主題歌の成功
はい、こんにちは、徳力です。今日はですね、チェンソーマンと米津玄師さんの主題歌がすごいことになっているので、ちょっとヤフーニュースに記事を書いたので紹介したいと思います。
記事のタイトルは、「米津玄師とチェンソーマンの快挙にみる日本のアニメと音楽の相乗効果」という結論のタイトルにしてみました。
チェンソーマンの映画、ちょっとすみません、僕まだこれから見る予定なんで、ちょっとまだ見てないんですけど、ちょっとあまりにね、主題歌の盛り上がりがすごかったので、ちょっととりあえず、あの音楽の記事だけ書いてみました。
映画についてはまだ、あの方も触れてないんですけれども、「アイリスアウト」という楽曲がチェンソーマン、劇場版チェンソーマンレゼ編の主題歌として公開されたんですよね。
で、もう初日から凄まじい再生数で、いきなり新記録を連発するっていう、ビルボード、オリコンチャートの1位にも入り、なんなら一番大きいのが
SpotifyのJapanにおける1日の楽曲再生数っていうのをブリンバンバンボーンが持ってたんですけども、それをもう記録も抜いちゃったっていう。
あくまで日本だけっていう話で終わるんですけれども、凄いですね。
もう本当にストリーミングの主流独創していて、このまま行くと花野を持っている今年度チャート最多再生数も間違いなく抜くんじゃないかと言われているようです。
抜いたのかな?集計期間いつになるのかな?
凄いですね。本当はグラフがですね、それぞれ研究師さんがXにグラフを大量に投稿していただいてるんですけれども、
ヨネスさんだからヒットして当たり前なんじゃないの?って言うと、実はそうでもそれを遥かに超えた数なんだよっていうのが、もうそれぞれ研究師さんのXのグラフを見れば分かるっていう。
これ記事に貼ったのはちょっと古い、他の楽曲全部並んでいるグラフなんで、もうアイリスアウトの頂上はプリングバンバンボーンを超えてしまった感じですね。
当然スポンサファイのユーザー数がメイジカワーズジャパンとか色々あって増えているんで、それによってそのベースが上がってるのは間違いないんですけれども、いずれにしても凄い大ヒットになってます。
アニメと音楽の相乗効果
で、当然アニメが世界で、アニメの主題歌が世界でヒットするみたいなのは愛遊びのアイドルとか、おしのこの主題歌ですかね、で、アニメマッシュルの主題歌のプリングバンバンボーンとか、
今は日本では全然珍しくない現象だとは言えると思うんですけど、実はアメリカにおける最高の成功事例がヨネスさんのキックバック、アニメシリーズの主題歌なんですよね。
で、ちょうどタイミングを揃えるかのように、9月17日に米レコード協会からプラチナ認定っていう、もう映画のプロポーションとしても最高のタイミングですよね。
別に測ったわけじゃなくて数が9月に超えたっていうことだと思うんですけれども、プラチナ認定、これ日本語詞の楽曲として初めてらしいですからね。
ヨネスさんとこのキックバック、ヨネスさんとチェンソーマンのこの主題歌っていうのが、キックバックアイリスアウトと立て続けにヒットになってるんですけど、
これの操縦効果がすごいあるなと思うんですよね。
当然アーティストからすると、主題歌にしてもらえてラッキーっていうのは絶対あると思うんですよ。
結構やっぱり、大体アニメの主題歌ってソニーグループのアーティストがやる傾向が強くてですね、ソニーグループがアニメをやってるからみたいな話なんですけど、
そうするとやっぱり他の事務所の方からすると、ソニーはいいなみたいな話がチラホラ聞こえてくるんですけど、そういう意味でアーティストにとってメリットがあるってのは間違いないと思うんですよね。
でも一方で実はアニメの認知にもメリットがあるよねっていうのを、実は証明したのがチェンソーマンだと思うんですよね。
これ本当懐かしいなと思って記事振り返ってたんですけど、3年前ですね、2022年10月。
チェンソーマンのアニメシリーズが始まった時に、実はキックマックの話題の方が先行して話題になって、その後チェンソーマンが公開されるっていう現象が起こってるんですよね。
チェンソーマン自体はアメリカでも非常に人気がある、漫画の段階で既に人気があるという珍しいアニメだったんですけれども、
この時にチェンソーマンの主題歌を話題化するために、マッパとヨネツさんがいろいろやってるんですよね。
9月に担当を発表して、その後実はツンクさんがモーニング娘。の楽曲サンプリングがこれあったんだよって話題になって、でアニメが公開されて、キックマックが配信開始されてみたいな。
そのタイミングでノンクレジットオープニングがマッパのYouTubeに公開されたんですよね。
当然アニメのオープニングの動画がアニメ会社側に公開されるのは別に珍しいことではないんですけども、この時ヨネツさん側のMVの公開を多分あえて遅らせてたと思うんですよね。
それによってやっぱり音楽を聴きたいファンもみんなこのキックマックのMVではなく、MVがないのでマッパ側のこのノンクレジットオープニング動画を見に行くっていう。
その結果この動画がその映画のインスパイアがいっぱい入ってロマージュが入っている動画だったので、それがめちゃめちゃバズって、これがチェーンソーマンの話題化にも貢献したっていう。
この音楽が話題になることによってアニメも話題になって、アニメも話題になることによって音楽も話題になるっていうのが明らかに相乗効果なんですよね。
だから今回キックマックのプラチナ認定も面白いのがやっぱりその時間がかかってるってところなんですよね。
グローバルな影響
通常はこのゴールド認定とかプラチナ認定って多分その年にドーンと売れて、それが認定されることが多いと思うんですけど、アメリカの場合にはこのゴールドプラチナの認定にストリーミングの再生数が入ったんですね。
RIAAが定める基準でデジタルシングル1枚のリリースが1ユニット、もしくはストリーミング150回再生を1ユニット。
50万ユニット分をクリアするとゴールド認定、プラチナ認定は100万ユニットで倍必要らしいんですよね。
ヨネーザさんは2022年10月に公開されたアニメの主題歌としてリリースされたキックマックで、1年後の2023年の12月にゴールド認定されてるんですよね。
この時にも日本人アーティストの選出として史上初って書いてあるんですけど、本当スキヤキが初なんじゃないかみたいな議論もありましたけれども。
今回プラチナ認定されたっていう。ゴールド認定からプラチナ認定2年かかったんですよね。その間ずっとアメリカでストリーミングで聞かれ続けてたっていう。
これやっぱりチェン・ソーマンがアメリカでアニメとしてずっと見られてる結果、多分音楽も聞かれ続けてるからこそみたいなことなんだろうなと思われます。
やっぱりこの組み合わせですよね。ヨネザさんのYouTubeチャートの国別の再生数を見るとアメリカ4位とかに入ってきてるんですよね。
当然日本が一番多いんですけれども、やっぱりその4位に入り続けるぐらい地道にずっとアメリカでも聞かれ続けてるっていう。
今回ワールドツアーヨネザさんもされてるんで、それの効果もあるかもしれないですけれども、そこの組み合わせだと思いますね。
当然アニメの主題歌でヒットしても、それがアーティストのファンになるかどうかっていうのは、やっぱりアーティスト側の努力必要なんですよね。
曲だけバズっても、そのバズで終わってしまうとアーティストのファンが増えずに、曲だけブームで消費されて終わっちゃうみたいなのがあるんで、
やっぱりヨネザさんみたいにワールドツアー行って、ちゃんと自分のファンにするっていう活動が必要だと思うんですけれども、やっぱりそのノウハウが溜まってきてるんだと思いますね。
グローバル、特にソニーミュージックとか、その過去の成功を踏まえてですね、夜遊びとかクリピーナッツとか、ちゃんとグローバルで楽曲がヒットしたらそれを軸にしてワールドツアーを重ねてアーティストのファンを増やすっていう。
アーティストのファンが増えることによって、やっぱりこうやってアイリスアウト、新しい楽曲増えると、それがまた注目されてこのスタートダッシュで出るみたいな。
今回大きいのは、やっぱり前回のアニメシリーズの時にはマッパーのYouTubeアカウントにそのノンクレジットオープニングを公開してましたけども、今回はヨネザさんのところにアイリスアウトのMVとして、映画のプロモーション動画としてのアニメ素材を使ったものを上げてしまうっていう。
これはイワサビのアイドルの時もそうでしたけれども、こうやって上げれば実はこれでチャートに関連されるんですよね。
キックバックの時にマッパーのアカウントの動画を上げちゃったんで、この動画の再生数は実はヨネザさんのチャートには反映されないっていう、その分多分損してたのがあると思うんですけど。
こういうちゃんとチャートも意識した取り組みをアニメ会社とアーティストがちゃんとやることによって、よりこうやってアニメの楽曲のランキングも上がって、それが話題になってまた作品も話題になるっていう。
ここはNetflixもK-POPデモハンターズが同じような楽曲と作品の相乗効果が生まれてますけれども、これやっぱり日本の音楽とアニメの世界に行く勝ち筋の一つとして、これからも筋非常に重要になってくるルートだと思いますので、引き続き注目したいと思います。
なんといっても海外公開これからですかね、10月29日だったかな。これからちょっと鬼滅に、アメリカだとチェーンソーは意外に鬼滅という勝負すると思いますからね、超える可能性も全然あると思うんで、ちょっと引き続き楽しみに注目したいと思います。
はい、ということでこちらのチャンネルは日本のエンタメの未来を応援すべく、エンタメのデジタル活用や推し活動の進化を感じるニュースを紹介していきたいなと思っております。他にもこんな話してますよって方がおられましたら、コメントやDMで教えていただけると幸いです。
今日はありがとうございます。