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2024-06-26 09:23

藤井風「死ぬのがいいわ」の米ゴールドディスク認定と日本語楽曲の可能性 #702

藤井風「死ぬのがいいわ」の米ゴールドディスク認定の快挙で考える、日本語楽曲の可能性(徳力基彦) - エキスパート - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/e315946c728697435d84256a4c9ffa359e65c99d
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はい、こんにちは、徳力です。今日はですね、藤井風さんが、アメリカレコード協会からゴールドディスク認定を受けているんですけれども、
日本人史上、たぶん2人目ですよね。去年の10月にヨネズさんがキックバックで賞をして、今回は死ぬのがいいわ、藤井風さんが受賞したんですけど、
案外日本のメディアで話題になってみたいな、すごいことだと思うんですけど、ちょっと意外に話題になってなかったら、ちょっと逆に記事をまとめてみました。
タイトルは藤井風死ぬのがいいわの米ゴールドディスク認定の階級で考える日本語楽曲の格納を設定してみたんですけど、
なんとしても2人目なんで、すごいんですけど、ヨネズさんの受賞は当然史上初だからめちゃめちゃすごいんですけど、
ヨネズさんのキックバックに比べると藤井風さんのこの受賞というのは日本人アーティストにとってもすごい意味があるんじゃないかと思っていて、それをちょっと記事で表現してみました。
キックバックはすごいんですけど、アニメチェンソーマンの主題歌なんですよね。
チェンソーマンってアメリカではたぶん日本以上に人気があるんじゃないかぐらいに人気があって、書籍、漫画もアメリカの漫画の1位とかになってるのかな。
アニメもめちゃめちゃ人気ありますし、その主題歌だったんで、ヨネズさんもゴールドディスク認定を受けたときに、チェンソーマンのおかげですみたいなことをおっしゃったんですよね。
日本の音楽がグローバルで成功するっていうと、大体そのキックバック、チェンソーマンのヨネズさんとか、おしのこのアイドル、夜遊びのアイドルですね。
クリーピーナッツのブリングバンバンボーンもアニメマッシュルの主題歌。
アニメの主題歌で世界に出てくるって、これがたぶん日本の今の音楽の王道なんですけど、藤井和さんの死ぬのがいいわってタイアップが多分ないんですよね。
にもかかわらずゴールドディスク受賞っていうのはすごい意味があると思うんです。
もともとその死ぬのがいいわ、リリースされたのが2020年5月なのにもかかわらず、2022年7月にハイのTikTokで話題になったのが世界に伝播するって非常にユニークなグローバルへの広がり方をしていて、
僕も2023年1月も1年以上前ですね、その経緯を記事に書いて、書くときにそれこそBTSのメンバーがウィーバースで紹介してくれたのが聞いたと。
すごいいろんなオープニング的なものが重なったのに藤井和さんがちゃんとそこに合わせてMVをYouTubeに上げたりとかした結果、非常に大きなヒットになったっていうのは僕もまとめたことがあるんですけど、
実は日本ではその単狂で2022年12月にNHKミュージックスペシャルで藤井和さんが特集をされたときにこの死ぬのがいいわが世界でいかに世界を石鹸してるかみたいなのが紹介されて、その後紅白でも死ぬのがいいわが歌われてるんですよね、2020年末の。
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なので日本人は結構2022年に一時的に流行ったって思っちゃってる方が少なくない気がします。本当に2022年に話題になった曲ですね。でも実は2022年にヒットしたにも関わらず、スポーティファイの海外で最も再生された国外のアーティストの楽曲では2022年、2023年に連覇してるんですね。
2023年ってなんつってもヤワサビのアイドルが大ヒットした年ですから、でもその大ヒットしたヤワサビのアイドルよりも海外で少なくともスポーティファイでは死ぬのがいいわの方が聞かれているっていう。
暗いですけど、死ぬのがいいわ2020年の楽曲ですかね。それが2022年にめちゃめちゃヒットしたのに2023年も引き続き聞かれている。ちなみにそのゴールデンクリストに認定されたキックバック、宇野さんのキックバックは3位ですね。
これすごいことだと思うんですよね。しかも今もビルボードジャパンのグローバルジャパンソングエクスクルーデッドジャパンっていう日本を除いた日本の楽曲の海外でのヒットのランキングで、今週も6位にいるんですよ、藤井和さんの死ぬのがいいわ。
一部ウォークアップのXGのウォークアップなんですけど、だから2022年にヒットしてから2024年のこの6月に至るまでまだ日本の楽曲としては海外で聞かれるトップ10に入り続けている。
コムになんかずっと海外で聞かれ続けてるんですよね。だから定番ソング的な話だと思います。なのでこれは多分ベースになって藤井和さんの海外での人気っていうのは着実に上がっててですね。
去年初めての海外ツアーを成功させて、今年はアメリカツアーも、去年はアジアツアーだったかな、今年もツアー成功させてるんですけど、NHKと今年タイニーデスクコンサーツっていうNPRミュージックっていうところがやってるYouTubeチャンネルの日本版をNHKの番組でされて、その動画がちゃんと本家のNPRミュージックの方にアップされてるんですけど、
その動画の再生数がまたエグいんですよね。670万再生とか言ってて。他の動画見てみるとほとんど二桁とかなんですよね。だからこの楽曲、藤井和さんのパートだけめちゃめちゃ聞かれてる。
日本人がたくさん聞いてるのかもしれないんですけど、いずれにしてもグローバルでよく見られているタイニーデスクコンサーツのチャンネルで藤井和さんがダントツ人気、直近ではなっている。
この辺もやっぱり海外でいかに人気になってるかっていうのが一つシンボル的な数値と言えるんじゃないかなと思いますね。
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この番組の中では藤井和さんがMCはもう英語で完璧にこなされてるんですけど、歌は当然全部日本語なんですよね。
ここら辺がやっぱり本当に日本語の歌がそのまま海外で聞かれるっていうのが象徴になってるなっていう気がしますね。
当然アニメタイプで出ていて日本語でそのまま聞かれるっていうパターンは今たくさんありますし、
それ以外にもそれこそ新しい学校のリーダーズとかベビーメタルとか、もともとで言うアフェームさんとかカリエ・バンパームさんとか、
日本語で実はヒットする曲って過去からあるんですよね。
この月焼きを上向いて歩こうがシンボルだと思いますけど、
ただその後やっぱりなんとなく日本のアーティストが海外で月焼き以降あまり成功しないのは、
やっぱり日本人は日本語だから、英語で歌わないと海外では売れないんだみたいに、
僕らの世代の音楽業界の方は皆さんおっしゃってたと思うんですけど、
実はもう今完全に時代が変わっていて、K-POPが韓国語で日本語で聞かれるように、
実は日本語の楽曲も海外で聞かれる状態になってるんですよね。
なんで今までこういうハプニングが起きなかったかっていうと、
単純にやっぱり日本のアーティストがせっかく世界ではこのストリーミングで、
世界中の人がいろんな国の歌に売れる状態になってるのに、
日本の音楽レーベルとか事務所が日本のアーティストの歌をCD延長でCDビジネスを守るために
ストリーミング出さなかったり、
YouTubeのアクセスが海外からできなかったり、
動画の紹介が難しかったりとかっていう設定にしてる結果、
日本の音楽事務所とかレーベルが海外から聞かれるチャンスを
閉ざしてただけなんじゃないかっていう気がしてきちゃうんですね。
当然藤川さんのこの城の岩の楽曲が素晴らしいから世界に見つかったんですけど、
実はそれ以外にも昔の昭和の歌がTikTok経由で海外でいきなりヒットっていう現象が実は起こり始めてるらしくて、
実は多分日本のアーティストの歌もちゃんと海外に見つかればもっと聞かれる曲があったのに、
わざわざそのCDだけ閉じて見つからない状態にしてたから見つからなかっただけなんじゃないかなっていう気がしてきちゃったりします。
当然その海外でも聞かれるような歌を作らなきゃいけないっていうのは大前提だと思うんですけど、
ぜひやっぱり藤川さんのこの2020年に作られた歌が2024年の今でも海外で聞かれているっていうロングヒットになるっていう、
ぜひ日本の音楽レーベル事務所の方々にはこの成功に刺激を受けて、
皆さんの所属事務所のアーティストの楽曲を世界に見つかりやすい状態にしてもらえると、
多分こういういいハプニングがもっと起こるんじゃないかなみたいなちょっと改めて感じましたのでご紹介です。
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こちらのチャンネルでは日本のエンタメの未来を密かに応援したいなと思っておりますので、
他にもこんな話してますよって方がおられましたらぜひコメントやDMで教えていただけると幸いです。
ありがとうございます。
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