以前はやっぱり長野県警察として走っているっていう気持ちが勝手に自分の中であって、それのおかげで結果を求められるようになったけど、楽しさがわからなくなってきちゃって、走っているときに。
自分のために走り出したはずなのに、何のために走っているのかな、問いかけをよくするようになって、もう一回原点に戻りたいなと。
TRAIL HEADへようこそ。TRAIL HEADはトレールランニングコミュニティで活躍するキーパーソンに、なぜ走り始めたのか、何のために走り続けているのか、そしてこれからどこへ向かって走っていくのか、彼らの走る原点である登山口を探るポッドキャストです。
ホストは僕、香港出身日本在住のマルコと伊豆在住の千葉ジャンでお送りします。
お疲れ様です。お疲れ様です。TRAIL HEAD12回目だよ。12回目はね、今回はちょっと早いよね、タイミングが。今年頑張ってる。頑張ってるね、最後だから。これ年内に出せるよね。年内に出すつもりです。だよね。
これ、今年最後になるのかな、じゃあ。年内最後だよね。
1年弱で12回というのは結構頑張ってきたね。
そうだね。なんとか頑張ったんで。だけど、でもすごい良かったよ。いろんな人の話聞けたから、すごく感銘を受けることが多いよね、やっぱ。
前回、高原選手の話もそうだけど、やっぱりこれをきっかけに、いろんな人と話すわけを作れるからすごくいいな。
そうだね。話さないからね。会場であったとしても通り弁当の話しかできないから、ちゃんと話す機会ってなかなかないから。良かったよね。
ということで、今回は秋山ほのかさんということで、ITJ2位の選手で、今回多分環境も変わられて、どういう感じになってるのかっていうのが結構前々から気になってたんで、話すことができてちょっと楽しみなんですけどね。
まる子はどう?どんなイメージある?
そうですね。今年のITJの時は、ライブ中継の手伝いでゴールに行ったんで、彼女のフィニッシュも見たし、その前、10分弱ぐらい、中国の選手、ジャン・フジャーのゴールも見て、その後、ほのかさんついて、
カブラックさんインタビューの時に、やっぱジャン・フジャー選手強かったっていうのを映画を見せながら、ちょっと悔しそうな一言、すごい印象に残っていて、その後、ほのかさんのバックグラウンドとか記事を読んだりとかして、すごく興味湧いたので、今回お話をできるのをすごく楽しみにしてます。
じゃあ早速お話聞いてみましょうか。
はい、行きましょう。
こんばんは。
よろしくお願いします。
どこにいますか、今。
私ですか。
はい。
私は今、前橋の自宅です。
今群馬、そっか。引っ越したんだよね、群馬にね。
そうです。
改めまして、初めまして、マルコです。よろしくお願いします。
初めまして、千葉です。よろしくお願いします。
初めましてじゃないです。
初めましてじゃないよね。
あんまりね、ちゃんと話したことがないので、楽しみにしてます。
ありがとうございます。
この間、ITJで僕がライブ中継のほうに手伝っていて、なので、ほのかさんの走りはずっとスタートからフィニッシュのところにもいたので、素晴らしい走りだった。ありがとうございます。感動しました。
ありがとうございます。
もう2週間くらい経ってたんですけど、どうですか?体調もう回復してて、また練習再開してる感じですか?
レースの2日、3日くらいまでは、レース終わって2日、3日くらいまでは風邪ひいちゃって寒さで、体調結構悪かったんですけど、今は回復して元気に走ってます、また。
もう今年のレースとかも全部終わったんですか?
今年のレースは全部終わりました。
なるほど。今回はね、千葉ちゃんの誘いでITJのトップ日本選手をぜひトレイルヘッドに出演していただきたいということで、ほのかさん。
ありがとうございます。
お呼びしました。ありがとうございます。
ありがとうございます。
オープニングで千葉ちゃんなんか言いたいことありますか?
そうだね。これもう入ってるでいいんだよね。収録してるからね、これ。今こういう感じでやるんだけど。
トレイルヘッド入る前にせっかくITJの2位だったので、そこのあたりの方の話を聞ければなと思うんだけど、今回世界選手権の代表選考レースということで、そこをかなり意識されてたかと思うんですけど、
前回優勝したときに結構印象的だったのは、筋トレブームだったんだろうなというのは置いといて、7時間切りっていうのは結構意識されて走ってたなと思ってたんですけど、
今回記録的にはちょっと遅かったじゃないですか、そこのあたりは今回どういったタイムだとかポジションとかって、とにかく日本人トップを狙うんだなのか、記録を狙っていったのかっていうのは、そこら辺がどう思ってレースハイライトなのかなとは思ってました。
ありがとうございます。大会記録が吉住さんの6時間59分だと思ってて、それが出せたら日本人1位になれると思ってたので、今回も7時間切りを目指してたんですけど、
自分はロードが苦手なので、最初出遅れて後から巻き上げるというイメージでいたんですけど、思ったよりも最初のロードで一番になってしまって、これは早すぎるのか、それとも何なのか、なんかすごい混乱したまま走って、
西名のあたりでちょっと体力がバテてきて、最後だるま山を越えたあたりで、
ちょっと名前で忘れちゃった。すみません。すごい失礼だ。
大丈夫だよ。
シャンフージョウ選手に、すみません、中国語難しくてごめんなさい。
大丈夫。
シャンフージョウ選手に抜かされて、シャンフージョウ選手は結構余裕で、パッて後ろ見たら携帯で誰かと喋りながら山登ってきて、
ファイティンって言って、早速と駆け抜けていかれて、やっぱ世界の選手はすごいなと思って、ゴールの後、シャンフージョウ選手とちょっと喋れる機会があって、
携帯で喋りながら走ってるからびっくりしたっていうことを伝えたら、スパルタンの選手だと思って、スパルタンみたいな選手がいるって言って友達に伝えてたんです。私のことスパルタンって言ってたと思って。
まあまあまあ。
なんかちょっと筋肉が。
筋肉はトレランナーにしてはね、がっちりしてる。
そういう一幕もあったりして、ゴールして、結果として日本人1位を最初から目指してたので、自分の中では合格ラインなんですけど、結構7時間半、30分もちょっと目標入りすぎちゃったっていうので、原因とかちょっと考えてる最中っていう感じです。
せみな選手もね、シャンフージョウについて行けるところまで行くみたいな戦前の話だったんですけど、シャンフージョウに聞いたらもうシーズンオフだったんで、結構飛ばしてないんだよね、初め。
だから割とみんな意識してなった中で、もしかしたら本岡さんは思ったより早くないから、シャンフージョウのスペースが。そこでちょっとあれっと思ったかもしれないですね、もしかしたら。
初めからレーススペースでバーって出てたら、ついていけばいいっていうモチベーションでいけたら、かえってそっちの方が楽だったかもしれないですね。
そうですね。もうずっと楽しもうっていう空気は、レースのスタートラインの時からシャンフージョウ選手出てて、今日楽しみに来てらっしゃるからチャンスだなと思ったんですけど。
でも、アジア選手権の時はあれですもんね、種目が違ってたから、走ったのは初めてですか、シャンフージョウと実際。
初めてですね、はい。
本岡さん、いつものスタイルだと戦闘に引っ張って走りたいなのか、誰か戦闘を引っ張ってもらって後で追い越すタイプなのか、どういうスタイルですか。
レース前はいろいろ作戦立ててて、ついていって後で追い越したいっていう気持ちあるんですけど、よく自分のことを本当野生の馬みたいだなと思うんですけど、レース始まったら何も考えられなくなっちゃって。
気づいたら調子が良い時は気づいたら前にいて、やっちゃったみたいな感じになったり、調子が悪い時はそんなペースが上がらないので、後から追いついていくっていう感じなんですけど。
なるほど。あれですね、さっきもITGの話で途中のペースのことについて、あれ早すぎるのかなみたいな話もあったんですけど、ITGのほら、昔に映画ごとのラップとかあるじゃないですか。そういうのあまり見ないタイプってことですか。もう自分の体と対話しながら感覚でいくタイプ。
そうなんですよね。ちょっと見とけばよかったんですけど。
そうなんだ。なるほどね。じゃあ、例えば少なくてもこがね橋とか包蔵院とかって実は全部ラップ化出てるから、実はそのラップタイムで一応ペース細分とか見れるったりとかするけど、基本はそういうことしないタイプなんですね。
それがちょっと良くないんですけどね。
今まで全部それってこと?逆にすごいね。すごいよね。だって何十キロ全然刻まずに自分の感覚でやるって逆にすごいと思いますけどね。
確かに自分の筋肉の感じとか痛いとか動いてるとかをずっと考えながら走ってるから、あとは他の選手との兼ね合い見てこれくらいかなーみたいな感じでいつも走ってるんで。
ちなみに、これはこの後の話かもしれないけど、コーチングというか練習のこととか、あとレースのレースメイクもそうですけど、その外部のコーチングとか受けてますか?受けてない?
全く受けてなくて。
今までもずっと?
そうですね。自己流ですね。高校生でランニング始めてからずっと自己流で。
今、高校生の話が出たから、本題のほうに入ってこようかなって思うんですけど。
うまいうまいうまい。
ありがとうございます。僕らはトレイルヘッドっていうふうに、トレイルヘッドをその人のトレイラーに入る分岐点と見立てて、どういう人生を送ってきたかなっていうところを話をしてきて、
たぶんそもそも本岡さんは今年は激動の年で結構大変だったんだろうなっていうふうに。
アジア選手権行ったときに一番大変そうに見えたので、スケジュールもカツカツだったし、そこはちょっと後で話を聞くとして。
バックボーンは陸上競技っていう認識でいたんだけど、今の話は高校から始めたっていうことですか?ランニングは。
そうですね。高校から始めて、中学は水泳部だったんですけど。
それまでずっと水泳やってました?
そうですね。
だからちょっと肩幅が広い感じの、それで納得しました。
出身は神戸大学で行ってたって記事で見てたんですけど、出身はどこですか?
出身は兵庫県の西宮市。
ずっとスポーツやってたんですか?
中学受験をして、小学校5年生、6年生はずっと座って勉強して、
中高と大阪教育大学付属天王寺中学校、高等学校そのまま進んで、中学校の時に水泳部に入ったんですけど、
高校に入るときに水泳部が配分になっちゃって、あんまりお小遣いももらってなかったんで、
一番安く始められる部活、ランニングシューズだけで始められるから陸上部でいいやっていう感じで陸上部に入って。
でも要は新学校だから周りは勉強する方ばっかりで、いわゆるスポーツの部活を注力するような環境ではなかったってことですか?
そうですね、本当に勉強もせず、ただ走って何してるんだみたいな感じの雰囲気ではありました。
小学校の受験って、逆に僕全然勉強したことないんで分からないですけど、どういうことやるんですか?小学校で受験って。
勉強って何やってるんですか?運動は全然せずって感じですか?
運動せず浜学園っていう兵庫県で有名な塾があるんですけど、学習塾に缶詰になって、言っていいのか分からないですけど、今でも覚えている副学園長が、
お前らはブロイラーだ!みたいな。
ニワトリのブロイラー?
言われた通り椅子に座って勉強して、ブロイラーとして育つんだみたいな。
私はブロイラーなのか?とか思いながら。
えー。
いやちょっと、いいのかこれ。
浜学園?
浜学園で、言ってよかった。ラジオでそんな。
大丈夫ですか?今の。
結構スパルタ的な感じで。
スパルタです。とにかくスパルタで1日13から14時間椅子に座って勉強。
小学生ですよね?
そうです。
結構強い選手とかたまに出ますけどね、国立大学でも。
なかなか大変。それもメニューは自分で考えてって感じですか?
そうです。メニュー全部考えて、本とか読んで。
そのときは大学卒業してから目指すところは、授業団で走りたいなのか、それとも趣味の延長戦というか、運動好きだし走り好きだから大学でやってるのか、どんな気持ちで何を目指したりとかしてたんですか?
自分はタイムを縮めたいと思って、どうやったら縮められるかっていうことが楽しくて練習してたんですけど、なかなか労働は目が出なくて、
さっきお話しした通り、大学ではニス日本選手権止まりで、全然早くならないなと思って。
だから大学卒業した後も走るの続けたかったんですけど、食べていくのはできないなと思って、就職しようと思った感じです。
その就職先が、テレビ局のカメラマンの仕事でしたね。僕も新聞出身で、このインタビューの前に千葉ちゃんのじゃなくて、ゆみこさんの記事を読んでて、
その辺は読んだときに、カメラマンやってたんだっていう話が改めてですけど、どういった経緯で就職先がテレビ局になったんですか?
就職先は本当に普通に周りの同級生と同じように就職活動して、自分はお笑い番組が大好きで、好きなこと仕事にしたいと思ってたので、
お笑い番組のADさんをやりたいと思って受けたら受かって、配属先がなぜか報道局で、全然わかんないし、京都大学とか頭のいい京都大学文学部とか東大文学部の人たちと一緒に入れられたけど、
全く記事なんて書けるわけがないくらい、もうちんぷんかんぷんで、カメラならできるかもしれないということで、重い8キロ持つんですけど、8キロのカメラ持つんですけど、
体力あるからできるかもしれないっていうことで、そちらに進ませていただいて。
ちなみに好きなお笑い番組は何ですか?
吉本新喜劇大好きです。
お昼からずっとやってるんですもんね。僕はやってないエリアでやってたんで、大学行ってから吉本がないって嘆いてる大阪の陸上部のやつとか兵庫のやつとかいましたね。
生活に入ってるんでしょ?関西に人たちは、そのお昼の吉本新喜劇が。
密着してるから、それがない生活なんて考えられないくらいに。
見たいですね。それと探偵ナイトスクープですか?
はい、そうですね。探偵ナイトスクープを絶対見る番組。
我々に伝わらないと。
ちょっと話飛ぶんですけど、今関東の方に引っ越してきたら寂しくなるんですか?
すごく寂しいです。寂しくて。山があるところがいいと思って引っ越してきたので、どちらも二都は追えないので山を選択したっていう形なんですけど、寂しいです。
話戻るとカメラマン、体力あるからカメラマンの仕事だったらできると。そしたらどんな展開になってきたんですか?
そしたら、だんだんと走るのとちょっとだけ離れちゃうんですけど、そこで装検とか被疑者とか容疑者の装検とかを担当するカメラマンになって、毎日検察署の前でカメラ構えて場所取りして、犯人の顔を撮るっていう、ひたすらそればかり。
捕まって被せられて、絵を撮る人ですか?
はい、そうです。
それ装検担当ですね。
若手のカメラマンみんなそこ行って、犯人の顔を絶対抑えるっていう担当で、それずっとしてるときに、ずっと犯人の顔が見たい、犯人の顔が見たいってずっとやってるから、
そこで隣に座ってる警察官とかだんだん羨ましくなってきて、あの警察官だったら毎日簡単に見えるんじゃない?とか、こんなに苦労して全然見えないのに、警察官になったら、いともたやすく見えるじゃん?みたいな、よくわからない思考回路になってきて。
あれは若手がやる担当で、僕らは映像しか見てないけど、結構早い段階から張り付いて待ってるんですか?
場所取りがあって、だから午前9時とかの送検時間だったら、もう4時とか5時とかに場所取り始めて、ずっと何時間も待って、その一瞬のためにピントを合わせてフラッシュを焚いて、そこに命を懸けて怒られるので、毎日してたら、ちょっと感覚がおかしくなってきてて。
そういう世界があるんですね。警察が取ってみんなにシェアしてあげればいいのにね。
どれくらいやってたんですか?
それは2年やって。
2年もやってたんだ。
かなりストレスたまる仕事じゃないですか。
ストレスはあんまりなかったんですけど。
顔映ってねえじゃねえかとか、そういう世界の議論ですか?いい映画撮れたか撮れなかったっていうのは。
ありました。
曇りの日って、車のガラスに雲が映りやすいんですよね。
外からね、車移動するときにね。
ひたすら雲を撮ってるみたいな時があって、映像が雲しか映ってないみたいな時があって、もうその時はもう、どうやって帰ろう、どうやってテレビ局に帰ろうみたいな。
フラッシュ焚いた瞬間に止まって一瞬顔が見えるとかそういうやつですよね。
そうです。
すげえ世界が。なくてもいいのに、別にと思いますけどね。
すごい世界がありますね。
そればっかりやるんですか、毎日。
ほとんどそれですね。
腕が熟練してきたら、もっとドキュメンタリーとか撮れるんですけど、やっぱドキュメンタリー撮るのでも、ちょうど撮ってる方が表情を緩ませたときにアップするとか、その顔表情にアップするとか。
記者と連携して、うまく撮らなきゃいけなくて、そこが若手はちょっとわからないから、そう県。
すごい世界だね。それでうまくなるとは思えないけどすごいね。
すごいなあ。下積みすごいね。
その時は毎日というか、どんな働き方だったんですか。
その時は茶屋町梅田にある会社だったので、会社から徒歩1分のところに住んで、いつ呼び出しがあってもいいように待機して、
そう県とかだったら朝早いやつが多いので、3時4時に出勤して、夜は飲み会とかがあるので、もう自分の時間はほとんどないような暮らし。
飲み会はお仕事としての飲み会なんですか。
飲み会は熟練カメラマンの話を聞くために、大阪の日本酒の立ち飲み屋さんで朝1時2時くらいまで立って、カメラマンのドキュメンタリーを撮るときの心構えとかを聞くっていう方法みたいな感じで。
面白いですね。どうなんだろうね、そういう。
当時は当時は。
まる子どう、この日本の出身、専門家としては。
いやいやいや、それよりかは、今の活躍してるトレーランナーが昔こういう。
全然違う話になってる。
すごいね、世界だね。
カメラ楽しかったんですか、でも今振り返ると。
カメラは楽しくて、急にちょっと飛ぶんですけど、私がそもそもトレーランニングをここまでやろうと思った一番のきっかけがあって、それが大阪の一人暮らししてた部屋の中でたまたま見たNHKのTJRの特集で。
で、それを見てたときに、そのときまでは山のドキュメンタリーを撮れるカメラマンになりたいと思ってたんですよね。
勉強のために見てて。
で、当時その持月さんが。
そうですね、持月翔吾さん。
持月翔吾さんが1位で帰られたとき。何年のだったかちょっと覚えてないんですけど。
で、その映像を見てて、こんな山の中密着してすごいなと思いながら見てたんですけど。
岩崎さんっていう方が選手がいらっしゃって、その本当8日間の制限時間ギリギリ走りきれるか走りきれないかみたいなところでずっと頑張ってるのをドキュメントされてて。
で、もう間に合わなくて。制限間に合わなくて、岩崎さんの夏は閉じたっていう感じで終わったんですよ。
で、次の日明るくなってきて、ホトリのサイズリみたいなのと一緒に朝日が昇ってきて、
もう終わったんだな、TJRもと思ったら、地面、暑い夏なんで地面を映してて、その後ゆらゆらと新木路みたいなのが昇ってたら、そっからパーンアップで上がってきたときに誰か走ってるんですよね。
なんか走ってるぞ、どういうこと?と思ったら岩崎さんが走り続けてて。
で、TJRは終わったけど、僕のTJRは終わってない。今でもちょっと泣きそうになるんですけど、
あのメガネのホントに真面目そうな岩崎さんが必死で自分の目標のために走ってるのを見て、なんて世界だこれはと思って。
で、それを見たときに、今まで私はテレビ局で、ちょっとでも昇進しようとか、お金を稼ごうとかっていうことを考えて仕事してきたのに、岩崎さんは多分違う次元で生きてるなと思って。
思ったときに自分もその次元に行ってみたいと思って、TJRを完走してみたいと思って、私の人生が狂い始めた。狂い始めたって言われる記憶ないですけど。
そうなんですね。
そっからはどういう行動に出たんですか。もう要はもう、そんな犯罪者取ってればいいじゃないぞって感じになっちゃったんですか。
そうですね。犯罪者取ってる場合じゃないし、まず走り始めなきゃいけないし、山のことも勉強しなきゃいけないし、いろんな乗り越えなきゃいけないことがあると思って、まずは長野県に移住しなきゃっていうことに。
先に長野県に移住しないとっていうふうに漠然と思われたんですね。
そうです。
で、そのために働く場所として警察官に。
はい。
すごいですね。飲み会はそう思った瞬間に次の日はもう行くのやめたんですか。
いや、それは断れなくて。
断れないタイプなんですか。
断れないタイプだけど、でも飲み会行く前に大阪城まで走って行ったり、走り終わってから飲み会行ったりとかはしてて。
もうでも急にあれでしょ、その人の飲み会の語り口が急に興味なくなったからくつりになっちゃったんじゃないですか。
いや、でもなんかこの語ってる方はカメラの世界でそういう気持ちで生きてるし、岩崎さんは山の世界でそういう気持ちで生きてるし、どこの世界もそういう人がいるんだろうなっていう。
それでもういてもたってもいられずにっていう感じなんですか。
そうですね。仕事を考えたときにやっぱり山のことも勉強したいし、もっと勉強したいし、TJRってすごく山の知識も必要だし、それも勉強したいし。
考えたときに三角遭難救助隊がある長野県警、入れないかもしれないし、隊員になれないかもしれないけどトライしてみようと思って受けたというかたち。
受かってっていう感じなんですね。
あんまり勉強してこなかったからよくわかんないですけど、結構これは反対されることなんですか。
そんなせっかくテレビ局にいて辞めるんですかってそういう感想だったのか。あんまり僕はそういう世界に生きてないからあんまりあれですけど、どんな感じだったんですか周りは。
周りはもう考えられない。
そうなんだ。
どうしてっていう感じ。
せっかくいいテレビ局にいるのにとかそういう感じですか。
そうです。
そうだったんだ。
それまでには子供から頃からもそうなんですけど、もう自分にやりたいことはもう言っちゃうタイプなのか、それとも両親の話に従って動くタイプなのがいい子だったんですか、本岡さんは。
それまでは多分結構いい子だったと思います。
じゃあ親は結構びっくりしたじゃないですか。
親はびっくりしてて、本当にびっくりしてました。
でも別に変な仕事に行くわけでもないからね。
でも危ないじゃないかみたいな言われるじゃないかな、親だと。どうでしたか、その時は。
親の考え方とか性格と自分がやりたいことを考慮して、一番折り合いがつくような公務員だし安定してるし、でもかろうじて山はつながってるしっていう折り合いを自分の中ではちょっと考えて。
えらいね、そういうこと考えられてね。
全然考えないもんな。
自分なりにやりたいことはすぐ決まったけど、どちらかというと周りの人たちのことを考えて、そこについて悩んだって感じですかね。
そうですね。親も納得できる範囲で自分がやりたいことをやろうと思って。
そうなんだ。
長野にいて松本でしたっけ。
最初は警察学校入って卒業した後は中野署っていう北進の方の北の方の署に入って、その後2年そこで働いて松本署に移動になって三角球場隊に入れたっていう形なんですけど。
本格的にトレーランニングというか山走り始めたのも長野に引越ししてからですか、それともTJRのドキュメンタリー見てからもちょこちょこ関西の山入ったりとかしたんですか。
ちょこちょこ入ったりしたんですけど、トレーランニング自体も全くわからないから、どうしたらいいかもわかんなくて。
カラオジってやったことがある友達を頼ったら、もう実行だと思うんでいいかもわからないんですけど、比叡山のトレイル大会、50マイル走るつもりだったけど、男の子なんですけど仕事が入って走れなくなったから代わりに出るって言ってもらって、私トレーラーの大会は出たことなくて。
ダイソーしたの?ダイソーしたんだ?ダイソーだね、それ。
ごめんなさい。
株主さんに会った時にすいませんでしたって言ったのよ。
だけど50マイルって人数少ないからすぐわかるんじゃない?そもそも男と女と違うからね。
それで50キロ走ってきて、ゴールする直前になって急に我に返って、これ見つかったら怒られるやつかもしれないと思って。
怒られるよ。怒られるってか普通に失格でひどい人の敵になっちゃうよね。
ちょっと言っちゃった。できんかなこれから。大丈夫ですよ。
最後の坂の20メートルくらい手前のところで、もう逃げるようにサササッとリタイアして、ゴールのテープ切らずにササッと消えて、周りの人がどうしたのどうしたのって、何でもないです!
でもその時順位が結構上の方だったわけもん。だってそんなに人数いないもんね。そもそも間奏も厳しいよね確か、比叡山の50マイルって。
で、50マイルは行けずに私は49.7キロくらいでやめたんですけど、やっぱゴールのところたくさん人がいるからこれは見つかると思って、危険だと思ってやめて、それが初のトレーヤーの大会で。
資料だと若狭地が初めてって言ってたけど、その前に出たってことですか?
そうですね。
オフィシャル的に言うと。
じゃあこのユミコさんのナンバーの記事は若狭地だったけど、実はもっと平岸に出てたってことですね。
そうですね。もう言っても大丈夫かなって。
大丈夫です。
スパートレイル出てくれてたんですね。すみません、全然覚えてない。2018年にね。
72キロで優勝してた。僕はお会いしてたんですね、そのときにね。
結構かぼらげさんと千葉ちゃんのレース出てたじゃないですか。スパートレイルも。
シバンクサツも出たんですよね。
ITJももちろん。
だけどそもそもTJRを影響されてやってたってことだと、本当はかなり長い距離という感じだけど、
結構日本代表とか選出すると、それに比べてかなり短い距離をやられてる。
50キロと50マイルのがメインですよね。
そこの値はどうだったんですか?あんまりそのときは出たいっていう感じではない?
私の思考の中で、高校生のときは1500、3000やって、大学は5000でどんどん伸びていくっていうイメージだったから、
まずは短めの距離からスタートしてっていう考えで。
ゆくゆくは100マイルも超えてTJRの世界に今も行きたいって感じ?
今も行きたいです。
いつ頃になるんですか?この小野川さんの思考というか考えだと。
私の思考の中ではちょっと前までは2年後のTJRを目標にしたんですけど、
トレーラーをやっていく中で、トレーラーの世界大会も目標にしたいっていう気持ちが出てきたから、
4年後のTJRを目指して今は取り組んでいます。
そうなんですね。
だからインスタとかであと2年みたいなことを抱えてたんですけど、
それはそういった意味ってことですか?
世界選手権を狙うのは、この2年頑張ってその後はさらに伸ばしていこうっていう意味の2年っていう。
そうです。
そうだったんですね。
まだまだ果てしない感じですね。
そうですね。
ちょっと素朴な質問ですけど、なんで走ってるんですか?
なぜそう思ってるかというと、3000メートルとか5000メートルの辛さというか、
強度もかかる時間も、今50キロ50マイルはメインにやって、
TJRとかになるともう1週間弱とかという話なんですけど、
全然違う競技とも思えるぐらいで。
でもなんで全部走りたいというか、そもそもなんで走り続けてるかというのが知りたい。
それは、もともとは走ってるのは記録のためにとかタイムを縮めたいから、
それが自分の練習を工夫したりとかするとできるようになることが嬉しいっていうところで始めたんですけど、
岩崎さんのTJRを見て、自分の立てた目標を達成することが嬉しいんだとか、
自分との自分が成長できたとか、自分ができないと思ってたことができたとか、
そういうところが嬉しいんだなっていうのもいろいろ大会に出て感じ始めて、
それが中毒になってるというか、世界大会とか出ても自分が思ってたよりもいい順位が取れたとか、
そうなるとまた嬉しいし、それをまた味わいたいっていうことで今は走ってます。
じゃあ今はとりあえず来年の世界選手権、先行これからではあるけど、そこが来年でいうと一番大きな目標ですかね。
そうですね、一番大きな目標で、
タイの世界選手権に出た時、24番だったんですけど、
なぜか自分の中で世界の中で14番で走れたっていうのはすごく頑張ったと思うけど、
日本に帰る時に申し訳ないような気持ちになっちゃって、
それをまた味わいたくないなとか、
それはなんでかわからないんですけど、できることをやりたいなと思っている感じです。
じゃあ今度ズバリ、でも結構世界選手権でそのオーストリアでは割といい結果をさらに出してるんで、
さらにっていうふうになると本当に世界トップレベルのところに足を踏み込む領域の順位になってくると思うんですけど、
今回シャンフージャーさんとも一緒に走ったりとか、今アジア選手権とかもあって、
肌で感じてる部分も終わり方だと思うんですけど、
そういった中でも、もし選ばれた後に世界選手権出るとしたら、
どれぐらいのところを狙っていきたいとか、今イメージがあるんですか。
目標は6位を狙いたくて、
それは前回と同じとは思わないけど、6位の方のタイムとか、
あと走っている感じ、途中で6位の方と一緒に走ったりとかもしたんですけど、
1位、2位はもう別世界で、もう何をしているかわからない。
もう人間なのかくらいの速さだったんですけど、
6位っていったら狙えなくはない順位なのかなと自分の中では思ってて。
6位はすごい素晴らしい結果ですね、今の感じだとね。
それに向けて、来シーズンの準備とか、
これ放送するたぶん年末だと思うんですけど、
来シーズンに向けて取り組もうとしているところはあるんですか。
取り組もうとするところは、お恥ずかしながら、
そんだけ10位狙いたいって言いながら、
真面目ですよね、すごく。あんまりアスリート向きじゃないというか、エゴがないかもしれないですね。
結構それぞれ苦しくなっちゃいますよね。SNSもあんまりするの苦手みたいな話も聞いたような気がするので。
できるだけ自分をすごいと見せたくないというか、自分の評価が上がってしまうと、それに押しつぶされそうになるので。
千葉ちゃんだんだん顔が心配してる。
どうしてあげるのが一番のサポートになるのかなって思っちゃうね。
あんまりプロモーションして目立つようにしないほうがいいわけですもんね。
私ここまでそれが太い杭だと知らなくて、警察の時もたくさんテレビの方が来ていただいたんですけど、
こんな感じになっちゃって、肩上がっちゃって、頭真っ白になっちゃって、苦手だなと。
こういう感じが一番あれですかね。あんまり見られなくて、注目されないほうがいいってことですね。
そうですね。
そこも矛盾があるね。
注目されないんでほしいんだけど、世界6位を目指したいみたいな。
でも世界6位はあれだもんね。世界6位になってみんなに何か見返したいとか、自己承認欲求じゃないんだよね、要は。
別に世界6位が誰からも評価されなくても、自分の中で満足できればいいんだもんね。
もう本当にその通りです。
健全というかね。でもレベルが高いところにいるから、そういうわけにもいかないからね。いろいろな注目もされる。みんな結構やっぱり行けば注目するでしょうし。
どうすればいいんだろうね、こういうのね。
アジア選手権行ったじゃないですか。思ったのは、僕たちは皆さんに対して何をするのが一番いいのかなってすごく思ったんですよね。
どういうサポートがあるといいのかねって。
コウケイン君にも先日聞いたんだけど、どんな感じがしてくれるのが一番力になれるのかな、皆さんのって。
コウケイン君はどんな感じ?
コウケイン君はね、まあいいんじゃないですかぐらい。
特にありませんって。
コウケイン君も結構面白い人で、結構ね、僕として割とそんなに大丈夫ですみたいな感じだったんです。マイペースな感じだったかな。
あんま話さないんですか?日本代表で一緒に住んでた時は。
男子と女子はあんま喋んないんですか?僕は別のとこにいたからあんまりわかんなかったんですけど。
あんまり喋らない。私自身がそんな喋って盛り上げるっていうタイプでもない。
コウケイン君もそういうタイプだからね。
あんまり喋らないですね。
同じことコウケイン君にも聞いたけど、どういう話をするんですか?あんまり話さない?集中するから割と静かな感じなんですか?
もう話すとしたら、レースのコースとか、どんなサーフェイスだったとか、どんな気温で上はどういう服装が必要かとか、もうそっちにしか興味がないから。
それはそうだよね。でもじゃあ、コースをこれぐらいこのタイミングで行こうってこともなかったってことですよね?アジア選手権の時も。
アジア選手権の時は思想ができなかったから、あんまりその辺はなくて。
私の中では、カローとかすごい喋るのうまいし、取り上げられてもそこまでストレスじゃないかなっていう方に取り上げていただいて、
私は細々とで大丈夫なんですけど、一番は思想ができる時間がもうちょっと確保できたらなとか。
車でバッて行って効率よくやれるようにとかね。
そうですね。どういったサーフェイスとか、コース、木段が多いとか、そこら辺とかも、その時間がちょっとあったらなとか。
僕が行って思ったのは、みんな集まったじゃないですか。集まった時に、コースブリーフィングを細かくサポートしてあげたほうが良かったのかなって思ったんです。
事務的なことは我々サポートしたんだけど、こういうコースでこうなってるからとかっていう話とか、あとはさっき世界6位っていうふうにお話されましたけど、
だいたい世界選手権の入賞クラスってパフォーマンスインデックスだいたいある数字が出るんですよ。それ見たことあります?
ないです。
そうすると、要するに世界6位になるためにはこのぐらいのパフォーマンスインデックス必要だから、要するにこのレースでこのポイントを取るためにはこの記録が必要だよねって出るんですよ。
だから今回僕が言ったのは、要するに850、60っていうのはこれぐらいないと戦えないんですよね。
だから上田隆一選手の記録を切らないと、要するにそのシミュレーションできないよってもったいないじゃないですか。
レベルが高い選手がいるのにその体験をしないともったいないからということで、確か女子に関しては6時間55分とかっていうのは全部パフォーマンスインデックスで、
パフォーマンスインデックスで大体世界選手権入賞クラスとかを見て、これぐらいのポイントで走れれば、要は再現できれば可能性が出るっていうやつを日本国内で体験してあげたいなと思ったんだよね。
もうちょっとその仕組みを整理したいんですけど、要するに世界6位の彼女の選手のパフォーマンスインデックスの数字を見て、例えば850だとします。
その850っていう数字が例えばITJのコースに落とし込むときに、850だったらどれくらいのスピードで走れるかっていうのが予測タイムが出るということですね。
そのタイムを走れば自分も850相当の走力があるっていう考えられるってことだ。
そういうふうに考えていて、その860っていうのがまさにちょうど上田瑠衣選手よりちょっと早い5時間45分ぐらいなんだよね。
だけどアジア選手権とか見て分かったのは、皆さんもすげえ追い込めば多分出るんですよね。
明らかにアジア選手権とITJとか見てると、終わった後の披露も全然みんな倒れ込んでるような感じでアジア選手権やってるけど、ITJは余裕があるんですよ、僕は見てて。
だから僕なんか冷蔵庫内でしたら思うのは、世界に行かないとその体験ができないのはもったいないから、設定タイムとかそういうやつはちゃんと目標をつけて、
日本国内でその世界の擬似的なチャレンジができるような環境があると、海外行かなくてもできていいなってせっかく西尾選手が来始めてるので、なんていうふうには思ってますけど。
パフォーマンスインデックスね、見たほうがいいかもしれないですね。
そうするともう世界6位、世界ランキングでパフォーマンスインデックス出るんで、じゃあこのレースでこのタイムを目指していこうとかっていう目標が出るような気がします。
っていうサポートをした方がいいんですよね。
そういうとか、この大会情報とか。
そうですよね。
そういうサポートをできるといいですね。
他のスポーツだと分析専門のスタッフとかいますからね。
そういうサポートができるといいかもしれないですね。
思ったより、イメージはしてましたけど、本当にすごく感覚で大切にしてやられてるんですね。
そうですね、さっき千葉さんがおっしゃった通り、日本の大会で自分が発揮する力と海外の大会で出し切る力全然違って、
なんで世界選手権の時こんなタイムで走れたんだろうとか、よく自分でも分からない。
でもやっぱり何か出るんですよね、多分緊張感が。
でも明らかに全員の終わった後の感じが違いましたもん。
みんな倒れ込むような、結構高かったんですよね、コースが。
僕いけてないんですけど。
なので結構みんな終わったら倒れ込んでて、でもやっぱりパフォーマンスインデックス出てるってことはやっぱりできるから、
それをたくさん体験していけばどんどんレベルアップしていくんじゃないかななんて。
だから逆にすごく未来を感じましたよね。
全然もっとみんなできるわと思ったし、もっともっと強くなるって思いましたよ。
ありがとうございます。そんなこと言っていただいて。
本当に僕は結構前向きな気持ちになりましたけどね、アジア選手も。
そうか。すごいね、いろんなタイプいるね。
でもコトニーのインタビューとかよく聞いてるんですけど、彼女も感覚で走ってるから、
コーチもつけてないし、それに向いてる選手とそうではない。
今コトニーの次にケイティー・シャイとか、ノースの選手だと、がっつりジャンフージャーと同じコーチ、
ジェイソン・クープつけていて、今年すごい結果が出てるじゃないですか、UTMBも、ウェスティン・ステイズも。
だからもう選手によって違うんじゃないかなとは思うんですけどね。
でも性格もあるよね、多分。効率的ではあるんだけど、
ほのかさんの話を聞いてると、それを生きつくとこは、私、無路由来じゃないっていう感じになっちゃいそうだよね。
自分で考えて、体で対応してやるのが多分好きそうだよね。
たとえ結果出るからといって、自分が何も考えると、お前ただ走ってていいんだ、俺が言ってるっていうのは、ほのこさん向きじゃない気がするね、聞いてると。
そうですね。誰も期待してないところで、自分でこそっと努力して、期待出した時に、自分が思ってた以上の結果が出た時に、心の中でよしって思うような感じなので、
コーチがいて、もう結果が出るってわかってて、挑むレースはあんまり楽しいと思えないかもしれない。
メニューも自分で考えたことに意義があるんですかね。
要するに、これをやれとか、こうやって強くなるというよりも、自分で考え出したとか、自分で考えたやつが結果出たとかっていうのが楽しいんですかね。
アドバイスはいただいたりとかするけど、これが遠回りの思考かもしれないんですけど、人それぞれ骨格も全部違うと思ってるから、
一番自分が自分のこと知ってると思ってるから、遠回りかもしれないけど、ちょっと自分で考えたい。
遠回りがいいと思います。
まだまだ道が長いですもんね。TJRまでは。だから、あと数年したら、それこそTJRとかね、それこそトレデジアンに出たいですとか、そういうもの子さんがいるかもしれないと思うんですよね。
楽しみですね。楽しみが全然尽きないですね。まだまだ。
本当ですか。
ワクワクが止まらないですね。まだまだだって、ずっとスケジュールがありますからね。
TJRまで、これから4年間で、まず100キロとか100マイルとかも近いうちに走ってみたいんですか?
100マイル走ってみたいと思っていて。
その場合、まず走りたいコースとか、もうすでにあるんですか?
えっと、あそこです。北新語学。
新越語学?
新越語学。ごめんなさい。新越語学。
これいいね。
新越語学ね。
新越語学か。新越語学。
新しい例子と思った。
北品の100か新越語学がどっちかだろうなと思ったけど、新越語学だったってことで。
新越語学。
いいじゃないですか。
いいね。
いいですね。みんな喜んでぜひぜひっていう感じだと思いますけど。
こそっとエントルしてこそっと出たいんですよね。正確的に言うと。
でも言えば絶対出してくれると思いますけど。
そういうのは嫌なんですよね。
じゃあちょっとこそっといきなり出てる可能性がある。
いい話だった。よかった。
すごいなんか楽しい。こういう選手だなってすごくありました。
聞いてるうちに一番ちょっと親の気持ちになってる。
親の気持ちがどうなんだろうね。
どうすればサポートできるでしょうかみたいな。
あのね、あのよ。コーチとか僕もずっと大学までやってたんだけど、
本当はコーチってサポートする立場のはずなのに、
日本のコーチって自分のスタイルに合わせさせようとすると思ってるんです。
っていう思いがすごくあって、すごい違和感があったんですよね。
本来は逆にアスリートに合わせるべきじゃないですか、コーチを。
だけど日本って有名になったら、それに合わなかった選手はダメだみたいな感じになっちゃうから、
なんかそういうのはずっとない。
ソースマネジメント会社にもいたので、トップアスリートとかも会う機会とかもあったんだけど、
そういうもやもやはずっとあったんですよね。
だから今はよくなってきましたよね。いろんな手法のコーチングとかも出たから、
今のほうが全然昔よりいいかななんて。
大学のときに実家のほうに帰って、陸上競技場で練習してきたときに、真夏ですよ。
先生が座って、女の生徒全員立たせて、炎天館の中でお話ししてるのを見て、
本当ひどいなって思った。
でも今はそういうのないじゃないですか。全員座らせるしとかもあるんで。
自分の出身期とかのときはそういう違和感がすごくあったね。
スポーツの世界全体にっていうのがあったから、
いろんなやり方を応えられるコーチングっていうのができないかなとか、そういうのは思うよね。
本当にそうですね。自分がコーチをかなり遠ざけてしまうのも本当にその通りで、
コーチとの距離感が近くなりすぎて、意見が言えなくなったりとか、
あとはあまりにも近くなりすぎて、言うことを聞かなきゃいけなくなっちゃうんじゃないかとか、
そういうところが怖くて、自由が隙間でちょっと怖いね。
結構深い話になるね、これまた。
いろんな選手のタイプに寄せられるようなサポートができるといいなと思ってます。
ありがとうございます。そんなこと考えていただいて。
考えてるだけで実行に移させないんですけど、どういうのがいいのかなと思いますよね。
レースの主催の立場なんで、だからあんまりコーチとかもやりたくないっていうか、全然教えるの好きじゃないんですよね。
教えられないし。よく教えられるなと思うわけ。
その人のこともわかんないのに、何がベストかもこうしろって断定できてやってるのが、
不思議でしょうがなかったね、子供の頃から。先生とかって思ってるんで。
僕の子供のときはほのかさんの階なんで。
いやいや、そんなこと思ってらっしゃったんだと思って。
ほのかさんが千葉ちゃんに聞きたいことはありますか。
韓国のときもそうですけど、無口な方だなっていう印象があって。
韓国のときとかレースのときとか、基本話さないのは理由があって、
主催者とかだと、何だったら要するにジャッジしなきゃいけない。
例えば失格ですとか言わなきゃいけない可能性があるっていうのが一点と、
あともう一点は、選手は全部平等なんですよ、主催者から見たら。
すべての選手に同じく頑張ってもらいたいんですよね。
当然もちろん人間なんで、個人的に頑張ってほしい人はいますよ。
例えば日本代表とかを設するなったら、ほのかさんも含めて、
みんな頑張ってほしいわけですよ。
だけどそれって不公平じゃないですか。
得点選手頑張ってねとかっていうのは、僕はそういうのをやりたくないんで、
なるべく距離を取って、主催者の立場でいうと取ってるっていうのが一点あります。
2つ目の代表のときは、
リッカー先生が主体でやられていて、僕はあくまでサポートと言ってるんで、
僕の考えとかっていうのを、選手の言う必要をかえって混乱するかなと思ってたので、
言われたとか要望されたことを手足となって動くっていう形にフォーカスをしてる。
ちょっとした僕の考えとかを言って、選手に影響を与えたくないんですよ。
にわかにこういうふうにやったほうがいいんじゃないのとか、
ああいうふうにしたほうがいいんじゃないのかじゃなくて、そこも含めて参加されてるわけだから、
皆さんが要望されたことをどこまで全力でこたられるかっていう形にしたほうがいいかなとは思ってる。
無口ではないよね、そんなにね。
そういうふうに感じ取ったのもあれだよね。
たぶん、ほのかさんから見ると千葉ちゃんちょっと怖いなんていうじゃない。
そうなの?怖いかな。
話しづらいなあという。
選手には話しかけないですね、確かに。
でもそれはちゃんとした距離感をあったほうがいいかなって思うし、
平等に扱うべきなんじゃないかなって。
全然知らなかった選手とかいるじゃないですか。
そうすると、やっぱりほのかさんとかこういう関係だったら頑張って、頑張って頑張ってって感じで、
主催者の僕が言ってしまうっていうのは、あんまりいいことじゃないかなとは。
自信は持ってますね。
言ってくれたらやりますけど。
確かに常に誰に対しても同じ態度を感じてて、
確かにレース前とか言うとみんなナーバスになるから、
あの人はあれやってもらったのに、私はやってもらってないとか、
そういうことが今までなかったこともないし、
それはすごく考えてらっしゃったんだなと思う。
あんまり影響を与えたくないんですね、特にレース前とか。
僕がいることによって影響を与えるのは良くないなと思うんで、
要望は全力でやるようにはするんですけど、
基本的にいないものと思ってぐらいがいいんじゃないかなと。