カウコンのNetflix独占配信
はい、こんにちは、徳力です。
今日はですね、スタートエンターテインメントが3年ぶりに実施するカウントダウンコンサート、カウコンですけれども、
アーカイブのライブ動画が、Netflixに世界独身配信されるというのが話題になったので、
ちょっとYahoo!ニュースにまとめてみたのをご紹介したいと思います。
記事のタイトルは、「なぜカウコンはNetflix独占配信を選んだのか?着実に進むスタート者のデジタルシフト」というタイトルにしてみました。
これ、僕正直、富士テレビさんがやるんじゃないかなと思ってたんですよね。
やっぱりカウコンって98年とかからやってるんですよね、これ。
20年以上、98年から東京ドームで毎年のように開催。
もともとはどっかのグループのチャリティーコンサートとして始まって、最初の頃はチャリティーとしてやってたみたいですけど、
平成ジャンプだったかな、すみません。忘れちゃいましたけど。
それが富士テレビで放送されるようになって、実は1年だけ2014年かな、
1回権利利用が盛り合わず中継が行われなかった年があるんですけども、
コロナ禍も2020年は東京ドームではなく都内各所から中継という形でやる形で、
実は毎年ずっと富士テレビと2人3脚でやってきた番組なんですよね。
これが有料での生配信になりますよっていうのが11日に発表されて、
今年はやっぱり中継ないんだっていう。
それを僕も1回紹介したファンの方から、やっぱりここは新しいファンに知ってもらう機会なんで、
中継がないのは残念ですみたいなコメントもいただいてたんですけど、
13日になってNetflixが1月7日から世界独占配信しますよっていうのが発表されたっていう。
デジタルシフトの背景
これは結構やっぱり今年は本当テレビ局から配信シフトがいろんなところで起きましたけど、
その一つとしてやっぱり象徴的ですよね。
今までカウントダウンコンサートは基本的に富士テレビがやるっていうのがずっと続いていて、
2023年に生課外問題を受けて中止になり、
去年はやろうと思えばできたのかもしれないんですけど、スタートエンターテインメントとしては開催を見送って、
今年はもう31日にドームの予定が空いているのをファンの方がちゃんとチェックされていて、
多分やるだろうということになってたんですけど、
僕は富士テレビで中継するのかなと思ってたらしなかったっていう。
結構発表のタイミングが面白くて、
11月22日に実はもうその年末、
富士テレビはもう新しい鍵をやりますよって発表してたんですけれども、
12月8日ですかね、日曜日7日かな、
新しい地図の放送番組中に、
今年は新しい鍵が年またぎやりますよって発表して、
同じ日にスタートエンターテインメント側もカゴコンは独自有料配信でやりますよっていう、
独自カゴコンやりますよっていう、でも中継はないですよって発表するっていう。
これはなんとなくちょっとお互い気使ってたのかなと勝手に思うんですけど、
面白いのが今回の富士テレビの新しい鍵の番組って2番組構造なんですよね。
日本一楽しいダンス決定戦っていうのが7時から10時まで、
年またぎスペシャルが10時から24時45分っていう、
10時から22時から24時45分っていうのは、
これは明らかにカゴコンを入れる準備してましたよねっていうふうに僕には見えますね。
ちょっとわかんないですけどね。
ファンとのコミュニケーション
普通新しい鍵でこんだけ長尺やるんだったら、
たぶん一個の番組として枠を押さえてそうなもんですけど、
たぶんいろいろあって、
中継を富士がやらないことになったんで、
年またぎをやったんじゃないかなって見える感じです。
わかんないですけどね。
普通2つ目は開けないと思うんですよね。
たぶん何かが折り合わなかったのかわかんないですけども、
そういうことなのかなって勝手に思ってます。
結果的にNetflixが選ばれたってことなのかなっていう。
本来は別に富士テレビで中継してからNetflix公開っていうのもあっていいと思うんですけど、
今のところ地上波はそういう組み方しないですから、
何かあったのかなって。
じゃあNetflix独占配信が今回スタートエンターテイメントって初めてかっていうと違うんですよね。
これはもうWeAre、スタートエンターテイメントが立ち上がって最初に行ったドームライブ、
グループ報道のドームライブがまさにこのNetflix独占配信との組み合わせ。
もともとスタートエンターテイメントの自前の有料配信と
ドームのリアルチケットっていう組み合わせ。
大阪だけ有料の生配信がありましたけども、
それをNetflixがその後、アーカイブを配信するっていう。
だから全く同じたてつけなんですよね。
なのでここで実験しておいたから、スタートエンターテイメント側もその手応えがあったんで、
今回フジテレビの中継を見送ってもいいと判断したということなのかなと思います。
ファンの方からするとやっぱり嬉しいのは、これダイジェストドキュメンタリーがあるんですよね。
ウィアはもう2時間ぐらいのドキュメンタリーが公開された。
結構裏側のシーンとか面白いシーンが満載でしたけども、
今回も1月末だったかな、メイキング映像を公開するっていうのが発表されてるんで、
ファンからするとそっち側も見れるっていう。
今までフジテレビの長尺の裏側はなかったと思うので、
これがいつでもNetflixで見れるっていうのはいいことだと思いますね。
やっぱりタイトルにも言いましたが、スタートエンターテインメントが
明らかにこういう配信側のシフトを挑戦し始めてるんだなっていうのは、
今回のカウコンというテレビの地上波の番組っていうイメージが強かったものが
この配信になったっていうのは結構大きいと思うんですよね。
当然視聴者数で言うと、フジでやった方がいいに決まってるんですよ。
世帯視聴率10%とかを超えてたんで、
今はもう世帯視聴率10%これ大変ですからね。
Wearのライブ動画はNetflixのエンゲージメントレポートのデータを見てたから、
最初の半年で110万。
翌年の上半期、今年の上半期で40万とかだったんですよね。
だから累計150万人視聴。
これはこれでも多いんですけど、
世帯視聴率10%って考えると多分1,000万、2,000万人に見られてるわけで、
新しいファンに見てもらうっていう意味ではテレビの中継を取った方が
広がりは、数字としての広がりはあるんですよね。
でも多分スタートエンターテインメントとしては
実はそっちの視聴率的な広がりよりも
深さを重視し始めてるのかなっていうのが
もう一つ年末に行われるスノーマンの
ライブ中継が今年もあるっていうニュースで
ちょっと個人的に感じてるところですね。
今回スノーマンは当然NHK側から紅白出てくださいっていう熱烈なラブコールがあったはずで
視聴率考えたら紅白とか30%とかですからね。
大勢に見てもらうっていう意味ではそっちの方が
その瞬間大勢には見てもらえるんですけど
スノーマンとしては今年もファンとのライブを撮ったってことだと思うんですよね。
これ120万人とか、日本のYouTubeライブで言うと
もうトップクラスに多い数字をスノーマン叩き出してるんですけど
これも当然視聴率30%だったらもっと数千万人が見るわけですから
大勢に知ってもらおうと思ったら当然紅白の方がいいんですよね。
でも紅白は1曲しかやらないし
大勢には見てもらえるけれども
ファンとのコミュニケーションとしては浅く広くなっちゃうので
スノーマンは多分この自分たちのファンと
Netflix独占配信の狙い
みっちり数時間やれるこのYouTubeライブを撮ったっていうことなのかなっていう。
ファンも実はYouTubeライブを歓迎してるファンの方が多いっていう印象がすごい強かったですから
今回のNetflix配信もそういうことなのかなっていう気がちょっとしますね。
実はNetflix側には例えばスノーマンも
スタジアムライブツアーの動画もNetflixに上がってますし
ライドンタイムっていうその
旧ジャニーズ時代からのドキュメンタリー番組も今Netflixに上がってるんですよね。
だからそのWeAreとかこのカウンコンの動画自体はそんなに大勢が見ないかもしれないけども
そこからまたその関連動画に行ってくれると
深くそのグループのファンになってくれる可能性が
実はフジテレビでこの一瞬間的に見てもらうよりも
そこからファンになってもらって
いわゆる沼にはまってもらう方が
ファンとの密なコミュニケーションもできるし
新しいファンが生まれやすいんじゃないかっていうのが
Netflixっていう意味ではあるのかなっていう気もしますね
いわゆるこう視聴率的な大勢にっていうよりも深さを取った
当然あの生中継時代は自社のチケット販売でオンラインをやるんで
事務所側に収入がね
この配信ドームのキャパ以上に大勢の人にチケット買ってもらえるっていう意味では
その収入が大きいっていうのもあると思うんですけど
それ以上にやっぱり新規のファンを増やす上でも
広く挟むよりも深くを取っているのかなっていう
スタートエンターテインメントの取り組み
もう一つ大きいのがやっぱり世界ですね
世界独占配信ってわざわざNetflixで歌ってますけど
当然フジテレビで放送されても日本人しか見れないですから
Netflixは海外の人が見てくれる可能性があるわけで
今年は本当にTravis Japanもワールドツアー2回目行きましたけれども
タイプロも話題になりましたし
マスノーマンも韓国の音楽番組出たりとか
サマソニー対バンコク出たりとかってありましたけど
明らかにスタートエンターテインメントになってから
デジタルシフトをするっていうのと海外を重視するっていうのも
これ設立時のウェブサイトに3つやることの2つに入ってるんですよね
実はこのNetflix独占配信ってデジタルシフトもできるし
海外のファンへのリーチも増やせるっていう意味で
結構重視してるんだと思うんですよね
スタートエンターテインメント側は
今年はなんといってもタイプロが非常に話題になりましたけど
実はタイムレスのこのタイプロ第2弾というか
後日弾的なドキュメンタリーも来年年明けに公開されることが決まってますから
これと多分ガオコンのライブ動画絶対相乗効果あるはずで
これによって海外でのこのNetflixの動画の存在感を増していくっていうのも
多分狙いとしてあるんじゃないかなっていう
しかもスタートエンターテインメントのすごいのは
Netflixと侵入しようとはしてないんですよね
ディズニープラスでその旅するスノーマンとか
Travis Japanの旅番組が企画されますし
フライムビデオでもTravis Japanのドキュメンタリーだったかな
あとスノーマンのラウールさんのドキュメンタリーとか
実はこの従来テレビ局の各チャンネルを横断して
自分たちの所属アーティストが出演していたように
配信サービスをある意味手玉を取って横断でグループが出ているっていう
ちゃんとリスクヘッジを自社サービス
自社の中継と各配信を先に使うっていう
結構かなりこだわったプラットフォームの組み合わせ方をしてると思うんですよね
YouTubeも使うしNetflixも使うし自前のプラットフォームも強化するっていう
これはやっぱりその流れで多分今回のカウコンも
Netflix独占
スタートエンターテインメントQジャニーズといえばもうね地上波の顔であって
昔は雑誌の表紙すら黒塗りするぐらい
インターネットと距離を取っている事務所でしたけれども
その事務所が実はこういう配信サービス活用に関しては
結構日本の事務所の中でもリーダーシップを取ってやってる感じになっているっていうのは非常に大きいなと思いますね
一方でこの記事書いたらサブスクはまだ解禁されてないっていう指摘もされてたんで
その辺が確かにまだされてないグループもあるんです
その辺がちょっとこうねまだ重心が腰入りビジネスかかってるかなって見えるところもあるんですけど
映像に関してはかなり日本の音楽事務所の中でも最先端じゃないですかね
Netflixもディズニープラスもプライムビデオもある意味またにかけて活躍してる感じですからね
今年は本当にその映画にしてもこういうエンタメに関してもやっぱりこの
日本は本当にテレビがコンテンツをエンタメの中心でしたけど
そこをこういうね芸能事務所のトップのところが配信の方に移っていくっていうのは
かなり象徴的な年になったなと思ってますけれども
こういう種まきが来年どういうふうに芽吹いてくるのか
ちょっと楽しみにしたいなと思っているのでご紹介です
ということでこちらのチャンネルでは日本でのエンタメの明るい未来を
SNSでのエンタメのSNS活用やお仕事の進化を感じるニュースを紹介していきたいなと思っております
他にもこんな話してますよって方がおられましたら
ぜひコメントやDMで教えていただけると幸いです
では、ありがとうございます