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朝のコーヒー、夜のビール、ときどき武術。
こんばんは、Takeです。今日も楽しく話をしていきます。
昨日の放送にことのほか、コメント、いいねを頂きまして、なんとなくですね、
モノづくりの話もしてみてもいいかなと思ったので、今日はモノづくり会ということで、
ミスミのサービス概要
最近というか、もうここ15年ほどですね、お世話になっているミスミという会社のサポーサービスについて、
ちょっと凄さをね、喋ってみようかなと思います。これはね、現場の実感が入っていますので、
技術屋さんはみんなね、同じことを考えているかもしれませんね。 昨日はね、ちっちゃい町工場の話をしました。
で、そこの後継ぎがどうなるんだろうみたいな話をしたんですけれども、それとは対比して、
ミスミという会社について話を少しだけしまして、 やっぱりもうポチポチっと押すと何でもすぐ届くみたいな会社なんですね。
で、そこの凄さみたいなのが対比としてやっぱりあって、 今後ですね、その町工場の
フットワークの良さみたいなのが、 なんて言えばいいんだろうな、ECサイトみたいなのに置き換えられていくような仕組みができているよっていうのが、
私が今ね感じているところです。 で、今日はシンプルにミスミってどんなサービスなのかっていうのを知っている人もいるでしょうけれども、
お話ししようかなと思います。 ミスミとか
モノ太郎とか、そういうウェブサイトをご存知でしょうかね。 私はね、ものづくり、今の会社に入ってからずっと使わせてもらってますね。
昔は今ほどですね、たくさんいろんなものがあったわけじゃないです。 それでも分厚いカタログがあって、ウェブサイトもあって、
ウェブサイトでその機械部品の使い方みたいなのをすごく紹介している、
熱心な会社でしたね。 ローコストオートメーションということで、ミスミはいろんな活用事例をね、紹介してました。
今ではですよ、ミスミといえば部品を売っている会社ではなくて、機械加工を受け負う。
つまりですね、ブロックから金属を切り出して好きな形に加工してくれますよ、みたいなサービスをやっているんです。
ちょっとですね、あまりに複雑な形は私はちょっと自信ないですけども、自信ないというのはやってくれるかわかりませんけれども、
鉄板をですね、加工して切り抜いてくれるとかですね、
例えば、20ミリぐらいの厚みの結構広い板ですね、
それを好きな形に切ってくれるとか、上から好きな形に削って薄くしてくれるとかですね、そういうことをしてくれます。
で、それはどうやって指示するかというと、こちらから3DデータをCADのデータで、3D CADのデータをウェブサイトにポンとドラッグドロップすると、
勝手に見積もりしてくれるんですね。そして見積もり書を作ってくれて、それを元に部品番号みたいなのが出てきますので、
弊社の場合ですと、調達経由でその見積もりをつけて手配すると、結構お値打ちな値段でね、もう1週間以内にそれが加工して送られてくるわけですね。
これってすごいことですよね。私が想像するんですけれども、いくつかの大きな工場と契約していて、
そこにはマシニングセンターみたいなのがおそらくいるんですよ。マシニングセンターっていうのは、
6軸ロボットとドリルとかフライス板みたいなものがついている加工機ですね。それで削って、
ロボットが削ってですね、3Dデータ通りに削って、それを人が取り外して最後ちょっと仕上げて、
次の日に送ってくれるみたいな仕組みができているんだと思います。おそらく一番時間がかかるのは、
機械に自動でかけるための段取りというんですかね、生材を選んできて、それを
軸に固定するみたいなところが一番大変なんじゃないかなと思っています。そして取り外して、失敗がないかを確認して出荷するっていうので、
おそらく加工自体は半日ぐらいで終わるんだと思うんですね。その段取りのために、段取りと順番待ちですね。
そのために数日かかるんだと思うんですけれども、そんな感じで、ミスミで言えばメビーというサービスがあるんですけど、
本当にオーダーメイドですぐ送ってきてくれます。もちろん若干形状に制約はあるんですけれども、
シンプルな削りでいけるものであれば、大概やってくれますね。
こうやって考えると、僕、機械の加工って、
例えば、美しい造形品を作るわけではないので、 直角に切ることが多いんですね。削るとか。そうするとこれでこと足りるわけなんですね。
おそらくですけれども、大きなマシニングセンターをいっぱい持っている自動工場みたいなのを
契約会社に持っていて、そこにデータを流すだけでどんどん加工してくれるっていう仕組みができているんだと思うんですね。
なので、ミスミはもう
一人だけしかあの強さを保っててないですね。 要するに一強ってことですね。
世界でもあのクオリティで、あのスピードでやってる会社は多分ないと思うんですね。
なのでおそらく日本の製造業は今後ミスミが支えていくことになるんだなと私は思っています。
実際ですね、自治会で一緒になった機械屋さんとかを聞くと、 図面を書くじゃないですか。
で、図面をね、最近はね、全部ですね、ミスミに送ると。
で、全部この部品を見積もりしてくれと言って出すと、一式ですよ。 機械を組み立てるのに必要な部品全部を見積もりしてくれて
で、まあオーダーポッド、ポンと押すと、 それを発注すれば全部必要な分を
届けてくれると、必要な日に。 ということはですよ、
もはやそのバックオフィスすらもミスミが代行してくれる仕組みができているんですね。 結構ですね、部品表を全部眺めていって一点一点
オーダーする会社をチェックして、 必要なところから買ってくるって大変な作業なんですね。
今は地道に人でやってますよ。今はちょっと前までやってますね。 でも最近はおそらく
いくつかの会社はですね、もうミスミに全部図面を送ってミスミでやってもらってるんだと思います。
ミスミではどのようにやっているかちょっとね調査が進んでいませんので、 このあたりはね調べてみたいところですね。
ひょっとしたらね、最近見てませんけどものづくり太郎とかの youtube で解説しているかもしれないですね。
今日はミスミの良さというか強さをめちゃくちゃ語っちゃいましたけれども、 最近は
普通の加工品とか部品だけじゃなくてですね、 アズワンとか研究機器とかの
商社のカタログも全部中で買えますし、トラスコとかの部品も買えますね。 なので
ミスミで揃わないものはあんまりないんじゃないかなと思います。 アマゾンとミスミがあればほとんどのものは揃うと思っています。
今日はちょっと長くなってしまいましたけれども、日本のものづくりを支える ミスミという会社をなぜか紹介して凄さを語ってしまいました。
もうちょっとねドローカルにどうやって使うかみたいなことを明日は喋ってみようかと思います。 ではおやすみなさい。
バイチャッ