コーチングアートの概要
まてぃ
こんにちは。このTFCチャンネルは、エグゼクティブコーチ根本 Deacon 雅子とMCのマティがお届けします。
本日は、コーチングアートをテーマにお届けします。
はい、ということで根本さんこんにちは。
根本Deacon雅子
こんにちは。
まてぃ
はい、今日はちょっと謎を見えたタイトルなんですけれども、コーチングアートって私は初めて伺う表現なんですけれども、
まずどうしてこういうタイトルになったかからお話しいただけますか?
根本Deacon雅子
はい、私はこのコーチングに、コーチングというものを出会ったのは2000年、99年、1999年、98年ぐらいに、
コンサルティング会社でお世話にあったときに、コーチングというワードと出会ったわけなんですけれども、
そこから改めて私自身がそのコーチングの深さに見せられて、自分自身でもさらに学んでみたいと思っていった
というコースで、カレッジ、学校があったんですね。
それがカナダのエリクソンカレッジというカレッジなんですけれども、そこでのコース名がアート&サイエンスコーチングというコース名だったんですね。
つまり、コーチングというのはアートであり科学であるコーチングだというそういうコースだったんです。
そういうところから、こんなタイトルを今日はつけさせていただきました。
まてぃ
【森】ありがとうございます。
そうしますと、今日はコーチングアートという部分は、どんなお話が伺えますか。
今、コーチングアートという由来みたいなところからあったんですけれども。
根本Deacon雅子
アートというのは、例えば絵画だとか音楽だとか、演劇、パフォーマンス、すべてアートというふうに考えられますよね。
そのアートというものは、そのアーティストによって作られるものですよね。
その作るといったもの、クリエイティビティ、作るといったものがまさにこのコーチングであって、つまり正解はないわけなんですよね。
正解がない中、対話によって作られるものによってアートというようなところになっている。
まてぃ
【森】これすごい素敵ですよね。
根本Deacon雅子
まさにそうで、セッションを始められる前、特にそのコーチングを始められたばっかりの方っていうのは、
コーチングをしていて、落とし所をどこにしていっているのかわからないという、そんなご相談をたまにいただくんですけれども、
落とし所を作ろうというのは、それはコーチ側が持っている、いわゆるコーチとしての策略というか、コーチのアジェンダですよね。
でもそれはクライアントに寄り添っていないということにもなるわけですね。
つまり、あくまでもクライアントさんが主役であって、その主役の中から引き出していかに作り出せるか。
そこがアートであるというようなところになっています。
クライアント中心のアート
根本Deacon雅子
せっかくですから、アート&サイエンスコーチングといったコース名をご紹介させていただいたので、なぜここにサイエンスがあるのかというと、
アートですから、クライアントさんとして作り出すものであるのと同時に、サイエンス、科学も入っている。
この科学というのが、人間行動科学であったり、脳心言語というものであったり、そのような科学的なエビデンスというか、
科学的な思考、科学的なロジックも一緒に入っているのが、このアート&サイエンスコーチングというようなところなので、コーチングはアートなんですというようなところを、今日ちょっとお話しできたらといったところで、ここまで来ております。
【森】ありがとうございます。じゃあそのアート&サイエンスみたいなところで、根本さんが普段コーチングをされているときに、どんなアートを作られているか、ちょっと伺ってもいいですか。
根本Deacon雅子
【森】クライアントさんの中から、クライアントさんにご質問させていただいて、こちら側、質問する側、そしてクライアントさんがいろんな材料を目の前に出されるわけですよね。その問いに答えることによって。
その問いから答えていただく材料をどんなふうに作っていくのか。どんなふうにクリエイティブに作り出していくのかといった、その思考を作っていくのはクライアントさんなんですよね。作ることをこちら側アシストする。
そして、この問いから起きる回答というのは、回答に対してまたこちら側が問いをさせていただきます。つまり、問いと回答、問いと回答、この繰り返し、つまり対話というふうにも言えますよね。
その対話からの創造物がアートであり、コーチングであり、そして対話というのは、自分の中で想定していたものを回答したとしても、そこから何か触発が起きてくるのが対話といったところなのかもしれません。
まてぃ
例えば、こんなアートがありましたよ、対話がありましたよっていう身近な例をちょっと伺ってもいいですか。
根本Deacon雅子
はい、これはある40代半ばくらいの男性の方なんですけれども、40代前半だったかな、男性の例なんですけれども、ご本人としては日本のとても大きな企業で製造業の中で頑張って働いていらっしゃる方だったんですよね。
その方がちょうど10年以上働いて20年手前ぐらいのところで、自分の人生はこのままでいいのかなと思うことがあったらしくてですね。
最近は副業っていうものもあるし、あるいはご自分の趣味をもうちょっと突き詰めて、それがひょっとしたら副業みたいになるのもいいのかなみたいな、そんなイメージを持ちだったんですよね。
そんなところからセッション、対話を始めさせていただいて、じゃあその副業、どんなイメージで持っているんだろうか。どんなきっかけで副業がいいと思われたのか。
そんな質問をさせていただきながら、その副業をいかに確立するかというようなセッションとしてどんどん進んでいくのかなと思いきや、全く違ってですね、その対話がどんどん広がり、広がると同時に触発も起こる。触発が起こるということは、それこそトランスフォーメーション、質の変容が起きてくる。
質の変容というのが、そのご本人がお話ししてくださっている、そのお話ししながらご本人が変わってくる。お話ししながら自分が言っていることが、こんなアイディアが出てきたというふうに驚きに変わる。
その驚きが積み重なって、驚きがいくつか変遷がありまして、ご自分自身の中で最初は副業というのも、3Dプリンターで何かを作るというものだったんですけれども、そんなところから、
ご自分自身がやって、今20年近くご自分が築き上げてきたものを、どういうふうに社会に、日本に、世界に還元したいのかといった方向が見えてきて、そしてそれを具体的にもっと活かせる場にしていきたい。
そのために活かせる場があるような職場があるといったところが見えてきて、転職活動をなさられて、世界でもとても有名な会社に、花々しく転職なさったという例があります。
創造的な対話と質の変容
まてぃ
ありがとうございます。本当にそれはアートって感じがしますね。
ちょっと副業しようかなが、全然違うところに行きましたもんね。
根本Deacon雅子
もう本当に色が重ねるっていった、画家の方が色を重ねるとかね、おっしゃいますよね。
もうまさにそれで、その重なり合いによって、全く違うものが出来上がったというような例でございます。
ありがとうございます。
まてぃ
じゃあ、そんな話を踏まえて、今日の問いをお願いします。
根本Deacon雅子
はい、今日の問いはですね、ご自分自身が、アートって言うと、自分は絵心がないんじゃないかとかね、自分はアートのセンスが全くないんじゃないかとかと思われる方がいらっしゃるかもしれませんけども、全く関係ないです。
ご自分はどんなものを作ってみたいのかなっていうような、ちょっと遠くを見ながら、ご自分自身が、描きたい、作り出したい、アートってどんなものがあるんだろう、そんな問いをご自分の中でし始めてみてください。
自分は何も作れない、自分は絵心がない、自分はアートとは全く関係ない、全然そんなことないですね。
ご自分自身がお料理を作るっていうのもアートですし、お掃除するっていうのもアートかもしれない。
自分が望む状態ってどんなものなんだろうな、ちょっと自由に描く、そんなことを始めてみてください。
まてぃ
はい、ありがとうございます。
ということで、ご質問やご要望、リクエスト等がありましたら、スタンドFMのコメント欄、かねたツイッターのハッシュタグ、TFCチャンネルか、私金本さんのツイッター宛にお送りいただければと思います。
本日もありがとうございました。
根本Deacon雅子
ありがとうございました。