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働き方ラジオ始まります。このラジオは、誰もが情熱を持って働く、それを実現するために働くということの改造度を上げていくポッドキャスト番組になります。
今日も働き方エヴァンゼリスト、田中健士郎が皆さんのネメルースをゆったりととどんでお話しさせていただきます。
いつもお聞きいただきありがとうございます。はい、ということで、前回はですね、最近提案をしてますかということで、提案の重要性。
まさに営業の仕事もまさにこの提案ですし、提案をすることで周りとの関係性を変化させることができる、そういったタイミングに非常に重要なんじゃないかという話をさせていただきましたが、
今日はですね、書籍の紹介コーナーになります。
はい、少し久しぶりですかね。今日は個人的には満を持してというかですね、もうずっと自分の中で一つのバイブルのように読んでいた本ではあるんですけれども、こちらですね。
ワクワクとできるのに二軸のマッピングで作る新しいキャリアということで、このラジオを聞いていただいている方はご存じの方も多いかもしれませんが、
バリュークリエイトのみとみさんですね。あとは小島さんというキャリアカウンセラーの方、お二人で作られた本ですね。
このお二人が今、ワクワクの風という社団法人も作られているんですけれども、この働き方ラジオでずっと追求してきたことの一つの指針にもなるし、
個人的にもこの考え方によってキャリアを整理して新たなワクワクを探すことができているなという感覚もあるので、今日は紹介させていただきたいなと思いました。
みとみさんには以前も働き方ラジオに出ていただきましたし、僕ももう一つの書籍ですね、ワクワク会社革命の紹介もさせていただいてまして、
最近はなんと運営しているオンラインコミュニティライターゼミの方にもみとみさんが遊びに来てくれたりとですね、かなりいろいろなところで絡ませていただいているんですけれども、
僕個人的にもこのワクワクとできるの二軸マッピングこの考え方をですね、より多くの人に知ってもらいたいと本当に心から思っていてですね、
ことあるごとに紹介しているんですけれども、本当にそれぐらいですね、めちゃくちゃいい本なので、ぜひ興味ある方はこの本を読んでいただくのもいいですし、
あとはみとみくんチャンネルっていうね、バリクリエイトのメンバーとみとみさんと一緒に作っているYouTubeチャンネルがあるので、そちらを見ていただいてもですね、この考え方をパッと動画で理解することができるので、
個人的にめちゃくちゃお勧めしております。はい、ということで早速中身に入っていきたいと思うんですけれども、この二軸マッピングという考え方ですね、話で聞くと何となくピンとこないので、
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まずはですね、ぜひ皆さんに自分でやっていただきたいと。本当に紙とボールペンがあればどこでもできるんですね。
二軸、縦と横に引くだけですって感じですね。縦軸と横軸ありますと。縦軸っていうのがワクワクしている、していないっていう軸ですね。上がワクワク、下がワクワクしていないですね。
横軸っていうのは左側ができない、右側ができる。言い換えるとできないっていうのは成果が出ない。できるっていうのは成果が出ているっていうことですね。この二軸のマッピングで、
自分は今どこにいるのかっていう話ではなくて、自分の中でもいろんなことをやっていると思うんですよね。仕事でも営業をやっている、あるいは事務作業をしているとかね、ライティングをやっているとか、ライティングをやっている中でも取材をやる、カメラで撮影をするとかね、文章の構成を考えるとかあると思いますけれども、そういったことを細分化できるかもしれないですし、
あるいは自分が興味を持っているテーマとかですよね。僕だったら最近、町工場のコミュニティとかにすごく惹かれてね、勝手に調べて勝手にいろんな人とつながって勝手に提案したりね、ラジオ出てくれませんかとかちょっと言っちゃったりとかしてるんですけれども、
まあそんなこと、そういったテーマみたいなものもあると思いますし、趣味の領域でもいいですよね。なんか自分の推しが最近出てきたみたいなもしかしたらマッピングしてもいいかもしれないですけども、自分の周りにあるあらゆるものをこの二軸のマッピングの中に置いていくとどうなるのか。
それを俯瞰してみたときに、これから自分がキャリアでどう今ここにあるものをこっちに移動させていくのかとか、次にやりたいことは何なのかっていうのを考えたりとか、まず自分の現在地点を知るっていう感じですかね。さらにこのマッピング面白いのは、バリーグレートさんだと毎年会社の中でこのマッピングをやるらしいんですよね。
社内のワークショップみたいな感じでやっていくと、毎年毎年、去年はワクワクしてかつできないところになったものが、今年はワクワクしてかつできるものに変わっていると。
左上から右上に変わったみたいな感じですかね。こんな感じで点が動いていくんですよね。そうすると何年もそれをやり続けることで、自分がどう変化していったのかが見えるっていうね。これをやることで自分のキャリアの棚下ろしができたりとか、改めて俯瞰して、だからこれは自分はできるようになったんだなとか、できるようになったんだけど、いつの間にかワクワクしなくなってるな。
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だったら少しそこの割合を減らして、よりワクワクすること、できないけどワクワクすることに時間を使おうか。そういった形で自分で俯瞰して考えられる。これをやることによって、なんかモヤモヤするな、最近働くの楽しくないなって思ったときに、ちょっとした指針になると思うんですよね。
だからこそ、この二軸のマッピング、めちゃくちゃシンプルなんですよね。シンプルでかつ人の認知を変えられるというか、そういったパワーがあるので、本当に多くの人にやってほしいなと思うんですよね。
あとは、この考え方の新しいところっていうのは、やっぱりキャリア論とかって、今社会でどんなスキルが求められているかとか、組織においてどう価値提供するのかっていうところを中心に自分のキャリア考えるみたいな考え方が多いと思うんですけども、そういった社会のニーズベースじゃなくて、個々人の自分自身のワクワク、情熱を追求することが最終的に成果が出てくる。
ことにつながるんですよ。もう完全的に個人の内側からまずはワクワクすることをやろう。これまさに働き方ラジオでずっと探求していることとはもう全くイコールなんですけれども、もう時代がそう変わってきてますよ。今までは社会とか組織のニーズベースでそこにどう価値提供するかっていうのがメインだったところが、これからは文化の時代なんて言われてますけれども、
個々人が本当にやりたい、ありたいと思ったもの、そしてワクワクするものを追求していく結果として価値提供ができたりとか、他社から評価されるようになっていくっていう風にちょっと時代も変わってきてるんだよっていうところが、この本の根本にある思想なのかなと思いまして、そういった考え方もですね、僕もすごく共感しているなというところは改めて感じております。
はい、ということで早速このニジックマッピングの話をしていきたいと思うんですけれども、いきなりこの本の解説をね、要約して伝えてもちょっと面白くないかもなというか、自分ごとになりにくいなと。
まずは自分で書いてくださいと言ってるんですけど、働き方以上でいきなりじゃあワークショップ始めますと言っても、なかなかね、ピノチさんポッドキャストやりながらじゃあペンと紙を持ってっていうわけにもいかないので、今日はですね、僕のこの10年強ぐらいのですね、マッピングを過去に1回やったことがあるので、ちょっとそれを見ながらこの二軸マップのイメージをですね、なんとなくこう掴んでもらいたいなと思って、
ちょっと自分の自己紹介的にね、以前1回使ったことがあるんですけど、スナックミラボでですね、このスライドを使って2010年頃から自分がどんなことにワクワクできるをやってきて、それがどう動いてきたのかっていうのを含めて自己紹介したんですよね。
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まずですね、振り返ると2010年頃、もう今から10年以上前ですけども、私が会社員になるかならないかの頃だと思うんですよね。はい、2009年とかね、その頃の二軸マップみたいなのを出してみたんですね。で、縦がワクワク横ができるできないですよね。
当時、大学卒業頃、私、田中はですね、大学4年生で海外留学に行ったりしたんですよね。あんまりこの話したことないのかな。
アメリカのサンディエゴっていうカリフォルニア州にある町に交換留学に行って、英語を鍛えたりとか海外で少し大学で勉強したりとかっていう、めちゃくちゃついていけなかったんですけど、そういう意味で挫折もしつつ、ただ英語としてはできるようになっていて、自分の中で英語っていうものがワクワクしてかつできるっていう、
この二軸マップで言うと右上ですね。右上ってワクワクしてかつできるもの。で、そこにちょっと英語が入りかけてた。すごいできるかっていう、ビジネスできるかっていうとそうではなかったんですけども、自分なりにTOEFLとか勉強して海外留学実現したので、結構勉強も、高校生の大学受験よりも大学入ってからの英語を勉強してたので、そういった意味で英語をやっていたりとか、
あとは、そうですね、なんか就活をするときにですね、なんか強みって何なんだろうって、なんか皆さん考えるんですよね、就活するときに。で、僕、あんまりなんかリーダー経験がありますとかもなかったし、なんかこうこれといってサークル立ち上げましたとかも、なんならサークルはやってなかったし、なんかアルバイトでサブウェイでサンドイッチ作るぐらいしかやってなかったんですよね。
で、勉強はそこそこちゃんとやるタイプだったけど、みたいな、いわゆる自己PRすることがあまりないっていうタイプだったんですけど、ふと、なんかいろいろ過去の経験とか考えてるときに、部活とかでも副部長をやったりとか、副リーダーやったりとか、バイトでもなんか店長とアルバイトのメンバーの間に入って、みんなが気持ちよく仕事をするための、なんかこう、
お互いの認知のすり合わせをしてたりとか、なんかそういうことばっかりやってたんですよね。で、そういう力って何なんだろうなって収穫しながら考えてるときに、まあ調整能力なんじゃないかなと。
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社内で利害が一致しないときとか、部署間が対立しちゃったときに、うまくその間を取りもって調整していく。一人一人のやりたいこととやるべきことを、その利害をうまく調整していっていい落としどころに導くみたいな、調整能力がもしかしたらあるんじゃないかなっていうふうに思っていて。
このあたりが、できるって言えるかわかんないんだけど、結構自分的にワクワクしてることで、このワクワクとできるの領域だと、ちょい右上か、ちょうど真ん中の上ぐらいの感じですかね。社内調整とか調整能力みたいなことがあったっていうのが僕の就活時代ですね。
あともう一つは、海外で働くっていうこと。これはやったことがなかったんで、完全左上なんですけども、ワクワクして、かつできない方ですね。まだ結果が出てない。海外で働くみたいのは左上にあるみたいな感じが、2010年の僕が新卒入社する前後ぐらいのところですね。製造業の会社で働くことになったんですけども。
やっぱり製造業っていろんな部署の方が協力して一つの製品を作っているので、社内調整が非常に重要になってくるって自分の強みが活かせる。あとは英語っていう自分の得意分野もやっぱり製造業って売り上げの7割とかが海外だったりするんで、海外に物を売っていくときに英語能力も必要っていうところで、その社内調整力と英語っていうおそらく2点で、
評価いただいて入社できた。さらにその中で自分はできないけどワクワクするものとして海外で働くってことがあったんで、海外で働きたいって言いまくってたら、新卒1年目から海外営業に配属されるっていうかなり珍しいことを実現できたっていうのが、この新卒入社の時代でしたね。
そこから最初は台湾に行ってみたりとか、3年目くらいからアメリカの担当になって、2,3年アメリカにほぼ駐在するような働き方をしたりっていうのが最初のファーストキャリアみたいなところだったんですよね。
はい。この二軸マッピングで言うと逆にワクワクしないものが当時何だったのかとかっていうのを考えると、やっぱりなんか自分は調整能力とかはあるけれども、新規でアイデアを考えたりするのがあんまり得意じゃないとか、当時のイメージだとマーケティングってなんかいいアイデアを考えて、
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こう一般消費者の方に驚きを持ってもらうみたいなね、なんかすごいクリエイティブな人がやる仕事だろうなと思う。結構自分はクリエイティブとは逆だとずっと思ってたので、そこは逆にワクワクしないみたいなところに入っていて、
よく就活だと人気のある製造業でも、僕結構半導体っていうね、2Bのすごく硬い分野なんですかね、そういったところの仕事やってたんですけども、一般的に製造業とかあったらサントリーとかね、トヨタとか2Cでめちゃくちゃ有名なパナソニックとかね、そういったところに皆さん行きたがるし、
あとは広告代理店とかね、CM作りたいとかね、そういうのは全くなかったっていうのが当時でしたね。そこから2015年ぐらい、この頃っていうのが僕が一回初めて転職をした頃ですね、今のクラウドワークスっていう会社に入社した頃なんですけども、
その時に二軸マッピングがどうなっていたかっていうと、まずですね、もともと割と右上にあったワクワクしてかつできるっていうところに入っていた調整能力と英語っていうのが右下にちょっと落ちてるんですよね。できるんだけどちょっとワクワクしなくなってくるんですよね。
もうほぼ海外駐在に近いことやってたので、英語を使うとか、海外で働くっていうこと自体も結構当たり前になってきちゃってて、もしかしたら少しワクワクが落ちたのかな。楽しかったんですけどね。海外の働くこと自体は楽しかったけど、例えば英語みたいなものにより力入れようとかってあんまり思わなくなったりとか、
あとは社内で調整するっていうのも得意だけれども、そこでこれぐらい自分ができるんだって見えちゃった瞬間に少しワクワクしなくなってきたっていうので、少しこの右下なんですよね。できるけどワクワクしないっていうところが落ちてきちゃった。
で、その時に左上にやってきたものが3つぐらいあったんですよね。それが地方、後に言う地方創生っていうものなんですけども、ワクワクするけどできない、やったことないもの、地方創生。2つ目は働き方。3つ目はプロジェクトマネジメントっていうこの3つが入ってきたのが2015年頃ですね。
クラウドワークス入社した頃、この辺りのテーマにワクワクしたからこんなことにワクワクするんですっていう実績はないけどワクワクしますっていう軸だけで転職活動していろんな会社にアタックしてたまたま受け入れてもらえたのが今のクラウドワークスという会社でしたね。
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そういった意味では、やっぱり20代だったからこそワクワクだけで転職できるっていうね、なかなか珍しい時代だったのかもしれないですけども、逆に入社してからはできないことだけで入っちゃったんで、すごい苦労したんですけど、でもそういった意味でそういった自分の中で新しいテーマがですね、ポンポンポンと出てきたんですね。
海外行きすぎて逆に日本の地方の方が面白いんじゃないかって、ゆり戻しなのかわかんないですけども、なってきたりとか、やっぱり働き方っていうのは世界いろんな国に行くと働き方に対する考え方とかが国によって違いすぎて、それがすごく面白くて、でも日本の働き方ってちょっとなんか無理してるなっていう感覚が当時あったんですよね。
満員電車に揺られて、毎朝同じ時間にスーツを着て出社するっていう、なんかそういったものが多分ここから10年ぐらいで一気に変わるんじゃないかっていうので、働き方に向き合ってる会社ないかなっていうのでクラウドワークスでやったとかありましたね。
あとプロマネっていうのは、プロジェクトを立ち上げて、それをゼロから実現まで持っていくっていうところなんですけども、なんかその社内調整っていうよりにも一部近い部分はあるんですけども、よりそのプロジェクトのゴールが明確になってね。
プロジェクトマネジメントについて語った会も働き方ラジオであるので、ぜひ聞いていただければと思いますけど、こういった概念がこの2015年頃に出てきたっていう感じですね。で、2020年から今にかけてっていう最近のところに徐々に近づいてくるんですけれども、2020年頃っていうのがそういった意味だと、
そのさっき言ってたプロマネとか地方創生、働き方みたいなものをクラウドワークス5年ぐらいずっと追求した結果、左上にあったものが右上に移動していったんですよね。
例えば地方創生事業っていうものを自分で立ち上げて一定の規模まで拡大をしたりとか、働き方に関しては会社の中で働き方エヴァンジェリストっていうね、今のこの肩書きを会社で一応つけてもらって、外で公式に言えるようになって、いろんなところで講演をさせていただいたりとか、あとプロマネっていうところだと、いろんなイベントの企画を企画して、
最終的にそれを実行するまでを自分が中心になってやっていくっていう。それが仕事になっていったっていうところですね。こういった形で右上の証言に移動していくんですけども、だいたい右上に行ったぐらいでまた新しいできないけどワクワクすること、左上が出てくるんですね。
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これが2020年頃だとコミュニティとポッドキャストみたいな感じで、今に続くみたいな感じになりますね。さらに2023年だとそこにカルチャー作りとか、あとワクワクっていうキーワードとか、農業とか町工場みたいなものが入ってくるっていう感じで、ここからまた長くなっちゃうので割愛するんですが、こんな感じでですね。
自分のキャリアを少し俯瞰しながら、二軸に当てはめてやっていく。やっぱり当時自分がすごくワクワクしてできるようになってた、例えば地方創生とかって、今はちょっとそこはできないことはないんだけど、ワクワクでやっぱり下がってきちゃったりしてるんですよね。
どっちかっていうと、一度も落ちかけてた海外みたいな熱が、今海外かける何々とか農業とか町工場みたいなところで、さらにもう1回左上に戻ってきたりとかするので、こんな感じでですね。
左上、右上で右下に落ちて、また新しいテーマを加えて左上に戻ったりとか、こういった三角形をうまく描いていくのがすごく大事なんですよっていう話をみとみさんがしていて、自分のキャリア振り返って、もちろん左下にあったものもたくさんあると思うんですけども、数字だけを追う営業とかね、全然得意じゃないとかあるんですけど、
そういうのは結構僕は割と置いちゃうので、今あえて言わなかったんですけれども、そうやってですね、自分のやってることを俯瞰して置いていくと、自分のキャリアが見えていきますよって話ですね。
ぜひ皆さんにもですね、これトライしていただきたいんですけれども、各エリアですね、左上、右上、右下、左下って話をしたと思うんですけども、それぞれにいる状態のときにどうしていくべきかみたいなところをちょっと後半でまた話していきたいと思います。
ちょっと前半は僕の過去のキャリアを少し説明していくみたいな感じになったと思うんですけれども、意外と個人の説明をした方が二軸マップの使い方がわかりやすいので、あえて前半はそんな感じでいきました。ではまた後半お会いしましょう。