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2024-09-08 10:46

「ラストマイル」の大ヒットが切り開く、映画とドラマの新しいカタチ #759

「ラストマイル」の大ヒットが切り開く、「シェアード・ユニバース」という映画とドラマの新しいカタチ(徳力基彦) - エキスパート - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/48d0b4d80b5f077f08fd3685ae02461a45da1dfd
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はい、こんにちは、徳力です。今日はですね、映画ラストマイルの仕組みが非常に面白かった。
映画自体もめちゃめちゃ面白いんですけど、そのヒットの撮影方が非常に興味深かったので、
Yahoo!ニュースに記事を書いてみたので、ご紹介したいと思います。
記事のタイトルは、「ラストマイルの大ヒットが切り開くシェアアドユニバースという映画とドラマの新しいカタチ」っていうタイトルにしてみましたけれども、
シェアアドユニバースというのが今回、映画が公開される上でも一つキーワードになっていたものでして、
テレビドラマとユニバース、世界観を共有している映画というイメージですね。
アンナチュラルとミュー404って読めばいいのかな。MIU404はちょっとすいません、僕ちゃんと読めないので知らないんですけど。
なんかもう、公開初日からすごいスタートダッシュだったんですよね。
正直僕はあんまり邦画は見ないんですけど、ちょうどたまたま夜がいつか止まって見に行かせていただきました。
映画自体すごい本当によくできているので、ぜひ皆さんも映画館でご覧になっていただければと思いますけど、
とにかく売上がすごいんですよね。
工業収入が日本の実写、邦画の実写映画としては記録的なスタートダッシュを見せていて、
当然同じような記録のものはあるんですけど、通常はそういうのって原作ものなんですよね。
いわゆるキングだとかゴジラとか、過去作のファンがたくさんいる作品で、こういうスタートダッシュが見られるんですけど、
今回ストーリーとしては完全に単発ものなんですよね。
見ていただくとわかりますけど、いわゆるECサイトと宅配会社がメインの舞台になっていて、
明らかにAmazonと黒猫山とが素材ですよねっていう感じのストーリーなんですけど、
それを軸に話が展開するんですけど、アンナチュラルとミュートも世界観がつながっていて、
そのドラマに出ていた主役プラスの方々、初役で出てくるっていうね、結構大事なセリフとかある構造なんですけど、
それによってやっぱり作品の魅力以上にヒット、魅力以上にヒットって言葉の選び方が間違ってるかもしれないですけど、
通常だってやっぱりこういう反発ものってゼロからファンを作って、
そういうふうに仕込みで視聴者を増やさないといけないんで、
やっぱり映画関係の方々から言うと、そもそもこういう企画が通りにくいらしいんですよね。
どうしても映画こういうのやりたいですって言うと、まずテレビドラマからやりませんかとか、
テレビドラマで人気があるのを確認してからやりませんかみたいなことになりがちらしいんですけれども、
それをシェアアドユニバースっていう既存のファンがいる作品とつなげることによって、
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ある意味この宅配ECっていうちょっと地味なテーマを軸にした作品を、
ある意味この夏の超話題映画にすることに成功したっていうのは、これ面白いなと思いますね。
やっぱり何と言ってもこの女性トリオの方々らしいんですよね。
脚本家の野木さん、監督の塚原さん、プロデューサーの新井さんという女性3名の方が、
ナチュラルからこの3人でTBSドラマのこれからトリオを組んで、
作品を紡いでいるそうで、今回はその3人だからこそできる。
面白いのは結構舞台挨拶とかでも話が出てたんですけども、
ミューを撮り始めた頃からやっぱり監督とかがこういうのやりたいんだよねみたいなことをおっしゃってたそうで、
それが今回実現したっていう。
アンナチュラルが2018年、ミューが2020年。
で、アンナチュラルからすると6年越しに今回ラストマイルができたということですね。
アンナチュラルの登場人物の設定として4年後みたいな設定らしいですけども、
この組み合わせの仕方面白いですね。
しかもその米津さんの歌がこの3作を繋いでいるっていう、なるほどねっていう。
その結果もうね、試写会の挨拶とかめちゃめちゃ豪華なんですよね。
ちょっと人数多すぎて一人一人の喋れる時間が短くなっちゃうっていうデメリットもあるんですけど、
ちょっとね、アカデミー賞受賞式ですかぐらいのレッドカーペットならぬオレンジカーペットの前段があっての好奇者来見みたいな仕組みになっていて、
それによっていろんなファンの人たちがやっぱり映画を見に行くっていう形によって、
今20億とか超えてきてるのかな、50億狙えるんじゃないかみたいな話になってますけど、5行周囲になってます。
個人的にやっぱりすごい今後やっぱりこういうアプローチ重要なんじゃないかなと思っているのは、
日本のドラマってインターネット以前の仕組みをずっと続けてるイメージがあるんですよね。
市販機ワンクールでワンクール終わったら終了ってやって、毎回ゼロから立ち上げるんで、ネタ切れするから漫画の原作のちょっと利用使いが存在になって騒動になってしまったみたいなケースもありますけども、
やっぱり本来は多分海外とかはもう今完全にシリーズモノにシフトしてるんで、
多分ある程度そのシリーズモノで既存ファンがいる状態で継続してやる方が視聴率も予測できるし、
人気者も作りやすいと思うんですけど、どうも日本は業界習慣なのか、一部には役者の方々がずっと同じ役で行動されるのを嫌うみたいな説もあるらしいですけど、
意外にシリーズモノ少ないんですよね。今だとやっぱりシリーズモノにした方がリスクは下がると思うんですけど、
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そうするとやっぱりマイクールマイクールたくさんいろんなドラマ作らなくちゃいけなくなるんで、
漫画原作者への扱いも悪くなってしまったりみたいなことが起こりやすいのかなと思ってるんですけど、
一方でやっぱり今回のシアワードユニバースが見せてくれたのは、やっぱりテレビで人気になったドラマはやっぱりその人気の軸にファンがたくさんいるっていうことだと思うんですよね。
今回結構感想をエゴサーチしてると、やっぱりアンナチュラルのみんながまだ生きてたみたいな、こうやって成長してるんだみたいなので、
やっぱり感動してる人たちの声がたくさん見られましたし、やっぱりその世界観を紡いでいくっていうのは一つの鉄板になってきてると思うんですよね。
今回面白かったのは、ラストマイルが大ヒットになったことによってアンナチュラルとミューの注目度も実は上がってるんですよね。
6年前、4年前のドラマなんですけど、ネットフリックスのトップ10に両方入ってきていて、最高5位ぐらいまで上がったんじゃないかな。
カッコ作がこうやってランキングに入ってくるっていうのは非常に珍しい現象だと思いますけど、それぐらいの話題化を映画をきっかけにできているっていうのは非常に面白いなと思います。
やっぱり海外においては配信サービスがメインになっているので、どんどん今シリーズものになってるんですよね。
ディズニー、アニメですら昔は単発の作品が多かったですけども、それこそ花行きは気が付いたら3も4もやるみたいな感じになってます。
やっぱり映画にしてもドラマにしてもシリーズものでファンを紡いでいくっていうのが一つで、ファンのやり方になってきてるんですけど、それに対して日本がもしテレビドラマでシリーズものが難しいのであれば、こういうケアアドユニバースっていう製作者側がマーベルの締めのエマティックユニバースみたいな感じですかね、世帯観を軸にすることによって、ある程度ファンの人たちをつなぎ止める。
つなぎ止めるって言い方が良くないかもしれないんですけど、ファンの方々の期待値をある程度担保した状態で新しいテーマの作品に取り組む。今回、本当ラストマイルは何だろうな、30、40の構造になってるんですよね。
単純にシンプルに見れば、本当は宅配の人たちに親切にしようっていうふうに誰もが思える作品だと思いますし、いわゆる会社員の悲哀というか、構造みたいなものも描かれてますし、実は爆弾のテロの構造においても、どうも実はちゃんとよく見たらなるほどって思うストーリー構造になってるっぽいんですよね。
僕すごいモヤモヤしたんで、考察系の動画とか記事とかもめちゃめちゃ見たんですけど、1つめちゃめちゃ納得する動画が上がってて、これどうなんだろうな、パンフレットが打ち投げ入れで手に入るんですけど、パンフレット買うとそれに気づけるんですかね、そういうことっていうちょっと、これすいません、まだ見てない方多いと思うんで、ネタバレはここでは避けておきますけど、見た後にモヤモヤすると、検索してその動画を見つけていただくと、
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なるほど、ちょっとわかるんですけどね、まだまだ考察動画の1本なんですけど、それが全部合ってるかどうかわかんないんですけど、こんな脚本家の方がこういうメッセージの埋め込みをしてるのかっていうのは、すごい深い作品になってると思います。
やっぱり三島光さんがいい演技してるんですよね、この天然もできるんだけど、やっぱりちょっとミステリアスな二面性がある感じの神秘的な三島さんだからの役になっててですね、そこをうまく使ってるストーリーどうもなってるっぽいんですよね。
三島光さんも二度三度と見ないとわからないことがありますからみたいなのを結構しょっちゅうおっしゃってて、なるほどなっていうところがありますんで、映画単体としても楽しめると思うんですけど、個人的には日本のテレビドラマの今後のこの単発単発でやっていく世界をどうしていくのかっていうのに対する一つの回答にもなると思います。
業界関係の方はね、これの真似だけしてもうまくいかないっていうのをおっしゃってる動画も見たんですけど、ただやっぱり一つのこの世界観を紡いでファンを積み上げていくっていうやり方に対する一つのアプローチとしては非常に面白いと思いますので、そういう意味でもぜひ注目していただけるといいんじゃないかなと思っております。
はい、こちらのチャンネルでは日本でのために静岡に応援したいなと思っていますので、他にもこんな話してますよって方がおられましたらぜひコメントやDMで教えていただけると幸いです。
じゃあまた出ます。
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