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ツイッターとスレッズの今後について、尾原さんと対談した内容が日経クロストレンドに掲載されました。|徳力基彦(tokuriki) https://note.com/tokuriki/n/nd8d878274080
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サマリー

ツイッターとスレッズについて議論しています。スレッズのユーザーの数は一時的に増加していましたが、アクティブユーザーは減少しています。現在の状況では、スレッズはまだ判断が早いとは言えません。また、ツイッターは日本ではスレッズよりも強い存在です。しかし、スレッズの機能追加とAPI対応には注目が集まっています。

スレッズユーザー増加とアクティブユーザーの減少
はい、こんにちは、徳力です。今日はですね、日経クロストレンドさんの小原さんのコラム枠で、ツイッターとスレッズ、Xとスレッズの今後について議論させていただきましたんで、ちょっとポイントをご紹介したいと思います。
これちょっと会員限定記事なんで、記事全部は紹介しにくいんですけど、僕のスタンスをちょっとポイントだけご紹介しておこうかなと思います。
スレッズでこの1ヶ月、1週間で1億でしたっけ?5日で1億だったかな。ユーザー増加して結局1週間で1億5000万ユーザーぐらいいったんですかね。その後の数字は多分開示されてないんで、今どれぐらいになってるかわからないんですけど、その直後、案の定アクティブユーザーが激減したんで、今度は一斉にメディアが大したことなかったねって叩いてるっていう。
この間本当、ヤフーに転載されてた記事で、もうなんかスレッズは負けたって言い切ってる人がいて、気が早いなと思ったんですけど、リリースされて今2ヶ月ぐらいになるのかな。
最初の勢いがあまりにすごかったんで、登録はしてみたけれども、別に大したことないねっていう。Twitterの劣化版だねみたいな感じでやめちゃった人が多かったので、勢いがなくなった結果、今度はネガティブな言説が増えているっていう感じのスレッズですけど、個人的にはまだ判断それに早すぎると思ってまして、
先週あれかな、ようやくPC版Web版が完成してアプリじゃなくても使えるようになりましたけど、思ったより機能追加が遅かったっていう感じはありますよね。
もうちょっとなんか最初のリリースのペースがめっちゃ早かったんで、このまま機能追加ガンガンしてきたら話題どんどん持ってっちゃうなと思ったんですけど、さすがのスレッズもやっぱり1億ユーザーの基盤にいきなりなっちゃった結果、多分そんなに気軽に機能開発できなくなっちゃった感じなんですかね、どうなのか。
情報企業ですからね、このマスクさんがツイッターをXに変えちゃったみたいな、いまだにそのXに変えたのにツイートとかツイッターっていう言葉はもうサイトとかアプリのそこらじゅうに残ってますけど、みたいなスタートアップのサービスみたいな開発はやっぱり他社の中ではできないらしく、相当慎重な機能追加になっちゃってる感じがありますね。
その結果、やっぱり使い勝手が現時点でははっきり言ってXの上なんで、スレッズ使ってる人が思ったより増えなかったっていうのが現状だと。
ザッカーバーグさんも、理想的には半分ぐらい残ってくれるといいなと思ってたけどそうならなかったねみたいな発言を社員ミーティングしてたらしいですけれども、じゃあこれからどうなるのかって話ですね。
個人的には、やっぱりアメリカにおいてスレッズの位置づけがどうなるかが結構重要だと思ってまして、トランプ元大統領がXに永久凍結されてたはずなのに復帰することにそのイロマスクさんの賠償によってなりましたけど、
アメリカの投稿を見てると、今どうもXが共和党寄りのプラットフォームになりつつあり、スレッズに民主党系の人がちょっと逃げ出し始めてるんじゃないかなっていう感じがあります。
スレッズの機能追加
これはアプトピアのデータでも、アメリカのXのアクティブユーザー数がXにブランド変更する前から右肩下がりになり始めたっていうデータがあったですね。
その辺がマスクさんが焦ってブランド変更した回帰にあるんじゃないかなと僕は思ってるんですけど、グローバルだと、特に日本にいるとなんつってもTwitterがめちゃめちゃ強いんで、スレッズまだ使ってるみたいに会話になりやすいんですけど、
これアメリカの著名人のアカウントとかを丁寧に見ると結構事情が違う気がするんですよね。
象徴的なのはジェニファー・ロペスで、ジェニファー・ロペスのアカウントを見てると、Xとスレッズ両方に似たような内容をダブルポストしてるんですけど、結構ね、フォロワー数はXの方が10倍ぐらいいるんですけど、
いいねとかコメントの付き方は今ほぼ同じになってるんですね。それぐらいジェニファー・ロペスのアクティブなファンはスレッズに移ってる可能性があって。
この辺はセリーナ・ゴメンスのアカウントとかも結構スレッズのフォロワーがめちゃめちゃ多いんですけど、アクティブになってきてますし、みたいなのがちょっと起こり始めてるんですよね。
どちらかというと、日本でもやっぱりツイッターはシュラン国だから、スレッズの方が平和でいいみたいなのを言ってる人が周りにもいますけど、
だいたいそういう人はインスタユーザー系の人でしょっていうふうにツイッターユーザーから思える人が多いんですけど、
アメリカはそれ以上にやっぱりその共和党と民主党の分断によってスレッズにアクティブユーザーが増えるっていう流れがありそうな気がしますね。
どうしてもその1億いったのにアクティブユーザーが今2割しかいないとかっていうネガティブに言われがちなんですけど、
2ヶ月でアクティブユーザー2000万のサービスとか作ってみなさいって話なんですよね。
普通ゼロから始めないといけないですからね、2000万ユーザーとか突破するのに昔は何年もかかったはずで、
それを2ヶ月で突破してるのにもう負けたとかって書く人の気が僕はわかんないんですけど、
ちょっとなんかそのハイプ的なものをネガティブに捉えすぎなんじゃないか。
実際クラブハウスみたいにブームになりすぎたんだけどもその後の打ち手がうまく続かずそのまま終わってしまうサービスがたくさんあるのは事実ですけど、
スレッツはやっぱりそのツイッターとかXに対する不安がダウンロードするに強く出すぎてしまって、
機能は今足りないから移ってないって話だと思うんですよね。
これから注目すべきは個人的にはAPI対応だと思いますね。
今まだスレッツは自動で投稿することもできないし、いわゆるツイートボタン的なやつもないんで、
記事とか投稿するのはめっちゃめんどくさいし、メディアの人たちからすると記事10記事とか全部手作業で投稿しないといけないんで、
その辺がツイッターのようにAPIが無償で公開されて自動で投稿できるようになっていったり、
逆に今イーロン・マスクさんが主導しているそのAPIの有料化の流れの逆をついてスレッツ側がツイッターのような無償APIを公開してくると、
ツイッターとスレッズの競争の行方
案外役割が逆転するパターンはあると思うんですよね。
実際問題はマスクさんもヤッカリーノさんもスーパーアプリが作りたいわけであって、
今のこのテキストツイートアプリの機能自体をどれぐらい残そうと思っているのかちょっとよくわかんないんで、
ここはね、今の段階であんまり気が早く判断するのは良くないんじゃないかなっていう。
なので僕からすると、企業の人はめんどくさいんだけど両割りするしかないですよねっていう、
それがニッケ・クロス・フォレンドのタイトルに、Xもスレッツも全割りマーケットは基本っていうタイトルにしていただいてるんですけど、
まあめんどくさい時代ですよね。
別に企業からすると別にスレッツに自分たちのお客さんのアクティブユーザーがまだいないなと思ったら無理に投稿しなくてもいいと思うんですけど、
アカウントだけは一応作っておいてもいいと思いますね。
特にインスタのフォロワーが多いアカウントとかはもうスレッツアクティブに投稿し始めてて、
それなりにエンゲージメント日本でもあったりするんですよね。
森美術館さんとかツイッターよりスレッツの方がエンゲージメントいいんじゃないかみたいな投稿も実際に参見されますんで、
インスタのフォロワーが多い企業は案外立ち上がり早いんじゃないかなと思ったりもしてます。
企業アカウントの人は大変だと思いますけど、
ここ数ヶ月、1年くらいは本当どうなるか全くは読めない展開が続くんじゃないかな。
特に大統領選挙の影響とか結構あると思うんで、
ゆるーく両方貼っとくのがいいかなと思います。
他にもこんな話ありますよっていうのをご存知でしたら、ぜひコメントやツイートで教えていただけると幸いです。
今日はありがとうございます。
08:50

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