00:03
TimeTreeラジオは、カレンダーシェアアプリTimeTreeで運営する私たちメンバーが、
普段の仕事に関係することも、そうでないことも、だいたい15分くらいで話し切るインターネットラジオ番組です。
今日はですね、得意なことはどこででもすぐに得られる、スティーブと
はい、得意なことは探し物のフレットです。
の2人でお送りします。よろしくお願いします。
探し物って何ですか?
家でリモコン無くなるとかあるじゃないですか。
はい。
ウィントがないとか。
はい。
ああいうの探すのすごい得意なんですよね。
そっちか、なるほど。探し出すのが得意ってことですね。
失くし物の発見が得意。
フレット家では、だいたいこう失くし物したら、お父さんに頼もうとかってなるわけです。
そうっすね。なんかね、UX設計の逆みたいなリバースエンジニアリングじゃないけど、こう
なるほど。
こういう行動するはずだからこうこうこうでとかって推理して見つけるのが、見つかるとすごい嬉しい。
なるほど。鍵なくした時とかあれですよね。
そういうの、そういうの、はい。
へー、探し物が得意。いいですね。
僕はね、どこででもすぐ寝る。3分以内に寝れます。
信じられない、すごいな。
はい。どんな環境でもです。
すぐ寝れるっていうのは本当は実は体には良くないらしくてですね。
ほぼ気絶と同じ状態と言われます。
すごい。
5分だっけな、10分だっけな、時間があってそれ以内に寝ちゃう人は、状態としてほぼ気絶ですって言われて。
それ疲労が溜まりすぎてるってことなんじゃないですか?
とか、なんかその体には良くないって言われて、どうしたらいい?
いやでも僕すぐ寝れちゃうしなみたいな。
早く寝れるっていうのもちょっと考え物ですねっていう話でした。
はい。
ありがとうございます。で今日はですね、たまに今まで15回ぐらい放送あったんですけど、
たまにこう紹介してる社内制度とか、なんか社内の面白い仕組みの紹介の一つなんですけど、
コブラ効果というですね、社内用語ではないですね、これ一般的にもある言葉ではあるんですけど、
社内でもそのコブラってるっていうワードをよく使ってると思うんですけど、
そのコブラ効果についてですね、ちょっと今日話していきたいなと思ってます。
ちょっとコブラ効果の前にですね、タイムツリーって前者で何か売り上げを追いかけようとか、
ユーザー数をもうこう追求しようみたいな文化とかってないじゃないですか。
あんまりそうですね。
あまりないですね、その数字を目標にして何かみんなで頑張るみたいなことはないなと僕も感じているんですけど、
03:01
そのあたりはフレットとしても何か狙いがあったりするんですか。
一応こう目安として置いてたりするんですよね、でもどうにかして達成するためにはみたいな、
そういうノリではなかったりしますね。
でも昔、今年10人100万ユーザーいくんだみたいなのがあったのはあったんですね、やってたことは。
でもそういう時って目標立てた時とか半年前とかだったらこうしてああしてとかって、
割とこう腰据えて考えられるけど、だんだん3ヶ月前、2ヶ月前とかだったら、
あと1ヶ月でできて効果が出ることはなんだ、みたいになってくるじゃないですか。
あんまり本質的じゃない打ち手とかが増えちゃったりして、将来の価値を身を削っているような感じになっちゃう。
だから昔やったんですよね、あと2ヶ月でみたいな時とかに。
100万を達成するために。
そうですね、タイムフリー起動したら、友達にシェアしてくださいみたいなのがいっぱい出るとか、
そうするとシェアされると新規ユーザーが増えるかもしれないじゃないですか。
でも結局嫌がられるばっかりで効果ないので、多少はもちろんあったかもしれないけど、
それも絶対達成するぞみたいな、そういうふうにやったわけじゃないんだけど、
数字って強いから一回持つと、とにかくそれをどうやったらっていうのがなりがちではあるので、
そういうことを避けるために目安としてこれぐらいの数字。
でも大事なのはこういう意味、こういう状態を作ること、状態になること。
だからその一番大きな状態になるという目標のための数字っていうのは条件みたいな感じですね。
条件の一つみたいな感じですね。
これがいわゆるコブラ効果なんですけど、今話した失敗が一つコブラ効果のいい例だと思うんですけど、
フレットが必ず入社した時、新入メンバーにウェルカムプログラムで話してくれるんですよね。
ラジオだと絵を見せられないっていうのはあるんですけど、
フレットがなんと紙芝居にしまして、これがすごいわかりやすいですね。
これでちょっとコブラ効果の本質を説明してもらおうかなと思うんですけど。
コブラ効果は別に僕が作った言葉じゃなくて、さっきの数字のことを考えているときにどっかで見かけたんですよ。
ウィキペディアにも載ってますね。
言葉の意味は問題を解決しようとしたんだけど、でも実際には問題を悪化させてしまったみたいな事象のことをコブラ効果っていうそうで。
これは由来があって、コブラって毒蛇ですね。
06:04
昔インドでコブラがたくさん野に野生のやつがいて、人が噛まれて死んじゃうっていうのでみんな困ってたと。
そこで政府がコブラ捕まえたら賞金出しますって申し訳のかけた。
そしたらみんなが捕まえてコブラがいなくなってハッピーになるかと思いきや、悪い人たちがお金もらえるならコブラ育てようぜって言ってコブラ牧場ですね。
コブラを育てて量産して政府に持って行ってお金をもらうっていうことをした。
政府は気づいて、それ意味ないじゃん。じゃあもう賞金はあげませんって。
悪い人たちは賞金もらえないんだったらコブラいらねえって育てて増やしたコブラを牧場廃棄しておいて、前よりコブラが世の中に増えちゃったっていう説明が載ってました。
僕はイラスト屋にある素材で、僕絵描けないんでいろんな素材を組み合わせてコラージュ技術を駆使して4コマ漫画みたいに説明した。
6枚のすごいちょうどいいイラストで、紙芝居ですね。
いい感じでまとまってますね。
超わかりやすいでしょ。
超わかりやすいですね。
これは本当に入社1週間以内にこの話を聞くことがあって、このコブラの失敗の例をもとに、さっき言ったタイムツリーの失敗もお話。
これみんなに説明すると、やっぱりこの話自体はこうやって読むと笑い話みたいじゃないですか。
これはコブラ増えるよねみたいな。
だからみんな笑うんですけど、でも実際結構陥りがちなんですよね。
目の前の業務とか目標に一生懸命なればなるほど陥りがちだと思うんですよね。
世の中にもこういう事例っていっぱいあって、
例えば最近は見ないけど、大会率を下げるために大会フォームがどっか奥の方にあって見つからないとか聞いたことがどっかであるような、
一見数字上は下がったように見えるかもしれないけど、
でも放置するアカウントとかヘイトみたいなものが溜まっていくっていう、
長期的には良くないことが起きちゃう。
だから大会フォームを隠すことによって、その短期で大会率を下げようっていう目標はクリアできて、
一時的にみんなハッピーになるかもしれないけど、
数年っていうターンまで見たら、
実はハッピーじゃないんですよね、その一時的に。
なるほど。
数字は変わるけどっていう。
結局そこで、ユーザー側からするとかなり体験が行われるので、
僕だったらすぐツイッターにつぶやいちゃいそうな気がするな。
畑の地面の力、じり切ってある。
そういうのを一気に使い切っちゃうみたいなイメージですかね。
その後も何も育たなくなる。
09:01
それをまたタイムツリーも過去の失敗で体得したっていうのが面白いですね。
分かってはいる、きっとタイムツリー作る前もブレッドはそれ分かってはいたけど、
やっぱりタイムツリーでも落ちちゃったみたいな。
そうですね。
ロングスパンで考えたら誰もやらないと思うんですよね。
悪意があるわけでもないし。
でも短期、目標が迫ってきて目の前のこと一生懸命になると、
気づかずそうなっちゃうなって思って、
コブラ効果の資料を作ったって感じなんですね。
絵作ですね、あれはね。
だから至る所でこのコブラはみんな、他のメンバーも意識してますよね。
そうですね。
スラックにもね、コブラってないっていう絵文字とか。
コブラってる、コブラってないみたいな。
そうですね。
本当にコブラってる時とかはやっぱり周りのメンバーが教えてくれたりもしますね。
そうですね。
それは本質的なのかな、みたいな感じで。
そういう文化みたいなものは結構僕はありがたいなと思ってます。
言葉がなんかいいですよね、コブラ効果って。
語呂がいいですね。
じゃあ今日はそんなコブラ効果についてですね、
社内の事例も交えつつお話をしました。
ありがとうございました。
ありがとうございます。
皆さんもコブラ効果についてもいつも心に留めておくといいんじゃないでしょうか。
この力作のイラストを紙芝居で共有できないのか、残念ですね。
そうですね、放送では共有できない。
でもこれ書き起こしの記事も作るので、そこに何か入れられるんじゃないかな。
イラスト用のイラストって使えますからね。
初公開フレットのコブラ効果紙芝居をお楽しみにということで。
じゃあそんな感じで今回は放送終わります。
はい。
ありがとうございました。
ありがとうございました。