-みなさん、こんにちは。-こんにちは。
-アワノトモキの読書の時間、本日もどうぞよろしくお願いします。-よろしくお願いします。
-はい、星野です。-粟野です。
-いやー、今日はね、収録前に疲れましたね。
-そうですね。もうここまで、あのー、徹夜で10時間ぐらい喋っちゃったんで、もう。
-10時間は言い過ぎだけど、2時間喋ったからね。
-本当ですね。もう収録しないで終わるんじゃないかっていう空気も漂いながら、その気持ちを、そうですね、ちょっと振り払って、今収録に向き合っているところです。
-はい。じゃあ、力を振り絞り、本日は使う本の紹介をお願いします。
-はい。えー、今日はですね、いつもとテイストが異なります。
えー、「日本企業はなぜ強みを捨てるのか?増強改訂版 日本式経営の逆襲 岩尾俊平さん」っていう、えー、この方は慶応義塾大学小学部の準教授の方が書かれた本ですね。
-なるほどねー。なんか、タイトルだけ聞くと、非常に興味関心の高い分野ではあります。
-とおっしゃいますと。
-ここ最近のさ、収録で、よく日本ならではのマネジメントとか経営とかあった方がいいんじゃないみたいな、コーチングとかさ、ファシリテーションとか、なんかこう輸入型が目についちゃう。
そうじゃないものが意外とすんなり受け入れやすいんじゃないとか。
-出ましたね。
-出たよね。なんかそこに関わる話なのかなっていう。
-鋭い。鋭い。鋭い。
-もう一回も言ってくれ。
-いやいやいや。あの、自分のこう、事前に準備したレジュメの中にはそれ書いてなかったんですけど、まさにそれはあると思う。選んだ理由ですね、この本。
-あー、なるほどね。えー。ここ最近ね、自分でもテーマですよ、この辺り。
-あー。ね、なんかできたらいいですよねって話と、まあ多分今星野さんがおっしゃった内容、日本っぽい〜みたいなのは、多分この都社の方も、なんとかせなあかんという思いで多分書いたのかなと思いますね。
-関西の方?
-えーと、佐賀ですね。九州の佐賀ですね。ご出身です。
-えー。岩尾さんね。
-岩尾俊平さん。
-岩尾俊平さん。
-すごいですよ。名前に兵隊の兵が入ってるんですよ。すごいなと思った時に。
-言われたらそうだね。
-そう。変換できなかったんです、最初。
-へー。
-なるほどね。でも、あのー、この方すごいユニークなご経歴の方で、
-はい。
-これはもうウィキペディアとかAmazonのプロフィリッシュに書いてあるままで読んでみれば、読んでいただけばわかると思うんですけど、
-はい。
-あのー、生まれはですね、江戸時代から続く岩尾直工業っていう会社ですね。経営者一族として生まれになってるんですよ。
-はい。
-で、そのときは論語を読んでた。
-幼少期から。
-幼少期から。
-まあ、英才教育ですよね。慶応学じゃないですか。
-神の玉枠を読んでたんだ。
-多分。幼少期からですね。
で、そのご実家のとこには、製造業の現場を見るってことで、東大とかハーバードから現地視察ですよね。工場を見せてください、経営を見せてくださいって来るような会社、フィールドワークに来るような会社だったらしいんですよ。
-なんかで有名だったんだ。
-おそらく、おそらく。なんで、なんか、ちっちゃい子から経営学者を志望した、心を出したというか、まあ、なんかそういうなんか素地はあったんでしょうね。
なんですけど、お父さんが、まあ、次男だったので、だと思うんですけど、自分で会社を作って東京に進出しましたと。
-ええ。
-ところがその会社が倒産して借金。
-倒産だからね。
-みんな、みんな倒産しなきゃ。
-やだなあ。
-ごめんなさい。うちの父さんの会社、1回倒産しましたね。
-本当ですか。
-怖いな。
-まあ、それはちょっとまた、あの、こぼれ話で。
-はい。
-言いたいと思いますが、まあ、あの岩尾俊平さんお父さんが倒産されて、会社で借金を、まあ、億単位ですかね、背負われたと。
で、えっと、まあ、なんでかわかんないですけど、とりあえず、まあ、お金がなかった、ご実家の支援がなかったのか、ちょっとわかんないですけど、中学卒業した後、陸上自衛隊に入ったと。高校、いかずにですね。
で、働いて、自衛隊で働いて、その後大研ですよね。取って、慶応義塾大学入り、そこからその後、東京大学、大学院。
で、経営学で初めて、東大で博士を取ったという方らしいですね。経営学の分野で、って書いてあるんですよね。経営学ですね。
-経営学ってのが新しい学部ってことなのかしら。
-なのかもしれないですね。まあ、東大自体はもともとね、官僚をね、作るところですからね、官僚を。だから、まあ、あんまりビジネスっていうところには特化しないからかもしれないですけど。
-なるほどね。
-まあ、そういう苦労人の方ですと。でもその苦労は全然、あの、ひけらかしたくないというか、それ苦労をしましたよ、アピールしたくないって、Xに書いてありました、この人。
-へー。
-そんなことは僕はしたくないみたいな。
-毎回さ、この著者のリサーチでXまで見るんだね。
-まあ、検索すると出てくる、出てきますからね、Xが上位のとこに。っていうのもありますけど。まあ、そうですね、人に興味があるっていうのもありますからね。
-そうですね。
-で、また、これ余談で、これもまあ、リスナーの方が聞いてくださったら見ればいいと思うんですけど。