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2022-07-31 10:40

#95-2 ドライブラジオ後編(なぜ人材育成が必要なのか)

近くへ行くなら一人で行け、遠くへ行くならみんなで行け。という言葉と、人材育成について考えました。
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はい、引き続きちょっと録音してみたいと思います。
今ちょうど甲府を過ぎて、山梨を過ぎて来たところぐらいですかね。
まだ山梨の中って感じかな。
ということで、ちょっとまた話してみたいと思うんですけども。
前回ね、人材育成っていうものをどうやっていったらいいのかっていう話をしたんですけども。
もう一個ね、問いが生まれましたっていうところで。
そもそも人材育成って必要なの?という問いですよね。
これって、例えば、組織って売上利益をしっかり作って達成していけばいいんじゃないかと。
で、自分ができるところをやって、できないところを他のメンバーが補ってくれて、成長、達成していければいいんじゃないかという観点で考えると。
別に部下をいろいろ問うたりしながら、育成する必要ってあるんだけどね。
それこそね、最近はフリーランスみたいな感じで、育成しなくても最初からスキルを持っている人がある程度いたりしてね。
そういう人に適宜手伝ってもらいながら、必要なピースを埋めていって、目的が達成できればいいんじゃないかと。
わざわざ誰かを雇ったりとか、フリーランスだとしても関わってくれる人を育てていこうなんてね。
わざわざ自分がやりたいことも、むしろちょっと振ってあげて成長の機会を作るなんて、わざわざする必要があるんだろうかっていうね。
結構声もあるんじゃないかなと。というか実際あるんですよね。
これについてもちょっと考えていかないといけないんじゃないかなと思ったので、後半はそんなことを考えてみたいと思います。
皆さんどう思いますか?
まあ、どちらも別に間違いではないと思うんですよね。
必要な目標に対して必要なリソース、いわゆる人的資産とか、人々、物、金をですね、しっかりと集めてそれを達成していくっていうのはあると思います。
全然間違った話ではない。むしろそれが目的でいいと思うんですが、やっぱりこういう言葉があるんですよね。
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早く行くなら一人で行け。遠くに行くなら仲間と行けっていう言葉があって。
早く行くっていうのは短期的に目標を達成するなら一人、ある意味自分ができるパワーを出して、そこが自分が手が回らないところを誰かに補足してもらって行くみたいなね。
ある意味個人プレイみたいな感じですよね。自分がうまくそうやってプレイヤーとして成果を出していくっていうのはすごい大事だと思います。
ただ、遠くに行くならみんなで行けっていう、仲間と行けかな。これは非常に深いですよね。遠くってどこっていう話。
ビジョンと共に働くということっていう本を読んだ。その書籍の解説もしたと思うんですけど。
中川雅史商店さんが、日本の工芸を元気にする。自分たちの工芸商品を売るじゃなくて、日本全体の工芸産業を元気にするんだっていう大きな夢とかビジョンを掲げていますよね。
今、会社ってどんどんそうやってビジョンとかパーパスみたいな遠い目標を立てているんですね。
それって正直今の時点ではどうやれば達成できるかなんて全くわからない。けれどもみんなでそこに向かっていくことが会社の価値なんだっていう、ある意味意思決定をしてそこに向かっていくわけですよね。
すごいそれって遠いじゃないですか。これがまさに遠くへ行くならみんなで行けっていう。
何か大きな成し遂げたいこと、あるいはみんなでありたい姿みたいなものが遠くにあるときに、やっぱりそれは一人だとなかなか行けない。遠くに行くためには仲間とやっていく必要がある。
そしてその仲間と一緒に行くときに必要なスキルをかき集めて遠くに行けますかっていう話なんですよね。
というか遠くに行き方がわかっているならそれでも行けるかもしれないんですけども、多分行き方わかんないんですよ。
そこってスキルの領域じゃなくて、本当に一人一人の可能性をどんどん引き出して、それこそみんなが成長して、しざも上げて、不確実なことにどんどん挑戦できるようになっていって、
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その結果として少しずつその遠い目標に近づいていけるんじゃないかと思うんですよね。
クラウドワークスのミッションはこのためのインフラになると。個人の時代のインフラになるんだと。
マッチングサービスとかそういう領域じゃなくて、人々のインフラになっていくんだということを言っていますね。
それもすごい遠いんですよね。インフラになるって電気とか水とかガスみたいな存在ですよね。
人にとって当たり前になければならないものになるっていう風に言っていて、そこで仕事だったりとか趣味の領域、あるいは学び、いろんなところのサービスを展開しているわけですね。
やっぱりこういう未知の領域に行くときにはみんなで行かなきゃいけない。
みんなで行くためには一人一人が成長しないと会社はそこに達成できないんですよね。
誰かだけがすごく優秀で、あとはそれに必要なスキルのフリーランスだったりとか、必要なスキルの人を採用してやれば到達できるんだっていうことじゃないんですよね。
もう行き方わかんないからとにかくみんなで成長していこうと。
だからこそ人を育成していくことが大切なんじゃないかなと。人材育成が必要になるんじゃないかなと。
近くに早く行くなら別に必要なスキルの人を集めて達成していけばいい。
それも全然一つの会社とかの在り方だと思うんですけども、やっぱり昨今なぜビジョンを掲げる会社が増えているのかって話は前にこのビジョンの回でも言ったと思うんですけども、
やっぱり遠い会社としての大きなビジョン、ここに到達するためには今のメンバーがどんどんその才能を生かして成長して道の可能性を切り開いていかないといけないっていう。
だから人を育てていくんじゃないかなっていうふうにすごく感じます。
わかりやすく、単純化するともちろん雇った人を成長させたらスキルも上がっていくからいいっていう。
でもやっぱり今ってスキルだけならフリーランスで得意な人いっぱいいるんですよね。
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特になぜ採用して雇用するのかっていうと、やっぱりその人の成長を会社の成長とかミッションに近づけるみたいなことにつなげるために人を雇って育てて、みんなで今ない可能性を手に入れるっていう、そういうプロセスなのかなというふうに感じます。
それを明確に伝えた上で、みんなが全員が成長、個人の成長ができる、そして個人の成長が会社の成長につながっていく、そういうループを作っていかなきゃいけないんですよっていう話をしないと、
人材育成していきましょうね。マネージャーは部下を育てましょうっていうことだけだと、なんでそこまでしなきゃいけないの?自分である程度できるからできないところだけやってくれればいいよっていう発想になっちゃうかなと。
短期で見ればそれも正解だと思うんですけども、特に中長期で何か大きな目的を達成するってなった時には、一人一人の成長がめちゃくちゃ重要になってくるということなのかなと思いました。
ということで、二つ目の収録はですね、なぜ人材育成、人の成長が必要なのかっていうことについて話してみました。ではまたお会いしましょう。
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