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2025-03-19 13:47

「侍タイムスリッパー」が日本アカデミー賞最優秀作品賞の快挙 #904

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「侍タイムスリッパー」は、なぜ日本アカデミー賞最優秀作品賞の快挙を成し遂げられたのか(徳力基彦) - エキスパート - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/db376602608e8bcb5101b3869cbac3bce04a5236
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サマリー

「侍タイムスリッパー」は日本アカデミー賞の最優秀作品賞を受賞し、自主制作映画として異例の成功を収めています。監督の安田氏は映画制作に全力を注ぎ、周囲の人々の協力を得て、素晴らしい作品を生み出しています。「侍タイムスリッパー」の受賞は、監督の熱意や俳優陣の努力が評価されている証拠です。また、この成功は日本映画界に新たな挑戦を促すきっかけとなるでしょう。

映画の受賞と成功
はい、こんにちは、徳力です。今日はですね、「侍タイムスリッパー」が日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞されたということで、本当におめでとうございます。
これはもう素晴らしいですよね。もうその、単館上映作品ですからね。もともとインディーズ映画側で、普通だったら多分そのミニシアターとか。
単館から始まって、ある程度ミニシアターたくさんで上映されたらいいなっていうふうに想定されていた映画なんだと思うんですけれども。
素晴らしい映画ですからね。僕も本当、組みに行ったのがある程度話題になってから、だから100巻上映がスタートしたあたりですかね。
上映が始まったのが8月で、1ヶ月であっという間に大手シネコンが参入して100巻上映になった。
僕、東宝シネマズの日比谷とかで見ましたからね。めちゃめちゃ大画面だったんですけど。
本当この自主制作映画で安田監督が自分の愛車も売って資材投げ売って2600万全部突っ込んで、貯金の残高が数千円になるみたいな。
レベルまで身を削って3年間かけて作られた映画で本当に素晴らしい映画でしたよね。
東宝シネマズ日比谷はさすがにデカすぎたんで、多分ミニシアターとかで見るのと比べると盛り上がりは少ないほうだと思うんですけど。
それでもやっぱり笑い声とか最後の拍手とか起きるんですよね。やっぱり映画の力ってすごいなっていうのをすごい思ったんですけど。
僕もヒットになる過程でカメ止めと比較した記事を書かせていただきましたけれども、本当に綺麗にカメ止めと同じ。
カメ止めは2巻からですけれども、話題になって上映関数が増えて最終的に370巻とかいってるらしいですからね、サムライタイムスリッパーも。
有権流信号流行語大賞にもノミネートされ、社会権賞になり、数々の映画賞も取り、日本アカデミー賞でも最優秀作品賞で一番デカい賞を取ったっていう。
映画制作の過程
テレビ放送はダイジェストだったんですけど、いろんな記事にコメントが本当にいろいろ出てますね。
映画が本当に素晴らしいからヒットしたっていうのはシンプルな背景で、こういう解説するのは山だと思うんですけど、
個人的にはこのヒットがなぜできたのかっていう要因を3つ挙げてみました。
一番僕が衝撃を受けたのは、カメ止めをちゃんと研究して再現しようとしたっていう話なんですよね。
カメ止めの上田信一郎監督と安田監督が対談している記事とか動画とかいろいろあるんで、その中でもカメ止めのおかげですみたいな発言が結構たくさん出てくるんですけれども、
カメ止めを見に行った時に悔しかったみたいなことをおっしゃってましたね、安田監督もね。
でもその時に、映画館で笑いあり涙ありっていう構造になっているのを見て、やっぱりコメディ要素を入れたりするのは間違ってないなっていう、
自分もこの路線で行くんだっていう確信を得て、サムライタイムスリッパーにも映画館で笑いが起こるようにいろいろ工夫されたというお話をされています。
これはもうヒントの前にもインタビュー記事で、カメ止めの再現をするっていうのを考えていろいろやったっていうのをおっしゃったんですよね。
上田監督も最優秀作品賞が決まった時に、嬉しいけど悔しいみたいな投稿されていて、安田監督が上田監督にそのX状で、
初めてこれでやり取りしたところなのかな、カメラを止めるながら実写映画の可能性を見せてくれました。だからこそサムライがありますと。
たとえ10分の1の結果でもあの奇跡を再現することが証明されたら、今実写映画で頑張っているみんなの励みになると思うのですっていうコメントを、
これはだから、まだこんなに大ヒットする前ですね。9月1日だからまだ100巻上映される前ですね。
火がつき始めた頃に、上田監督と安田監督がX状でやり取りしたんですけど、上田監督がその時の名称を見て、10分の1の結果でもあって、安田監督の大嘘つきという涙の投稿されているんですけど。
上田監督からすると、やっぱりカメ止めは話題賞だったんですよね。話題賞でも十分すごかったです。
僕結構やっぱりカメ止めの時にはカメ止めの作品賞を取るのを僕も期待しちゃってたんで、
作品賞を取る前提で、日本アカデミー賞の当日にプレイ記事を変えて取れなくて悔しい思いをしたのを覚えてますけれども、
そのカメ止めを再現することを心がけて作った映画が、少なくとも日本アカデミー賞においてはある意味カメ止めを上回って大きな成功を起こしたっていう。
工業収入で言うと実はカメ止めの方が全然大きいよみたいなことを東方の方が言ってて、と思ったんですけど、
でもね、やっぱり再現を目指して、再現して、しかもそのある意味高い評価の賞を得たっていう意味で本当に大成功ですよね。
これが安田監督自身もお話しされてますが、安田監督一人で自主制作映画ができたかというとそんなことは当然なくて、
一番大きかったのはやっぱり東映の京都撮影所とか、それこそタテシの伝説のタテシの福本さんという方は元々この安田監督にかなりコミットされていたのが、周辺の人たちが応援する背景にあったとか、
やっぱり東映の京都撮影所も他の映画撮ってる裏とかを使わせてもらってるらしいんですよね。
優れたキャストの活躍
みたいなのが本当にYouTubeの撮影裏話とかを色々聞いてると本当にいっぱい出てきて、本当に多分東映の超プロの人たちがかなり持ち出しに近い形で協力してるんですよね。
これ本当に2600万資材投げ打ってって話がよく出てきますし、亀戸目も300万みたいな金額出てきますけど、
普通の日本の映画ってその3億とか4億とか平均が3.5億って言ってるらしいですかね、商業映画の平均制作費が。
これ多分時代劇とかだと当然そのセットだ、メイクだ、小道具だってなると本当はもっとお金かかるはずなんですよ。
でもやっぱりこのアムライ・タイムスリッパーのその脚本が素晴らしかったんで、やっぱり映画人の人たちがみんなこれは手伝わなくちゃいけないっていうふうに一肌抜こうってなったっていう逸話が色んなインタビュー記事で出てきますけど、
その結果東映のプロの人たちが多分かなり持ち出しでこの作品にコミットしてるんですよね。
なので2600万でこれだけのクオリティの作品ができる。
当然監督が本当にその全カットこだわって3年間シーン撮り続けてたらしいですからね。
舞台挨拶みたいなところでも安田監督の作品はサグラダファミリアと呼ばれていて永遠に完成しないみたいな。
結局その作品が話題になってからもまだそのシーン撮り直して作品良くしようとしたりみたいな。
映画界の人たちみんな信じられないみたいなことを言ってたらしいですけど、
その努力が当然重なってるんですけど、やっぱりこのプロの方々がやっぱり全面サポートしたのは間違いなく大きいと思いますね。
当然これは安田監督の熱意が巻き込んだって話なんですけど、
これはやっぱり役者の方々にも本当に大きな影響を与えているそうなんですよね。
やっぱり今回作品を見ていただいた方ならわかると思いますけど、
縦のシーンが本当にめちゃめちゃ手に汗握るプロのものなんですよね。
やっぱりカメ止めはもともとその300万で作られたっていうのはワークショップで、
どちらかというと俳優の方々の勉強をする過程の全体の作品で、
上映するかどうかもわからないレベルの作品だったので300万で作るようになったんですけど、
この作品は2600万でとはいえ、実は俳優陣は結構プロの方なんですよね。
主演の山口真樹屋さんとかも、実は主演は初めてだそうですけれども、
いろんな作品に、本当にウィキペディアを見ると早々たる映画に出られている役者さんで、
本当に演技が素晴らしかったですけど、
もう完全に侍が本当にタイムスリップしたようにしか見えないっていう素晴らしい演技でした。
それと、盾をされた福井範政さんとか、
本当に盾のプロじゃないとあのシーンは生まれなかったと思うんですよね。
そういう方々も多分かなり安いキャラで、
映画の監督と俳優の努力
普通だったらありえないような過酷な撮影シーンだったみたいな裏話がYouTubeを聞いているといっぱい出てくるんですけど、
やっぱりところどころ監督とも衝突したり、
監督からしたらもうあいつら言うこと聞かないなって思われてたんだろうなみたいな逸話を笑顔でYouTubeで話されたりしてましたけれども、
そういう俳優陣がやっぱり監督の本当のこの熱意にお出されて、
もうこれはやらなきゃっていう、監督の圧倒的な熱意と愛情に頭を下げるしかないみたいなことをおっしゃっていたシーンがありましたからね。
撮影していてその機材が揃ってないからその場で確認することができないらしいんですよね。実写撮影の実写作品なんで、
普通の映画現場だったらもうその場でシーン確認できると確認できないんで、監督はその撮影した後に夜シーンを編集した動画を取って出してLINEとかで俳優陣に送るらしいんですよね。
その俳優陣からしたらなんでこんな遅くまで撮影してたのにこの夜にこんな作った動画を送ってくるんだみたいなのをやっぱり感動して、
これはちょっと頑張ろうっていうふうに思ったみたいな逸話がありますからね。
当然監督の右腕の上である桜井雄野さんが癒してくれたみたいな逸話もあるんですけど、
やっぱりこういう監督の熱意、亀止めを再現できるはずだって信じて、
これね、映画業界の人たちは亀止めの規則に二度と起こらないって口を揃えて言ってましたからね、2019年ですかね。
でも信じて、時代劇でやれるって信じて、だからこそ時代劇のプロの方々が全力でサポートして、
俳優陣が素晴らしい演技をした結果、日本アカデミー賞最優秀作品賞ですからね。
これは受賞した時にやっぱり映画業界もやるなっていうコメントが。
結構昔は批判されてたらしいんですよね、日本アカデミー賞も。
竹下監督だったな、これ大手映画会社の持ち回りで作品賞を選んでるんじゃないか、みたいなのは2018年、9年ぐらいに問題で提起された結果、
その後結構インディー作品も作品賞を受賞するように大きく変わったそうですけども、
そういう不責があるからこそ、たぶんこのサムライタイムスリッパーも今回取れたっていうのはあるんだと思うんですけど、
自主制作ですかね、自主制作の2600万円の制作費の映画が日本の映画の頂点を取れるっていうのは、
これはもうすべての日本の映画関係者に勇気を与える話だと思いますし、
なんといってもこの海峡が生まれたのが将軍がアメリカで制作されて、世界の映像を取りまくっている年ですからね。
将軍も時代劇ですからね、だから日本の時代劇が世界も接見したし、
日本でもサムライタイムスリッパー時代劇が日にあるということを取り上げたテーマの映画であるので、
それが注目されたところはもうね、時代劇からしたらもうこの波つかまずし、いつつかむのかって話だと思うんですから、
新たな挑戦の可能性
これに刺激を受けてたぶん、当然時代劇以外も日本の映画関係者の人が新しい挑戦を、
カメ止めの再現が不可能だっていうのは嘘だったっていうのを、
サムライタイムスリッパーの安田監督と関係者が証明してくれたわけなんで、これからちょっとますます楽しみだと思いますね。
早速、サム隊の安田監督がシネマロサでチラシを配るっていうところから初めてこの波を起こしたっていうことがあったんで、
今、サムライタイムスリッパーを見た観客に、自主制作映画の監督の方々が出口でチラシを配るっていうのが増えてるらしいんで、
そこからまたね、次のカメ止めとかサム隊に相当するようなものが生まれてくるんじゃないかなと思って楽しみだなと思っております。
はい、こちらのチャンネルでは、日本の映画の明るい未来を応援するべく、
映画のSNS活用や推し活動の進化を感じるニュースを紹介していきたいなと思っております。
他にもこんな話しますよって方がおられましたら、ぜひコメントやDMで教えていただけると幸いです。
おめでとうございます。
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