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2025-03-22 11:09

Mrs. GREEN APPLEが、MTVで最優秀賞獲得の深い意義 #905

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Mrs. GREEN APPLEの「ライラック」が、MTVで最優秀ビデオ作品賞獲得の深い意義(徳力基彦) - エキスパート - Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/dd586f1fa9d4f2d1fc986efe6f4e6c85477c17d8
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サマリー

Mrs. GREEN APPLEがMTVのVMAJで最優秀ビデオ作品賞を受賞し、その意味や背景を深く語ります。過去の炎上騒動を乗り越えた彼らの活動の継続や、重要なサポートを受けたことが評価されたことが強調されています。

MTV VMAJでの受賞
こんにちは、徳力です。今日はですね、 MTVさんのVMAJというミュージックビデオのアワードの受賞式にちょっとご招待いただいて参加させていただいたんですけども、その時にいわゆる大賞ですね、年間ビデオ最優秀賞を受賞したMrs. GREEN APPLEの受賞コメントがちょっと印象的だったので、Yahoo!ニュースに記事を書いてみました。
Yahoo!ニュースには、Mrs. GREEN APPLEのライラックが、MTVで最優秀ビデオ作品賞獲得の深い意義というタイトルにしてみたんですけれども、ライラックはね、本当に今年本楽賞を取りまくっているイメージがありますから、ストリーミングのチャートでもずっと1位にいましたからね、今もいるのかな。
本当に人気の楽曲で、そのMTVのVMAJの受賞式でも最後にこのライラックのパフォーマンスがあって、会場も大盛り上がりでしたからね、みんなが持ってペンライトを緑にするっていう、もうみんなこのために来てたのかなぐらいの感じの盛り上がりだったんですけども、
ミセスといえば、なんといってもレコード大賞も2年連続受賞ですし、ビルボードジャパンの2024年の年間のアーティストオブザイヤーも取ってますし、このVMAJも去年に続いて4巻なので、ある意味順当ですよねっていう言い方はできると思うんですけど、個人的にはですね、ミュージックビデオのアワード、MTVのVMAJを今年、去年、2024年評価されたっていうのは、
実はメンバーにとっても非常に大きなことなんじゃないかなと思ってるんですよね。それが皆さんもすっかり忘れてると思うんですけども、去年はコロンブスのMVが炎上した年でもあるんですよね。これはもう今ほとんどの人が忘れるぐらい、そういえばあったねーぐらいの出来事になってると思うんですけど、
これやっぱり起こった当初は本当に多分メンバーからしてもめちゃめちゃ辛い出来事だったと思いますし、場合によってはいわゆるキャンセルカルチャーの犠牲になってた可能性が十分あった出来事だったと思うんですよね。
いわゆるコロンブスというタイトルで、先住民の人たちをさるともしてしまったっていうのがやっぱり社会常識的には許されないということで、かなり大きな批判を受け、ミセス側もMVを削除しましたし、当然謝罪もするっていう。
ここまではある話だと思うんですけど、実はそこで収まらなかったんですよね。一番象徴的なのは、この楽曲、コロンブスをキャンペーンソングに寄与していたコカ・コーラ社側がいかなる差別も容認していないと。
ミセス側は、この動画はMVを事前に見ていませんでしたという、自分は関係ありませんという感じで、コカ・コーラ側は責任はないよというので、ミセス側を非難する感じの指摘をしましたし、その後出演が予定されていたカウントダウンTV、ライブライブも出演を見合わせるっていう。
これ本当流れ的にはめちゃめちゃ危なかったと思うんですよね。テレビ局も出演見合わせ、広告主も降りるっていう、よくあるキャンセルカルチャーの流れになるところだったんですけど、ミセスにとっては幸運なことに、ミュージックステーションがコロンブスのパフォーマンスはしないけれども、その代わりに6年ぶりにアウトナッツのパフォーマンスをしますということで、出演取りやめにはしなかった。
これ当然テレビ局側は議論あったと思うんですよね。当然この批判があったときにアンチ側の人たちはテレビ朝日のミュージックステーションなりに電話をして、こんな差別的な動画作るグループの出演許すのかみたいなのに多分伝突してる人もいたんだろうと想像されますけれども、だからこそ多分カウントダウンTV側は出演見合わせだし、コカ・コーラ側もその広告素材全部削除して、自分たちは責任がないって言って、ある意味ちょっと逃げる形になった。
でもミュージックステーションがその出演を継続した結果、ミシェスはその活動自粛とかをせずに出演を続けるっていうことがこの後できるんですよね。
僕も放送見ましたけれども、大森さんから感想どうでしたっていつも通り聞かれたときに、本当に歌が歌える環境に感謝ですっておっしゃっていたのがめちゃめちゃ印象的で、
個人的にもやっぱり当然MV自体には問題があったかもしれないけど、悪意がないのは明らかですからね。どちらかというと知らなかった。無知というのもそれはそれで罪になるのかもしれないですけども、
本来はそういうのは関係者、事務所とか周辺がアドバイスすべきところもすり抜けて、という意味ではアーティストだけの設置にじゃないと僕は思ってるんですけど、
そこをちゃんと謝罪もして活動を続けられたって言って、さらに個人的に大きかったなと思ってるのは、実はその直後ですね、
6月末にホンダがフリードのテレビCMにミシェス・グリーン・アップルのファミリーを起用してるんですよね。
これも多分ホンダさん側は議論きっとあったと思います。この炎上している最中で起用して大丈夫なのかっていうのは当然リスク回避側の人たちは問題的だと思うんですけど、
そこをちゃんと行けたというのは、やっぱりミュージックステーションの起用も大きかったと思いますし、ホンダ側の担当者も頑張って通したんだと思うんですよね。
当時の記事を見ると、炎上については言及しなかったみたいなメディアの違反的な記事があるんですよ。
その中で、ちゃんとこのテレビCM、予定通り6月末、炎上した同じ月ですからね、ホンダの担当者を僕は褒めるべきだと思いますけども、
結果的に実はこのフリードは最終的に日本カワウブザイヤーに選ばれてますから、やっぱりミセスは思ってるっていう結果にもなってるんですけども、
その意味では無傷とは言わないまでも大事にならなくてよかったねって話なんですけど、実はメンバーからすると結構傷つく出来事の展開はその後も続いてたんですよね。
象徴的なのは残念ながらその10月に開催されるコークスタジオのライブに、本来はミセスが目玉で出ていて、だからこそそのポイント集めみたいなのが展開されてたはずなんですけれども、
残念ながらコークスタジオのライブは両者が競技の上出演を見送る結果になりました。
実際のライブは10月ですからね、多分10月に出演してもそんなに掘り返されることはなかったと思うんですけども、
ミセス側が遠慮したのかコーラ側が出演を辞退して頼んだのかわからないんですけど、これは当然ネガティブが続いていたっていう話なんですよね。
対してそれ自体は報道されなかったんですけど、やっぱりこれに対して日本コカ・コーラの判断に疑問を覚えるわけという記事を書いている方もおられて、
ファンや専目からは一部批判もあった選択だったんですけど、コカ・コーラは残念ながらその選択をし、その後も結局広告素材は全部削除したままですね。
この騒動の前からコカ・コーラはミセスに、本来は押せばなったはずなんですけど、この騒動によって両者の関係は切れたまま、再起業も今のところない感じですね。
今後の展望
やっぱり当然企業側からすると炎上すると、こうやって騒動が続いたり再燃したりしないように安全策を取ってしまう。
にも関わらずミュージックステーションやホンダがちゃんと起業したことによって、ミセスは活動を継続することができたので、
レコータイも今回のVMAで終われたという、これやっぱりメンバーからすると思うところ絶対あると思うんですよね。
今回MTVというミュージックビデオを表彰するアワードでそれをまだちゃんと評価されたというのは本当に実は大きなことだと思います。
大森さんがライブの最後、ライラックを披露された後にめちゃめちゃ深く長くお辞儀をされていて、
その理由がやっぱりあまりに長かったんで、その後のインタビューでもメディアから質問されてるんですよね。
その際にも大森さんはステージに立てているのも決して当たり前じゃないからっていう。
アーティストからしたら当然ステージに立つっていうのは当たり前というと大げさかもしれないですけど、
ステージに立てているのは当たり前じゃないって感じでできるっていうのは、
やっぱりミュージックステーションの時にもその歌を歌える環境に感謝っていう、
おっしゃってたとちょっと連動してると、僕はちょっと深読み過ぎかもしれないですけど、感じてしまいました。
やっぱり去年、炎上騒動があったけれども、引き続き変わらず活動を続けられているってことに対して、
やっぱり3人が感謝しているっていうことが見えるシーンだったなっていうのはすごい思いますね。
その結果、今回VMJも撮れましたし、やっぱり受賞の時のコメントが非常に印象的で、
当然お祝いの場なんで、コロンプスの逸話とかも一切言及されてないんですけど、
大森さんが言葉を選ぶように、これからも面白いミュージックビデオを作っていきたいと思いますっていうのを
覚悟をアルファにされているのは非常に印象的で、
やっぱり当然若いアーティストなんで失敗が起きるっていうことはあると思うんですけど、
それをメディアとかアンチとかがこぞって叩いて活動を止めるみたいなのがやっぱり、
日本はちょっと一時期、今もうキャンセルカルチャー的に、今ちょうどカジノの騒動とかでそういうのが起こってますけれども、
これをやっぱりどう、若い時代の過ちをケアして次の活動を続けられるようにするのかっていうのは、
これ本当にすごい大事なテーマだなと思ってますし、
これができたのはやっぱりミュージックステーションなり本田のサポートもありっていうのはやっぱり大きいなと思うと、
企業の判断とかそれを推進しようとした中の企業担当者の方々に、
改めてやっぱりエールを送りたいし感謝をしたいなと感じたシーンでした。
はい、ということで、実際のPMAJの映像自体は3月30日にウェブTVの方で放送されるようなので、
ぜひそちらも見ていただくといいんじゃないかなと思います。
バラエラックなパフォーマンス、本当に素晴らしかったです。
ということで、こちらのチャンネルでは日本のエンタメの明るい未来を応援すべく、
エンタメのSNS活用や推し活動進化を感じるニュースを紹介していきたいなと思っております。
他にもこんな話していませんとかでおられましたら、ぜひコメントやDMで教えていただけると幸いです。
では、おはようございます。
11:09

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