1. 田中健士郎の働き方ラジオ
  2. #183-1「チ。」はなぜ僕たちの..
2025-04-23 23:06

#183-1「チ。」はなぜ僕たちの心を動かすのか?(アニメ紹介:チ。ー地球の運動についてー 1/2)

今回の聴きどころ


・チ。ー地球の運動についてー とは?

・源泉ラジオの髙木さんに教えてもらったアニメ

・なぜ僕たちは「チ。」に心動かされるのか?

・エンタメとして最高だから

・教養として最高だから

・ある意味コテンラジオに近い

・感動を伝えるために次にバトンを託していくストーリー

・人を動かすのは理論ではなく感動

・敵役がいたからこそ繋がって行くバトン

サマリー

ポッドキャストエピソードでは、アニメ『チ。-地球の運動について-』の魅力が探求されています。このアニメは、地動説をテーマにしており、エンターテインメント性と教養を兼ね備えていて、多くの視聴者の心を動かす要素が詰まっています。アニメ「チ。」では、地球の運動について描かれた物語が進行し、感動を通じて人々が繋がる重要性が強調されています。主人公の奥二が書いた本が次世代に継承される様子が描かれ、敵役のノバクとの対立が深いストーリーを生み出しています。

アニメ紹介の始まり
スピーカー 1
働き方ラジオ始まります。株式会社セッション・クルー代表、働き方エヴァンゼリストの田中健士郎です。
このラジオは、誰もが自己表現をするように情熱を持って働く、そんな世界を目指す仲間作りをしていくポッドキャスト番組になります。
スピーカー 2
みなさん、自己表現していますか?はい、ということで今日はですね、ひとりがたり会というところで、書籍紹介ならぬアニメ紹介っていうのをですね、やってみたいと思います。
スピーカー 1
はい、ということで初めての試みですね。働き方ラジオでアニメを紹介するという、
もう働き方なのか何なのかね、だんだんわからなくなってくる感じですけれども、はい、えーとですね、今日紹介したいアニメは、
地、地球の運動について。はい、みなさんこのアニメというかですね、まあ元々はあの漫画なんですよね。
はい、こちらについてご存知でしょうか。地、地球の運動についてと、これですね、地動説、はい、みなさんよくご存知ですかね。はい、あの、昔、中世頃はですね、
えー、中世頃までは、地球の周りを太陽とか星がこう動いているよっていうふうに思われたわけですよね。
スピーカー 2
なんですけれども、まあその中世の人たちがたくさんこう研究を重ねていた結果、いわゆる地動説と呼ばれる、
スピーカー 1
太陽の周りを地球の方が回っているんだという、はい、まあそういったことをこう発見して、それをこう世の中に広めていくわけですよね。
まあこの地動説を世の中にこう広めるというか、それを提案していく、提唱していく、そんなテーマを扱った漫画になるんですよ。
はい、読んだ方、アニメを見た方いらっしゃいますか。非常にですね、大人気のコンテンツになっていまして、まあ多分働き方ラジオで書籍紹介とかやってますけれども、
やっぱりどうしてもこうビジネス書みたいなものになると思うんですけれども、こちらはいわゆる漫画の世界になりますので、より多くの人が見たり読んだりしてるんじゃないかなというふうには思います。
で、じゃあ、けんしろさんって結構アニメとか漫画とか見るんですねってね思った方、意外だなと思った方もいると思うんですけれども、
あの、全く読まないんですよね。はい、あの、なんでしょうね、小さい頃にですね、こう漫画を買うみたいな習慣が我が家になかったせいでですね、
あんまり漫画みたいなものをたくさん読んでこなかったし、まあアニメといえば、まあドラゴンボールはね、もうめちゃくちゃ見てたんですけれども、まあ本当にそういう代表的なものをいくつか見た程度で、
なんかこう大人になってからずっとアニメを見続けたり、漫画をたくさん買ったりっていうタイプではなかったんですよね。そんな僕がめちゃくちゃハマっちゃったアニメが、この地球の運動についてなんですよね。
はい、なのでまあ今日はですね、そのアニメ好きではない僕がなぜここにハマってしまったのかみたいな話をですね、できればと思います。
スピーカー 2
で、やっぱり一部ですね、このいわゆるネタバレっていうですかね、内容が少しわかってしまう部分もあると思いますので、ちょっとこれから見たかったんだよな、これから読みたかったんだよなっていう方は、
スピーカー 1
もしかしたら聞かない方がいいかもしれないです。ただまあ概要を説明するというよりも、そこで僕が感じたこととか、その感想みたいなところを主に触れていこうと思います。
はい、そもそもですね、なんでこの地球の運動についてというアニメを知ったのかっていうところなんですけれども、
スピーカー 2
あのゲンセンラジオっていう、僕がもう一つ関わっているポッドキャストですね、高木ビルの高木社長と一緒にやっているポッドキャストですけれども、
スピーカー 1
あのまあこれの収録後だったかな、はい、あの高木さんに、 「ケンシロウくんさ、チッて知ってる?」って言われて、
チッチッ何ですか?みたいな感じですね。いやーあれめちゃくちゃ面白いんだよね。 もしかしたらケンシロウくんも好きかなぁと思ってって言われて、
へーと思って、ちょうどアヴェンマーカなんかであの 無料でね、公開されてたので、ちょっと見てみようかなと思って見出したのがきっかけだったんですよね。
で、まああのちょっとね最初は結構、何でしょう始まりがなんかいきなりグロテスクだったりとかしてですね、
え?って一瞬になるんですけれども、まあそこを越えていくと、どんどんどんどんこう 自分がですねのめり込んでいくのがわかって、
うわーってなって、もう一気見ですよね。 あの全25話ぐらいまであるのかな?もう一気に1,2週間かけてですけど見てしまってですね、
もう早速高木さんに、めっちゃ面白かったですち、っていう話をしたら、そうでしょ?みたいな。いやーあれほんといいんだよね。
スピーカー 2
なんかわかんないんだけど心が熱くなるんだよね。 ケンシロウくんさ、あの働き方ラジオで解説してよ。
エンタメと教養の融合
スピーカー 1
そういうの得意でしょ?なんかわかんないけど熱くなるのは何でなのかみたいなところね、僕も気になるんだよねって言われてですね。
高木社長に、まあそう言われたからにはやらないわけにはいきませんということでですね、あの今日はその、
なぜ僕たちは地に心動かされるのかっていうね、テーマで話をしてみたいなというふうに思います。
田中ケンシロウといえば、働き方ラジオでは結構書籍の解説をね、昔はよくやってたんですよ。
で、その時よく言われたのは、なんか難しいことを頑張って言語化してくれて、なんかちょっとわかりやすく説明してくれるみたいな、
スピーカー 2
そんなね、感想もあったので、今日はちょっと頑張ってですね、地が何でそんなに面白いのか、心動かされるのか、そんなところですね、
スピーカー 1
なるべくわかりやすく解説していきたいかなというふうに思います。はい、ではですね、早速本題に入っていきたいと思うんですけれども、
僕たちはなぜ地、地球の運動についてに心動かされるのかということで、えっと僕ね、2つの側面があると思ってるんですよね。
で、1つはエンタメとして最高だからっていうね、はい、やっぱりエンタメ、アニメのコンテンツ、漫画のコンテンツとして非常によくできている、
だから心つかまれるっていう部分はやっぱり非常に大きいなと思っています。で、非常にそれだけでももう十分すごいことなんですけど、もう1つ僕が挙げるとしたら、
教養として最高だからっていうね、はい、この教養って、いわゆる学びになるみたいなことなんですよね、はい、じゃあどんな学びになるかっていうと、
この地っていうアニメって、まあなんか地動説みたいな話をするんで、あ、なんか理系的な物理とか宇宙とか、そういうことを勉強できるのかなってちょっと思うじゃないですか。
違うんですよね。非常に哲学的なんですよ。はい、あの、もう1つ1つのセリフとかが深くてですね、一瞬わからないっていうことが起きます。
はい、僕もね、気になって止めて何度も見たりとか、ちょっとそういうのを解説しているノートを読んだりとかしてですね、だんだん理解を深めていく、まだ十分理解できない部分もたくさんあるんですけれども、
スピーカー 2
まあそれだけですね、哲学的な学び、普遍的な知性を得られるような漫画だからこそ、何度も見たくなるっていうこの面白さですよね。
スピーカー 1
なんかやっぱりエンタメだけだと、まあ1回見てスカッとして楽しくて、はい、じゃあまあしばらくはもう見ないかなっていうのもあると思うんですけど、
この教養としての面白さがあるんで、何度も何度も見たくなっちゃうんですよね。教養として面白くてエンタメとしても最高っていうのは古典ラジオだと僕は思ってるんですけど、
古典ラジオって歴史を面白くストーリー調で語ってくれるんだけれども、その中に非常に深い教養というか、まさに哲学的な話も含めて、
普遍的な学びがあって、だから同じ回を何度も聞きたくなるし、それ自体もエンタメとして面白い、非常によくできたバランスコンテンツだと思うんですけども、
まさにこの地ってそのエンタメとしての面白さと教養としての面白さっていう両方を非常にバランスよく兼ね備えたコンテンツ、アニメなのかなというふうに思いました。
はい、じゃあですね、そのエンタメの側面と教養としての側面、それぞれですね、僕の感想を踏まえてですね、ちょっと解説していきたいと思うんですけれども、
なぜ僕たちは心を動かせるのか。まずエンタメ面というところなんですけれども、まず一つ目はですね、やっぱり非常に流れがスピーディーで面白いっていうね、
スピーディーに場面が転換していくんですけれども、一番このアニメ、漫画で特徴的なのは主人公がどんどん変わるんですよ。
スピーカー 2
はい、そんなことありますって感じじゃないですか。最初にですね、ラファー君っていう金髪の少年が主人公として出てきて、
スピーカー 1
あ、彼なんかいいな、なんか爽やかだし、頭良さそうだし、でもすごくうちなら熱いものがあって、この青年と一緒にこの物語で進めていくんだって思うんですけれども、
アニメだと確か第2話ぐらいですかね、第3話だったかな。で、死んじゃうんですよ。簡単に言うと。え?っていう感じになるんですよね。
で、その次の回からは奥二という新たな主人公が出てきて、実はこの前25回の放送があったんですけど、漫画だと8冊になるのかな。
その中で主人公4人いるんですよね。4回主人公変わっていくっていう、そんなことあります?みたいな面白さがあるんですよね。
でもそれ一つ一つの主人公が、いわゆるヒーローズジャーニーってね、勇者の冒険っていう風に言うんですけれども、物語のフレームワークですよね。
これですね、働き方ラジオの昔に1回開出したことあるんですけど、第104回になります。2022年というだいぶ昔の回なんですけれども、
いわゆる主人公がいて、日常から未知に遭遇していって、誘われて一度は拒否するんだけれども、
ある人との出会いによって心動かされて、非日常の世界へ飛び込んでいって、いろんな敵対者と危機を乗り越えながら最後は報酬を得られる。
帰還して成長しているみたいな話なんですけど、基本的にはこういうストーリーに沿って展開されているので非常に引き込まれるんですよね。
スピーカー 2
ただですね、だいたいこのヒーロージャーニーって、終わりは報酬が得られたりして、自分が成長して、さらに次の旅へみたいな感じになっていくんですけれども、
スピーカー 1
そこが報酬が得られるのではなく命を落として、でもそのバトンを次に繋いでいくっていう、この辺は非常に珍しいタイプのストーリーなのかなというように思います。
でもある意味、自分の命よりも大切なものを次に託していくっていう、この辺りが非常に胸厚なポイントで、
そのストーリーの中で、オープニングで毎回流れるサカナクションの新曲ですよね。
怪獣っていう、何度でもって始まるんですけども、これがですね、非常にハマっていて、あの物語にですね、ここも含めてやっぱりアニメ最高だなっていう、
スピーカー 2
まあ多分人によっては、いやいや漫画の方が面白いでしょ、アニメはちょっと邪道だよね、みたいな方もいらっしゃるかもしれませんが、
スピーカー 1
僕はやっぱりアニメから見たのもあってですね、このサカナクションの怪獣とセットで見て楽しみたいというコンテンツかなと思っています。
でですね、エンタメとしての面白さ、まずはその物語展開のスピード感みたいなところがあったんですけども、もう一つはテーマとして感動っていうものがあると思います。
はい、これはですね、見てる僕らもすごく感動していくって話はもちろんあるんですけれども、この物語の中心にあるものが感動だと思っています。
感動が繋ぐ物語
スピーカー 1
あの地動説の話っていう風に聞いて、そっかそっか、太陽の周りを地球が回っているんだっていうこの理論を、これこそが正しいから次に繋げていこうっていうストーリーに一見見えるんですよ。
スピーカー 2
はい、なんですけど、そこが本質じゃなさそうなんですよね。なんかこう理論が正しいから伝えるんじゃなくて、その理論を知った時に得た感動、それを信じている人から受けた感動をさらにもっと他の人にも伝えていきたいっていう、
スピーカー 1
最終的にはその感動によって主人公から主人公にバトンが繋がれていくんですよね。これがですね、非常に熱いんですよね。
はい、ちょっと中身の話に少し入ると、二人目の主人公かな、奥二っていう男性の主人公がいるんですけれども、彼が書いた本っていうのが物語をさらにその次に繋げていく、非常に鍵になる本になっていくんですけれども、
奥二さんはですね、そんなに額があるタイプではないっていうんですかね。地に出てくる主人公とか、登場人物って基本的にはその時代においてめちゃくちゃ頭良い人たちなんですよ。
頭が良すぎて地道説みたいなものの正しさを感じ取って知って、さらにそれを深めて地道説を完成させていくっていうストーリーになるんですけど、この奥二はですね、文字を読み書きすることもできない青年だったんですよね。
で、そんな奥二が自分でそこから文字を勉強して、自分で本を書くんですけれども、この本が最終的には次の世代に繋いでいく重要なバトンになっていくんですよね。
で、やっぱり奥二が書いた本っていうのは、理論的にすごく正しいとか詳細だっていうことじゃないんだけれども、この地道説っていう考え方に出会ったことによる感動がそこに書いてあるらしいんですよ。
まあこの本の中身は明かされてはいないんですけど、なんかこうストーリー調に感動が書かれている。まさにこの地の漫画のような感じですね。地道説の中身を説明しているわけじゃなくて、地道説という存在を知ったことによる感動が書いてあるからこそ、それがバトンになって次に繋がれていくっていう、このね、感じがわかりますか?熱いんですよ。
スピーカー 1
そうか。やっぱり人から人を動かしていくのは感動なんだなって、まあ思いますよね。で、やっぱりこの読者あるいは視聴者もここに感動してこの物語に引き込まれていくんですよね。
なのでスピード感だけじゃなくて、そのバトンを繋いでいくのが感動であるっていうところも非常にいい。あとエンタメの要素として、すごく大事なのが悪役なんですよね。敵役ですよね。この物語、主人公は4人いてどんどん変わっていくんですけれども、敵役、悪役は一貫してノバクっていう男性の方なんですよね。
スピーカー 2
そのノバクっていうのは、異端信文家といってですね、地道説を世の中に広めていきたい人たちがいるんだけれども、当時ですね、キリスト教の中世の世界においては、地道説というのは神の教えに反するものだということで、ある意味異端、神の教えに背いた悪の行いであるということで、
スピーカー 1
罪としてですね、罰される対象だったわけですね。で、そのノバクは異端信文家ということで、そういう悪い研究をしている人を処罰したりね、あとはそういったことを動かしている組織とかを暴くために拷問をして、これが結構きつい拷問のシーンに繋がるんですけど、拷問をしてそういう人たちの動きを止めていこうっていう、
そこにある意味信念を持ってやっている方が敵役のノバクなんですよね。非常にですね、冷徹な心がない感じの敵役に見えるんですけど、まずはですね、声がめっちゃいいって、これもアニメ限定なんですけど、津田健次郎さんってですね、
イケボで有名な俳優でもあり、声優でもある方がですね、これは真似できないですよね。津田さんならではの声でノバクをやっているのが、これがですね、非常にいい声で、すいませんって、全然似てないんですけど、来るとびくってする感じなんですかね。
スピーカー 2
これはもう見た人にしかわからないんですけれども、異端新聞から来ちゃった時にドキッとする感じ、これもですね、この物語をすごく盛り上げる要素かなというふうに思います。はい、なんですけれども、そんなノバクもですね、実は娘思いのいいお父さんな部分とかもだんだん出てきて、
スピーカー 1
なんだけど、その娘が地道説に影響されていってしまうからこそ、やっぱりこの地道説を止めなければいけないっていう使命感に駆られていくみたいなところ。で、最後の終わり方なんかも非常に切ないですね、終わり方をしていく。さすがにちょっとこの辺は言わないでおこうかなと思うんですけれども、
なんかそういうところも含めてですね、なんかこの敵役、悪役なんですけれども、そこにいろんな思いとかを感じてですね、それも物語を作っている。なんか僕のイメージ的には、スターウォーズのダース・ベイダー的な存在なような感じもします。
なんか敵役なんだけど、ちょっとこう、息子のことを思っている部分もあるみたいな苦悩とかですね、そういったところも見えて、しかも主人公は変わるのに敵役と一緒である。で、まあこれは後でも言うかもしれないですけれども、ある意味、このノバクがいたからこそ、みんなが命をかけてこの感動をつなげていこうっていう、
このバトンをつなげていくっていう強いエネルギーが生まれているからこそ、ノバクがいなかったら、もしかしたらこのバトンはつながっていない可能性も高いんですよ。そういう意味で言うと、このノバクってめっちゃ重要な、ある意味、裏主人公だとも言えるんですよね。最初から最後まで出てくるんで。
はい、この辺もですね、非常にエンタメとして面白いポイントなのかなというふうに思います。どうですか?ちょっと気になってきますよね。
エンタメとしてもですね、本当によくできているし、見ているとやっぱり次の回気になるって言って、次も見ちゃうって、この感覚はですね、僕も久しぶりに何か味わってですね、最高でした。
スピーカー 2
で、ここからですね、後半の強要として最高っていう話をしてみたいと思います。はい、今回もお聞きいただきありがとうございました。ちなみにこの番組は読むポッドキャスト働き方ラジオとしてノートでのテキスト発信も行っております。
ポッドキャストと合わせてぜひフォローをお願いします。番組への感想はハッシュタグ働き方ラジオで投稿いただけると嬉しいです。またコミュニティ運営、音声配信、その他PR、パブリックリレーションズなどのテーマでセッション狂うと壁打ちがしたい方はお気軽に私、田中健次郎か純レギュラーりさにご連絡ください。カジュアルにセッションしましょう。
23:06

コメント

スクロール