焦燥感の原因と非生産的な思考
根本Deacon雅子
こんにちは、根本Deacon雅子です。 本日のテーマは、売れなくて売れなくて、焦燥感があるときの乗り越え方、です。
営業責任者の方、営業本部長さん等に、ぜひ聞いていただきたい一本となっております。 セールスの結果が出ないときというのは、こういうような感情は起きませんか?
なんで自分がこんなに頑張っているのに出てこないんだろう、という犠牲者感だったり、このマーケットが悪いときに、なんで自分がこの担当にならなきゃいけないんだろう、というやらされ感。
頑張っても頑張っても、なかなか結果が出ないという焦燥感、というようなところから、負のループに陥ってしまっている、というようなことがありませんか?
こうやって、セールスの結果が出ないとき、つい起きてしまうこと、というのが、
こういう商品開発をやっている開発部がいけないんだとか、うちのマーケットが弱いからいけないんじゃないか、といって、多部門のせいにしてしまっている言葉が頭に出てきませんか?
とあるクライアントさんで、やはりその方は小売りの商品の営業責任者だったんですよね。
ご自分がその責任者になったときというのは、徐々にそこで扱っている商品が加工気味だったんですよね。
その加工気味のところで、
ご自分自身が責任者となって、その部分を何とか盛り上げていこう、というようなところにいました。
彼の中では、新しい企画、新しいやり方ということを、いろいろやっていってはいたんですけれども、
全然結果にならないわけですよね。
そうすると、全然結果になってこないと、こういうような言葉が彼の頭に出てきました。
うちの商品開発が悪いから、このマーケットの世の中が変わってきていることに追いついていってないんだ。
マーケットのやり方が古すぎるんだ。
そうやって、他の人のせいにしていると、ご自分自身が非常に毎日、苛立ち感が募っているわけなんですよね。
根本Deacon雅子
その苛立ち感がイライラしているときに、あるとき、ご家庭の中でもそのイライラ感というのが、ついつい出ちゃうようなときがあったときに、
お子さんがコンビニに一緒に行こうよ、コンビニで見てみたいものがあるんだ、というふうにお話をしたらしいんですよ。
根本Deacon雅子
そうです。
根本Deacon雅子
その人にとって、お子さんは可愛いですから、こんな家でイライラしていてもしょうがない、という思い直して、そして、お子さんと一緒にコンビニに行ったんですね。
そうすると、ご自分の自社製品と競合商品が、そのコンビニにはいくつかあったんですよね。
顧客を知ることの重要性
根本Deacon雅子
その競合商品を手にしていって、買っていっているお客さんを見かけたわけなんですよ。
根本Deacon雅子
彼は、そのお客さんの姿を見て、
根本Deacon雅子
あ、こういう人たちが、自分たちの商品を手にしてくれる人たちなのかもしれない。
根本Deacon雅子
ここで皆さん、皆さんは、ご自分自身の商品、サービスの顧客を本当にご存知ですか?
知ってるよ、というふうに思うかもしれませんけれども、もしも結果が出ていないんだとしたら、本当に知っているか?
知らないかもしれないというところに、ぜひ立ってみてください。
根本Deacon雅子
知らないかもしれないというところに立てると、顧客を知ってみようというふうな、ご自分のあり方に変わっていく。
ご自分がそういう立場に立てる。
顧客をもっと知りたい、もっと知らなきゃ、というふうになっていくことによって、今のこのセールスの結果を、自分ごと、自分の責任として見られてきます。
根本Deacon雅子
今の顧客を知るっていうようなところ、知っていこうというふうに、
根本Deacon雅子
知っていこうというふうにできると、この売れていない、どうしようどうしようという焦りがある、この結果を自分の責任というふうにして見ることができると、人のせいにしている場合じゃないんですよね。
自分が何をすべきなのかが明確に見えてきます。
自分がこの商品をこの人に届けるためには、何をしたらいいのか。
根本Deacon雅子
そのためにご自分の商品、サービスを手に入れてください。
根本Deacon雅子
手にした、ご自分自身がイメージする顧客を、ぜひ思い描いてください。
これをご覧になって、自分が勝手に描いちゃっていいのかな、商品開発とも相談しなきゃいけないのかな、マーケットも相談しなきゃいけないのか、相談すべきです。
でもそのために、まずご自分自身がイメージした顧客を持って、そしてディスカッション、そしてミーティングをして、明確に顧客像を描いてください。
そうすると、この売れない、売れない。
すぐこの焦燥感から脱しられる、すべきアクションが見えてきます。
ご質問等ありましたら、X経由でどうぞ、お気軽にご連絡をなさってください。
本日もありがとうございました。