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はい、こんにちは、徳力です。今日はですね、いよいよ全貌が明らかになってきました、「MUSIC AWARDS JAPAN」が、なかなか面白い選択をされているので、
ちょっとYahoo!ニュースに記事を書いてみました。Yahoo!ニュースのタイトルは、「日本版グラミー賞を目指すNEW BIG MUSIC AWARDS JAPANは、日本の音楽番組の常識を変えるか?」というタイトルをしてみました。
実際には、「MUSIC AWARDS JAPAN」はあくまで音楽賞なので、音楽番組ではないんですけど、ちょっと個人的にやっぱり比較対象として意識しちゃうのが、レコード大賞なんですよね。
記事のヘッダー画像には、レコード大賞2連覇のミセスの画像を使わせてもらいましたけども、当然ミセスも、MUSIC AWARDS JAPANという、何らかのノミネーターは当然されると思うんですけれども、
やっぱり日本の音楽業界の既存の仕組み対策、問題提起から始まった取り組みだと思うんですよね。
日本版グラミー賞という言い方が比較的、メディアの記事では中心になってますけれども、今回の発表で印象的だったのは、ちょうど年末の広告打合戦の時にNHKでもやるよみたいな予告が流れていたんで、これは既定路線だったと思うんですけど、
今回正式発表がされまして、NHKにて地道地上放送、YouTubeにて全世界配信がされるっていうのが発表されました。
細かいことはまだ開示されてないんですけど、5月21日、22日にロームシアター京都にて開催される受賞式のうち、22日の模様がNHKにて生中継され、2日間の受賞式の様子はグローバルストリーミングパートナーに向かえてYouTubeにて全世界配信されるって書いてあるので、
多分YouTubeがメイン、メインというかYouTubeに全部が出てて、22日の受賞式多分メインの発表なんでしょうね。そこがNHKでも生中継されるよっていうたてつけになったんじゃないかと思われる。
違ったらごめんなさいって話なんですけど、そうだったらいいなっていうのも含めてちょっと取り上げてみた感じですね。
これがもしそうだとすると、これはすごい画期的なことだと思うんですよね。通常、音楽ショーの発表ってテレビでやるとテレビ優先でその裏でYouTubeでやるとか多分ありえないと思うんですよ、日本だと。
これをYouTubeで2日間メインでやるところにさらにNHKさんも乗っかったっていうことなのがと思われます。
そもそもこのMusic Awards Japanがやるよっていう発表がされたタイミングだと、一部の新聞だったかな、まだ地上波放送も決まってないようだから盛り上がるかどうかわかんないみたいな記事があってちょっと僕はイライラしちゃったんですけど、
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今回NHKがやりますから大成功ですよね、運営が。これMusic Awards Japanというのはカルチャーアンドエンターテインメント産業振興会、CIPA、SEIPAって省略されるのかな、ちょっとわかんないですけど。
という振興会が主催してるんですけど、ここがすごいんですよね。日本レコード協会、日本音楽事業者協会、日本音楽制作者連盟、日本音楽出版社協会、コンサートプロポーザーズ協会っていう日本の音楽に関わる5つの協会が8年を超えて設立した団体だそうです。
僕ちょっとすみません、日本のレコード協会がレコード大使やってるのかと思ってたんですけど違うんですよね。今回これはよかったなと思うんですけど、スポンサー企業にトヨタ、アサヒビール、どこも木下グループとこの早々たる面々が初回にも関わらず並んでいるっていう。
しかもNHKが放送するし、グローバルストリームパートナーにYouTubeが並び、ジャスラックとかダムとかスポティファイとか、音楽業界に関わるところが早々たるところが並んでるんですよ、ずらっと。これは重み出たと思いますね。
本当に協会の営業をやってる人たちも素晴らしいなと思うんですけど、オールジャパンですね。これは経産省とか文化庁とかも支援団体に入ってるみたいで、文化庁長官はこれをやるよっていう発表をしたのが去年の10月らしいんですけど、この段階で文化庁長官は日本版グラミー賞どころかアジア版グラミー賞を目指すっていうのを明確に宣言してるんですよね。
グラミー賞がアメリカ版グラミー賞だとしたら、アジア版グラミー賞をこのミュージックジャパン、ミュージックアワーズジャパンが目指すのであると。それをやるからこそ多分NHKもYouTube全世界配信をされるんだけれども、地上波の生中継でも協力しますよってことになったんじゃないかなっていう。
これがやっぱり日本の世界に対して多分日本の最大の音楽祭とか音楽賞って何ですかって言われたら当然紅白歌合戦とレコード大賞ってことになると思うんですけど、日本の音楽番組って世界からはっきり言って存在がほとんど見えないんですよね。
NHK紅白歌合戦は2020年からYouTubeダイジェスト動画をアップするようになってくれたんで、まだ見ることが可能になりましたけど、これすらやっぱり2週間とかですかね、今年に限っては1週間ちょっとで消されちゃったんで、多分NHKプラスの配信タイミングと同じってことだと思うんですけど、そうすると1年365日のほとんどは紅白歌合戦見れないんですよね。
だから海外の人が紅白歌合戦を知っても違法動画しか見れない。
一部ね、前一部アーティストの動画フルで上がってたと思うんですけど、なんかNHKミュージック検索者もなくなっちゃってるんで、あれもだから期間限定だったのかもしれないですね。
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それこそニュージーンズといわすびがコラボでやったんだよみたいな動画も残念ながら世界の人はほとんど知ることができないっていう。
日本レコード大賞に至ってはTBSと一緒にやってる関係もあって、TBSが告知動画を上げてるんですけど、もうねパフォーマンスの動画も受賞の動画も一切ないんですよね。
多分ないですよね。ちょっといろいろ検索しなきゃ見つけられなくて。
誰が受賞したかすら、テキストの記事はあるんですけど、その受賞シーンとかないんですよね、日本の音楽番組って。
これはもう完全に世界のトレンドと今真逆になってまして、世界は当然YouTubeでいろんなものが見れるようになってます。
グラミー賞はYouTubeライブもやってますよね。
当日のレッドカーペットの様子とかもアーカイブで残ってますけど、多分ライブ中間のやつアーカイブはないけど、受賞シーンとかの動画はほとんど上がってます。
多分全部上がってるんじゃないかな。その事前のレッドカーペットの様子とか、その後のインタビューとかみたいなのが上がってるんで、
誰が受賞しましたかって言われたら、僕もこうやって記事にテイラーする人の動画とかをエンベッドすることができるんですよね。
これは将軍の受賞もそうでしたけれども、海外は世界が対象なんで、できるだけ地上波で放送していても、何かしらYouTubeでアーカイブなりダイジェストが見れるようになっている。
日本はダイジェストすらないですからね。何があったかも、誰が受賞したかも一切わかんない。
ミセスが2年連続受賞っていうのはテキストの記事しかないみたいな感じになったんですよね。
しかもグラミー賞の面白いのは、これは今本さんに教えてもらったんですけど、
例えばビリー・アイリッシュとかは当日のグラミー賞でのパフォーマンスの動画を自分のYouTubeチャンネルにアップされたんですよね。
これ確かスーパーボールのパフォーマンスかなんかの動画も自分のチャンネルに上がってるんだと。
アメリカでは多分テレビ番組とかで放映されるようなシーンでのパフォーマンスもあくまでアーティストのものっていう位置づけで、
アーティストが希望すればこうやってアーティスト側のYouTubeチャンネルに上がることがだんだん増えてきている印象があります。
これはビリー・アイリッシュとか超有名アーティストだからこそ許される特権なのかもしれないですけど、
でもだんだんこういう感じになってきますね。
日本でもヨネズさんのアサドラの主題歌の動画がヨネズさんのYouTubeチャンネルにアップされたり、
NHKもちょっとそういう同じようなチャレンジをし始めてるみたいですけど、
このトレンドは当然アメリカだけではなくて、
韓国なんかも昔からその音楽番組のパフォーマンス動画がYouTubeに上がってるので有名ですけども、
当然ママアワー、アワードのパフォーマンス動画なんかも基本的にYouTubeに全部アップされてますね。
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なのでアーティストのファンは誰が受賞したとかっていうのもYouTubeの動画経由で喜べるし、
そのパフォーマンスも見ることができる。
今回のMusic Awards Japanはアジア版グラミー賞、日本版グラミー賞というのであれば当然それを目指してるんだと思うんですよね。
実はNHK自身もそういう挑戦を今されてるところだと認識してます。
象徴的なのはタイニーデスクコンサーツの日本版をNHKがやってるんですけど、
それのパフォーマンス動画は実はアーカイブがNHKワールドジャパンのYouTubeのウェブサイトにも上がってるんですよね。
今回藤井和さんのNHKスペシャルの英語版もNHKワールドの公式サイトにもYouTubeにも上がってます。
これ1年限定みたいですけども。
やっぱりNHKも明らかにこの日本の音楽を世界に広げるためにNHKが何をできるかっていうのをやり出していて、
だからこそ今回多分Music Awards JapanもYouTubeでフルで流すにも関わらずNHKも生中継に協力するっていう判断をされたんだと思うんですよね。
これは大きいと思います。
もちろん今年はグラミー賞のウェブサイトで1年25年の予測の中でJ-POPのブームが筆頭に2015年の音楽トレンド予測に挙げられてましたから、
この流れでこのMusic Awards Japanが5月に開催されるのはこれは追い風になると思うんですよね。
なってほしい、なるに違いないっていう意味で記事を書かせてもらいましたけども。
この記事には書き切れなかったんですけど、Music Awards Japanは3月に楽曲が自動的にエントリーされて、
4月のみに作品が選出されて、5月に受賞式が実施されてスケジュールなんですけど、
一般投票もあればカラオケのポイントとか、いっぱい投票はSpotifyだったかな。
いろいろファンが貢献することができる仕組みになったんですね。
部門が60個ぐらいあるんだったかな。
それによっていろんな音楽がいろんな形で表彰されて、
それも多分YouTubeで世界から見れる感じになるはずなんで、
それをまたファンの人たちが拡散することによって世界のファンを増やすことに貢献することができるような仕組みになると思われるんで、
これは本当に2025年はJ-POPが世界でブームになった年というふうに年末で記事を書きたいなと思っているんですけど、
それの非常に重要な役割をミュージック・パワーズ・ジャパンが担うんじゃないかなというのを期待を込めて記事を書いてみました。
実際の投票が始まるとさらに盛り上がることを期待したいなと思っているので、
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追っていろいろ記事を書いて応援したいなと思っております。
はい、こちらのチャンネルでは日本のエンタメの海外展開を密かに応援したいなと思っていますので、
エンタメの海外の展開やお仕事の進化なんかを紹介していきたいなと思っています。
他にもこんな話してますよという方がおられましたら、ぜひコメントやDMで教えていただけると幸いです。
おめでとうございます。