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2025-01-21 08:23

アルゴリズム重視トレンドに対しmixi2はフォロー重視の流れを生めるか #857

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NHKのサタデーウォッチ9の「2025年SNSの現在地」特集で、監修として名前を使っていただきました。|徳力基彦(tokuriki)
https://note.com/tokuriki/n/n9a76fd83c396
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サマリー

このエピソードでは、SNSの現在のトレンドとして、アルゴリズム重視の流れに対抗する形で、フォロー重視の文化を持つmixi2の可能性について議論されています。特に、テキスト中心のSNSであるXが急速にアルゴリズム重視に移行していることや、その影響についても言及されています。

SNSの進化とトレンド
はい、こんにちは、徳力です。今日はですね、先日NHKさんのSaturday Watch 9に
2025年SNSの現在地っていう特集があったんですけども、
そちらでちょっと名前を使って出していただきましたんで、その時の話の話を。
放送ではね、僕のコメント全く使われてないんですけども、ちょっと個人的に思ってるところをご紹介したいと思います。
今回のSaturday Watch 9は、画像の監修っていう、さすがにこれで気づく人いないよなとさせて、
意外にね、Facebookのメンションとかで画像送ってきてくれる人とかいるんですよね。やっぱNHKすげえなと思ったんですけど、
番組を作る上の事前取材に協力させていただいて、ちょっとNHKさんが作ったSNSの分類図に
アドバイスをさせていただいたっていう感じですね。
でもね、正直なところ言うと、これ本当は担当の方がめちゃめちゃネット詳しい方なんで、
ほぼ同じような画像を先に作っておられました。
なので、僕からすると別にそんなにいうことないですけど、僕はこう思ってますみたいな話をして、
ちょっと言葉とかを変えたり、ちょっとプロットを変えていただいたみたいな感じですね。
そもそもSNSの現状のトレンドで言うと、動画時代だと思うんですよね。
なので、今回のサダデオウォッチナインは、とにかくテキスト、SNSの動向、Xの移住先はみたいな感じの特集だったので、
そのXがちょっと過激になっていることによってその移住先を探している人が増えているみたいなのが、
サダデオウォッチナインのメインテーマだったので、テキストがメインですけども、
そもそも論で言うと、今は動画、画像、ビジュアルSNSの時代なんですよね。
ビジュアルSNSの時代において明確なトレンドになったのが、
このチャートにおけるところのこのおすすめ重視か関係重視っていうところのおすすめ重視なんですよね。
もともとそのSNSってソーシャルネットワーキングサービスって、
もともとはFacebookとかMixとか、このフレンド申請をして承認をするって友達とつながるっていうのがもともとのSNSですよね。
日本ではもうSNSっていう単語がソーシャルメディア全般を指す言葉になったので、
TikTokもSNSと呼ぶようになってますけども、
もともとSNSはもうFacebook型のSNSサービスのことを言う言葉で、
人間とつながってその人間の友達の投稿が表示されてなんぼっていう。
僕は最初フォロー重視、アルゴリズム重視って言葉にしてたのはNHKさんがおすすめ重視、関係性重視っていうふうに置き換えたんですけれども、
なので今はもうとにかく動画のおすすめタイムラインっていうショート動画、TikTokが作った流れがメインなんですよね。
TikTokもそうだし、インスタもそうだし、
FacebookももともとフィードはAIによるおすすめフィードでしたけれども、
Xも今おすすめ重視してます。
とにかくAIのアルゴリズムでフィードを見せるものがトレンドで、
しかもそれのショート動画が最強っていう、TikTok最強ですね。
ちょっと今回TikTokはアメリカで禁止されるので、それがどうなるか懸念がありますけど、
で、その流れを受けて実はそのテキスト型SNS、いわゆるTwitterがXになって、
超アルゴリズム重視になってるんですよね。
アルゴリズム重視になってどうなったかっていうと、
今までは人間関係、フォロー重視のSNSの時にはフォローしている人の投稿しか見えなかったんで、
フォローしてる人がリポストしなければフォローしていない人の投稿が見えることもなかったんですけれども、
オススメタイムラインになった結果、フォローしている人がリポストしてない投稿すら見えてるんじゃないかぐらいの
アルゴリズムに今Xになってるんですよね。
Xはもう色マスクなんか対戦型SNSを標榜してますから、
とにかくもう揉めた投稿はオススメに出てくるし、
なんならそれがトレンド入りしちゃうっていう。
トレンド入りしたら最後、もういろんなメディアがそれを取り上げ始めるんで、
Xとmixi2の対比
どうでもいいような騒動でもそれが一大炎上事例になっちゃうというのが今Xの典型ですね。
実はスレッツもちょっとそういうところあるんですよね。
スレッツも僕の知り合いは一生懸命スレッツのタイムラインを調教して平和なタイムラインを作る仕組みを作ってるらしいですけど、
フォローしてる人少ないとやっぱりどうしてもエンゲージメントが多い投稿ってレイジベーティングって言葉がありますけど、
その怒りの投稿の方がやっぱり出てきちゃうんですよね。
そうするとやっぱりオススメタイムラインっていうのは比較的荒れやすいっていう。
スレッツは主催のモセリさんがどちらかというと穏やかなインターネットを作るみたいなことをおっしゃってたと思うんですけど、
今回メタ社の方針変更でかなりコミュニティガイドラインがXよりトランプ大統領よりになっちゃってるんで、
そう考えるとこういう並びかなっていうのがテキスト側の並びですね。
X、スレッツ、ブルースカイ、ミクシツーって順番に並べた画像にしてもらいましたけれども、
ただこの流れにおいてミクシツーがあえてとにかくフォローしてる人の投稿をメインで出しますっていう、
古き良きツイッターの方針を打ち出したっていうのは、
みんながオススメに寄り過ぎてるっていう意味での逆張りとしては僕は個人的にすげえアリだと。
ただ今後ポイントになるのは何でこの全てのSNSがオススメ重視になってしまったのかっていう話なんですよ。
何でみんなオススメ重視になってたかっていうと、要はその方がユーザーがアプリを使い続けるからなんですよね。
結局そのFacebookがTwitterのタイムラインを真似して、友人の投稿が並ぶフィードを開発したんですけど、
FacebookはそこにAIをかましてエッジランクで話題になっている投稿を表示するようした結果、
FacebookがTwitterに勝ったんですよね。
さらにそれよりも過激なオススメタイムラインにするTikTokが全ての動画サービスを抜き去ってトップになったんですよね。
YouTubeもインスタもみんなそのオススメフィードを真似してショート動画をやるようになったんですよ。
実はプラットフォーマーからすると、やっぱりそのAIによるオススメを見せた方が人間はアプリにずっと滞在するのであるっていうのが、
この5年10年で証明されたことなんですね。
なのである意味Mixi2は古き良きTwitterのやり方なんですけど、ある意味古いやり方なんですよ。
だからこのユーザーの滞在時間が短くなる可能性が高い。
だからユーザーがフォローをたくさんしてくれないとどうしてもタイムラインが面白くならない。
アプリを開く頻度も増えるし、アプリのエンゲージメントも下がってしまう。
日本のSNS利用の未来
そこをMixi2が何か新しいイノベーションで乗り越えられるかどうかが非常に重要だと思うんですね。
みたいなことを妄想としては語ったんですけども、NHKさんのニュースでは当然一面も使われていないので、
こちらで紹介させていただいた次第です。
短期的には日本は本当にTwitterが好きな国でXのユーザー数が多いですから、
いきなりテキストSNSの中心がXからかかるとは思わないんですけど、
個人的には複数のSNSを組み合わせて使う時代になりつつあるのかなと思うので、
皆さんも興味があったら他のSNSも使ってみると新しい発見があったかもしれないなと思ったりしております。
こちらのチャンネルでは、普段は日本のエンタメの明るい未来を応援すべく、
エンタメのSNS活動やオフィス活動の進化を感じるニュースを紹介していきたいなと思っております。
他にもこんな話していません方がおられましたら、ぜひコメントやDMで教えていただけると幸いです。
終わりでございます。
08:23

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