Threadsの1周年
はい、こんにちは、徳力です。今日はですね、SNSのThreadsが1周年ということで、いろいろデータが出てきましたので、ご紹介したいと思います。
私は本当、ツイッターをもうこれ、何年使ってんだろうな、16、7年使ってんですかね、2007年から使い続けていて、今でもXのことをツイッターと言ってしまう人間なんですけれども、
そろそろ現実を直視しなくちゃいけない、もうX、ツイッターもね、もうドメインもツイッターじゃなくてXになっちゃいましたからね、いよいよツイッター要素が消えようとしてますけれども、そのライバルとしてメタ社が始めたThreads。
まだ1年っていうか、もう1年っていうべきか、結構人によって違うと思うんですけど、1周年なんですよね。元ネタが、ITメディアさんのThreadsが節目の1周年、テキスト基盤のSNSがどう進化してどこに向かうのかっていう、Threads、メタの発表会を元に結構長文の記事が書かれていて、これが面白かったのでこれを元ネタにしてます。
実は私もメディア発表会呼んでいただいて参加したんですけど、あれグローバルのやつだったからなのかな、こんなITメディアさんみたいな細かいスライドなかったんですよね。
こっちに参加したかったなと思ってしまったんですけど、なんといってもこの月間アクティブアカウント1.75億がすごいですよね。1.75億って日本の国民数より多いですからね。
当然、世界のSNSのアクティブユーザー数っていうと、Facebookの30億を筆頭に、インスタとかWhatsAppも20億と言われていて、TikTokが今15億もいるのか。
Xが6億強だと言われてるんですよね。買収した頃5億数千万だったのが、マスクさんの発表でもこういう外部のリサーチでも6億を超えてきていて、買収後ちゃんと伸びている数値にはなってますけど、30億とか20億に比べると少ないよねっていう話なんですよね。
そこに対してスレッツは1.75億という感じなんで、Xはまだ3分の1以下っていう感じでありますね。
ただ、これを少ないと見るか多いと見るかは人によって違うと思うんですけど、個人的にはSNSのサービスが初めて1年で1.75億とか普通に考えたらありえないと思うんで、TikTokとかもすごかったんですけど、
変更するTwitterXのようなサービスがあるのに1.75億っていうのはなかなか大成功と言っていいんじゃないかなと思いますね。
スレッツのユーザー数は僕も定期的に記事にしてるんですけど、2023年10月に書いた記事を振り返ったら、その頃はメディアからオワコンがあれ、あれがスレッツかみたいな記事が来ましたけど、
去年のサービス開始の7月の時点でアクティブユーザー数も1億人って言われてたんですよね。
10月で1億2000万人でオワコンって言われてるけど増えてるよねみたいな記事を書いてるんですけど、感覚的にはだから多分3ヶ月で2000万弱ぐらいのペースで伸び続けているっていう感じだと思いますね。
これは多いと見るか少ないと見るかは人によって違うと思いますけど、当然2000万人ずつ増えていってもTikTokの15億得には到底いつまで経ってもいかないみたいな感じになるんで、これがスピードダウンしているのかこれからスピードアップしていくのかでかなり話は変わっていくんですけど、いずれにしてもオワコンでは全くないですね。
6億に対して1.75億ですから3分の1弱ですけど、増えてきているって、Xの方と伸びのペースはどうなのかっていう比較も当然ありますけど、テキストSNSもこれだけショート動画全盛でなくなっちゃうのかなと言われた割には増えてるっていう感じかなと思いますね。
個人的にジェニファーロペスさんがXとスレッツ両方アクティブに使っていて分かりやすいんでよく比較対象にしたんですけど、ジェニファーロペスさんはXのアカウントのフォロワー数が今4450万人でスレッツはもう1000万人になっています。
でも3分の1にはなってないんですね。歴史もあるからだと思いますけど、興味深いのは投稿に対するエメージメントの数がかなり逆行してきたんですよね。この赤いドレスのやつとかだと、スレッツが1.2万いいねでスレッツが9500ですね。
北京の農園みたいなところでのやつもXが8700でスレッツは8800ですからね。スレッツの方が多いんですよね。だからフォロワー数はXの方が4450万と多いんですけど、でも実はここのうちの1000万人ぐらいもスレッツに移動しちゃっていて。
実はジェニファー・ロペスのようなインスタ側で強いような有名人のアクティブなファンは実はスレッツ側に移り始めてるんじゃないかな。今同じぐらいって感じですけどね。
結構ジェニファー・ロペスさんは投稿する内容はほぼスレッツとX同じものをあげてるんで比較がすごいしやすいんですよね。当然人によって全然違いますからね。バイデン大統領とかはスレッツ全然フォロワー数増えてなかったりするんでこの辺は興味深いなと思って見てますけど。
いずれにしてもやっぱりアメリカにおいてはいわゆる共和党の過激派がそのツイッター側にバックをしたことによってトランプ大統領がカウントA級停止になったらマスクさんがXにしてトランプ大統領元大統領に復活させてみたいな歴史があるんで。
どちらかというとツイッターが共和党寄りでスレッツが民主党寄りのプラットフォームほど分断が進むんじゃないかと思ってるんですけど、そうなりそうな気がますます。今度大統領選挙でどうなるか次第ですけど。
日本はどうなのかって話なんですけど、日本も実はニールセンさんがリサーチ出してくれてます。
スレッツと他のSNSとの比較
今年の1月にデジタルコンテンツ視聴率のマンスリートータルレポートっていうのを出していて、ここの調査によると実はもうスレッツのアクティブユーザー数1000万超えてるんじゃないかっていう数値が出てるんですよね。
これどう取ってるんだろうな。
トータルデジタル利用者数ランキングっていうものでマンスリートータルレポートの数値で、これがマンスリートータルレポートアクティブユーザーなのか違うのかちょっとわかんないんですけど、
でもツイッターXが6000万人、インスタグラムが5800万人なんで、そんなに肌感覚とはずれてないかなっていう。
フェイスブック3400万人もいるのかっていうのはあるんですけど、TikTok3300万ですね。
ノートが2000万、弱線機は90万で、スレッツ1000万、リンクドイン380万っていう数値が実は出てます。
1000万意外に多いですよね。
グローバルはXが6億でスレッツが1.75億なのに対して、日本はXが6000万でスレッツが1000万なんで、グローバルに比べると増えてないんですけど、それにしても6分の1まで増えているっていう。
特にリンクドインが380万であることを考えてもその倍以上になってるっていうのはやっぱり1年ですからね。
すごいと思います。やっぱりインスタのこの6000万の人たちのベースがあるからなんですかね。
だからこうなるとやっぱりオワコン扱いしちゃダメだと思うんですよね。
当然この後どっちに行くのかっていうのはこれからのスレッツ側、メタ社側の頑張り次第ではあると思うんですけど、
日本はなんといってもやっぱりテレビ番組がツイッター連動をデフォルトのようにみんなハッシュタグ決めてやっているのが、日本におけるツイッター人気を支えたと言われているので、
テレビ番組がスレッツのハッシュタグ投稿にも言及し始めるかどうかが結構大きい分岐点になるんじゃないかなっていう。
今のところ多分まだアーティストの方とかはスレッツ側のアカウント作ってるケースはまだまだ少ないと思いますけど、
この数を見るとあんまり無視していい数ではだんだんなくなってきてるんじゃないかなっていう気がしないでもないですね。
スレッツはまだトレンドランキングみたいなのもないんです。
メディア的にはちょっとまだ中が見えにくくて扱いづらいんですけど、
スレッツの将来性
スレッツもハッシュタグと対応したので押し勝つところがスレッツ側でも増えてくるようになると結構これ分かんないなっていう感じになってきてる気がします。
ということでエンタメ界隈でもSNSがどう使われるかを一つ注目しているのでご紹介でした。
こちらのチャンネルでは日本のエンタメを密かに応援したいと思っていますので、
他にもこんな話してますよって方がおられましたらぜひコメントやDMで教えていただけると幸いです。
今日はありがとうございます。
