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2025-03-16 13:18

MUSIC AWARDS JAPANは日本の音楽賞の位置づけを変える #901

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「MUSIC AWARDS JAPAN」のリスナー参加企画は、日本の音楽賞の位置づけを変える(徳力基彦) - エキスパート - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/fb4b1484e3b82bfff6c039a0abeda84c3b93f521
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サマリー

MUSIC AWARDS JAPANは、日本版グラミー賞と呼ばれる新たな音楽賞であり、5000人の音楽関係者による投票で受賞作品が決定される試みを紹介しています。このアワードは、国内外の楽曲やアーティストを評価し、アジアにおける音楽賞の位置づけを変えることを目指しています。MUSIC AWARDS JAPANは、日本の音楽賞のあり方を変え、ファン参加型のアワードとして盛り上がりを見せています。特に、海外のファンやアーティストを巻き込んでアジア版グラミー賞を目指す姿勢が印象的です。

MUSIC AWARDS JAPANの発表
こんにちは、徳力です。
今日はですね、日本版グラミー賞という肩書きもついているMUSIC AWARDS JAPANが、いよいよエントリー作品が発表されまして、ちょっと発表会にもお邪魔してきましたので、
Yahoo!ニュースの記事を書いてみたので、ちょっとご紹介したいと思います。
Yahoo!ニュースの記事のタイトルは、ミュージック・アワーズ・ジャパンのリスナー参加企画は日本の音楽賞の位置づけを変えるっていう、ちょっと私の記事には珍しく断定を表現してみましたけど、
ミュージック・アワーズ・ジャパン、いよいよね、ようやくYouTubeチャンネルも開設されまして、オフィシャル動画もアップされ始めてますけれども、
音楽人5000人が選ぶ国際音楽賞ということで、これは本当ちょっと個人的にめちゃめちゃ注目してるんですよね。
ミュージック・アワーズ・ジャパンってちょっと長いんですよね。記事書くときとか、SNSの文字数とかちょっと不利なんで、グラミー的なちょっと短い単語。
MAJなのかな?省略単語って日本だとなかなかあれですけど、主要6部門があり、62部門の表彰部門があるっていう、すごいいろんなカテゴリーがありますし、
それこそ今回のライブの集客人数とか、多分ありとあらゆるいろんな数値をもとにその日本の音楽を評価する。
しかもSpotifyとかYouTubeとかグローバルプラットフォームもコミットしてくれていて、かなり大規模になるんですよね。
今回エントリー作品が発表されて、4月にノミネーション作品が発表され、5月に受賞作品が発表されるっていう流れになるんですけれども、
エントリー作品3000作品ありますからね。従来であれば多分エントリー作品から発表するって結構珍しいですよね。
グラミー賞とかでもノミネート作品が発表されて、ノミネートの中から最優秀が受賞式で発表されますよっていうのは一般的な流れだと思いますけど、
今回はあえてその3月からエントリー作品から発表するっていうのが個人的にもすごい日本の音楽賞としては非常に新しい挑戦だなと思ってますし、
受賞式当日はNHKも中継するしYouTubeでも全世界配信、スポンサーにはトヨタを筆頭に日本の大手企業も並んでいて、
音楽業界関係者がみんな参加しているっていう、なかなかすごいアワードになりそうなんですけれども、
今回エントリー作品が発表されまして、エントリー作品もね、それこそ楽曲とかも数百楽曲とかあるんで、
発表会場でもあまりの数の多さにしても、後ろの方の人はほとんど見えてないんじゃないかなみたいな感じのあれですけど、
あれもそうそうたる感じですね。ファンの方からすると名前が並んでいるだけでも嬉しかったりとか、楽曲のこのジャケットを見れば、
うちの推しの曲があるみたいなのがやっぱりわかるみたいなのがさすがだなとかしみじみするなみたいな感じで見てましたけれども、
新たな試みと投票プロセス
今回はエントリー作品が発表されて、これを5000人の音楽関係者がこれから投票して、のみで作品が1ヶ月かけて選ばれていくっていう感じですね。
特に今回のミュージックアワーズジャパンで印象的だったのが、主要部門が6部門あるんですけど、そのうちの4部門は楽曲賞とかアルバム賞とかアーティスト賞とか国内での活躍している人たちを表彰するものなんですけど、
もう2部門はあって、主要6部門の中でですね、それがそのトップグローバルヒットフロムジャパンという日本の楽曲などの海外でヒットしている楽曲を賞賞するものと、最優秀アジア楽曲賞ですね、各アジアの国におけるトップアーティストを表彰するものと、
これがちゃんとミュージックアワーズジャパンの主要6部門の中に入っているっていう。例えば韓国で言うとエスパとかプレイブとかが並んでいるみたいな。やっぱりアジアのアーティストとか僕も全然知らない人ばっかりですけど、こういう賞を入れることによって実は各国でもこのミュージックアワーズジャパンが話題になることを狙っているっていう。
国際音楽賞と銘打ってますかね。日本版グラミ賞って言われ方が多いですけど、実は文化庁長官の鳩倉さんからすると、これはアジア版グラミ賞を目指すんだと。
グラミ賞は世界の中心の音楽賞かもしれないけど、ミュージックアワーズジャパンは少なくともアジアにおけるグラミ賞的な位置づけを狙うんだっていうのをおっしゃってるんで、そこがすごい面白いと思ったんですよね。
で、今回個人的に注目したのは、こうやってその5000人の音楽人が投票、エントリー作品から発表されて、ノミネート受賞式に向けて盛り上がっていくっていうのは、これはこれで多分今までの日本の音楽賞からしたらありえないぐらい珍しい形だと思うんですけど、
エントリーのされ方も基本的にいろんなチャートのポイントからエントリーされてるんで、かなり透明性が高い仕組みになっていて、今までの日本の音楽賞、どっちかって言っても審査員の人たちが結果を選んだものが発表されるのに比べるとかなり民主的になってるイメージなんですけど、今回さらに面白いのは、62部門の中に4部門も我々一般リスナーが参加できる企画があるんですよね。
最初2部門の予定だったのが、その後スポンサーが増えて4部門になった感じですね。競争賞、競争カテゴリーだったかな。
もともと予定されていなかったのが、ベストオブリスナーズチョイスの国内楽曲、海外楽曲で、これがパワードバイスポティファイですね。それに加えてカラオケ特別賞ということで、カラオケオブザイヤー、パワードバイダム&ジョイサウンド。
さらにリクエスト特別賞ということで、推し活リクエストアーティストオブザイヤー、パワードバイ優先。
これもうエントリー作品に対しての投票が始まってるんですよね。何なら発表会の前からフライングでスポティファイの投票が始まってて、何の説明もなく投票がスタートしている。
でもその分ファンは目立たず見つけて早速投票行為が始まってましたけども、スポティファイの投票はスポティファイのアプリの中で投票する。
スポティファイの有料版があると3ポイントって、スポティファイの有料加入者を増やすためのプロモーションも組み合わさっている作品になりますけど、
当然カラオケ特別賞もダムとかジョイサウンドのカラオケにお金払って参加しないと参加できないし、優先さんのやつは無償で参加できるんですけど優先にリクエストを行うという行為をするので、
去年は企業のプロモーションもありつつの部門ではちょっとバイアスは入ると思うんですけど、でもこうやって参加型になっているのは素晴らしいことだと思いますし、
アジア版グラミー賞の展望
何といっても自分たちのユーザーも獲得できるから各企業が全力で告知とか盛り上げをやってくれているのが実は結構大きいと思うんですよね。
当然企業はプロモーション費用と考えればガンガン宣伝してくれますのでSpotifyが押してくれれば、何といっても海外のユーザーがこのMusic Awards Japanを築く機会が増える可能性があるので、
これは良いパートナーだと思いますね。今回面白かったのは優先さんは実はこのエントリーアーティストを選ぶ過程も、
星勝リクエストアーティストオブザイヤーなんでリクエストを、エントリーアーティスト自体もリクエストの実施を呼びかけてそこからご自由に選んでですね。
なので優先さんの仕組みで投票すると、星勝リクエストした後に自分が誰に投票したかをSNSに投稿する機能があって、
その投稿がMusic Awards Japanのハッシュタグを完全に占拠してたんですよね。
毎日のように1万投稿以上されているっていう、まだエントリー作品発表されてないのに。
応援合戦ですよね。これに今回Spotifyさんも投票の後にSNSシェアする機能が入ってるんで早速いっぱい投票した後のSNS投稿がされてますけれども、
これはもう間違いなく盛り上がっていくと思いますね。
もうすでに優先さんの星勝リクエストのやつは結構順位が発表されてたのかな。
なんでもうあとちょっととか、1位譲らないように頑張ろうみたいな声が結構SNSでもされてたんで。
これやっぱ日本の音楽賞でエントリー段階から盛り上がるってありえなかったと思うんですよね。
当然やり方に対して賛否はいろいろあると思いますけど、でもこれは本当に今時だと思います。
海外のアワードってやっぱ増えてるんですよね。こういうMTBとかもあったと思いますけど。
何だって言っても韓国の音楽賞なんかはもう本当に一般のユーザーが何ならお金を払うと投票券買えるみたいなのもあって、
ちょっとここら辺は賛否が置かれるところだと思いますけど、
そうすることによって実はリスナーにとって音楽賞っていうのが他人事ではなく自分事になるっていう。
それこそオーディションも国民プロデューサーが選ぶみたいなのがやっぱり韓国のオーディション番組が人気が出た理由でもありますから、
そういうプロセスエコノミー的なファンも巻き込んでやるっていうのが、
今回ミュージックアワードジャパンという日本の音楽団体5つが連合して始めたアワードでも組み込まれているっていうのはすごい印象的だと思いますね。
検索すると結構ね海外のファンが投票呼びかけあったんですよね。多分アジアのファンとかだと思うんですけど。
多分スポーティファイとかユーセンさんも海外からのリクエストを多分ブロックしてないんですと思うんですよね。
よくこういうのやると日本人しか投票しちゃダメにしようって国構造でブロックしたりするんですけど、多分してなくて、当然アジア版グラミー賞を目指してますからね。
そのブロックしちゃダメだと。海外のアーティストの投票もありますからね。
こうやってその海外のファン団を注目してくれると本当にそのアジア版グラミー賞という感じになりますし、
なんといってもこの3月4月5月の過程を楽しむアワードになるっていうのは非常に重要だと思いますね。
やっぱり音楽のお祭りとして。
これはね音楽賞っていうものが今までの閉鎖されたクローズダウン審査員によって選ばれたものが発表されて、
海外向けプロモーション
選ばれたファンの人たちは喜ぶけどそれ以外の人には関係なかったっていうのが、
この状態だと本当に大量に楽曲が並んでるんですけど、
そのファンの人、ここに選ばれただけでも当然嬉しいですし、やっぱりそれを応援しようっていうので、
アーティストとかね、レーベル側も投票を呼びかけたりしてますから。
これはねいいお祭りだと思いますね。
日本で音楽のお祭りっていうと、紅白多合戦とレコード大賞ぐらいのイメージがありましたけれども、
他にもねテレビ局の音楽番組とかもありますけど、
放送日のみっていう風になりがちだったのが、みんなで盛り上げていく。
しかもなんなら今回Magic Hours Japanは海外向けのショーケースなんですね。
祭り25、これに出演する新しい学校のリーダーズが発表会にも来て盛り上げをされてましたけれども、
これ3月16日ですかね、もうこの週末にはロサンゼルスでパフォーマンスをして、
アメリカにこのMAJ Magic Hours Japanのお披露目とかをしたりすると思うんで、
その線で盛り上げながら、5月の発表された受賞者のアーティストやっぱり世界が注目してくれるように盛り上げようとしているっていうのは、
これはねいいことだと思いますね。
ちょっと僕も発表会に参加させていただいて、ちょっと楽しみだなっていう。
本当は部門がめちゃめちゃあるんで、司会の人たちの部門の読み上げとかがすごい大変そうでしたけれども、
ちょっと発表イベントも楽しみですよね。
これが本当、日本で盛り上げるのは当然のこと、海外も巻き込んで盛り上がるかどうかが注目点ですけど、
まだ本当ね、5月の発表イベントに向けて2ヶ月もありますからね、始まったばっかりですんでちょっと注目したいなと思っております。
ということで、こちらのチャンネルでは日本のエンタメの明るい未来を応援するべく、
エンタメのSNS活用や推し活動の進化を感じるニュースを紹介していきたいなと思っております。
他にもこんな話してますよとかがありましたら、ぜひコメントやDMで教えていただけると幸いです。
今日はありがとうございます。
13:18

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