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2025-06-13 18:24

「MUSIC AWARDS JAPAN」が抱える可能性と課題 #975

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NHK+で紅白など除く歴代最高記録。「MUSIC AWARDS JAPAN」が抱える可能性と課題(徳力基彦) - エキスパート - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/37253723745b7fcda9aab4d7a995cce271c72b69
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サマリー

「ミュージック・アワード・ジャパン」では、視聴数の記録更新やYouTubeのアーカイブ配信といった成功事例がある一方で、海外での反響不足や受賞シーンの動画未公開という課題が指摘されています。記事には、NHKプラスや国際音楽賞に関連する重要な情報が含まれています。このイベントが抱える課題に触れ、公式動画の配信方法や受賞式の記録の重要性が強調されています。また、アーティストのパフォーマンスの映像が適切に保存されないことで、国際基準に達していない現状についても言及されています。

ミュージック・アワード・ジャパンの成功と記録
はい、こんにちは、徳力です。今日はですね、個人的にもずっと注目しているミュージック・アワード・ジャパンですけれども、
ちょっとね、やっぱり、このままじゃダメージじゃないですかっていうところがちょっと気になって仕方がなかったので、ちょっと1回目なので大変だなと思ってるんですけど、ちょっと
来年に向けての希望ということで、ちょっと厳しめの記事をYahoo!ニュースに寄稿してみましたので、ご紹介したいと思います。
記事のタイトルは、「NHKプラスで紅白などを除く歴代最高記録。ミュージック・アワード・ジャパンが抱える可能性と課題。」っていうタイトルにしてみました。
タイトルだけ読むとポジティブなやつを前に書いてあるんですけど、一番書きたかったのは一番最後の課題のところなんですけどね。
今回、この記事を書くトリガーになっているのは、いいニュースですね。NHKの
ミュージック・アワードで生中継がされたんですけども、それの1週間見逃し視聴ができるNHKプラスの視聴数が
視聴端末数ですね。正式にはNHKプラスが公開しているデータは視聴ユニークブラウザ数っていう数なんですけど、
細かいところを言って、要は視聴数ですね。これがちょっとややこしいんですけど、「紅白・高須戦・タイガードラマ・連続テレビ小説・オリンピックを除く全番組で歴代最高記録した。」って。
タイトルだけ一瞬見るとね、紅白を超えて歴代最高記録に間違えちゃう人いるかもしれないですけど、
さすがにね、紅白とかタイガードラマにはどうも勝てていないみたいで、ただその紅白はね、もう何といっても日本で一番視聴率が高い番組ですし、
タイガードラマとか連続テレビ小説も当然見逃し視聴が多い、ファンが多いコンテンツなので、そういうのに比べ、そういうのを除いた単独の番組、
特に今回ミュージック・アワー・ジャパンは初めての企画ですから、そういう番組においては歴代最高の見逃し視聴数を記録したっていうのが今回の発表になります。
視聴率が今回、絶対視聴率が6.1%で個人視聴率が3.5%とかだったんで、民放のミュージック・ステーションとかの視聴率と同じぐらいの感じだったんですよね。
当然紅白とかの視聴率と比べると低いんじゃないかみたいな、結構ネガティブなメディアの報道もありましたけれども、
その分多分、こんなのあったんだ、知らなかったっていう人たちが後からNHKプラスで見逃しをしたんで、単独番組の最高記録になったっていう。
これはニーズがあるっていうことだし、マッチメイドが上がれば来年は多分リアルタイムの視聴率も上がるだろうということでいいことですね。
もう一ついい話は、YouTubeのアーカイブ動画の視聴数ですね。
特に藤井和さんのミステイクがすごいですよね。
今335万視聴とかこの記事書いたときにこう言ってましたけれども、これ本当に素晴らしいですからね。
僕も、この紅白の時のミステイクも良かったんですけど、
ちょっとこのミステイクはもうなんかこの、光合しい光の感じとか、ちょっと会場で僕も聞いたのもあって、すっかりこれでファンになってしまって。
あれからこれを何遍もリピートして聞いてるんですけれども、このカメラ目線の箇所も素晴らしかったですよね。
最初はライディンリブートが2日ぐらい前に公開されてるのかな。
で、あっという間に200万再生を超えて、さすがにこんだけすごいアーティストとコラボしたら、やっぱ断トツで伸びるよなと思っていたら、
実は藤井和さんのソロ歌唱がそれをあっさり抜くっていう、いろんな人がその理由みたいなのを分析してましたけれども、
ちょっと個人的にも今回はいろいろ思い入れがある出来事があったんで、このパフォーマンスは非常に印象に残ってるんで、
個人的にも永久保存版で、ぜひこの動画は消さずに残ることを祈ってますけれども。
海外の反響と課題
そういう意味で言うと、YouTubeのアーカイブ視聴もやっぱり可能性を感じる感じで、
YouTubeのチャンネル登録者数も実はミュージックアワードジャパンのアワード始まる前1.4万人とかだったんですよね。
大丈夫か、同時視聴数この登録数でってちょっと僕ビビってたんですけど、
今終わって14.6万まで来ましたんで、来年に向けてだんだんチャンネルのパワーが上がってきているところではあるんですよね。
ここまでは良いニュースなんですけれども、残念なのがやっぱり3週間近く待ってみたんですけど、
ほぼほぼ海外での反響が無風とまでは言わないんだけど、ほぼないんですよね。
ツルゼ研究室さんがSpotifyのデータをもとに海外の反響なんか分析されていて、
台湾、香港あたりにはちょっと一部、藤井川さんだったかな、とかの反響はちょっと見られたみたいですけど、
韓国とか何なら下がってるみたいな、やっぱり実は紅白ってYouTubeライブで配信してないのに、
紅白が終わった後、紅白で紹介された楽曲の一部が海外で優位に跳ね上がるらしいんですよね。
それぐらい世界的にも注目されてる番組って話だと思うんですけど、
今回ミュージック・アワー・ジャパンはほぼほぼ海外では話題になってないんではなかろうかっていう。
今回ね、アジアのアーティスト呼んだりもしましたけど、番組中にはほぼ言及しませんでしたし、
まあそういう扱いだとそうなるよねって話はありますよね。
でもミュージック・アワー・ジャパンは国際音楽賞で巡ってるんですよね。
これはやっぱり僕も始まる前に、ちゃんとそっち側の海外に響くかどうかが注目点だっていう記事を何度か書いていて、
その文脈でいうとちょっと今回はネガティブな結果になっちゃってるかなと。
NHKの中継と30分遅れですけど、同時にYouTubeライブでもやるっていうのは日本のテレビ番組、
テレビで放送される企画としても非常に画期的ですし、
それにちゃんと英語字幕も入れてたみたいなのは非常に意味があったと思うんですけど、
やっぱりYouTubeライブが速攻アーカイブなしで消されたのはちょっとやっぱりダメだと思うんですよね。
同時視聴者数11万とか16万とかでしたからね。
しかも多分ほとんど日本人だと思うんですよね。
あれ夕方日本の確か6時から10時とかだったと思いますけど、間に1時間休みが入って。
6時半か。その時間ってもうそのヨーロッパは昼だし、アメリカなんなら早朝から朝とかですからね。
そりゃ興味がある人でもなかなか見れませんよね。しかも平日だしみたいな。
そう考えると当然僕24時間ぐらいはアーカイブ残しておかなかったと思ってたんですけど、速攻消しちゃってたんですよね。
で、アーカイブは公開されると聞いてるんですけど、そのアーカイブが公開するのはレミノっていう、
アーティストとの契約と動画公開の問題
しかも6月中旬以降ってなってて、まだ落とさたないんですかね。
もう6月も中旬に入ろうとしてるんですけども。
ちょっと僕NTTグループ出身なのでレミノには厳しく言葉がなってしまいますが。
いやちょっとね、しかもレミノは実は海外から見れないんですよ。
だから今回海外の人たちが仮に興味があっても、
生でたまたま仕事とか時差の関係で見れなかったら、実は見る手段ないんですよね。
それ国際音楽賞って言いましたっけ?みたいな話だと思う。
それで、そこのために本来はYouTubeにアーカイブをガンガン上げましょうって話だと思うんですけど、
残念ながらYouTubeはパフォーマンス動画が6本上がっただけで終わっちゃったんですよね。
最初このライデンリブートがすぐ上がり、パフォーマンス動画がポンポンポンと上がって、
すごい今回はテレビ番組で流されたやつが公開分残るって革命だと思って僕も記事書いたんですけど、
実際藤川さんの動画も340万視聴まで今いってますから、
これはすごいことなんですけど、ここで止まっちゃったんですよね。
何が一番不満かっていうと受賞のシーンの動画がないんですよ。
普通って言っても何を普通とするかによるんですけど、
ファンからすると見たいのは受賞の発表から受賞後の挨拶までの喜びのシーンを見たいじゃないですか。
アワードの受賞のシーンって言ったら、発表された瞬間の歓喜の表情とか、
受賞してどういうふうに考えてるかとか。
当然、ミュージック・ジョパンアワーズも受賞式ですからそのシーンはあるんですけど、
それは結局NHKプラスじゃないと見れないから、海外の人はもう全然見れないっていう。
結局今違法動画が大量にYouTubeとか上がってて、違法動画で見るしかないっていう。
本当にこれでいいんだしたっけっていう。
なぜちょっとオフィシャルで上げないのか、ちょっとよくわからないんですよね。
メディア向けには配布されてたんで、
素材はあるからそれをYouTubeに上げれば終わるんですけど、
契約の関係なのかな。
ちょっとメディアに配布できるのをなぜ公式で上げられないのか、
ちょっと僕には論理がわかんないんですけど。
国際音楽賞ですから、それはもう事前に握っておくべきだと思うんですよね。
ちょっと今回、握りそびれたのか、レビューのアーカイブがあるからそれを待ってるのかも知れないんですけど、
もう1ヶ月経とうとしてますからね。
みんな興味なくなっちゃうよっていう、ちょっとめちゃめちゃもったいないと思うんですよね。
やっぱり想像されるのは、やっぱり今回初めてだったのもあって、
多分アーティスト側とか事務所側の常識のライン、
日本の従来の音楽の常識のラインと、
国際音楽賞のこういうなんでもかんでもYouTubeに上げるっていうのの、
多分、噛み合わせが今回まだ間に合ってないんじゃないかっていう気がしますね。
象徴的なのは、今回パフォーマンス動画が6つは上がったんですけど、
上がってない動画があるんですよね。
矢沢栄吉さんとか、ちゃんみなさんとか、Mrs.GreenAppleの動画とか。
僕はてっきり確認が遅いから、遅くて時間かかってんのかなとか、
なんかちょっと音声の調整とかしてんのかなと思ってたんですけども、
さすがに3週間経って上がってこないってことは、
多分事務所の方針で見送っているか、拒否されているかだと思われます。
ちょっと分からないですけど、これから出てくる可能性がゼロではないですけど、
多分オファーはアワードが始まる早ければ1年以上前からされてた話だと思って、
多分その段階でこのアーカイブが残るっていう契約ができてないんだと思うんですよね。
だからオファーは受けたけど、アーカイブ残すのは聞いてないからそれはダメですみたいな感じで、
一部のアーティストになっちゃってるんじゃないかなっていう。
でもそのアーティストもこういうふうに残って、自分たちが認めてないっていうのがセキュララになるとあんま思ってないと思うんで、
これあんまりお互いにとって良くないですよね。
あのアーティストはこういうの許可しないんだっていうイメージもなっちゃうんで、
やっぱりこれは初回だからしょうがないんですけど、
本来は多分パフォーマンスをするアーティストの動画は全部このミュージカルアジアパンのものとしてオアカイブ残しますよとか、
受賞式動画の重要性
その前提の人たちに出てもらうとかってするべきだと思うんですけど、
今回は多分初回だからそういう感じにならなかったんだろうなっていう。
受賞の動画もひょっとしたらそういう嫌がっている人がいるから一律にNGにしたとかっていう可能性がなくはないかなっていう、ちょっとわかんないです。
受賞式だから受賞の動画を上げずにどうするのか僕は思っちゃうんですけど、
ショート動画には一部上がってるんですよ。
てっきりせめてショート動画全部上げるのかなと思いきや、
ショート動画がめちゃめちゃどうしてこれだけしかみたいな感じの一部しか上がってないんですよね。
なんでなんだろうな。
21日の受賞式はダイジェストの動画がウェブメディアにも配布があったんで、
僕はちょっとそれを分割させていただいて見やすいように横のYouTubeでもアップしてみたんですけど、
2日目はね、テレビ中継もあった関係で素材は基本的にテレビ向けに配布されてたんで、ウェブメディアはオリコンさんとかも含めて上げられないんですよね。
なのでオンライン上に違法動画しかないっていう。
なんか本当に違法動画、それだったら違法動画をせめてブロックしてほしいなと思うんですけど、そこら辺がちょっとよくわかんないですね。
だから多分、僕の想像ですけれども、やっぱりちょっと中にいる事務局の方々とか関係各所とかレーベルとかアーティストとか微妙に多分その意識とか行き違いが起きて、
パフォーマンスの動画が上がったり上がらなかったり、受賞式の動画もなんか公式にすら上がってこないみたいなことが起きちゃうのかなっていう。
海外のアワードは、それこそ今太さんに教えていただいた話だと、アメリカミュージックアワードとかグラビー賞とかは、パフォーマンスの動画は公式にも上がる。
アワードが公式にも上がるし、なんなら今年はジョニファー・ロペスさんのパフォーマンスの動画とか、ジョニファー・ロペスさん自身のYouTubeアカウントにも上がってるんですよね。
だからアーティストにとってもメリットのある形で、この魂を込めたパフォーマンスの動画がアーティストのYouTubeにも公式のYouTubeにもちゃんと残るっていう。
ファンは好きな方でちゃんとこうやって見ればいいっていう。
これがやっぱり国際音楽賞を名乗るのであればこうじゃないと、やっぱり海外の人たちが検索したときに見つけられないんですよね。
結局だからミセス・クリーン・アップルスピーチとかフジカゼスピーチって検索しても、違法動画しか上がってこないっていう。
現実問題としてそういうアワードが本当に行われたかどうか、海外の人からするとなんかよくわかんない構想になっちゃうみたいな。
レコード大賞に比べればまだアワードの動画があり、公式のチャンネルがある分一歩前進ではあるんですけれども、
たぶんやっぱりまだこの一歩前進の距離っていうのが国際音楽賞と、やっぱりこの日本の音楽業界の間の距離がちょっと明らかになっちゃったのが今回だったのかなっていうのが、
現時点での印象です。ちょっとこれもすみません、僕も全部憶測で喋ってますんで。
国際基準に向けて
関係者にインタビューすればいいじゃないって話はあるんですけど、
関係者っていうのも、ミュージックアバーナルジャパン自体が5つの団体が合体して、作った事務局で、その事務局の中の人たちもいろんなレベルの偉い人とかが兼務兼務で入ってるんですよね。
たぶんアワードに向けてはみんなでギュッとやってガッと走って一気に行ったんだけど、やっぱりちょっとその後皆さん疲れてお休みになってんじゃないかなとかちょっといろいろ想像しちゃうんですよね。
ただ、別にこれからでもいいと思うんで、その受賞の動画とか、こうやってオープニングショーの動画が上がってることによって、やっぱり何遍もこうやって見返して、
今日も僕、別のイベントでこういうのありましたよっていうのを、インタロップっていうイベントで紹介してたんですけど、
ミュージックアバーナルジャパン見た人って手を挙げてもらったら1割ぐらいしかいなくて、ちょっとこれあったんですよって後で見てくださいって一生懸命啓発してたんですけど、
でも動画が残ってるからその話できるんですよね。レポート対象みたいにテレビ見逃したらもう見れないみたいなものだと、そうやって後から紹介することもできないんで、
これができるんだったら、たぶん事前にちゃんと言っとけば、そんなにアーティストの事務所も見ちゃいわないと思うんですよね。
現実問題としてレッドカーペットに出たアーティストの方々の動画はいっぱいウェブメディアに上がってるわけで、
私ですらね、スマホで撮らせていただいた動画をおそろおそろ大量にアップさせていただきましたけど、今のところどの事務所からもクレームのご連絡はいただいてないですから、
たぶんそこの、なんとなく従来だとこういうの嫌がるよねとか、こういうのは普通公開しないんじゃないのって言われたときに引いてしまって、
なんかそういう担当者レベルの従来のやり方の話なんじゃないかなと思ったりするんですよね。
今回、22日の受賞式の動画素材の配布もテレビ局限定で配布されてましたけど、あれもたぶんテレビ局が取り上げてもらおうと思ったらそういうふうにした方がいいっていうのはわかるんですけど、
でもじゃあもう1ヶ月経った段階だったら別にウェブメディアに配ってもいいんじゃないかとか、
たぶんそういうのを、たぶんこの方々とか受注を受けてる代理店も今までのやり方でついやっちゃってるから、
意外に今回の国際音楽賞を目指すっていう思いとかビジョンと現場の動きがうまくシンクロできてないんじゃないかっていうのを、
来年まで1年ありますから、今から調整してくれるといいなって、本当にこのオラエディーンのやつとか藤井和さんのパフォーマンスとか当日はいっぱい感動させていただきましたんで、
すいません、僕がこれをこんなところで言ったところで届くかどうかわからないんですが、
来年さらに素晴らしいのが見たいなと、来年は本当海外でも反響がありますよっていうのを記事にしたいなと思っておりますので、
来年の手前もね、これから藤井和さんとかそれこそ海外にツアー行く方がやっぱりそこで水川ジャパン受賞アーティストとかって紹介される可能性も全然ありますから、
その場合の時に検索してオフィシャルの受賞シーンがないとかっていうのはちょっともったいないんで、
何卒お願いしますって、はい、それをここで言って届くかどうかは別問題ですが、
はい、ということでこちらのチャンネルは日本のエンタメの明るい未来を応援すべく、エンタメのSNS活用や推し活動の進化を感じるニュースを紹介していきたいなと思っております。
他にもこんな話してます、知ってますよって方がおられましたらぜひコメントやDMで教えていただけると幸いです。
ありがとうございます。
18:24

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