で、これをマルコの役割は何なの?
ディレクターみたいな感じ?監督なの?カメラマン?何の役割なの?
何の役割だい?しんぺい。
マルコはディレクター兼フォトグラファー兼映像も撮ってたね。
あ、そっか。
僕はそうですね、映像を。
スチールはほとんどGR10のFKT中はほとんど撮ってないですね。
GR10始まる前に最初パリに入って、そこではストリートでちょっと写真撮ったりとか、
終わった後バルセロナでも撮ったり。
本番はほぼ映像ですね。
なるほど。
それ以外に現地のカメラマンもお願いしたのかな?
いや、いないですね。最初ドローン飛ばす。
え、いないの?
いないです。
嘘?
時間も全然なかったんですけど。
最初、ドローン飛ばすなら現地のカメラマンにお願いしようって言ってたんですけど、
あ、言ってたよね。
今回の映像ではドローンはなしで行こうっていう話になって。
そうなんだ。
結局2人で全部撮影はやりましたね。
よくやったね。
全部?
事前に地図アプリでダウンロードしたりとか、
あと情報丸子と一緒に集めたりとかしながら。
よく撮影ポイントが決められたね。だって車で追っかけながらやるんでしょ?
そうね。それが結構日々楽しかったところと大変なところでもあって、
ジアウテンっていうイギリスの、結構ジアウテンのこと知り尽くしたイギリス人が書いたジアウテンの本があって、
その本っていうと55ステージだっけ?
850キロを細かく刻んで、ステージごとに泊まる場所を食べるところがあるっていう、
ハイカー向けの本があって、そのステージごとに地図があって、説明文書もあって、
しんぺいと毎日、けいすけは次の日はこれくらいの空間で走るから、
その間投稿線とか見て、このポイントが車ある程度行けて、1時間2時間とか上ればこのポイントいいね、
日々2人で相談して、けいすけのガーミンね、ガーミンのインリッチ使ってるんで、
20分ごとに場所を更新されて、それを見て、じゃあ次のチェックポイント間に合ったらそこ行く、
行かなかったら間に合わなかったらその次の次のチェックポイントの間の山行く、みたいな方法がある。
なるほど。そのGRテンっていうのがいわゆるPNA300縦断する、ひとつのロングトレイルの総称みたいな感じ?
そう。他の7番とか8番とか、その分岐あったらまた違うGRとか違うコースとか入ったりして、
それを白赤の幕を見ながら走って、プラスGPXでに沿って進行する感じでしたね。
だからそのGR1とかGR2とかGR3とかいろんなコースがある中のGRテンっていったってことね。
そうそうそうそう。
結構いろいろコースがあって、よく見とかないと違うコースに入り込んじゃったりとか。
あ、こう1本じゃないんだね。なんか300の同じ通りをこうずーっと1本っていってるわけじゃないんだ。
こういっぱい分岐ルートとかがあるってこと?
そう。で、補足するとGRテンはトランバーズのコースで、それがPNAのいっぱい山頂とかあるんですけど、
基本は通らずに、もうトランバーズだから横を通る。山頂の稜線を通ったコースもあって、それじゃなかった。今回は。
トランバーズ基本で山頂行かずに間のコール通っていく感じですね。
コール、峠だよねコールね。コールを越え押すなんていうんですか、
トランバーズしながら何回もコールを越えながら行くみたいな感じ?
そう。
そういうことだね。これは結構有名なルートなわけ、県内では。
とても有名なコースで。
左のコーリーに空気がだいぶ…。
なんか空気が抜けてるって言われました、タイヤの。
やばい、やばいですね。
銀行の人が、今銀行のところに駐車場にいたから抜けてますよね。後で見ます。
本当?
それもトラブルですね。
そうか。結構現在有名なルート、GR10。アメリカで言うとジョン・ミア・トレイル的な。
アポレーションとか、PCTとか、そうだね。
そういうところにカテゴライズされるようなところなんだね。
そっちだと日本で有名なサン・セバスチャンの巡礼の道が結構有名だけどね。
観光客とかそこにハイカーとかも多いところを行ってるって感じ?
発祥に予定かな、新平。どうだった?
街に降りてきて有名なところは、ザ・観光地って感じがあったりとか、
山に入って街に降りてっていうのを繰り返しながらずっと進んでいく感じで、
エリアごとに全然雰囲気が違いましたね。
それを南圭介さんはぶっ通し?それとも一応セクションセクションで昼間だけ走って休んでとかじゃなくて、
どういう感じでやってたの?チャレンジの。
そこが撮影として一番僕個人的に難しかったっていうのは、
毎日どこまで進むかわからないから、そもそも宿どこを撮ればいいかっていうことはできない。
当日決める。
僕らは彼のサポートはしないので、撮影にフォーカスして、
フランス現地に住んでる日本人、橋爪一郎さんという方がいて、
彼はケイスケの専属のサポーターとして密着していて、
途中で毎日コマコマのチェックポイントもケイスケから事前に教えてもらったので、
一郎さんが買い出しして、チェックポイントに先に着いて、
先に着かない、間に合わない時もあるんですけど、
そこで車のトランクを上げて、用意したものをケイスケが来る前に出して、
着いたら椅子で座って食べて、また進む。
じゃあ今日はどこまで行くかっていうのは、
大体その日にここまでだねっていうのを決めて、
一郎さんが電話しか予約取れない宿がほとんど、
結構いながらところなので、毎日うまいことに宿が取れたんですね、
彼の分は。僕らの分は1日目はちょっと抜けたんだけど。
じゃあ基本的に夜は走らないで、昼間だけ走るやつを繋げていくみたいな感じ?
そうです。ただ最初、スタートの時間は朝4時だったんですけど、
大体その日の泊まる夕方に一郎さんが全部電話でいろんなとこかけて、
ここ空いてましたみたいな、で4人、4人か、4人なんだけど、
1回4人泊まれなくて、別々の結構離れた宿になったりとか、
その日によってって感じですね、宿は。
前日の1日目から5日目まではパタコニアのタクジュさんからも、
仕事、遊びに来たって言いたかったんだけど、仕事しに来まして、
で、だから前半は5人体制だった、5日目まで。
で、宿、3日目くらいかな、宿が撮れなくて、
圭佑と一郎さん2人分だけは撮れてたんだけど、
その時点はもう11時。
やべーって思って。
で、撮影チームが、圭佑は前、
圭佑ステーションに着く時にもうバイキングスタイルで食べ放題なんだけど、
僕らが買い出し時間もなかったりとか、ほとんど食べてない状態で、
もう夜11時がどこも空いてないし、宿もないしどうしようって時に、
たまたま空いてるbooking.comでタクジュさんが見つけて、これだったらいいじゃんって。
で、見つけてダメ元で予約したら、はい予約できて、
で、プラスダメ元にホストに連絡したら、
なんか食べ物とかないのかなって言ったら言えないんですけど、
で、家が近いから隣のビルに行って、
で、ペストとかパスタとか、もっと果物とかを部屋に置いてくれて、
そこでご飯作れて温かいもの食べてすごく良かった結果として、
なんか最初もうキャンプもできなかった、車で寝るかと思ったけど、
なんかご飯も食べれて寝て良かった。
そう、それまで結構やっぱ温かいご飯食うタイミングが全然なくて、
だいたいポテトチップスとチョコレートみたいなのを食べながらずっと車で移動して撮影してって繰り返して、
そこの宿が見つかって、で、食材用意しててくれて、
そこをそれでマルコがジェノベルゼパスタ温かいの作ってくれて、
生き返ったね。
まあ過酷だね。なんかある程度スケジュール決めてやってるのかと思ってたけど、
みなさんもその場その場で。
結構当日撮影以外にやらなきゃいけないのが結構あるね。
集中できないね、撮影に。
そうですね。だから洗濯物も溜まってくから空いた時間にコーヒー飲んどり過ごして。
そうそうそう。
それみなさんの洗濯物ってことだよね。
いや、自分たちですね。
あ、そうなんだ。
でもお父さんもだって。
スポーツのイチローさんがやってて。
洗ってくれてるね、コーヒー飲んどりって。
そうそうそうそう。
別にそれ3人分やればいいんじゃないの?1人が。
違うの?また違うんだ。
まあちょっと動きが違ったりする。
ついたんだよね。
なるほどね。
結構洗濯乾燥するだけでもそれなりに時間かかって、
ご飯食べてるともう次のチェックポイント行かないといけないみたいな感じでしたね。
すごい。
基本的にフランス側に泊まったの?
基本は全部フランスのわけ?
全部フランスの。
1日だけ違うわ。
5日目の時に撮影ポイント行く途中にすごい岩砂利道があって、
借りていた車がBMWのセダンだったんですよね。
なんかGoogleに入れたんですけど行き場所、行き先を。
そこを細い道に、日本もそうだけど、細い道に案内されて、そこ岩場登されるんですか?
最初はちょっとどうかなと思ったけど、
登ってみようとしてみたらやっぱり急すぎて、途中から。
じゃあUターンしようってなって、
Uターンしたら、降りてる途中にすごい音してて、車が多分石に生えて、
その後にすぐ車のパネルにエンジンオイルが問題が出てきます。
すぐに止めてくださいみたいなのが出て、
ちょっと無視したらしばらくまたアラートがなくなったり、大丈夫だろうって。
でもやっぱりなかなか消えなくて、
気が付いたら煙が出て初めて、車の前が。
これやばい。
大丈夫だろうになるのかわかんないけど。
大丈夫じゃないよ。
これやべえ。
運転してたのが自分なんですけど。
だから海辺道で実際困るよね。
どこに車の修理持ってっていいかもわかんない。
JAFがあるとかあるかもわからないからさ。困るよねこれ実際。
実際はもう行かなきゃいけないしね。
そうそう。
朝初めて2個目ぐらいの、まだ9時10時台だから始めたばっかりの撮影で、
もうすでに車トラブルかって。
でも煙出てるからとりあえずロードサービスが必要ですよねって。
じゃあほぼ事前、
リサーチなしで、
突入したの?
一応地図。
本は、
ね、
シーズン、
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
ら、
レッツ。
うんうん。
うん。
うん。
うんうん。
でさ、
ま、
ミスったけど。
それは、
それはそうでしょ。
フフフフフ。
フフフフフ。
ピッボー見せなかったらびっくりするよ、
それ。
フフフフ。
そうなんだ。
大変だったね。
うん。
で、
でも充電とか大丈夫だったの?
じゃあ。
充電はいっぱい。
機材。
まあでも、
宿が、
だいたい、
あったので、
充電は、
取らないと厳しいもんね、充電関係しないと。
ただまあ半時間とかぐらいしか入れないから
全部充電は切れない状態で、あとまあ車で充電したりとか
いろいろやりくりしながらやってましたね。
え、思ったぐらいのこの取れ高はいったの?それともちょっと思ったより取れなかったの?
いや、うん、すごい取れましたね。
いろんな、晴れもあったし雨もあったし、あとはケースケくんの状態もいろんなアップダウンがあったし。
で、あと周りの人とかも撮ったの?周辺の人とかのインタビューとかもしたわけ?
あ、そうだ。しばちゃんありがとう。
ワールドトレイルメジャーズのレースでもあるフラン・ヘイリネのオーガナイザーのサイモンが
話したみたいね。
そうそう、4日目ですね、来てくれて。で、彼住んでるトルスというかな、フランス語基本的に読んでも間違ってるから、まあそういうふうに
だとしましょう。トルスのところに住んでいる彼が、ちょうどケースケが4日目の走るところが、彼のレース100マイル80キロ、40キロ何個のレースなんですね?
そうそう。それのスタートの街なの。だから近いよって2時間ぐらい運転してきて、ケースケともちょっと話していて、で
彼はちょっとインタビューしたり。あとはシリルという方がいて、彼はトランスピレニアでほぼGR10のコースと被ってる
重装の2年1回のレースがあって、レース時代は逆方向、中外側から海西洋側まで。
で、その彼もインタビューしてたんですね。チャレンジ始める前に。
彼はサンサバーシャンの方に近いところに住んでるので、事前に会いに行って、でちょっと話をしてインタビューしましたね。
そんな感じなんだ。想像つかないけど。映像もそうだし。じゃあ家に1回、重装するレースをやってるんだね。
ピレネの。ピークを重装するレースをやってるってこと?800キロ?
800キロか50キロか、コースによって距離が若干違うんだけど、トランスピレニアというレースはそれぐらいの距離で2年1回やる。
だから重装すること自体はそこまで新しくはないんだけど、10日間以内に。
かつ方向が、大西洋側から地首会、けいすけがやってる方向があんまり記録されてなくて、
今までの記録は地首会側からスタートで、9日間、9時間のFKTが残ってるんですけど、
けいすけがそれを意識して、それができるかどうかっていうのをやってきたって感じですね。
じゃあちょっと記録のチャレンジの的なところがあるんだね。
FKTとして。もちろんFKT自体はないんですけどね。方向的には違うから、存在しなかったんだけど。
ある意味はどんな結果でもFKT作ることはになるんだけど、でもやっぱり9時間っていう彼の念頭にはあって、それを破りたいという気持ちで、結果は21時間なんですけどね、9日間。
そうか。じゃあちょっとそこのあたりも念頭に置いてたから、時間との戦いとかもあったりの中の10日間か、9時間とちょっとの10日間だったって感じ?
でもこう結構極限のチャレンジだから、結構途中全体チームがナーバスになったりとかしなかったの?割と楽しくワイオンやってたの?
いろいろ車のトラブルがあったりとか、あとは雨も結構多かったんで、撮影ポイントで撮影して、雨に降られてそのまま車に戻って、
その日のフィニッシュ迎えてカメラ電源つけたら、なんかカメラの音声のメーターが振り切れてて、なんだろうと思ったらマイクが雨でちょっと壊れてて、
雨になっちゃった?
雨になっちゃってて、とかトラブルはありましたね。それでだいぶ落ち込みましたけど。ただもう終わったかなと思って、でも1日乾かしたらこう復活して。
へー、そういうもんだ。
いやー、全然期待してなかったんですけどね。乾燥剤入れてやったらなんとか戻って、自分も復活しましたね、気持ちは。
気持ちが。
気持ちがだいぶ落ちた。
わかんないけど結構薄っかな機材なんだよね、多分。これわかんないけど。
そうですね。
え、でも今までいろいろ撮影してると思うけど、どれぐらいの指に入るぐらい大変だったの?結構大変な部類に入るわけ、今回は。
そうですね、一番大変だったかもしれないですね。ずっと短時間の睡眠で、10日間動き続けるってあんまなかったんで。
まだ1人だったら結構きつかったですね、運転とか。多分動いたかもしれないですね。
あれだね、ちゃんと制作とか、君ら2人のサポートチームが必要だったね、運転するとか、ゲート探すとか。
そうですね、自分たちもそうだし、一郎さんは1人だったから、もっと大変だったかもしれないですね。
そうですね。
絶対遅れられないっていうプレッシャーがあるから、多分本当自分たちよりも少ない睡眠だったかもしれないですね。
三浦さんはだいぶ元気だったの?結構三浦さんは途中で結構ナーバースなタイミングとか出ちゃったわけ?
そうですね、いろいろありましたね。やっぱすごい雨が降ってごっかんになったりとか。
ごっかんになっちゃうんだ。
そうですね。
最低気温何度ぐらいにやってるチャレンジ中は?
雪降ってたね。
そう、初雪でしたね、自分たちも。
そうなんだ、割と過酷だったんだね。
過酷でしたね。
気温が高い日はどれくらいだったの?逆に。
半層で24個くらいあるんじゃないかな。
半層で短パンでもいい日もあったし、全部着ても寒いぐらいの日もありましたね。
じゃあそこはなかなか体調的にもきついね、逆に。そんだけフリハバあると。
そうですね。
日本にいるとあんまり気候のイメージがつかないからさ、ビデデイの。どんな感じなのかなと思うと。
そうなんだね。割と寒暖差が激しいというか、三角地だからしょうがないけどね。
そうですね、朝晩寒くて日中は晴れればあったかいって感じですね。
それこそハイビデイに入って、なんか良さそうなコールが今回、僕らも彼とったチェア店一番最高店なんですけど2503メートルぐらいのコールがあって、
僕らは駐車場から歩いて、何キロ?3キロぐらいかな?1時間半ぐらいのところなんですけど、最初のぼりが全部雪で、
でも動いてるからまだいいんだけど、山頂で待ってる時間でも、僕がニューヨークに行ったとき買った、
だからマイナス10度でも良いな、ダウン持って行って、それを聞いても待ってる間にすげー寒かったりとかして、
景色も全然見えないなと思ったら、もうそのうち晴れてきて、雪も溶けてすっごい綺麗な湖が見えたりとかして、
そこをさらに1時間ぐらい待てたら景色がやっときた。その時点はもう半袖でも大丈夫。本当に変わりが早いですね。
そっちの方が大変だね。順応させると体調悪くなりそうだね、それだとね。
意外と大丈夫だったね、僕ら。風邪とかも引かなかったね。こんな睡眠不足の中には。
睡眠不足だけです。
でも、マルコご飯大丈夫だったの?マルコカップラーメンとか嫌いじゃん、いつも。
よくこう言ってる。シンペイが先にダメだったから、僕はまだいいんよ。シンペイ小麦粉ダメだったね。
そうですね、もう。
そうなの?小麦粉なに?もうそういうダメだった?今。
そういうわけじゃないですけど、パン、バゲットとか食べ過ぎて、そろそろ米が食べたいなっていうタイミングが結構早めに来ましたね。
あ、そう。
そう。温かいもの食べたいなっていう。
え、何食べてたの?基本。パン。買い込んだパンを食べるみたいな。
パン、そのなんかハムとチーズ挟んだ冷たい。
わかるよ。フランスパンみたいなやつ切って挟むやつでしょ?
そう、冷たい。
ポテトチップスと、あと大容量のM&M'sですかね。
結構さ、僕もフランス行ったことあるんだけど、結構さ、キヨスクみたいなサンドイッチとか売ってるところのバリエーションすごく少なくない?
そうですね。
サンドイッチが似たようなサンドイッチと、あと缶のコカ・コーラとスプライトみたいな。
結構バリエーションは確か日本人からすれば少ないかもしれないよね。コンビニみたいな感じないからね、お弁当とかね。
ないないない。
で、もうお米が恋しくなっちゃったんだ。
そうですね。温かいものを食べたいって感じでしたね。
温かいものの調達が難しかったってこと?
そう、結構移動移動だったんで、運転しながらとか。
マルクは今回大丈夫だったの?それをファンで。
ファンは大丈夫だけど、でもやっぱり野菜も食べてない、果物も食べてないから結構うんちが出なくて。
で、しんぺいがどんな状況でも毎日うんち出るからすっごいイライラしてて。
イライラすることじゃないでしょ。
なんで彼が大丈夫なの?俺がダメなの?みたいな。
そこは別にイライラするポイントじゃないと思うけど。
いやいやいや、だって運行できないでどんだけストレスが分かるから。
分かるけど、でもやっぱりしんぺいくんにイライラすることじゃない。
よく出るからさ、困る。
…って感じ。
でももうちょっと10年以上前だけど、スペインとかレースで行ってたから分かるけど、結構一番食に苦労したね、スペインとかフランスは。
ずっといると、あんまり日本食とかの調達が難しいんだよね。
アメリカとかオーストラリアとか、アジアはもちろんだけど、わりと日本料理屋って、てか日本食品って買えるんだよね。
だけどやっぱりスペインのバスク地方とか全然なかったから、結構それは確かに困ったね。
どんなに探しても中華料理ぐらいって感じだから、そのとき確かに困ったかもしれない。
その反発もあって、ゴール終わってからバルセロナ行った3日間間、毎日パエリア食べまくったね。
とりあえず米欲しいみたいな。
夜食ったこと決まったからね。
あれだもんね、だってバスク地方の料理じゃないから、あんまりパエリアとかないでしょ、普通に意識しないと。
じゃあ料理はバルセロナに着くまでは結構厳しかったって感じ?
そうですね、でも1日だけマルコが車壊れて、バルセロナにタクジーさんと行ってるときに、
自分はイチローさんとその日は宿探して泊まって、その宿が宿プラスレストランみたいなのをやってて、
そこで子羊のお肉料理とデザートも出てきて、めちゃくちゃいい食事を自分だけ味わいましたね。
マルコはバルセロナに行ったからバルセロナでいいご飯食べたかもしれないね。
そんなことない、僕が3分50キロ走って、空港に着いたら夜11時で、
ホステルのとってつもない狭いキャプセルホテルの中にその冊子が怒られてすっごいムカついて、
なんでお昼から食べてないのに君が煮込み肉は食べれてるかみたいな。
怒らなくていいのにそれは、わざわざ。
その割にも素晴らしかったんで。
え、でもバルセロナの空港の中になんか売店なかったの?食べれるとこなかったの?
夜11時だし。
あーそっか、いや閉まっちゃうから。
そうだね。
で翌日また4時半、5時くらいかな?でまたバルセロナから出て、
着いたのは10時台くらいかな?またピリネ。
その時はもうカタナの近くの山に来てるんで、
でまた合流して撮影開始?感じ。
ちょっとマルコには大変だったね、食が。
お互い様。でもなんか1個言いたかったのは、
今まで次元と違う仕事だったと思うのは、
多分奥さんとか彼女とかは旅行とか長い時間で24時間一緒に過ごすのは経験あったんだけど、
仕事で3日間じゃなくて2週間半で毎日一緒にいる、
経験なんて今までなかったんじゃないかなーとは思って、
だからまあお互い様にいろんな側面も受け入れてくれてありがとうございます、シンペイン。
でマルコが怒ったりとかするわけ?イライラして。
いやマルコはないけど、やっぱりテンションの浮き沈みは、
感じますね。
まあそれはね、そうなるからね。
ぶつけるかぶつけないかは結構大きな差になるからね。
それは全然、もちろんないですね。
シンペイン君はなんか割とずっとフラットな感じする?怒ったりとかする?
怒ったりっていうか、自分の失敗に対して落ち込んだりはしますね、だいぶ。
自分でね。
でまあ反省して、次に生かしてますね。
じゃあ何、マイク壊して落ち込んでるシンペイン君の横で
うんこでないマルコがイライラしてるみたいな社内ってことなの?
そんな雰囲気なのかな?
いやいや、片方が落ちてるときは片方が盛り上げますね。
頑張って頑張ってって感じ?
でもさ、シンペイン君はこういう撮影プロジェクトで共同で
こういう感じのことをやったことあったでしょ?
いやでもなんだろう、一緒に動くとしてもやっぱり個々で動いて
最後集まるとかがほとんどだし、こうやってなんか一緒に
ずっといるっていうのはあんまないですね。
うんうん。
でもあれじゃない、2人ともこう、そうか、撮影以外のことって初めてじゃない?
要するにロジスティックスも自分で考えなきゃいけない、
ラザも全部やんなきゃいけない、お金のことも考えなきゃいけないって
全部プロジェクトを自分たちの責任で回さなきゃいけないっていうのは
もしかして初めてなんじゃない?
そうですね。
大変でしょ?
大変だけどやっぱり1人で
やりがいがあるよね、でも。
そう、撮影とかに関してはやっぱり全部1人で決めたことを
2人で決めていけるんで、それはすごい良かったですね。
相談できる相手がいると。
1人で決めれることを相談できる相手がいるといいと。
そうですね。
へー、じゃあしんぺい君はじゃあいいよね、そういうタイプだと。
逆の人もいるじゃん。
絶対俺で言うこと聞いてほしいみたいな人は逆に難しいよね。
そうですね。
でも2人ともチームプレイ向きだよね、性格が。
人に当たらないから。