1. 徳力の「エンタメのミライ」
  2. 米津玄師「IRIS OUT」世界5位..
2025-10-10 15:24

米津玄師「IRIS OUT」世界5位の快挙に学ぶヒットの方程式 #1068

spotify apple_podcasts youtube
米津玄師「IRIS OUT」世界5位の快挙に学ぶ、アニメ主題歌ヒットの方程式(徳力基彦) - エキスパート - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/4f6f29a973a8935c4d5821ba019660b3b70792ea
---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/63d3437e70af05f9d1fa0caa

サマリー

米津玄師の「IRIS OUT」が、アニメ「チェンソーマン」の主題歌として世界的に注目を集めており、ビルボードのグローバルチャートで5位にランキングされています。この成功の背景には、曲の中毒性やアニメとの深い結びつき、さらには効果的なプロモーション戦略があると分析されています。また、「IRIS OUT」が世界5位を達成したことにより、音楽とアニメの連携が注目されています。この成功は、アニメ制作を手掛けるマッパとの協力によるもので、韓国やアメリカでも高い人気を誇っています。

米津玄師の快挙
はい、こんにちは、徳力です。今日はですね、米津玄師さんのチェンソーマンの主題歌がすごいことになっているので、
ちょっとYahoo!ニュースに記事をまとめてみたやつをご紹介したいと思います。
ちょっともうすでに古い記事になってるんですけど、先週の記事ですね。米津玄師IRIS OUT、世界5位の快挙に学ぶアニメ主題歌ヒットの方程式というちょっとタイトルにしてみました。
ちょっとね、方程式ってツリーでしょ?みたいな話はあるんですけど、いやでも結構ね、マンパさんと米津玄師さん、今回やっぱりアニメ楽曲をいかに世界でブレイクさせるかっていうのの、
今回ね、2回目の挑戦になりますんで、その辺のノウハウがやっぱり見事に出たなっていうのをちょっと思ってる感じですね。
なんといっても今回すごかったら、まあその日本でもすごいよみたいなのはもうすでに1回記事を書いたんですけど、グローバルの200の5位に入ってきちゃったんですよね。
これね、ビルボードチャート、ビルボードジャパンの方じゃなくて、ビルボード.comの米国のグローバル200の5位です。
2週連続5位に入ってますね。
これはビルボードのグローバルチャートって、昔ヨアンソビーが国際チャート1位っていうのを僕も記事書いたことあるんですけど、
それが結構日本のメディアでもビルボードで1位みたいな感じで略されて紹介されてるんですけど、あれはグローバルエクスクルーデッドUSっていうアメリカチャートを除いたグローバルチャートの1位なんですよね。
今回、アイリスアウトはそっちの1位も2位だったかなと思ってるんですけど、アメリカも含む方の200で5位っていう。
これは日本語歌詞の楽曲では初の開境みたいですね。
アイドルとブリンバンバンボーンがそれぞれ7位か8位か9位かその辺りまでは行ったんですけど、5位は今回ヨネサンのアイリスアウトが初めてっていう。
楽曲の中毒性と反響
やっぱりヨネサンの楽曲、やっぱりアメリカでも強いのが大きいんだと思いますね。
なんといっても、ジェンソーマンアニメシリーズの方の主題歌のキックバックはアメリカのレコード協会でプラチナ認定っていう。
これも日本語の歌詞の楽曲としては初めてだそうですから、そこも組み合わさって大ヒットになってるってことだと思う。
その意味ではアニメ楽曲の主題歌が海外でヒットするっていうのは、その夜遊びのアイドル、推しの子の主題歌ですね。
クリーピーナッツのブリンバンバンボーン、マッシュルの主題歌。
1年に1曲後大ブレイクが出るみたいな繰り返しになってる。
まあそのサイクルかなと思う人も多いかもしれないですけど、でも夜遊びのアイドルとかクリーピーナッツのブリンバンバンボーン、結構TikTokのダンスチャレンジ的なやつがバズって世界でバズった感じがあるんですけど。
今回のアイリスアウトはリリース直後からドカーンなんですよ。
実際に他の曲もリリース直後からではあるんですけど、本当にその最大風俗が一番デカかったっていう。
ちょっとその理由をいくつか分解して記事には書いてみました。
まずは何といってもアイリスアウトのこの楽曲の中毒性と、このアニメファンも唸らせる解釈の悪魔ってね。
ファンの人たち、一部の人が読んでたみたいですけど、チェンソーもいろんな悪魔が出てくるんで、ヨネズ、ケンシャンも解釈の悪魔だと。
それぐらいその作品を深く理解して楽曲を作ってるっていう意味で、最上級の褒め言葉ですよね。
実際、僕も映画見に行って、映画とシンクロしてるんですよね。歌詞とか、経度をめくからみたいなくだりもありますし、
ゲロが入っている歌詞が世界でヒットっていうのもなかなか興味深いですけど、
本当、なるほどそうきたかっていう感じですよね。ヨネズさんからすると、ギックパック2を作る気はなかったっていうので、今回の映画に合わせて、
いろんなことを考えて作った結果、こうなったっていうことみたいですけど、楽曲としての中毒性もすごいありますし、
やっぱりアニメファンからして、よくぞここまで作品に沿った曲を作ってくれたっていう拍手喝采もありますし、
しかも面白いのが、楽曲が2分30秒なんですよね。めっちゃ短いんですよ。
これは一時期、ニュージーズがグローバルヒットを連発してたときに、K-POPの楽曲は結構2分台の曲が多いみたいなので注目されてました。
やっぱり2分台だと何回も聴けますし、入りやすいですよね。
自然と再生数も5分の曲に比べると、2分半だと2回聴けちゃうみたいなのもあるので、そういう要素もあるのかなっていう。
効果的なプロモーション
でもね、2分半とは思えないぐらい、ギュッといろんな要素が詰まってる楽曲なんですけど、
楽曲が素晴らしかったからヒットになってるっていうのは当たり前の話ですね。
ただ、実はそれだけじゃないんじゃないかなっていうのが、今回ちょっと記事を書いた背景にあります。
これはもう、つれづれ研究士さんがいろんなグラフをX側に投稿していただいたんで、僕もなるほどなと思ったんですけど、
なんといってもやっぱりSpotifyの再生数の初速のロケット具合がすごいんですよね。
ブリングバンバンボーンとかは、まだどっかのヨーロッパの国でバズったやつが世界で広がってみたいな感じで、ちょっと角度も斜めですし、
段階を追ってバズっていったイメージが個人的にはあるんですけど、アイリスアウトは映画の公開前に公開されたと思ったら、
ゾーンと日本最大に近い数字になって、そのままやっぱり映画公開とともにさらに話題になって、
Spotifyの日本の楽曲の最高記録を更新しちゃったって、もうほんと垂直立ち上がりなんですよね。
これはやっぱり、この曲を待っている人たちを作るっていうことに成功したっていうことなんだと思うんですよね。
それはなんでできているかというと、一つにはまずその予告編を事前に出して、そこで曲を一部披露している。
でもこれはアニメではよくあるパターンですね。
アニメのティザー動画を公開して、そこに一部主題歌の楽曲が含まれているっていう。
それによって楽曲の期待値が盛り上がりを見せるっていうのがまず基本的なテクニックだと思うんですよね。
ただ面白いのは、このYouTubeの動画の再生数自体は718万回だったんですよね、予告編自体は。
そんなにむちゃむちゃ多いわけじゃないですよ。
こんなにその垂直立ち上がりするほど、この動画でみんなが影響を受けたかというと、そんなことはないと思っていて。
なんでかなと思ったら、それぞれ研究室さんがすごい面白い分析をしてくれてるんですよね。
YouTubeの米津さんのアイリースアウトのコメント欄を分析して、どういう発言が多かったかっていうのを、日本語の解析をしていただいてるんですけど。
ここで一つ現れてきた仮説がですね、鬼滅の刃の予告編から来ましたっていう人が異様に多かったらしいですよね。
当然これ仮説なんで、これ証明非常に難しいですからね、本当かどうかちょっとわかんないですけど、これはね、なるほどなと思いました。
確かに僕もね、見ました。鬼滅の刃を見に行った時に。
だから、鬼滅の刃って今もね、日本の歴史をまた塗り替えんばかりの大ヒットをしていて。
そこの映画館に大勢のアニメファンが足を運び、チェンソーマンの予告編も見ると、そこに米津さんの新曲が一部流れる。
しかも映画館の集中している環境では流れるから、このYouTubeの予告でたまたま流れたのを聞いたのとは比較にならないぐらい、頭に残ってた人が多かったじゃなかろうかっていう。
その結果、やっぱりその曲が公開されたタイミングで、みんながこの待ちわびている状態でドカンと来たんじゃないかっていうのが、いかなくまで仮説ですけどね。
これはね、ありそうだなってすごい思いました。
これは実は、おしのこの主題歌のアイドル、いわそびのアイドルのヒットにおいても、アイドルの公開直後の再生数が凄まじかったんですよね。
これは何でなのかっていう当時も分析がされてたんですけど、これも実はそのおしのこのアニメが先行映画公開されてたんですよね。
映画館で1話から2話だったかな、1話から3話だったかな。
前半部分を、1話2話だったかな。
その前半部分のパートだけ映画館でアニメが公開されていて、それをいち早くファンの人たちは見に行っていて、そこでエンディングにいわそびのアイドルが流れるんですよね。
それを聞いた人たちがアイドルのリリースを心待ちにしていて、アイドルがリリースされた瞬間にみんなが聞きに来たから最初からアイドルがすごい視聴回数を叩き出したっていう歴史があるんですけど、
実は映画館で新曲を早めに聞いておいてもらうとリリース前にリリースのタイミングでスパイクが起きるんじゃないかっていうのが今回2回目の仮説として出てきたって話ですね。
これがちょっと個人的に方程式っぽいなと思ったんですけど、
音楽と映画の連携
それ以外にも実はマッパさんと米津さんの間でいろいろ今回に分けて前回のまだ見が活かされてるんですよね。
実はKick BackもMVは実は米津さんのチャンネルに公開されたMVは実はチェーンソーマンの映像を使われてないんですよね。
米津さんとしてチェーンソーマンをイメージさせるMVにはなってるんですけど、
しかもリリースをノンクレジットオープニングの先にしたんですよね。
ノンクレジットオープニングはマッパのYouTubeチャンネルにアップしたんですけど、
これがやっぱりそのいろんな映画のオマージュが含まれているというのですごいネットでも話題になって、
再生回数めちゃめちゃノンクレジットオープニングとしてはありえないぐらいめちゃめちゃ再生されて、
そのKick Backの話題にも貢献したんですが、
残念ながらアニメ会社のYouTubeチャンネルだとその音楽チャートのカウントに仕組み上入れられないらしいんですよね。
そのコードを触れないみたいで、そのビルボードチャートにカウントするための。
なので実はKick Backもそのノンクレジットオープニングの再生数が加えられれば、
もっとそのチャートの上位に行ったんじゃないかみたいなのが当時言われてたんですけど、
MVが別になってたんでこの数がカウントされてないって、
ある意味米津さんとこの楽曲、Kick Backからすると損している状態だったんですよね、チャート上。
今回それをもとに米津さんのYouTubeチャンネルにもう完全にこの映画のアニメでいうところのノンクレジットオープニングに近いMV的なものが、
米津さんのアカウントにアイリスアウトが公開されたんで、
これはチェンソーマンファンが見ようが米津さんファンが見ようが、
この再生数はちゃんとそのアイリスアウトの楽曲の再生数に反映されるんですよね。
こういうそのKick Backの時に損したことを反省してアイリスアウトではちゃんとそのマッパーさんと米津さんが二人三脚を今回組んだことによって、
多分よりチャートが上がりやすい構造になってたんじゃないかなみたいな。
しかも直近あの映画のオープニング動画も公開されましたけど、
これはまた米津さんとマッパーのアカウント両方にアップされる構造みたいで、
お互いそういういろんなコミュニケーションしながらやってんだと思うんですよね。
しかも今回面白いのは、楽曲皆さん聞かれましたかね。
MVで聴いてもらうとめちゃめちゃよくわかるんですけど、
これねあの映画の中のセリフがサンプリングされて楽曲に入ってるんですよ。
ボンとかバンとかっていう。
これはその映画ができてからもう一回そのMVに反映しないといけないですよね。
米津さんがやっぱりこれそのMVここまで作ってくれるんだったらちゃんと声も入れた方がいいって言って、
ちゃんとそのサンプリングしたやつを組み込んだ結果、
聞いてるとね、米津さんのセリフが聞こえてくるんですよね。
映画見ていただくとね、このセリフがいかに重要かっていうのがわかるんで、
やっぱりこれはもうファンからしたらいいMVになってるんですよね。
面白いのはこれ日本だけじゃないんですよね、ヒットしてるのは。
でも米津さんのファンっていうのは韓国とかにもすごいすでに多かったらしくて、
韓国のチャートの1位、2位だったかな?をチェンソーマンのアイリスアウトとジェイン銅が撮ったりみたいなことが起こってるらしいですよね。
で韓国ではなんならチェンソーマン、鬼滅の刃を超える勢いでヒットしてると聞きました。
ちょっとすいません、まだ数値とかちゃんと調べてないですけど。
これはね、ちょっとすごいことになりそうですね。
特にチェンソーマンはアメリカでの人気がすごいんで、
アメリカでの公開は10月29日なんですよね。
ちょっとまだ半月以上あるんですけれども、そっちで公開されると、
これまた米津さん、キックバックはね、ゴールド2点もプラチナ2点もされましたから、
ただ時間かかったんですよね、されるまで。
でも今回はこれひょっとするとひょっとすると思うんですよね。
この米津さんの音楽もアメリカでまたヒットするかもしれないし、
映画も、今ね、鬼滅の刃もアメリカでの記録を大幅更新の大ヒットになってますけど、
チェンソーマンもそれに続くんじゃないかなっていう、
ちょっと音楽の記事を書くべきなのか、映画の記事を書くべきなのか、
分かんないレベルで両方ヒットしている状態になってるんですけど、
まずは米津さんの楽曲が世界5位を成し遂げたっていう。
当然音楽がヒットしたことによって映画の注目度も上がってるはずですから、
これはちょっと楽しみな展開になってきたなっていうご紹介です。
国際的な人気の拡大
一人でちょっと盛り上がってますけど、
映画ぜひ見に行っていただくとめちゃめちゃ完成度高いですので、
チェンソーマン見たことないよってことは、
Netflixに今の総集編、前編後編がありますんで、
4時間ぐらいで見終われると思いますから、
ぜひ見て、映画館に足を運んでいただければと思います。
はい、ということでこちらのチャンネルは、
日本でのための明るい未来を応援、
スペックへのためのSNS活用や推し活動の進化を感じるニュースを
紹介していきたいなと思っております。
他にもこんな話してますよって方がおられましたら、
ぜひコメントやDMで教えていただけると幸いです。
では、おはようございます。
15:24

コメント

スクロール