1. 朝のコーヒー、夜のビール ときどき武術
  2. 生産技術回 車載部品の準備期..
2025-07-04 09:13

生産技術回 車載部品の準備期間は長い

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会社員をしながら自家焙煎コーヒーをドリップバッグに詰めて売ってます。

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サマリー

自動車部品の生産準備には約2年かかり、その間に多数の部品の評価や設計が進められます。生産技術者の仕事は、製品コンセプトから量産準備まで多岐にわたり、慎重な作業が求められます。

自動車部品の生産準備プロセス
朝のコーヒー、夜のビール、ときどき武術。
こんばんは、Takeです。
今日も楽しく話をしていきます。
日が変わってしまいましたが、起きているうちは、
今日ということで、7月3日のスタンドFMを撮っていきます。
今日は、昨日お話しした通り、仕事の話をしてみようと思います。
何個か話してみようかと思いまして、3日ぐらいで話しましょうかね。
今日は、私の仕事、生産準備という仕事の大まかな、すごく大きい話をしたいと思います。
私は、自動車部品の会社で働く生産技術者です。
生産技術って何をしているかというと、
自動車の部品を作る、ラインを作る人です。
ラインといっても、皆さんがひょっとしたらイメージするベルトコンベアに物が流れていくところに、
人がいっぱい、電線スズメのように並んでいるものを想像するかもしれませんけれども、
そういうラインではありません。
主に、U字型、馬蹄形に設備を並べて、その中に人が入って、
1個ずつ工程を手で運んで加工していくという、手作業の延長みたいなラインですね。
セルラインというようなラインを整備することが多いです。
自動車部品の業界の話をしようと思うんですけれども、
ライン、まず製品の設計開始から、車の販売までどれくらい時間かかるかというと、
だいたい2年です。
車のモデルチェンジって、車種とか自動車メーカーによるんですけれども、
4年ぐらいでフルモデルチェンジが行われることが多いです。
そして、2年ごとにマイナーチェンジみたいなのがあって、
なので、2年でだいたい全部の準備を終えて、発売するという感じですかね。
で、2年かかるんですよ。
要するに、今日図面を書き始めて、発売するまで2年かかるわけですね。
結構時間かかると思いません?
これは何でかというと、ひとりんですね。
自動車というのは、1万点じゃ効かないぐらい部品点数があるわけですね。
2万、3万とあるので、その部品全ての開発を問題なく終えて、
それを問題なく組み合わせる工程まで作るのに2年ぐらいかかるからですね。
それでも結構ギリギリな感じがします。
実際、部品一つの評価で4ヶ月ぐらいかかる実験もあります。
ということは、失敗したら途中で壊れちゃったらやり直しなわけですね。
なので、評価をしていて、途中でNGが出ると焦って急いでやり直すというような作業があります。
私がやっている生産準備、最初ですね、図面が出る前に結構いろんなフェーズがあります。
その製品のコンセプトを固めて、大体いくらぐらいで作れそうかみたいな概算の見積りを出して、
それをお客さんの売価と眺めて、利益が確保できるかみたいなことをまずやって、
それがあって初めて設計図面に取り掛かれると。
設計図面ができてから最初の試作までですね。
設計図面の前に試作図面があるんですけどね。
量産図面の前に試作図面があって、試作図面を作って、それで作ったものである程度評価してお客さんに見せて、
それでお客さんがいいって言ったらやっと量産図面に書かれると。
量産図面が出てからが私たちの出番です。
量産図面が出てきたら、それに関わる設備を調達して、大体これに半年ぐらいかかります。
設備を集めてきて、工場に並べてですね、それを人が入って効率よく動けるように整備をしていくと。
細かい道具も含めてですね。
それがですね、大体半年間ぐらいかけてやります。
設備が入ってきて、ちょうど半年ぐらいかけて、いわゆる本工程の試作というのがあるんですけれども、
実際の生産の作業者に入ってもらって、本物の工程で作った、本物の設備で作った部品をお客さんに収めるというフェーズです。
これができて、ここからあと半年ちょいぐらいかけて評価をしていきます。
その評価がOKになるとやっとですね、量産の確認ができます。
量産の能力を評価していくために、ハイボリュームトライアルというようなことがやっていきます。
実際に1時間、2時間流すんですけども、その間ずっとですね、みんなで見て品質上の問題がないか、
投資をかける時の臨機の性能が出ているかみたいなことをですね、ちゃんと予定のスピードで作れるかみたいなことを評価していきます。
実際はですね、ハイボリュームというぐらいですので、その間はみんなで見る時間だけじゃなくて、生産部だけでもじゃんじゃん作ります。
実際にそのハイボリュームトライアルというものに合格したものについては、それをもう出荷に回します。
実際の量産ですね。
なので、本物の設備が入ってきて、実際の作業者に作業してもらってから半年ぐらいはですね、トレーニングだとか改善の期間が設けられることになります。
その間ですね、製品については設計変更ができません。
量産開始から3ヶ月までは設計変更ができないんですね。
という縛りで、おかしな変化が起きないようにして、実際に車の立ち上がりの時の品質を確保していくというやり方をしています。
なので、私たち生産技術者はこの図面が出てから1年ぐらいですね、そのハイボリュームトライアル、量産直前までの間というのが一番大変な時期になります。
実際に現場に出て、自分で物を作ってみたりで足りない道具をですね、その場で考えてすぐに手配して導入したりとかですね、場合によっては自分で加工して作ったりということもあります。
そんなことをなりわいとしています。
生産技術者のちょっと長いスパンでの話を今日はしてみました。
生産技術者の役割と挑戦
あまり知られていない世界なんじゃないかと思います。
自動車の生産準備って、自動車部品ですね、実は結構長いことかけてやるんですね。
携帯電話なんかだと、もうほんと3ヶ月ぐらいで製造になるという話も聞きますので、
いかに長いかですね、ゆっくりとした流れでやっているかというのもわかるかと思います。
はい、なんとなく今日は生産準備という仕事についてお話ししてみました。
明日はですね、その各フェーズの中で設備を、ラインの設計という話をしてみたいと思います。
実際に設備を買う前に、どんな工程にするかをどうやって考えていくのかみたいなのをお話ししてみようと思います。
はい、今日はここまでです。ではおやすみなさい。バイチャ!
09:13

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