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2026-02-04 14:36

日本映画産業の歴代最高記録は、新しい映画の時代の始まりか #1160

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日本映画産業の歴代最高記録は、「鬼滅×国宝」バブルか、新しい映画の時代の始まりか(徳力基彦) - エキスパート - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/239e99cb683535dbf6d0a315f96370cf919da2f1
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サマリー

2025年の日本映画産業は2744億円の工業収入を達成し、歴代最高記録を更新します。しかし、鬼滅の刃や国宝のヒットに依存しているという懸念があり、映画業界の未来に対して否定的な意見も存在します。日本映画産業は、コロナ禍や配信サービスの普及により、映画鑑賞の文化が大きく変わりつつあります。特に、鬼滅やチェンソーマンなどの漫画原作アニメがヒットし、観客が知っているストーリーを何度も楽しむ新しい映画体験が浸透しています。

2025年の日本映画産業の躍進
はい、こんにちは、徳力です。今日はですね、日本の映画の年間工業収入が発表されまして、
2025年はすごい年になったということで、結構ね、いろんな意見も出ているみたいなんですけども、
ちょっと個人的に思うところもあったので、俯瞰的にYahoo!ニュースにまとめてみたので、ご紹介したいと思います。
記事のタイトルは、日本映画産業の歴代最高記録は、鬼滅国宝バブルか、新しい映画の時代の始まりか、というタイトルにしてみました。
まずちょっと具体的な数字から言いますと、日本映画業界の工業収入、年間工業収入が、
2025年、国内で上映された映画の工業収入が2744億円と、歴代最高記録更新ですね。
これはコロナ禍の前のピーク、2019年の2611億円を、100億円以上更新するっていう。
すごいですよね。もう皆さん忘れてると思うんですけど、コロナ禍の時には映画館ビジネスはオワコンだと言われてたんですよ。
配信が普及して誰も映画館なんかわざわざ行かねえって言ってるね、ビジネスインフルエンサー系の人とか結構いましたけど。
いやびっくりですよね。コロナ禍前を超えちゃうっていう。
映画のチケットが2000円とか値上がりしてるんで、動員数で言うとまだ若干足りないみたいですけれども、まあまあいいじゃないですかと個人的には思いますけれども。
結構ですね、映画業界盛り上がってますよねみたいな話を映画業界の方に聞くと、結構冷ややかな反応が入ってくるんですよね。
鬼滅と国宝の影響
ちょっとその辺を一通りまとめてみました。
まず、一番冷ややかな反応をされる理由の最大の理由がやっぱ鬼滅と国宝の年だからっていう。
鬼滅と国宝がヒットしたから行ったんですよ、トゥグリーサーみたいなのを何人に言われたかみたいな話なんですよね。
実際、2025年が2744億円っていう、去年に比べると600億、700億くらい上がってんのかな。
675億円ですね、2024年が2069億円で2025年が2744億円、その差分は675億円なんですけど、鬼滅の刃が391億円、国宝が190億円なんで、まあ約600億円なんですよね。
多分この差分はほとんどこの2つで説明がついてしまう。
当然2026年にじゃあ国宝と鬼滅がまたある、それぐらいの大ヒット映画があるかっていうと、今のところ国宝が第2章をやらない限りはないですから、
まあ2026年はやっぱここまでいかないんじゃないかなって、まあそうですよねっていう感じでありますね。
ただ50億円超えの作品数とか、それ以外のヒット作を見ると、50億円超えは2024年8本、2025年9本であんま変わんないんですけど、
20億円超えは2024年が19本、2025年は30本、実は10本以上増えてるんですよね。
10億円超えも2024年41本、2025年は50本なんで、一応ヒットの広がってるようには見える。
特に2024年はハリウッドのストライキの影響があったんで、洋画が凄まじく下がったんですけど、
2025年はミッション・インポッシブルとかもあったんで、それなりに上がったのが大きいと思いますが、
ただやっぱり宝画が凄かったんで、洋画比率は引き続き25%ギリっていう、
やっぱり映画業界の方が映画良くないんじゃない、売上は良いけれども今後に対して良くない傾向なんじゃないかって、
映画ファンの方がおっしゃるのは洋画が低迷している部分を鬼滅国宝バグとは別に指摘される方も多いんですね。
この洋画の比率の低下は長期的トレンドでもありまして、世界的に同じことが起こってるんで、
どちらかというとやっぱりハリウッド映画の魅力みたいなものが下がってるって考えた方がいいんじゃないかなと僕は思ってるんですけれども、
映画業界の将来への懸念
やっぱり洋画ファンの方からすると、映画産業自体の多様性が薄れてきてるんじゃないか。
特に日本はアニメが強すぎるんで、そこを批判的に言う方が多いのが事実だと思いますね。
特にやっぱり韓国が今深刻な危機に襲われてるんですよね。
韓国の映画が9割が赤字で全然儲からないから、韓国映画が作られる流れが止まってしまっているっていう。
映画のチケットを上げてしまったのも大きいし、Netflixのシェアが大きすぎて、
制作側がNetflixの方が手堅く回収できるからそっちに投資を振っているみたいな、ちょっと複合的な要因があるみたいなんですけれども、
結構お隣の韓国がこうなっちゃってるから日本も同じようになるんだと。
今年はいいかもしれないけれども、これから韓国と同じように日本の映画産業はこれから苦労するみたいに言ってる方が多いのはちょっと、
個人的には意外というか印象に残ってますね。
もう一つ結構映画業界の方が批判的に、あきらめた感じでおっしゃるのが、映画業界調子いいように見えますけど、あれは東宝さんですからっていう声をすごい聞くんですよね。
実際に2025年のトップ10、興行収入のトップ10を見ると、5位に働く細胞がWarner Bros. Japan HiQで存在するんですけど、それ以外全部東宝なんですよね。
これあのガンダムシリーズはずっと翔竹がバンダイナムコと一緒にやってたらしいんですけど、ジークワックスに対しては東宝と一緒にやった結果、10位に入るっていう。
やっぱり東宝と一緒にやると東宝シネマズだとたくさんいい時間が抑えられるんで、やっぱりヒットがしやすいらしく、しかもやっぱり東宝さんが本気出すと今の鬼滅闘魂が未だにたくさん上映されているように長くもやってもらえるんですよね。
これでやっぱり東宝独占による弊害ではないかっていうのをやっぱり映画業界の方は実際多いですね。
実際の東宝シネマズは2023年に独占禁止法の違反の疑いでコウトリが調査しているぐらい、映画館ビジネスにおいて東宝シネマズの存在感ってでかいんですよね。
やっぱりそこが東宝グループが強すぎるっていう。ヒットさせようと思ったら東宝がやるしかないんじゃないかぐらいの印象が、やっぱり今映画業界の方に話を聞けば聞くほどそういうフィードバックがありますし。
今回5位にワーナーブラザーズが入ったんですけど、ワーナーブラザーズ撤退したんですよね、去年で。
だから実はもうこのトップ10からワーナーもいなくなっちゃうことが確定っていう。
で、しかもワーナーブラザーズの映画の配給は東宝とはが引き受けてますから、東宝グループなんですよね。
ますます今年は東宝の影響力が強くなるのが確定しているっていうのがやっぱり、結構映画業界の方々が否定的に今回の記録をバブルと見ている理由みたいです。
ただ、実は一歩引いてみると、実は日本は僕は勝ちパターンを確立できているのかもしれないなと思っている側でして、当然反論ある方たくさんいると思うんですけど。
アメリカの興行収入は実は回復してないんですよね。8割以下が続いてます。
アメリカは2018年がピークで、2019年ちょっと下がってその後コロナ禍で激減してるんですけれども、ここ3年ぐらいは復活はしたんですけど、でも8割ぐらいでずっと来てるんですよね。
結局アメリカはやっぱり動画配信サービスの普及率も高いのもあって、家で見るのが楽だし、映画館にわざわざ来るっていう文化が元には戻らなかったっていう。
これはちょっと過去形で言うべきなのか、これから戻る可能性があるのかもわかんないんですけど、少なくとも現時点で戻ってないんですよね。
一方で日本は記録更新しちゃったって、そもそもコロナ禍であんまり下がってないんですけど、この辺は日本の映画文化の腰の強さみたいな話があると思うんですよね。
なんでかっていうところなんですよね。
実はアメリカはこの8割ぐらいしか戻っていない中でディズニーが一人気を吐いてるんですよ。
ディズニーは世界の興行収入ランキングにおいて今回ナンバー1のスタジオの座を、2位に大差をつけて取ってますけれども、ディズニーがじゃあなんでこの興行収入を叩き出してるかって、大体シリーズものの続編なんですよね。
ズートピア2がアニメの興行収録、記録更新をしてますけども、その前もインサイドヘッド2ですよね。
で、それこそここのところヒットしてる作品はほとんどシリーズものとかリロアンドスティッチみたいに過去にやったものの実写化とか、IPの人気をうまく引き継いで映画館で回収してるパターンなんですよね。
これが実はコロナ禍において配信サービスが普及した後の映画館ビジネスのポイントなんじゃないかなとちょっと個人的には思っています。
映画鑑賞の変化
やっぱり当然映画業界のファンの方、映画ファンの方からすると映画というのは2時間の、1本で完結するストーリーを見に来るものだっていう方がやっぱり大半だと思うんですけど、
でも実はその映画鑑賞という文化がやっぱりコロナ禍と配信サービスの普及によって転換してるっていうふうに思った方がいいんじゃないかなっていうのが個人的な印象ですね。
単発映画がどんどん苦しくなったんですね。これは前からその現象はあって、結局このヒットするのはシリーズものとかリバイバルものばかりだみたいな批判が映画ファンの方からありましたけれども、
そういうふうになっちゃったって思うべきなんじゃないかなっていう。実は日本がなんで復活できてるかっていうと、そこの問題を先回りして対応できちゃったからじゃないかっていうふうにちょっと個人的にはある意味引いてみると思えるんじゃないかなと思うんですよね。
結局日本で大ヒットしてる映画って鬼滅とかチェンソーマンとか漫画原作のアニメ化ですけれども、これめちゃめちゃ面白いのがストーリーみんな知ってるんですよね。
結局見に行く人って漫画読んでるから。ストーリーを知ってる映画を見に行く時代なんですよ。しかもそれを何度も行くんですよね。
これは多分映画鑑賞が大きく変わったことの象徴だと僕は思ってまして、昔は映画に行かないと体験できないストーリーを体験しに行くために知らない状態で見に行って、そこに驚きを感じるっていうのが映画体験だったんですけど、今違うんですよね。
映画は日本においては特に推し活になっていて、知っているストーリーを何度も見に行くっていう。一回見に行ってももう一回同じストーリーが出てくるのは分かってるけど、また見に行くっていう。
なぜなら映画館でしか体験できないものがあるからっていう。実は入場プレゼントみたいなニュープレイがあるからっていう。これは批判のもとにもなってますけど、でも映画館だからニュープレイが渡せるんですよね。これ配信じゃ渡せないですから。
実はその体験、映画館でしかできない体験をしてもらおうと思うと、シリーズものとかストーリーが分かっているものの方が実は安心して何度も同じ体験ができるし、
これ実は歌舞伎も一緒ですよね。ストーリーは分かってるんだけれども、歌舞伎で掛け声をかけるために歌舞伎ファンは大金払って見に行くわけですよ。
実はこういう体験的な経験のための方に映画もシフトしていて、いわゆるミュージカルとか歌舞伎のようなものですね。
だから何遍も同じ映画を見に行くっていうのは惜しかったし、日本はそれをニュープレイと組み合わせて、先に東方がうまくシフトしちゃったってことじゃないかっていうふうに個人的にはちょっと思い始めてます。
映画館ビジネスの未来
当然これはちょっと違うっていう声は当然あってしかるべきだと思うんですけども、でもやっぱりZ世代の声なんかを聞いていると、やっぱり面白いかどうかわからない映画は見に行けないって言うんですよね。
昔は見に行って面白い驚きを得るのが映画だったと思うんですけど、もう違うんですよね。面白いのがわかってる映画しか見に行かない。
だから完全に二極化していて、ジェン・ソーマンとか鬼滅のようにストーリーを知っていて楽しめることがわかっているもの、もしくは自分が1回見に行って面白かったものを見に行くか、
口コミでめちゃめちゃ話題になっているからどうもいいらしいっていうものしか映画化には見に行かないっていう。
それ以外だったら別に配信でいいじゃないっていう時代に実はなってて、それを日本の映画業界は東方を中心に先にいろんな試行錯誤の結果確立できたからこそのこの記録更新だとしたら、
実は日本のガラパゴス映画館ビジネスっていうのは世界に先駆けて変化できているとも言えるんじゃないかなとちょっと個人的に思ったりしてるんですけど、どうでしょう。
さすがに鬼滅と告報がない段階で、2026年の興行収入が2025年並みになるとは思わないですけれども、でもやっぱりこの配信が普及しても映画館ビジネスは強い。
もしくは配信がある中で映画館にはどういう人に来てもらうべきかっていうのを突き詰めると、実はこの日本のニュープレイ&体験、音楽を中心に映画館じゃないと味わえないものを味わうみたいなのは、
映画館で上映される映画がやっぱりもう全体的にそっちにシフトしていくってことなんじゃないかなとちょっと思ったりしております。
はい、ということでこちらのチャンネルでは、日本年ための明るい未来を応援すべく年ためのSNS活用や推し活の進化を感じるニュースを紹介していきたいなと思っております。
他にもこんな話してますよって方がおられましたら、ぜひコメントやDMで教えていただけると幸いです。
今日はありがとうございます。
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