生産技術の役割
朝のコーヒー、夜のビール、ときどき武術、こんばんは、Takeです。
今日も楽しく話をしていきます。
今日は、本業の仕事、生産技術の仕事についてお話ししたいと思います。
一体、私がどんな仕事をしているかというのを、少し喋ってみようと思いました。
私が勤めている会社では、愛知県にある大きい自動車会社のために、
車のドライバーが触るところにある、いろんな部品を作っています。
スイッチとかが多いかな、そうですね。
その部分で私は、生産技術といって、現場で工場でジャンジャン物を作る、生産部の作業をやっている人たちがいると、
その人たちが作業をするための環境を作っています。
環境というのは、実際には、どんな機械を入れて、どんな作業をしてもらうかを考えて、
実際に機械を買って、生産設備を買って、どういう順番で、どういう風に作っていくかみたいなことを、
具体的にラインを準備していきます。
このためには、まず製品の設計図面が出てきて、それを元にどういう順番に物を組むかを考えて、
設計を直してもらうところをフィードバックして、そこから設備を買うわけですね。
設備を買う前に、大体投資計画を作りまして、いくらでどれぐらいの設備を買う、それによっていくら儲かるかみたいなことを計算して、
その上で設備を買って、ラインに並べた後に、生産部の人に使ってもらいやすい形まで、
位置を整えたり、少し調整したり、場合によっては設備自体をどんどん改造して使いやすくしていくというようなことをしていきます。
ここまでが大体生産技術の仕事となっています。
作業の効率性の課題
実際には設備を並べるために、いろんな帳表類が必要です。
まず何秒で物を作るべきか、みたいなことを先に計算して、設計書みたいなのを作ります。
そしてそれを元に設備を作って、設備を作るための設備仕様書を書いて、発注して、設備が入ってきたらそれを細かくレビューして、
必要なら改造して、ラインに入れるということまでが大雑把な仕事です。
そして生産部の人に使い方を伝えて、問題点を聞いて直していくということまでが一連の作業になります。
最近ちょっと思っているのが、ものすごいこの作業のループというのが時間がかかるんですよね。
なのに、どれぐらい時間をかけるのが適正かとか、どれぐらいの品質のものができる、品質を測る、測り方みたいなものが
私的にはもう少し決まっていてほしいんですが、ちょっと曖昧だなと思っています。
できた生産ラインでの不良率みたいなのはあるんですけれども、
じゃあそれを何秒かけてやっていいのか、何時間かけてこの機械を整備したらいいかみたいな指標がないんですよね。
そのためにインプットアウトプットの比率みたいなものを出すことができていないです。
なので慢性的なコース不足になっているんだろうなと思っています。
実際に生産技術の仕事は比較的自由度が多いので、ロスも多いと思います。
自由度が多いのでロスが多いというか、やり直しだったり失敗することも結構あるので、
ロスも多いことだと思います。
ただそのロスがどれぐらいあるかは全く今見えていません。
そういうところを見えるようにしていくことで、もう少しこのわけのわからない忙しさみたいなのから
みんなを解放してあげられるんじゃないかなと思っています。
ちょっと先は長いですし、今までやってこれなかったことをやるんですが、
そういうことをしない限り、自動車産業の生産技術者の仕事が全く読めない仕事になってしまうなと思いました。
このままでは若い人はきっとやりたくないでしょうし、私もずっとやりたい仕事ではないと思えてしまいます。
なので、近々仕事のやり方の改善として、インプットアウトプットが図れるようにしていくことが必要かと思っています。
もちろんルーティンワークではないので、標準時間みたいなものが決められるかといったら難しいかもしれません。
ただ、何らかインプットアウトプットの比を出してあげることはいるような気はしています。
インプットアウトプットの比って、要するに取りも直さず生産性ですよね。
最近仕事が終わらなくて、なかなか家に早い時間に帰ってこれないというこのジレンマみたいな、
ちょっともやもやというか、もうちょっとやりたいことがあるんだけどなぁというのが悩ましいので、
こんな俯瞰して仕事を眺めてみるということを語ってみました。
今日はここまでです。ではおやすみなさい。バイチャ!