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スピーカー 2
ありがとうございます。
スピーカー 1
そうですね。ちょっとミヤからも補足というか、組織の猫の働き方は。
スピーカー 2
僕、年齢的にはいろんな方にメンタリングしてくださいみたいに言われることが多いんですけど、
中山さんの学長の本の割合が非常に多いんですよね。
あわし本であったり、加減成績の法則っていうのがあって、これが非常に便利でですね、
僕勝手解釈して20代ぐらいはもうだしなんですよと。なのでできることを増やしましょうねみたいな。
スピーカー 1
そういう解釈をして、その年代に合わせてメンタリングをしてあげると、とっても喜ばれて、みんな勝手でアフィリエイト欲しいぐらいなんです。
スピーカー 2
結構ね、組織の猫の場合はね、世の中の中でも猫は目立つけれども、
一方で、すごい羨ましがられるというか、嫉妬される部分も多かったりするので、
猫側から読むと、結構これ当たってるんだけど、じゃあ自分がどう行動したらいいのかなみたいなのとか、
会社によって全然バリエーションが違うので、そこは今日聞いてみたい部分ではあるねと思ってます。
スピーカー 1
そうですね。僕も割と猫っぽいというか、犬っぽく動いてる時も多分あったんですけれども、
社外の人たちと、それこそ最近は特によりそうですけれども、
働き方ラジオとかやって、リサさんみたいな会いたい人に会いに行く活動家ですみたいな人に出会って、
そっか、会いたい人に会いに行けばいいんだって言って、いろんな本の著者の方とかにお会いするようになってから、
より自分でやりたいみたいなことがどんどん出てきて、より猫化している部分はある。
一方で、組織だとちょっと浮くというか、孤立するというか、あんまり理解されないみたいなのとかはやっぱりある中で、
じゃあ君も猫やったらいいんじゃないって気軽にお勧めできるのかとか、ちょっとその辺は結構難しいなと思ったりしますね。
中山さんに早速学長に聞いてみたいんですけど、この書籍出して、またそこからもう4年ぐらい経つっていうことになると思うんですけども、
やっぱり周り、僕らみたいなこういう反応とか、そういうのって結構その後あったんですか?
スピーカー 2
そうですね。おかげさまで、人数大きめの会社とかで呼んでいただいて話すと、
なんかみんな、だいたい事務局の人から後日連絡が来て、
あの後、なんか職場に戻ってみんな、めっちゃ犬だの猫だのずっと喋ってましたみたいな。
そういうフィードバックをもらうことが結構いっぱいあって、
それはどっちかというと犬と猫のブランド力の強さによるもので、
っていうか、本の表紙にさっき紹介いただいた4つの動物が4証言で載ってるんですけど、
僕いつも最初にアイスブレイク的にノーインフォメーションでこの図を見て、
思ったこととかこんな話なのではみたいなのを、
近所に3人組ぐらいで喋ってみてくださいって言ったら、
みんなずっと喋って、なんか5分ぐらいでいいかなって思ってたら、
もう全然話止まらない感じで喋ってくれるので、
僕何にも喋らなくてもみんな自分これについては結構語れるよみたいな、
そんな感じになることが多い。
あとは猫側の人は犬の人に猫の人権っていうのもいいんですけど、
猫っていうのがいるんですよっていうのを知ってもらえるだけで、
結構なんか嬉しいというか、
スピーカー 1
勇気というかね。
救われる部分があるというか、やりやすくなるというか。
スピーカー 2
犬の人からすると、何であいつって思ってたやつが猫だったのかって思った瞬間に、
だいぶこう受け入れられやすくなる。
スピーカー 1
受け入れられる。
確かに確かに。
スピーカー 2
で、自分が苦手なことを向こうの人は得意なこととしてやってくれるんだったら、
うまいこと役割分担したらいいってことね、みたいなところまでいくと、
だいぶ会社では浮かなくなってくるっていうことが起こりやすいかな。
スピーカー 1
同じ犬の仲間で何であいつだけ違うことしてるんだみたいなところが、
あ、そもそもなんかもう種類が違ったのねっていう。
そうですね。
スピーカー 2
で、確かに犬の人と猫の人の得意技の違いは、犬の人は言われたことちゃんとやる。
で、僕いつもこの本にも出てきますけど、S字カーブで事業の成長ステージみたいなものを考えると、
最初の立ち上げのところとかが得意なのは、
スピーカー 1
虎が一匹いて世の中にこんなサービス商品があったら面白いのではって言い出して、
スピーカー 2
虎の人のキーワードは世の中面白くっていうのがキーワードなので。
それで事業、創業をし、そこに猫の人たちが集まってきて、
なんかよくわかんないけど、わちゃわちゃしながら、お客さんどうやったらもっと喜んでくれるかなとかって言いながら、
夜遅くまで夢中で働いて、でそれをやってるうちにだんだんサービスがブラッシュアップされてきて、
お客さんが増えてきて、で成長期に入ってぐいっと伸び始めるみたいなことが起こると思うんですけど、
そうすると急に業務量も増えるからどっかでオペレーション的なトラブルとかが起こり始めて、
それで人手も足りないし、採用しようって言ってだんだん新人の割合が増えてきたりとかして、
それでマニュアルとかなく今までやってきてるのがちょっともう回らなくなってくるので、
これそろそろマニュアル作った方が良くないって誰かが言い出すタイミングがそのうち来ると思うんですけど、
そのタイミングで猫の人たちが主導権を握ろうとし続けると、
マニュアルとかいる?つって、
あんまそういうの見ないタイプなんだよねみたいな、今までもなしで臨機応変でやってきたじゃんみたいな、
そのまま押し切ると本当に大きなトラブルが起こるみたいな可能性があるわけで、
なのでマニュアル作ってちゃんと運用するのは犬の人の得意技なので、
猫の人たちは訳のわからない状況、カオスな状況で試行錯誤しながら新しい価値を生み出していくのが得意技で、
犬の人たちは出来上がってきたものを整えながらちゃんと回していきます、運用していきますみたいなのが得意。
スピーカー 1
なるほど。だから割と新規事業とかがトラとか猫が担当して既存事業をライオン犬のマネジメントとガンガン形にする人がやっていくと。
スピーカー 2
それこそ宮井さん、フィラメントとかって新規事業の支援だと思うんですけど。
スピーカー 1
そうですよね。新規事業の立ち上げコンサルみたいな会社ですよね。
スピーカー 2
犬と猫の視点があるだけで、たぶんなんでうまくいかないのかみたいなのがだいぶ分かりやすくなるなと思ってて。
例えば典型で言うと犬のエースを新規事業のリーダーにしてしまうみたいな。
大失敗です。
なんでもいいから自由に立ち上げてとか言われて。やったことないんだけど。
売るもんあんだったらいくらでもたくさん売ってくる自信はあるけど。何したらいいか指示してください。
割と世の中には犬を新規事業のリーダーにしちゃう失敗事例はかなり多くて。
しかも犬を孤立させちゃうから、犬って孤独だと死んじゃうじゃないですか。
そこでフィラメントの出番ですみたいな感じのことが多くて。
新規事業ってどうしてもリソースそんなに張らないので。
そうすると一人孤独でつらいので、犬を猫に飼えるように。
数字も出てこなかったら飼い主に褒められないみたいな状態になって。
頑張れなくなるみたいな。
スピーカー 1
確かに。猫とか虎もですけど、もし仮に数字が出なくても絶対これは信じてるものだから。
結果出るはずだって折れずにやれるみたいなのはありそうですよね。猫虎系だと。
スピーカー 2
あともう一個典型としては、虎とか猫が出島とか行ってわちゃわちゃやってるけど、
なかなか数字が上がってこないみたいな状態を機関事業の犬の評価基準で評価をしてしまいます。
そうですね。
こっち側はもうめちゃくちゃ1円のコストをどうやって削るかとか言って一心やってるのに、
あいつらはその利益を食いつぶして遊んでるみたいな。
スピーカー 1
金曜日ピザパーティーとかやってるみたいな、そういう感じ。
スピーカー 2
我々ですよね。
スピーカー 1
猫と犬が言語化されたことで、お互いの役割とポジションみたいなのが整理されて、
今までよりはうまく役割分担できるようになるっていうのがあるのかなと思うんですけれども、
でもそんな中でも、さっき言ってた本当は猫なんだけど犬を求められているとか、
多分圧倒的に人口的には犬をやってる人の方が多くて、
純粋な犬タイプの方とそこに本当は猫なんだけど犬をやってる人っていうのも何か言っているのかなって、
書籍にもそのこと書いてあったかなと思うんですけども。
犬の皮をかぶった猫。
犬の皮をかぶった猫。
そういう方が猫に変わっていくにはどういうふうに行動していったらいいのかなとか、
そういうのってどういうふうに考えられてますか。
スピーカー 2
まずは自分が犬の皮をかぶった猫だっていう気づきを得るっていう。
スピーカー 1
自覚をする。
スピーカー 2
多分、今の日本のいわゆる組織で働いてる人を眺めたときは犬の人が多数派みたいな印象があると思うんですけど、
僕はその理由って考えてみたんですけど、
これこそさっきのS字カーブ、昭和のS字カーブで製造業がメインだったので、
製造業って最初の立ち上げのところとかはわちゃわちゃしてると思うんですけど、
工場のライン整っちゃった後はもうただひたすらマニュアル通りにミスなく、
大勢で作業を分担して手を動かせばパフォーマンスが上がるっていう類の仕事だから、
猫の人が入社してきて、君はここですって言って持ち場はここですって言ってマニュアル渡されて頑張ってって言われて、
そのときに工場長のところにすいませんとか言って、僕のこの持ち場はどういう意味があるんでしょうか。
全体像を知ってからやりたいんですけど説明をしてもらっていいですかとかって言ったら、
とりあえずお前勝手に持ち場離れんなって言って怒られるみたいな。
手を動かしてた方が会社の業績も伸び、利益も上がり、自分たちの給料にも返ってくるので、
言われた通りやるのがみんなの幸せにつながるっていう時代が結構長く続いてたから、
その状態になってから入社した人は働くっていうのは犬として振る舞うことであるっていうのが常識だと思って、
今に至ってる。だけどさっき言ったみたいな衰退期に入ってきたりとかすると、
言われた指示通りやってんのに全然結果出ないんですけど、全く自分がやってることの意味がわかりませんみたいな状態って、
犬の人よりもかくれん猫、犬の革をかぶった猫のほうが先にモヤモヤし始める気がするんですよ。
犬の人は言われたことやってるやん、別に。それでいいかって思えるのに対して。
犬の革をかぶった猫は多少あれでも批評性とか持ってるからね。
本来の自分の性質とは違うパフォーマンス、スタイルをあえてやっているので、
それが何の意味があるかわからなくなると、たぶんモヤモヤし始めてメンタルダウンしたりとかしそう。
スピーカー 1
今、日本経済的にも割と衰退期に入ってる業界とかも多い中で、そういう意味で言うと、そのモヤモヤがかなり顕在化してきていて、
猫人口は今徐々に増えつつあるというか、そういうことにもなるんですかね。
スピーカー 2
それこそ、最近のZ世代とかすぐ辞めちゃうみたいなことで困ってる人いっぱいいると思うんですけど、
たぶん犬をかぶってない猫のまま振る舞ってたら、
上司とか指導係の先輩の犬タイプの人の言ってることが全くわからなくて、
言われたことやっても何の意味があるかわからない指示とかされるし、
こんなところにいたら絶対成長とかできなそうだから早くやめようって言って他行こうって言って、みたいなことが起こってるっていうふうに見ると、
そんなことが製造業じゃないところに入ってくると、正解のない時代とか言ってみんな職場の上司とか先輩もみんな迷ってるみたいな、
そんな状態だと猫的侵入社員の人は犬をかぶる意味とか1ミリもわかんないわけじゃないですか。
メリットゼロだし。
ヒントですね。
先輩とかから文句言われることが減るぐらいで。
スピーカー 1
確かに。
だからそのまま猫でいって、なんかうまくフィットしなくて、