
これの前とそれの前後ずいぶん世界観が変わったというか、
プロアスリートがレースプロデュースするんじゃなくて、
オンラインコーチングがやってくるって、世代が1個違ったなっていうような感じがしますけど、
でも僕から言えるのは、レース主催しないほうが絶対いいと思いますね。
本当に。
本当の意味での主催、要するに人命のリスクも取る、お金のリスクも取る、
許可申請のリスクも全部取ると、本当の意味での主催をやるんだったら、
ちょっと難しいと思いますね、でかくなればなるほど。
今、どんどんレベルが高くなってて、
小原さんたちはよく言っていただきますけど、
トレイルランニングの進化
やっぱりもうちょっとエンタメ化するとか、レースとしての質を上げていくとか、
マーケティングをしっかり高めていくとか、
それこそどうやって映像を見せるとかっていう、
だんだんそれぞれのプロフェッショナルの人材が必要になってくるフェーズになってきてるんで、
15年前っていうのは、トレイルランニングレースがわからない、知らないっていうところで、
レースを知っている人が入っていって、こうやっていくっていう時代だったんですけど、
今、100マイラーもいっぱいいるじゃないですか、普通の方も。
だからむしろ、今必要なのはレースを知っているのは前提として、
さらに進化させていく。
もしかしたらそれぞれの専門性がエンターテイメントが強い方とか、
マーケティング強い方、それこそ今我々に近い内部とか、
そういうようなところの専門性作りがある方で、
トレイルランニングを愛している方とかっていうような時代になってくるかもしれないですよね。
ってかなってますね、もう。
おそらく次に行くためには、多分大瀬さんとかジョージさんとか小原さんは多分、
そういうふうに思ってはいると思うんですけど、今そういう時代になるような気がします。
でもね、ストレスがね、かぐや姫さんとか見てると本当にね、
もうかわいそうになるときあったんで、2016年とか。
だってみんなの場合泣いちゃうんですよ。
だって抽出時に。だからものすごいプレッシャーなんですよ。
名前出してる以上、マウントフジとかって結構いろいろ言うじゃないですか、SNSで。
あれ全部自分に言われてる感じになっちゃうから。
やっぱりなかなか大変だなって思いながら、
やっぱりかぐや姫さんにはちょっと辛い読みをさせて申し訳なかったなと思うんですけど。
だからそういうのが好きな人がいればいいですけど。
大変だと僕も太郎さんからもいろいろ大変だと聞くしてるので。
僕ができることがあれば、主催したいんだったらいろいろアドバイスしますので。
地獄へようこそって。
千葉ちゃんのところに1年に弟子入れ。
とりあえずインターネットに連絡して、ありがとうございます。
弟子入りさせていただいて。
トモトピッタとは違う地獄映像が見れるんで。
ずいぶん違う風景が同じトレイルでも見えると思います。
でも達成感も大きいですよね。
達成感はね、僕全部責任持ってるんですよ。
お金も人も雇用もしてるから。
だから思うのはマウントウィッチとかはほっとします&だけですね。
いろいろ言いますけどもちろんやりたいんですよ。
やりたいことってもっとレベル高いとこいっぱいあるんですよ。
だけどいろんな制約があってできないっていうのが今なんですよね。
やりきったって1回もないですね。レースやってて。
自己マネジメントの重要性
そうなんですね。
ただいろんなことあったけどなんとか大きな事故もなく終わった。
みんな喜んでくれた。良かったっていうようなところで。
今の季節はまたワクワクして2ヶ月間ぐらい。
でまた始まると10ヶ月ぐらい。
やっぱ思い通りいかないんだっていう感じを繰り返してます。
でも100%は無理で、今回はすごい良い感じだったみたいなのもあんまりないですか。
毎回トレース終わったみたいな感じなんですかね。
今回は結構良くできたんじゃないみたいな。
僕にとっていいなと思ってるのはちゃんと計画を立ててここまでやっていきましょう。
こういう風にしましょうって言ってできることが満足感あるかもしれないんですけど。
だいたい僕がやりたいイメージよりも下回るんですね。
ただ企画するとか主催する人がそういうふうに思えなかったら僕の役割いらないからそれはいいんですけど。
なんかやっぱり到達しない。
でもそういうレベルにまずは目標するべきだからそれがいいと思ってるんですけど、
だからそれはないですね。
ないし、あと結果的に良かったっていうのあるじゃないですか。
結果的に良かったっていうのは主催をする上ではダメなんですよ。
想定外の良く良く終わったね。
想定外で良かったっていうのは良くて、
今年のことで言うと周りがすごく頑張ってくれたっていう、
いろいろ分かって動いてくれたっていうのが大きかったし、
あと何よりも天候に助けられたんですよね。
結局残念ながらトレーンランニングって天候の状況で8倍ぐらい決まるんで、敵が。
それがたまたま悪天候を予想されたけどたまたまハマって良かったっていうところがあるんで、
まだまだ全然ダメダメですね。
今年は特に。
だからまだまだ良くなると思います。
でもそう思うってことは。
こんな感じで良かったら是非どうですか。
今日からじゃない。これから。
今日から。
自ら返さないから。
もう返れない気持ちで。
もうずっと止まってください。
頼らさに多く弟子入りしなきゃいけない。
先輩。
ただ走れなくなるのが大変ですね。走る時間が大変になります。
本当に。
打ち合わせとかが多くなりますから。
結果は絶対に今のやつはすごくいいと思いますね。
いつでもお待ちしてますので大丈夫ですけど。
検討させていただいて。
持ち帰って検討させてください。
Noって言ってるよ。
No thank you.
グループランはこれから6時?
これから4時からね。
まだ持ってますから。
じゃあちょっと時間も経ったので最後に。
最後の質問として。
今コーチングとかも始められてるとは思うんですけど。
意外とポッドキャストで僕らのトレーニングを聞いてくださってるみたいでおかけさまで。
毎回聞いてます。
ありがとうございます。
これから始める方とか将来的にトレーニングをやってるけど将来的に100マイルやりたい。
もしかしたら今100マイルを目指して頑張ってる人がいるかもしれない。
そういう方も結構多いかと思うんですけども。
そういう方たちに対して、
どういう心持ちでやったらエールみたいなものがもしあれば。
まだ小原さんのコーチングはまだキャンセル待ちみたいなんで。
それは難しいそうなんで。
こういうことをやっていったらいけるよみたいなちょっとしたアドバイスとかあればお聞かせいただけたらいいですけど。
そうですね。
何でしょうね。やっぱりこう段階的にいくっていうのがすごい大事かなと思うんですよね。
結構100マイラーがたぶん身近にというか周りにすごいトレーニングやってる方だとたくさん出てきてるので。
100マイルって本当にそれこそ10年前、15年前の基本のトレーラーニング界で比べると
圧倒的に身近なものになってきてしまってる感じか。
しまってるっていうかじゃないですね。身近なものになってると思うんですよね。
だから割とできんじゃないのっていう感覚でいる方も多いのかなと。
多くなってきてるのかなという感じもするんですけど。
僕の感覚で100キロのレースまでと160キロってガラッと変わるっていうか。
科学的に100キロまでのレースって割といけちゃうような気がするんですよ。
ちょっととは言わないですけど、練習すれば。それこそ総力で押せるっていうか。
のが100キロで、160になってくると走るだけ、総力だけじゃ足りないっていうか。
他の要素というか能力が結構重要になってきたりして。
それは物を食べ続けなきゃいけないとか、ペースをしっかり管理しなきゃいけないとか。
自分自身が今どういう状態なのかっていうのはしっかりコントロールしなきゃいけないというか。
セルフマネジメントがちゃんとできないと160キロっていう距離って。
100キロまでのものとまたちょっと変わる気が僕はしてるんですよね。
いきなり50キロのレース出て、ぽんって160キロって。
もちろんそれでうまくいく人もいると思うんですけど。
でもやっぱり少しずつ伸ばしていって、自分がどう変わるのかとか、時間の経過とか距離の経過とともに自分の変化がどうなるのかっていうのをやっぱり段階を追って見ていくっていうのがある程度僕は必要なのかなと。
それはリスクヘッジとかリスクマネジメントも含めてっていうのがあると思うので。
もしゼロから始める方であれば、少なくとも2年計画、どんなに短くても絶対に2年は必要で、できれば3年計画ぐらいで考えてほしいかなと思いますし。
もし今70キロとかって言ってる方であれば、やっぱり段階を踏んで1年後とか、ある程度長いスパンで計画というか目標を立てていただいて、少しずつ段階を踏んでそこの自分のレベルアップを感じながら100マイルをやっつけるじゃないですけど、いくっていう。
自分なりに自分のストーリーを組み立ててみて、3年後、例えば富士に出るっていう大きな目標に対してラスボスを決めて、中ボスを自分の中で決めて、これを倒した、これを倒したっていうのを自分のストーリーを作っていくと、振り返ったときにすごい達成感というか、
あの時50キロであれだったのに、今50キロ、多分100マイルだと50キロって3分の1じゃないですか。2年前は50キロのレースでギリギリだったのに、今100マイルの50キロ地点全然余裕でいけてるとか、そういうのを100マイルのレースの中でも自分で感じられる瞬間があると。
なんかより2年前は50キロで全然余裕、1年前は100キロでギリギリ完走したのに、今私100キロ来てるのにまだ行けそうな気がするっていうのを、自分の中でそういうのを見れると、より100マイルの本当に最後ゴール見えた時の感動みたいのがより大きくなるのかなって気もするので。
一人一人自分のストーリーを持ってゴールまで行くっていう感じでやれると、それまでの道のりも含めて楽しめるんじゃないかっていう気がします。
コーチングとエール
なるほど。
じゃあ僕でもできますかね、100マイルね。
3年間。
3年間。
行きましょう。
3年間で。
3年後の不死で。
ウェイトリストに入ればまず。
そうだね、まずウェイトリストに入ったら。
タロールちゃんと全く同じやつを聞いて全く同じ説でやってやればいいかもしれない。
ダメだよ。
それちょっとベッド料金僕の方に送っていただかないといけない。
でもあれですよね、人と全然全員違うんですよ。でも当たり前ですけど人は違うからね。全然違うメニューになると思うよ。
そうですね。それぞれにはなりますね。
でも大きくはめちゃくちゃ変わんないかもしれないですけど、住んでる場所も近ければ。
タロール先輩ってやはりどうすればいいですかね。
コースがそうやって。
だいたいね、知ってますから。6時間くらいやってるコースだいたい知ってますんで。
砂原峠とめてグループでやってると。たまに会うんですけどね。
でも頑張ってますんで、またもっと頑張れるように。
じゃあこんな感じでいきましょうかね。ありがとうございました。
ありがとうございました。楽しかった。
楽しかったです。
ありがとうございます。
おつかれさまでした。
おつかれさまでした。
どうでした?
やっぱり一人じゃない、大変な時もあるんだろうけど、一人じゃなくなってる感じでパワーをもらってる。
うまく力に変えられてる人なんだなっていう。逆に大変な部分もあるじゃないですか。
いろんな人見なきゃいけないとか、集中できないみたいなところっていうのを思っちゃう人もいるんだろうけど、
いいほうにパワーに変えられてるっていうところが、やっぱり今後シーンの結果にもつながってるんだろうね。
生徒さんが彼を強くしたというか、日も経って感じが印象を受けましたよね。
そのエピソードもそうですし、結婚することがきっかけに走る本数を減らして結果的に良くなったっていうのも、
結婚したからトレーニング時間が少なくなるっていうネガティブな捉え方じゃなくてね、
それもポジティブに、しかも結果につながるっていうのを見方もすごく印象的だったね。
決してポジティブじゃない現象にも見えなくもないところを、
しっかりいいほうに変えてる、パワーに変えてるっていうようなところがすごく強いというか、
っていうところかなーと思いましたよね。
なんだろうね。
メンタルがすごくピュアな人なんだよね、たぶんね。
エゴイストというよりは周りから支えられるというか、周りがいたほうがむしろ強くなれる人だかもしれないんだよね。
ちばちゃんがぜひレースも開催したほうがいいよっていうことには遠慮しましたね。
でもね、レースは抱えきれなくなるからね。
例えば僕らとかマウントレースやったら今発表したから言うけど、4,000人になっちゃってるからさ。
ボランティアとレースの関係
4,000人の思いを聞いて、そこから1,300人のボランティアさんの思いも聞きながらどうやっていこうっていうのは、
まあ結構それはそれで大変なんで。
これをやりながらレースをやってるっていう。
株主さんは前世紀とか実際にプロデュースをしながらやってたんだけど、
いろんな声聞こえちゃうじゃん、レース失敗とかすると。
そこはやっぱり責任感を背負いながらやってるところは、
特にマウントフジ、UTMF自体は辛そうだったから、今のほうが楽しそうに見えるんで。
トップアスリートってどんどん求められてるレベルも高くなってるし、
いろんなことあるから、レースとの両立っていうのはちょっと難しくなってるかもしれないね。
本当にトップオブトップでやろうとすると思う。
ということで今回はね、もし間違えなかったら20回目ですよ、トレイルヘッドの。
そうだよね。何とか頑張ってるね。
何とか頑張ってる。2年目で、今年年末まで24本まで出した。
毎年一応結構空いてるけど、1ヶ月1本くらいなヒントで出せたって言えるじゃない。
お互い環境が毎年どんどん変わってきてるからね、今ね。
よくやってると思いますよ。
引き続き頑張りましょう。
よろしくお願いします。
はい、みなさんもありがとうございます。
気長に待ってもらいたいね。頑張ってやっていくから。
すいません。
ちょっとね、頻度が低いけど。
01:25:01

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