韓国と日本のテレビ局の現状
はい、こんにちは、徳力です。今日はですね、先日ちょっとインタービーさんでテレビ局のSBOD活用の行方というセッションをさせていただいたんですけど、
その流れでね、まさかのこのネットリックスがワーナーブラザーズを買収するかもっていう、パラマウトと今競ってますけれども、
っていう、もうやっぱりアリウッド側も業界激変が起きようとしていて、日本はどう考えるべきなのかってちょっとね、参考になることが韓国で起こっているって話を
セッションでも教えていただいたので、まとめてみたのでご紹介したいと思います。 昨日のタイトルは、日本のテレビ局やコンテンツ企業も韓国の現状から学んで、今後のビジネスモデルや提携先を真剣に考えるタイミングに来ている模様っていう
長いタイトルにさせていただきました。 これちょうどITメディアに関連記事が出てたんですけれども、
韓国ドラマ共感動くディズニープラス、提携先使用に効くコンテンツ産業の構造的課題ということで、タイトルはディズニープラスなんですけど、これインタビュー先はCGエンターテイメント参加の
TVINGっていう配信サービスなんですよね。
韓国の2位の配信サービスであるとか、ここのコンテンツをディズニープラス経由で日本向けに韓国のドラマコンテンツを提供するよっていうニュースが出てるんですけども、このインタビューの簡易限定エリアになるんですが、
無料会員なんだよと登録すれば読めますけども、そこでやっぱり印象的だったのが、このTVINGのちょいCEOはですね、韓国の多くのクリエイターが海外進出するための窓口は今やネットフリックス一択になってしまっているまで言い切ってるんですよね。
韓国においては動画配信サービスのネットフリックスの回数が1200万近いんだそうです。 で今このTVINGがサインを買収して1000万超えを目指してるんだったかな。
今は結構差があるらしいんですよね。ネットフリックスの影響力がめちゃめちゃ大きいんだと。1200万会員というとそんなに多く感じないかもしれないですけど、韓国確か人口3000万ぐらいですよね。
日本1億1000万ですか、このぐらいでネットフリックス会員ようやく1000万、去年超えたっていうタイミングですけど、人口3分の1で1200万になって、今の日本のネットフリックスよりはるかに影響力高いんですよね。
韓国の映画業界の危機
実はそれがいろんなところに悪い影響を起こしてしまっているらしく、象徴的なのがちょっとこれ韓国の記事の直訳なんで読みづらい記事なんですけど、韓国の映画業界が結構Xでもバズってたんですけど、
今崩壊するんじゃないかっていう状況を直面してるんですよね。Xでもバズってた投稿は、2026年の韓国映画の公開作品の予定が今、もう撮影されてるものが今ほとんどないんだよな。
数本公開年始に公開される予定でそれ以外が決まってないみたいなことになっちゃってるらしいんですよね。これはネットフリックス上げの問題じゃないんですけど、
韓国はこの中で映画のチケットの値段を高くしてそのままあんまり戻さずに来ちゃった結果、映画が高い娯楽になっちゃったらしくて、ちょっと今年の韓国の映画の興行収入激減してるらしいですよね。
しかもそのネットフリックス経由でイカゲームとかがヒットした結果、主演俳優とかギャラとか制作費が高騰してしまって、リスクがすごい上がっちゃって、韓国作品作るよりも日本のアニメとかを流した方がいいんじゃないかみたいな感じに今、過去もなっちゃってるらしいですよね。
インタビューのセッションでも、東壇社の方がおっしゃっててすごい興味深かったのが、ドラマシリーズもすごいことになってるらしくて、韓国はドラマをスタジオが作るらしいですよね。スタジオドラマとか非常に有名ですけど、日本みたいにテレビ局とかネットフリックスとかがその号を出すのと別に、スタジオ側が自ら作って号を出して作って、それから売るっていうことをやるらしいですよね。
韓国ドラマがブームになってた時にはそれで良かったんだけれども、実は今ブームが一瞬してしまって、でもそのネットフリックス水準にギャラが上がっちゃった結果、コストが高い状態で作った作品が大量にあり、何でも100個ぐらい出し先が決まってないドラマが大流しちゃってるらしいですよ。これからスタジオが大量倒産するリスクがある状態になっちゃってるらしく。
当然そのネットフリックス買ってもらうためにスタジオ側の作品を作ってたんだけども、ネットフリックス今も配信しきれないほどのオファーが来ちゃうから、もう選び放題になっちゃってるらしいですよね。その結果、売り先を韓国のスタジオ側も悩んで、今ディズニー側が韓国ドラマがすげえ増えてたりするんですけど、日韓共同ドラマ、特命の恋人たちがネットフリックスも配信されて人気になってますけど、
韓国のスタジオが日本向け作品を作ったりとか日韓共同作品を作るのは、実はそういう背景があるらしいですよね。結局韓国向けの作品は韓国のテレビ局とか自家テレビが高すぎて買えないんで配信できません。どうもネットフリックス側もそのネットフリックス配信して欲しかったら、まず韓国のちゃんと露出先を確保しなさいってスタジオ側に言うらしいですよ。
これはある意味、ニワトリと卵の状態で、ネットフリックスを出してもらうためには韓国の地上波とケーブルテレビで配信してもらって、民地が上がればネットフリックス側でも見てもらえるからネットフリックス側も買ってもいいよってならしいんですけど、そのためには地上波とケーブルテレビ買ってもらわないといけないんだけど、地上波とケーブルテレビ側が高すぎて買えないみたいになっちゃってるみたいな、結構発砲塞がりの状態にドラマもなってるらしいですよね。
だから日本の方に活路を見出すんだなっていう。当然トップのスタジオはネットフリックスとかディズニープラス向けにいいドラマ作ってるんだと思うんですけど、中堅とか小規模のところが苦しくなってるんだそうです。
これはね、だからティービングがネットフリックスと対抗してこうやってディズニープラスと提携して日本に活路を見出すともそういう流れらしいですよね。なのでこのチョイCEOが韓国の多くのクリエイターが海外進出するための窓口が今はネットフリックス一択になってしまってるっていう発言らしいですよね。
当然僕はネットフリックスの日本初コンテンツが増えることを応援してる側の人間なんで、ネットフリックスにもっといろんな作品が増えるのを期待してる側ですし、まだまだ増える余地あると思ってるんですけど、ただ山田さんがネットフリックスの10周年イベントでもっと日本のギャラ上げてほしいって言ってましたけど、実はとはいっても上げすぎちゃうと実は韓国と同じことが起きるリスクがあるっていう。
当然そのネットフリックス系のドラマは魅力的だし、今は伸びてる最中だからいいんだけれども、それによって選択肢がネットフリックス一択になってしまうと、実は日本も韓国と同じ罠にはまる可能性があるっていうことらしいんですよね。
これは当然ネットフリックスの方はまた違うことをおっしゃるとは思うんですけど、でも確かにあり得るなっていう。特に今ネットフリックスのAPACのトップは韓国で成功を収めた方がトップになってるらしいんで、同じアプローチになっちゃう可能性はあるっていう。
当然ネットフリックスに見出されたクリエイターはそれで幸せになるんだけれども、そうじゃない方が業界の構造問題になっちゃうリスクがあるって話なんですよね。
ただ日本は今のところテレビ局と他のアプローチでうまくいってるんで、そこをそうならないようにやっぱりいかにリスクヘッジをするかが大事なのかなっていうのを改めて思いました。
個人的に鬼滅の刃みたいにちゃんとコンテンツ自体、映画でも回収するモデルとかを組むのが一つだと思いますけど、そういう意味でちょっと現時点での日本のテレビ局の取り組みをちょっと軽くまとめてみました。
まずTBSは比較的ネットフリックスとがっつり組むのが早かったし、うまくいってる方だと思うんですよね。
今ロイヤルファミリーすごい、ザ・ロイヤルファミリーか、面白いですよね。
テレビ局の国際的な動き
これね、結構ね、TBSの方によると海外でも主張されてるみたいで、今までの作品と比べて。
競馬は結構ね、海外でも今人気、日本の競馬は注目されてるらしくて、馬娘とかね、海外でもゲーム結構増えてて。
その結果こういうコンテンツのニーズもあるらしいんですけど、TBSは比較的ネットフリックスと強く組むのかなと思ったら、あれですよね、ザ・セブンはユーネクストとチルランというドラマを作っておりましてますから、
いろいろコンテンツを中心に映画とかいろいろやってる感じですかね。
アベマも実はネットフリックスと結構深く組んでて、今ね、スキャンダルウィーブが日本のネットフリックスランキングで1位なんですね。
海外では香港ぐらいだったな。
でもこの前やってたミスキングとかね、ちょっとアジア圏とかでもトップ10入りしてましたし、
その辺アベマも比較的ネットフリックスと距離を近くしてやっていく感じかもしれないですね。
富士テレビも実は今日上でネットフリックス、
これネットフリックスマネーで映画館にこぎつけたっていう面もあるみたいですけど、
ネットフリックスね、前編を公開して後編を映画館でっていうハイブリッド形式を今回富士テレビは挑戦しますから、
ネットフリックスと距離が近くなってるプレイヤーですよね。
一方でびっくりしたのはね、F1の権利をFODと地上波で買うっていう、
ダゾーンからね、奪ったのか話をつけてもらったのかちょっとわかんないですけど、
入札ですよね、多分ね。
富士テレビはネットフリックス、多分いろんなところを模索しようとしてる感じなんですかね。
で、イッテレさんの動きがちょっと個人的に一番注目してて、
イッテレさんはやっぱフールジャパンなんで、本来フールはディズニーグループと同じブランドなんですけど、
フールジャパンだけにイッテレのブランドっていう非常にややこしい状態になってますけど、
イッテレさんはディズニープラスで旅するスノーマンも協業してるんですよね。
旅するスノーマンは日本テレビが制作してて、
イッテレでも放送してて、完全版がディズニープラス配信っていう構造なんで、
ここまで距離近いはずなんで、ブランドもね、フールはそもそもグローバルでもディズニーブランド、
ディズニーグループブランドですから、この辺はね、ジブリ作品とかを上手く使って深くコラボしてもらえると、
他のテレビ局がネトリックスオフカックのところが多い分、ちょっと違いになって面白いかなと思ってるよね。
あとテレビ朝日がちょっと分かんないですね。テレビ朝日、テレビ東京がちょっと今のところあんまり、どうなんだろうな。
どっかでガッツリ組むっていうよりは模索しながらっていうかもしれないですけど、
日本のエンタメの未来
テレビ朝日はね、テラサとアベマと配信も2つありますし、テレ東はね、ビジネスオンデマンドとかありますし、どうなるか分からないですけど、
個人的にはやっぱりTVerがせっかくあのテレビ局横断で組めてるんで、TVerと配信サービスとかが合併して、
日本の作品全部見れる配信サービスみたいなの作るのも面白いと思うんですけどね、それをグローバルに売って出るみたいな。
インタビューではFODの方がやっぱり海外に攻めていきたいっていうのをおっしゃっていて、
いや海外のところなら協力できるんじゃないかって他の配信サービスの方もおっしゃってたんで、
ちょっとねTVerみたいに海外向けのSVODだけ合同でやるのかは、またそれもいい胸厚な展開なんじゃないかなと勝手に妄想してるんですけど、
この辺、ちょっと記事の後ろの方にはちょっと会員限定になりますけど、韓国側のジェミンに作ってもらったレポートも貼り付けてありますんで、よければ参考にしてもらえればと思いますけど、
個人的にやっぱり日本テレビの日本のコンテンツですね、世界でのすごい可能性を感じているので、
ここはね韓国の失敗、韓国本当に崩壊するのかここで踏みとどまるのか分からないですけど、
同じ鉄は踏まないように、ネットリックスマネーだけに劣らされないように、
うまく裏表2枚字他使いながらフォートフォリオを組んでやっていくっていうのが大事なのかなっていうのは、
ここで言ったところでテレビの方には届かないと思うんですけど、
ちょっと1回この時点でのメモとしてまとめてみたので、参考にしていただければ幸いです。
はい、ということでこちらのチャンネルは日本のエンタメの明るい未来を応援すべく、
エンタメのSNS活用をしっかりと進化を感じるニュースを紹介していきたいなと思っております。
他にもこんな話してますよって方がおられましたら、ぜひコメントやDMで教えていただけると幸いです。
今日はありがとうございます。